「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2006年07月28日(金) 水遊びデー

朝からプールにでかける。
お気に入りの川のそばのプールだ。

行くときは誘うよ、とモックンが約束していたらしく、
レークンを誘ってきたので子ども4人と弁当を車に積んで出発。

町営プールなのだが立派なスライダーがあったり、
きれいな流水プールがあったりして毎年ここは子どもたちに人気がある。
通常より体温の高い母もできれば水に浸かって浮いていたいところだが、
入る水着がない。
無理すれば入るかもしれないがホルスタインがビキニ着てるよーになるに違いない。
超ビキニ腹丸出しスタイルではちょっとなぁ。

マルがとうとうスライダーOK身長(おまけで)に届いて、
大喜びで初スライダー。
なだらかにぐるぐる回る滑り台からボチャン!と滑り落ちてきては、
また階段に走っていく。
高い塔の上から嬉しげに「おお〜い!」と手を振ってくれる。
水の中に滑り落ちるときも笑ってるし、
スライダーを下から見上げていると、流れてくる小さな影も笑いっぱなしだ。

これだけでもつれてきた甲斐があったなぁ〜。

1時間に1回の休憩タイムのときだけ、みんなで母のところに帰ってきて
お茶を飲んだりするのだが、後は行ったきり。
たっぷり3時間水に入って遊んで、
次は芝生の公園で遊びたいとリクエスト。

日差しも少しかげってきたので、寒くなってきたかな?と
プールをあとにして河川敷の公園に移動する。

今年の夏は、海も川も、おかあちゃん、無理だよ。
と、夏の初めに子どもたちに言っていた。
流れて行っちゃうところは、無理だからね。
おかあちゃん、助けてあげられなくて、
岸からあああ〜さよ〜なら〜ぁって、見てるだけになるから、
監視員のお兄ちゃんのいるプールだったら連れて行けるからね。
と、説明したら、わかった。と、3人とも納得はしてくれてたけども。

目の前に、川がある。
きれいな川が流れている。
ちょろちょろの小川ではない。
魚が白く光って跳ねている川幅50メートルはある清流だ。

「おかあちゃん、ひざまで〜。」

そりゃ入りたいよなぁ〜。

んじゃ、ひざまでな。

「わ〜い!」と河原に駆け下りる子どもたち。
ズボンのすそをまくりあげて、石を投げ、川に入り、大きな石をひっくり返し
ざぶざぶ!と水を跳ね上げる。

雨続きでもっと水かさが多いかと思っていたけれど、
他に川遊びをしている親子連れを見ると、
深くても子どものひざ上までしかない。

ひざまで浸かって、水を跳ね上げて遊んでいると、
だんだん、ズボンが濡れてくるわけで・・・。

きゅう、と眉を下げて口をとがらせ振り向く。
「おかあちゃん・・・。」
言いたいことはわかっております。
「いいよ。水着に着替えても。」

「わぁ〜〜いっ!」
湿った服とタオルは車の上に広げて干して、
結局全員また濡れた水着に着替えて、川にドボン。

これで気にせずしゃがめるし、石で滑ってこけてもいいし、
顔を流れに突っ込んできれいな石探しもできるし、魚手づかみ泳ぎもOK。

石を積み上げて魚を追い込む仕掛けを作ったり、
アマゾンの漁!と石をガボンガボン魚の群れに向かって投げ込んだりして、
魚に挑み、あしらわれ、
たいした深みもないのを幸い、向こう岸まで渡ってしまった。

おお〜。初向こう岸〜。

向こう岸の河原から、「おお〜い!」と手を振ってくれる。
遠いなぁ。

やんわりと向こう岸のほうがカーブの外側になっているので、
河原が狭く、川底にはとがった大きい石が多い。
「いでで!いでで!」と素足で石を踏んで帰ってくる。
そのうち、腹ばいになって石をつかんで前に進んで水中ほふく前進を覚えた。
うんうん。一番水が気持ちよく楽しめるかもしんないね。それ。

