「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2006年06月28日(水) 子どもネット

マルが、学校帰りに、子ども同士のケンカ現場に出くわしたそうだ。

1年生の女の子に、2年生の女の子がなにか言い負かされて、
「フン!おまえのにーちゃん、泣き虫のくせに!」と、言ったら、
1年生の女の子は笑いながら走っていったらしい。

怒り収まらぬ2年生の女の子が、同級生のマルを見つけて、
「あいつ、知ってる?」
「うん、知ってるよー。マーくんの妹やろ〜。」
と答えると、
「あいつのにーちゃん、めっちゃ泣き虫やねんで!!」
とブリブリ言うので、そんなことないよ〜?と言って帰ってきたらしい。



マーくんは6年生で、モックンのなかよしくんだ。
体は大きいのに乱暴なことをしない子で、
サッカーでも二人そろってアグレッシブではないプレーをしていた。
(ただし、マーくんはセンスのあるキーパーでレギュラーであるが。)
よっぽど気があうのか、教室でも学校の外でもなかよしなマーくん。
当然、マルもよく知っている。


「モックン、さっきな、2年のジョシが、マーくんのこと
”あいつ、めっちゃ泣き虫や!”っていうとったよ!」
とマルが報告すると、

妹の報告を受けた兄は、眉をしかめて、
「流出したか〜。」と情報の漏洩を認めた。


泣き虫は事実で、漏洩した情報の回収は不可能らしい。
子どもネットのアンティニー。
6年ダンシが2年ジョシにいびられること確実。被害甚大。とほほ。


2006年06月27日(火) 運んでくれる人々

生協でお茶を箱で買うことが増えた。
玄関口まで運んでもらえるのがありがたい。

玄関口まで運んでもらった2リットル×6本を
「ただいまー」と帰ってきたモックンが、
「運んどいたろ。」と、台所まで運んでくれるのがありがたい。

お礼の気持ちを込めて、お茶のほかにサイダーも買っておきました。
サイダーも台所に運んでくれました。

子どもたちが、重いものはみんな運んでくれるようになって、
時々手ぶらで歩いてることがある母です。


2006年06月26日(月) マルさんのおつきあい

マルが、泣きながら帰ってきた。
なにがあったのか聞いてみると、
「レーナちゃんが、先生に言うたる〜って言うたん!
レーナちゃん、そんな子じゃなかったのにボクは悲しい!うおーん!」


はて。
なにがあったのやら。


ぼちぼち、よくよく聞いてみると、
マルとお友だち3人が歩いていたら、後ろからまた3人お友だちが来たらしい。
6人でワイワイと帰ってきていたら、
中の一人が持ってた傘でふざけて鉄砲を撃つまねをしたそうだ。

それを見咎めた子が、「センセにゆーたる〜!」とはやして、
それに同じようにレーナちゃんが「そうやそうや、言うたる〜!」とはやしたらしい。


ええと、マルが、やったわけじゃないんでしょ?
「うん。」
マルが言いつけられるわけでもないんでしょ?
「うん。」
やってもないこと言いつけられたって困らないもんねぇ。やってません。て言えばいいんだし。
「うん。」

・・・・なにが、悲しいって?

「レーナちゃんが、一緒になって、ボクにまでゆーたるーゆーたるー!って言うの!」
はぁ。
「そんな子じゃなかったのに!そんな子になってしまった!!おおう!」
また泣く。

言いつけられるー、という恐怖もあるだろうし、
やってないことで怒られたらどうしよー、と早々とパニックだし、
レーナちゃんがボクの思ってるやさしい子じゃなかったことも悲しいし、
ぐじゅぐじゅになってしまったらしい。

なんちゅうか、先回りして敏感な反応するひとだなぁ。まったく。
そこで、ちゃんと、じゃあ、どうしたらいい、ってことを考えてみたらいいのに、
そこまでの余裕はなかったらしい。

ののしりあう5人から、離れて、
「ボク、先に帰る。」と宣言して一人でとことこ帰ってきたらしい。

「だって、あんなのイやだったんやもーおおおぅおおう。」また泣く。


逃げたり、泣いたりはつまんないなぁ。
ケンカに積極的に参加するのもイヤだけど。

困ったとき、「考える子ども」になってもいい年だから、
まず、一番悲しかった「レーナちゃんがゆーたる〜!って言ったこと」を考えてみた。
どうして、そんなこといったのかなぁ。
「先に言い出した人がおったから。」
じゃあ、つられておもしろがっていうたんかなぁ。
「だって、そんな子じゃないもん!」
マルが思ってたレーナちゃんはどんな子?
「やさしい子。」
違うかったから悲しかったんや。
「うん。」
じゃ、レーナちゃんに明日、悲しかったわ、って伝えてみたら?
「どやって?」
いつもレーナちゃん、優しいのに、昨日は急にあんなこと言い出して、すごく悲しかった、って。
「そっか。また優しいレーナちゃんに戻るかなぁ。」
どうかなぁ。


小さい子どものもめごとは、たいていケロッと忘れられていくもんだろうけれど
これが小さい「女の子」だというところに面倒がある。
女の子は「ケロッ」といかない粘着質なところがあるからなぁ。
女の子同士のつきあいは気を使う。

ていうか、最近、攻撃的な女の子増えたよなぁ・・・・。
いや、昔から男の子よりキツイのが女の子だったかなぁ。そんな気もする。



結局、翌日学校でうまく仲直りできたみたいで、
「レーナちゃんはやっぱり優しかったよ!」と帰ってきた。
よかったなぁ〜。


2006年06月25日(日) 油絵だと。

お絵かき教室にお迎えに行ってみると、
ミーがモデルを水彩で描いていた。

獅子舞のかしらと、花瓶と、水差し。
下に敷いた布も複雑な柄だ。

2時間で下描きからはじめてここまで描きあげたそうだから、
集中力あるよなぁ。
モデルを描いてるんだが、微妙にミーの味が出てておもしろい絵になっている。

先生に、
「おんなじ赤でも、ペターンと塗ったらあかん。
光ってるとこ、影になってるとこを、ちゃんと描きわけなあかん。」
なんて、難しいことを言われている。

へ〜。むつかし〜、と聞いていたら、

「おかあさん、もう、ミーは、こんだけ画力があるから、来月から、油絵やりましょう。」
と、先生がさらっと言う。

え。
油絵。
ミーちゃんに油絵。
ひょえ〜。

もったいなくないのか?
このオリジナ〜ルな絵を描く子に。

「いや、油絵の方が、簡単やし、こんだけ描けてたら上等です。」




ほんまかいな。




半信半疑で家に帰って、
とりあえずお兄ちゃんに電話する。

実は私の兄は、趣味で油絵を描いてる人である。
大阪市立美術館のサークルでモデルなんかを描いている。
油絵、と聞いて、お兄ちゃんに、道具もらおう、と思ったのだが、
「わははー、そんなんワシの、カピカピのばっかりじゃー!」とあしらわれてしまい、
なんたらのオイルを買えだの、絵の具は12色なんて買っちゃダメだの、
マニアックな指示を受ける。

うん、うん、とメモに書き留めたところで、
「こんなもんでいいの?」と聞き返すと、
「そやけどなぁ、そんなん買わんと、やっぱり、セットになってるの買ったほうがええんとちゃうか〜。」
「あ、そうお?」
「なんか、ホラ、そんな生意気なことしたらあかんのとちゃうか〜。」

なら、そういってお兄ちゃん。
昔から変わらんねお兄ちゃん。



結局お兄ちゃんのアドバイスで、セットを買うか、ということになりました。



ミーちゃん、油絵デビューですか。
いいんだろかそんなことして。


2006年06月24日(土) 子どもらしい子どもかぁ。

小学校でPTA主催の講演会があって、
どーやら参加人数が少ないよーと、動員がかかった。
どれ、名簿に丸つけに参りますか。

お留守番する?と聞いたら、
まぁ、一緒に行くかぁ〜、と3人ともついて来てくれた。
そろそろ夏の虫の季節になったので、
モックンは学校中の木を蹴って歩いて点検する絶好のチャンスだと思ったらしい。

おかあちゃんにはなかなかおもしろいお話だったけれど、
暑い中で待たせてすまんかったなぁ、と思いながら、
運動場に迎えに行ってみると、
モックンが、「やじりにする石探しとった〜。」

あ。
朝から弓を作ってましたな、あなた。
矢ですか。矢じりですか。

お話は、「親のいないところで子どもらしく過ごすことが、大事なのだ。」
というお話だったので、
その矢でいったいなにを撃ち落とすおつもりか、ということまでは聞かないでおいた。