浅くても、川の真ん中は流れが速く、水も冷たかったらしい。
「冷えたぁ〜。」と、川岸の浅瀬に石を積んで「温泉」を作りはじめた。

川遊びはすることいっぱいあって飽きないよなぁ〜。

じーっと川岸に座って荷物番をしてるとじわじわーと煮えてきた。
はだしでゆっくり入ったら、こけないよな〜、と、サンダルを脱いで
ズボンをひざ上まで折り返し、妊婦も川に入る。

気持ちいい〜。

ゆっくりゆっくりスローで川の水がちょっと冷たくなるあたりまで行って川上を眺める。
風にあおられて涼しい。川面の光もきれいで嬉しい。
「きれいな川やなぁ。」とお腹にも話しかける。来年は水着で来ようね。

プールからは、すんなり上がった子どもたちも、
川からはなかなか引き上げられない。
レークンの習字の時間までに帰る約束だから、そろそろ上がらないと、と
2時間半の川遊びをしぶしぶ切り上げて、
途中アイスクリームをなめながらの帰り道。

「今度は、はじめっから川行こ!!」
と、子どもたち全員一致で決定。

習字に行きたくないレークンを、3人がかりで家まで送って行ったっきり
ご飯まで帰ってこなかった。

よう遊ぶね〜。なつのこども。
くっきり水着のあとがついてマックロケ。


2006年07月26日(水) それなりに進級

月末でスイミングのテストだ。
朝から暑かったのでプールは気持ちよかろうなぁ。

気持ちよかったから、というわけでもないだろうが
3人揃って合格。進級。
ひょえ〜。

モックン長かったなぁ。
平泳ぎでタイムクリア。
「ボク、不利やねん。」
へぇ。なんで。
「5月生まれやろ。12歳のタイムをクリアせなあかんねん。」
へぇー!!知らんかった。ひとりだけそんなことになってたんや〜。

もともとのんびりした性格ゆえに進級が遅いのかと思っていたのに
そういう事情がありましたか。
3年生の女の子がモックンと同じ級で、
毎回その子にエバられてるのがなんだかなぁ、と思っていたけれど、
同じ級でも、そんな違いがありましたか。なるほど。

「これで、やっとひとつ抜けたから、来月からはどんどん進めるわぁ〜。」
へぇ〜。
来月からは4泳法リレーのタイムトライアル。

マイペースくんはマイペースくんなりに、上を目指すスピードにのっているようです。


2006年07月25日(火) 合宿所

朝10時から学校のプールで泳げる割り当ての日だが
行く気のサラサラない高学年兄妹とそれにつられる妹。

朝10時になったら、
やはり行く気のサラサラないレーくんが、妹を連れて遊びに来た。
今日はママが11時半から7時まで仕事らしい。
んじゃ、昼飯もご一緒しますか。(もちろん本人たちもその気)

うちをベースキャンプに、出たり入ったりしながら
自転車で外へ遊びに出かけてゆき、夕方黒〜くなって帰ってきた。

汗と泥まみれの子どもたちを玄関から風呂に直行させる
いつもどおりの夏合宿がはじまった。



2006年07月24日(月) 夏休み

お昼ごはんを食べてから

「外で遊んでこよう!」と飛び出していった3人。

途中、水筒を持ちにきたけれど、
6時まで帰ってこなかった。

帰ってきたら3人とも泥だらけ。
そのままお風呂。


夏休みだなぁ。


2006年07月23日(日) プール

「スイミングスクールの生徒、200円で2時間プールで遊べます企画」
が、子どもたちの入ってるスポーツクラブのプールで行われることとなった。

同級生ママであり、クラブのコーチであるユーちゃんの
「来てナ〜。」にお応えして、子どもたちが参加。
付き添いはヒゲくんにお願いした。

泳げる子対称なので大人の付き添いはいらないのだが、
せっかくご自身も(別の)スポーツクラブのメンバーなのだし、
競泳パンツ持ってるんだし、子どもと競泳してきたら?と送り届けてきた。