そのうち、ネコのように、小さい動物をおみやげに持って帰ってくるかもしれません。
子どもらしい子ども時代を遊べ。子ども。


2006年06月23日(金) 二度あることは三度あるとも言うが。

おなかの中の子がどうやら女の子らしいとわかって、
「弟がほしい!」と言っていたモックンの反応が心配だったが、

「女の子でもいいよ。元気だったら。」
と、おとーさんのような温かいお言葉をいただいた。ありがとう。

モックン、「3度目の正直」で
「ボクの言うことを聞くかわいい妹」に挑戦らしいです。


2006年06月21日(水) だらだらスイミング

スイミングでプールに入る子どもたち。
こう暑いとうらやまし〜。

3歳のときからだから、
モックンでもう9年も通ってることになる。
あいかわらず、スクール、じゃなくて、水遊び気分で通ってる。

モックンとミーは、タイムトライアルのクラスなので
1時間でだいたい160〜200メートルくらいを泳いでから
往復40メートルのタイムを計るのだけど、
モックンはあいかわらず、機嫌よくの〜んびりと泳いでいる。
タイムを縮めてやる!というよーな、ガツガツした泳ぎ方じゃなくて
南の島に避暑に来て、プールサイドにバーのあるガーデンプールでひと泳ぎしてるみたいだ。
おや、ここは、リゾート?みたいな。

しっかり泳がんかぁ〜と、ゲキを飛ばすのもありかもしれないが、
もう、4泳法泳げて
しかも五輪を目指せる才能もないと、とうにわかっているのだから、
好きなように楽しませてあげればよいではないか。と、開き直っている母である。

こういうのを、だらだら続けてても意味がない、と言われるんだろうかなぁ。



2006年06月19日(月) ミー作 マスコットさん

ミーちゃんが、学校の手芸クラブに入って
「フェルトのマスコット作るんだって〜。」と弾んで学校に材料を持って行ったのが先月。

今日、作りかけのマスコットを持って帰ってきた。
水色の体に、綿がつめてあってクビちょんぱ。
頭は布を切っただけでそのまんま手つかず。

どしたの?

「もう、10月までしません、て!!」

ご立腹である。
あ、そうか。次のクラブは10月なのかぁ。夏休みが来るもんなぁ。

「できる人はやってもいいです。て!」

と、いうなり、頭を仕上げにかかった。

丸い大き目の布に、小さい丸っこい布。これは耳?ええと、クマ?

「クマ!」

無言でまわりをかがるミーちゃんをそうっとしておいたら、
どうやら自分流で完成させたらしい。
なんでも自分ひとりでできちゃう子だなぁ。



翌朝、ミーが作業していた机を見ると
そこには「クマ」ではなく「サル」が。



「ミー!ミー!」
布団の上で眠そうに起き上がったミーに、
「クマちゃうやん!マンキーやん!!」と叫ぶと、
てへヘ、と目をこすりながら笑ってうなずいて、
「サルになった。」
と申された。

あららー。
さては、耳、つけそこねたのね。
だからといって、ほどきなおしたりしないのがミー流か。
できたことになったクマ改めサルは、学校に持って行ったあと帰ってきて
めでたくおかあちゃんに下げ渡された。

パソコンの横に飾ることにした。

魔よけとして。(すごく強そうな魔よけに見えますから。)


2006年06月18日(日) 高額靴洗い

かがんだり、落ちてるものを拾い上げたりする動作がきつくなってきたおかあちゃん。
今一番しんどいのは毎週末の靴洗いだ。

そこで、毎週子どもたちに自分で洗いなさいよ〜と言っている。
ところが、うん、と洗うのは、3回に1回くらいで
月曜に黒い上靴をぱんぱんとほこりをはらってカバンに詰め込んで出かけてゆく率が高い。
モックンにいたっては学校から持ち帰ってきもしない。

なんとかならんかなぁ。

そこで1足50円制度を導入してみた。
ちゃんと自分で洗って干して1足50円。高値だ。

さぁ、こどもたち、1足50円だよ50円!!


おかあちゃん的には、上靴と、その週はいてた運動靴1、2足ってとこで
ま、100円ほどさ〜、と思っていたのに
本日、靴箱の整理が行われ、
靴箱に詰め込まれた運動靴が玄関いっぱいに広げられました。
1足1足、履けるかどうかが確かめられ、
兄から妹に
姉から妹にとお下がりが確定し、
「洗ってからお下がりにしてあげる!」と意気揚々と風呂場にこもる子どもたち。


結果、
モックン7足=350円
ミー9足=450円
マル8足=400円
という母の惨敗に終わりました。
負けた。小さい頭脳を見くびっていた。

しまった。ビーチサンダルは1足20円にしとけばよかったよっっ


2006年06月17日(土) プレゼント

明日の父の日のプレゼントをみんなで買いにいく。

何日か前からのチラシ広告を見て
クールビズなものかなぁ、
それともダイエットなものかなぁ、と
迷いつつなんでもありなショッピングモールに到着。

さて。なにしようか。
「おとうちゃん、なにが欲しいかなぁ。」
モックンが、「時間のプレゼントは?」

時間。
いいねぇ。
一人で楽しめる時間てことだ。

じゃ、あれだねぇ。と、
「パイレーツオブカリビアン」と「日本沈没」の
前売り券をプレゼントとして買いました。


時間をあげよう、なんて、いいこというなぁ。



2006年06月16日(金) 受け継いだ近視

マルさん、なんとなく視力が落ちてるのか疑惑。
学校の眼科検診ではB判定。

でも、学校の眼科検診はあてにならないからなぁ。
ヘンだな、と思ったのが、車で走っているときに前ほど看板を読まなくなったこと。
うるさいほどあれなあに?と聞く人だったのに。
へんだなぁ。
テレビを見るのも近い気がする。


ということで、眼科に。



「・・・・・おかあさん、たいへん。すごいことになってる〜。」
と、半年前に診てもらった先生から笑顔が消えた。

半年前1.5だった両眼の視力が
0.3と0.4になってる。

うそー。

「集中的にやりましょう。まずは2週間点眼で様子見て。」

先生、でも、なんで。この人、ゲームだってそんなにしないのに。

「うん。これだけ急に悪くなるっていうのは、たぶん遺伝。お母さん、眼は?」

・・・1.5から落ちたことないです。

「ご主人は?」

近視と乱視。世界がボンヤリ見えてるらしいです。

「こればっかりはしかたないからねぇ・・。」

しかたないのかなぁ。
自分が視力が悪くなったことがないので、
眼がよく見えない、というのがどんなことだかわからない。
どうして眼が見えなくなっちゃうのかもよくわからない。

去年モックンがメガネっこになったときも私は相当ショックだった。
もしかして、あれのせいかこれのせいかと自分の育て方のせいかと悲しかった。
モックンもお父さんの遺伝だねぇと言われたけれど、
お父さんの遺伝、といわれた当のお父さんのヒゲくんは普段、世界がボンヤリ見えているのがフツーだそうだ。
そんなに困らないよ?と気にしてるふうでもない。
モックンに聞いてみても「別に〜。大事なことは見えるし。」と悲壮感はない。

そんなもんなのかなぁ。

おとうさんの性質とおかあさんの性質が混じりあって生まれてきた子だから、
世界がボンヤリ見えてるおとうさんの子がやっぱり世界がボンヤリ見える子でも
それは受け継いだもんなんだから仕方ないのかなぁ。

父と母のいいとこだけを選んで生まれてきてくれたらいいのになぁ、と願うけど
どうミックスされるかはその子次第なんだなぁ。

マルは、「治ってほしい〜。」と、メガネっこになりたくなさそうだ。
うん。先生が1.0までがんばろうって言ってくれてるからがんばろうね。
成長するにしたがって、父から受け継いだ資質としての近視は顕著になってくるらしい。
ここで食い止められるものなら食い止めてあげたい。
遺伝のままに進行しないで医学で食い止められるものなら。


結局、はっきり見えてるおかあさんの性質を受け継いだのは今のところミーだけ。
体つきは母、性格は父なミー。
はっきりよく見える眼ではっきりすぎるほどものを言う。
・・・それはそれで、どうかと、思うときもあるんだが。




2006年06月05日(月) カレー

夕飯にカレーを作るのに、
立ったまま皮むきするの、しんどいなぁ、と思い、
座ってやろうと、ダイニングテーブルに持っていったら
ミーとマルに見つかった。

「それ、全部切るの?」
うん
「やる!」

やってくれるらしい。
一人1セットの包丁とまな板を用意してキラキラしだした。

「どんなふうに切る?」
そだなぁ。じゃ、自分たちがカレーにはいってたらいいなぁ〜って言う形に。
ってお願いしたら、
にんじんもジャガイモも、一口大ではなく、一粒大になってしまったが、
お手伝いいただいたおかげで
おかーちゃん、ラクでした。

手伝ってもらった料理って、おいしい。


2006年06月04日(日) 大神終了

大神が終わった。
モックンが、こんなに短時間でゲームを最後までクリアしたのは、珍しい。
よほど、おもしろかったようだ。
母も妹たちも楽しんだゲームだった。

総合戦績、というのが最後に出て、
それによると、討伐時間だの、獲得した賞金だのの戦歴が出る。
モックンはそーんなにゲーマーさんでもないから、
苦戦したり、取りこぼしたりがあって、
戦績は中の中くらい(松とか竹)なんだが、
ひとつだけ、最上級の「神」級があった。
主人公のアマテラスが一度も死亡していない。死亡回数の欄だけ、神クラス。