プールでは、子どもたちと泳いだのはちょびっとだけで、
泳ぐよりもビート板をプールに束で放り込んでおもちゃにして遊んでたらしい。
ええ。ヒゲくんが。

ジャグジーも、サウナもクラブ用の更衣室も使わしてくんなかった!と不満たらたら。


子どもと一緒に鉄ロッカーのジュニアスイミング専用ロッカーで着替えて
濡れた髪の毛のまま出てきたのをクラブのフロントで拾って帰りました。



次は、行ってもらえんだろうなぁ・・・・。


ていうか、クラブのほうから、こんでええ、と言われそうだ。たぶん言われるな。グスーン。


2006年07月22日(土) いい子だなぁ

夏休みに入ったばかり土曜日。
ヤツラがなにをするかというと

宿題 だった。

31日なって慌てる、ということがキライらしい。
宿題は7月中に終わらす!というのが3人揃って一致した意見らしい。

高学年から低学年まで、それぞれに量は違うけれども
恒例の「なつっこドリル」はいつもどおり薄っぺらい。

我が家には一人にひとつ学習机というのを用意しなかったので
勉強はダイニングテーブルでやることになる。
それぞれが互いの進捗状況を見ながら闘志を燃やすということになりやすい環境である。

「国語終わったもん!」
「2年生は簡単やっ」
「算数あともうちょっとやし〜。」
「まちがっとるやん!」

牽制しあい、追いつき追い越し、
薄っぺらいドリルは朝のうちに終わってしまった。

次は「貯金箱」と「トンボの絵」だそうだ。
早速、床に新聞紙をひいて、紙粘土と絵の具を広げた。


やりなさいよ〜、だの、
まだ終わってないの〜、だの、
いつになったら勉強すんだっ、だの、
おかあちゃんが言う前におしまいにしてしまう子どもたち。

ラクなんだが。
たいへんいいことなんだが。
母が母だけに、なんでこうなってしまったのだろうと疑問である。

行き当たりばったり母だからこそ、
子がしっかりするということか。そうか。
えらいなーうちの子はー。(ヒトゴトのようです。)


せっかくの梅雨の晴れ間に、庭して、部屋の模様替えもして
気がついたときにはぐったり疲れきってしまったウッカリ妊婦に成り代わって
夕飯にカレーも作ってくださった。(キャンプ仕込み)

えらいよなー、うちの子は〜〜〜〜。

行き当たりばったりウッカリふにゃふにゃ母、
子に感謝の毎日です。


2006年07月21日(金) キャンプ2日目。

ミーちゃん、キャンプ2日目。
今頃なにやってんのかなぁ〜。

去年の経験者、モックンが
「雨が降ってなかったらええのになぁ。時期が悪いわぁ。」
モックンのときは台風が直撃したので
朝8時に学校までお迎えにいったっけ。

雨はやんできたので
昼ごろに重い荷物を背負って帰ってくるだろうと思っていたら、
11過ぎにコムちゃんママの車で送られて帰ってきた。

ちょうど出かけたからついでに、と思って学校へ寄ってみたら
ものすごいお迎えの車の列だったそうで。
ほえー。みんな迎えに行くのか〜。

さぞかし疲れたろうと思ったら、
ミーはぴんぴんしていて、
「昼ごはん食べたらあそぼ!」と決定。
元気やなぁ〜。

雨でプールも、キャンプファイヤーも、花火大会もできなくて
代わりに「ほたるの墓上映会」「キャンドルサービス」「花火お持ち帰り」だったそうだ。
そりゃ、体力気力余るわな。

でも、体調不良でリタイア続出だったらしく、
絶好調のミーがそういう子が出るたびにつきそって保健室に行ったらしい。

夜中になって、なかよしのマイちゃんが
「ミー、なんかヘンと思ったら、私、血ぃ出てる。」
と「初めての股から血」(←ミー原文ママ)になり、
ミーがつきそって保健室に行ったらば先生がいなくて
明々と電気のついたにぎやかな職員室をのぞいたら
先生たちが酒盛りを始めるところだったそうな。(大笑い)