「おお〜。神がある〜。」
と、感心していたら、
「うん、ボク、絶対死なさんように、だけは決めてたんさ〜。」

モックンらしい。



2006年06月03日(土) お勉強友だち

ミーの友だちが遊びに来た。
金曜日もやってきたけども、なんと「女の子」の友だちだ。

今まで、ミーの学校友だちがうちに来るのは、男ばっかりだった。
その中でミーが一番男らしかった。

なのに、女の子。
それもクラスで一番でかい女の子。チーちゃん。

なにして遊ぶのか見ていたら、
なんと、「勉強」しはじめた。

勉強でっせ。ビビデバビデブー!!!です。


週末用にたくさん宿題が出たらしく、
同じクラスのふたりで、算数のプリントをやったあと、
進研ゼミのチャレンジも一緒に同じページからやり始めた。

どええっ。宿題終わってもまだ続けますか。


高学年になって、
自宅学習をおかあちゃんがオレ流で教えていてはいかんなぁ、と、
自分たちが教わったのとはもう時代の違う教科書を見るたび実感していたので
4月からモックンとミーに、進研ゼミをお奨めしてみたら、
教材が教科書よりわかりやすかったのでミーがすっかり、ハマッたのだ。

授業を予習するのに、ちょうどいい教材で、よく考えてあるなぁ、と思っていたのだが、
世の親が考えることはみな似ているようで
教室で、ミーが、チャレンジ、はじめてん。と言ったら、
私もーという子がたくさんいたらしい。

ミーが、毎日やってる?と聞いたら、
全然やってないわー、ていう子がたくさんいたらしい。

そういう、自称「まとめてやる派」のミーと、チーちゃんで、相談して
勉強デーにしたらしい。



びっくりしたので
おやつサービスしてしまいました。


2006年06月01日(木) ご臨終

テレビがご臨終。

88製。
ヒゲくんが広島博のパビリオンで廃棄処分になったのを
大事に寮に持ち帰って以来、
結婚、引越しと、我が家唯一の大型家電としてがんばっておられた29インチ。

享年18歳。バブル期の博覧会のモニター用として酷使されてきた半生を思えば、
老人ホームに入ったような後半12年を過ごして、お亡くなりになりました。


モックンが、大神をしていたときのこと。
突然、プチン、と電源が落ちるように、こと切れたのだそうです。

わ、リモコン、踏んだ?と振り返るもののリモコンはテレビの上。
え?え?ええ?どした?どしたテレビ!?
しっかりしろ!逝くなっ!と頬を叩いたりしたものの、
なにをどうやっても二度と電源の入ることはありませんでした。

ちょうど、モックンが竜宮で、一仕事終えて、セーブをすませ、
さ、次どうするかな、と思ったところで、
「よかったな、じゃ、これで、さよならだー。プチ。」と、
セーブを待っていたように落ちたそうで、
最期までよくできたテレビでした。

まばたきしたり、四隅がゆがんでたり、寿命が近いなぁ、と思っていたけど、突然だったなぁ。


「テレビがー。」と子どもたちが沈んできたので、
「そだな。じゃ、三角の白いのつけなきゃな。」と、
テレビのおでこに白い三角をテープで貼り付けてみた。
いいね。
途端に、テレビくん、存在感を増したねー。


夜、ミーがつかないテレビの前で、テレビに代わってテレビゴッコを始めた。
「こんにちわ!ニュースの時間です!今日からテレビの担当になったのはミーです!」
ぐっはっはっは!
ミーが自分で書いた原稿を読み上げる役で、
モックンがフロアディレクター。
マルがサクラらしい。
サクラ、うるさいのでフロアさんに注意されまくっている。

ミーのニュースは、
焼きそばパンの食べ方で始まった。そうか、今日の給食は焼きそばパンだったのか。
次は星占い。
「今日のうお座は1位!ラッキーポイントは便器に顔を突っ込むこと!」
ゲラゲラ笑い転げてめちゃくちゃな星占いの次は、速報。

「今、情報が入りました!マツサカ市のきゃおるさん(39歳)の家のテレビが死んでしまい、
ゲームをしていたモックンさん(12歳)がたいへん困りました。
テレビは買ってもらう予定だそうです。(なにー!)
死んだテレビは、天国に行ってほしいですね!」

行くだろうとも。天国に。
さよならテレビさん。



夜中に帰ってきたヒゲくんが、
リビングで静かに沈黙するおでこに三角のついたテレビを見て、
「ぶはー!」と噴いていました。


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