楽しいキャンプでよかったなぁ〜。


2006年07月20日(木) キャンプ出発

ミーが学校へキャンプだ。
あいにくの雨。
楽しめたらいいんだけど。

学校キャンプは、普段の友だちと夜まで遊べるのが
一番の楽しみだろうから、
雨でも楽しめるだろうと思うけど。

仲良しさんがわざわざ遠回りして誘いに来てくれて、
出発から大騒ぎしながらでかけていった。

いってらっしゃーい。
もう、充分楽しそうだ。


2006年07月18日(火) 雨が降ったらミーは。

ミーが学校でキャンプだ。
終業式の後、荷物を背負って学校に戻り、学校で一泊して帰ってくる。
飯盒でご飯を炊いて、カレーを作る計画で、
今日は班のみんなとデザートと、ジュースのお買い物に行くのだそうだ。

ミー、封筒に入った班費をポケットにねじ込むと自転車ででかけていった。

雨が降ってきた。
自転車に落雷せんだろか。(←ひきずってる)
普通は雨がやむまで雨宿りするもんですが。


「ただいま〜。」と、ミーが帰ってきた。
おや。ぬれたんじゃないの?
「自転車に乗ってたら雨なんかたいしたことないねん。」

あ、そう。
ミーちゃんて、雨宿りって知ってるだろうか。
聞いてみよう。
ねぇ、ミー、自転車でお出かけ中に雨が降ってきたら、どうする?

「ブッ飛ばす!!」

即答でした。野生だからなこの人。


2006年07月17日(月) プール行くのもたいへんなのだ。

3連休の最後は、テッツーくんのお誕生日だそうで、
お誕生日企画に市民プールに行く計画で盛り上がっている6年生。

言いだしっぺのレークンが、お母さんの都合でドタキャンとなり、
どーなるのかと思っていたら、当たり前のように
モックンにみんなが電話をかけてきた。

あいにくの曇り空だけれど、小雨決行、どうせぬれるんだし、と、
待ち合わせの場所まで自転車で出かけていった。

出かけていってから、リョウくんママから電話。
「テッツーママがね、雨が降りそうだから、車で送っていってあげるっていうんだけど。」

あらま。
もう待ち合わせ場所についてるよ。
向こうに何人か集まってると思うな。
ちょっと確認してみるね。

モックンのコドモケータイに電話してみると、
マーくんが自転車で来ていて、
ショータローがもうひとつの待ち合わせ場所に出発していて
テッツーとリョウくんを待ってるとこだよ、と教えてくれた。

車で送っていってあげるって話なんだけど、そっちに車で寄ってもらおうか?

「なんで?雨だから?別にいいけどなぁ。」

んー。まぁ。そうなんだけども。

近くなので待ち合わせ場所に行って、
子どもたちとテッツーママを待っていると、
テッツーママが車でやってきた。
「私、送り迎えしますので!」
あ、はい。ありがとうございます。ご迷惑おかけします。
「帰りも雨が降ってたら、おうちまで送りますからっ」
え。いや、ここで降ろしていただいて、
あとはぬれたって自転車でだいじょーぶ、と言いかけると、

キッ!目を見開いて
「自転車に雷が落ちたらあぶないでしょっ!!」
と、おっしゃる。


自転車にカミナリて、マカロニほうれん荘並みのギャグシーンだぁ!と
久々の大ホームランにばふぅ!と噴出しそうになるが
彼女は真顔である。

笑うとこじゃない、笑うとこじゃない、とアヒルの口になりながらこらえて
「あいやとうございあす、おまかせしあす。」とメタメタになりながらお願いして帰ってきました。


結局、雨は降らずにもったので、
充分遊んだだろうと3時半ごろにコドモケータイにメールを打っておいた。
「テッツーくんに電話してもらって、お迎えに来ていただいて、
朝の待ち合わせ場所でおろしてもらって自転車で帰って来るんだよー。」

4時半すぎに「今プールから上がりました。」
次に、車中で楽しげなマーくんの写真つきで「今帰り道。」ときて、
「コンビニに着いた。自転車で帰ります。」と細かい報告が入って
「た〜だいま〜♪」と機嫌よくモックンが帰ってきた。

天気はもひとつだったけど、友だちとわぁわぁプールで騒いで
すごく楽しかったらしい。
「また今度夏休みに行こうかな〜。」と次回企画も考えてる。


なにはともあれ、自転車に落雷しなくてよかったよかった。

遊びに来てくれていたおじいちゃんとおばあちゃんが、
「自転車にカミナリ落ちるてか。この辺の土地のもんとは違う奥さんか。」
と、言うので、
「わかんないけども、ぬれたら溶けるタイプの子かも。」
と、返したら、
「ああ、そうかもしれんのぅ。」

おとーさん、そこ、ウケるかツッコムかどっちかのとこですからっ!


2006年07月16日(日) モックンとコドモケータイ

今日はモックンが友だちとお祭り。
男の子たちはコンビニ集合、駅まで自転車、各駅停車に乗ってのおでかけ計画。

今日はモックンにコドモケータイをお持ちいただいた。

男の子は、ちっともメールの返事しないし、
電話しても出ないし、持たせてもダメ!という中学生ママの声も聞いたので
昨日のミーとは差があるだろうかなぁ。と楽しみに母ケータイが鳴るのを待つ。


行ってすぐ、着信。
タイトル:車で送ってもらう
本文:「マー君のお母さんの車に、乗せてもらいます。」

お。予定変更の連絡だ。クールだ〜、モックン〜。(ミーに比べて)

70円得したねー。よーくお礼を言いましょう。と返信して、
母妹も1時間ほどしてから出発。

保護者同伴でないといけません!という決まりのマルさんだって、お祭りにゆきたいのだもの。

お祭りの露店の前でニマニマするマルさんを撮って、
「母妹到着〜。」とメールをしたら
「楽しんでます。」と、返事が来た。

ぶらぶらと露店めぐりをしてかき氷を食べていたら
モックングループに行き会った。
ずっと食ってるやつ、くじ引きばっかりしてるやつ、弱腰でなんにもお小遣いの使えないやつ、
5人もいるとそれぞれにうろうろするパターンが違っておもしろいらしい。

マルもくじびきで大きなビニールおもちゃが当たってご満足いただけたので、
モックングループと、んじゃね〜と別れてお祭り会場からお買い物に移動。

お。着信。
タイトル:お祭り
本文:「金魚いっぱい捕った」金魚の写真つきメール。
・・・いっぱいだこりゃ。10匹以上いるよーに見える。とほほ。

さすがー!すごいなー。
と返事をしてしばらくしたら
「もう帰る。」とメールが来た。
「暑いし、早く帰ります。
お金はまだあるけど金魚のこともあるし、今から電車を待ちます。
電車、いつありますか。」

しっかりしているよーで、電車には不慣れですなぁ。
時刻表というものが駅にあるのだが。

ただ気の毒なことに、たった一駅だけ乗るのに、
この各駅停車の電車は1時間に1本しかない。
まだ間に合えば、駅で拾ってやってもいいな、と思って電話してみた。
「もしもーし、もう、切符は買ったの?」
「買ったよ〜。」
あ、そ。じゃ、もうしばらく待って電車に乗りなされ。
それも楽しかろう、とお迎えは遠慮した。

結局モックンのほうが早く家についていて、
にんまり金魚の袋を掲げて見せてくれた。


モックンとケータイ、言うことなし。便利。


2006年07月15日(土) ミーとコドモケータイ

3連休の土日に、駅前商店街でお祭りがある。
駅からすぐのお城のそばには3つの古い神社があって、
そこからそれぞれにおみこしが出る。
三社が神輿をかついで練り歩くおまつりで、メインは夜なのだが、
子どもたちの楽しみは土曜の昼から日曜の夕方にかけて出る露店に
子どもたち同士ででかけていくことだ。

土曜日のお昼から、ミーが仲良しさんと約束してきた。
4年生以上は3人以上なら子供たちで行ってよし、が、学校の決まりなので
いつもクラスで遊んでいる男勝りジョシグループで行くことになったらしい。

男勝りグループなのに、自分たちが女の子だもーん、ということも
ちゃっかり活用するところが、頼もしい人たちでして
バスや電車を使う方法でなくて、
「お母さんに送って行ってもらう〜」を選んだ。

コムちゃんのおかあさんが行き帰りとも引き受けてくれることになり、
コムちゃんちにミーを送り届けて家に戻った。


今日は一日ミーに、コドモケータイを持たせてある。
どうだろう。
なにか連絡してくるだろうか。
お迎えお願いします、の連絡をコムちゃんママにするんだよ、とは言ったけど。


連絡してくるだろうか、どころではなかった。

ミーからのメール、帰ってくるまでに16通。
うち写真つきが7通。

「マクドナルドでポテト食べてる〜」
「くじびき大当たり!」
「金魚とったー!」
逐一、大得意の報告メールだ。
友だちとプリクラのように撮った笑顔の写真も添付されてきた。

コドモケータイ、恐るべし。
なんて使いこなしやがるんだ。

テキヤのにいちゃんに巻き上げられてないかしら、なんて親の心配をヨソに、
お祭りをめいっぱい楽しんでる様子が次々と送られてくる。


ううむ。これは、使えるなぁ・・。


大人からすれば、緊急連絡用で護身用だ、と思いがちなツールなのに、
子どもたちには、もっと気軽なコミュニケーションツールなんだなぁ。
そして、この「気軽なコミュニケーション」は、普段の生活そのままだ。
離れているのに、手出しもできないのに、
身近にいるような感覚を子どもたちがすんなり受け入れて話しかけてくる。


うん。
これなら、私がいつどこで動けなくなってもイケる。と確信。

コドモケータイ、思った以上に使えるツールでした。


2006年07月14日(金) コドモケータイ

出産準備のひとつに、
子ども用にケータイをひとつ買おうかなぁ、と考えた。

うちの子どもさんがたは、みな小学生だ。
6年生、5年生、2年生。
それぞれがそれぞれの予定を組んで行動するようになってきている。
学校の準備も、それぞれがそれぞれにばらばらだ。
急に具合が悪くなることもあるだろう。

私が入院なり、産後、動けなくなったりすれば
そういう子どもさんがたのフォローがどこまでできるかなぁ、と考えてのことだ。

基本的に、自分たちで動いてもらおう、と考えているのだが、
そのためには親の目の届かない、手の届かないところを自分たちで考えて
補ってもらわなければならんだろう。
自分たちで動く、ってことに関しては、
やってくれるだろうよ、と信頼できる我が子達なのだが、
子どもたちの「おかあちゃんに、ちょっと相談。」が日常の中でどんなに多いかは、
世の中のおかあさんはみんな知っている

いざ、それができない状況におかあちゃんが突然なったら。
突然なるのは、ほぼ決定だしなぁ。
私が動けなくなってからでは遅いなぁ。


ということで、ケータイを選びに行きました。
プリケーを買おう、と思っていたのに、
ドコモのキッズケータイの方が安いでやんの。

私のケータイとファミ割りワイドにしたら
メールのやり取りがタダ。
機種も0円。


見に来ただけ、のつもりが、契約して持って帰りました。


子どもにケータイなんて、ゼータク!と思っていたのに、買ってしまった。
ワシはヤッテシモウタのだろうか。
む〜。


「お。買ってきたんや〜。」と、
モックンが手に取り、説明書も読まずに設定をいじり始めた。
・・・て、手慣れてる・・・。なんて子どもだ。

ミーが、「カメラ〜♪」と、これまた説明書を読まずにカメラを起動させ、
自分の写真を撮って、私に写メを送ってきた。
勘だけでなんでもやりこなすあなたがおかあちゃんは大好きです。


明日のお祭りには、早速ミーに持たせることにして、テスト、テスト。
おかあちゃん不在に、どれだけ使える道具かをテスト。

コドモケータイ、やってみよう。


2006年07月13日(木) 懇談会

夏休み前の懇談会で3教室を回る。

まずは末娘のマルさんから。
この人は2年生なので、勉強よりは生活に重点をおいた学校生活のお話を
あれこれと先生からうかがう。

5月の家庭訪問のときに、
先生は、しっかり者だ、と思っているよーだったので、
いやいや、我が家で一番グジュグジュですから、と入れ知恵しておいたのが、
「ほんと、よくわかりました。感受性がものすごく強いですよね。」
と、ご理解いただけた模様。

給食で、デザートに真っ先に手をつけてしまい、
「あ〜!」と周りに非難されて泣いちゃった話を聞きました。
うんうん、よくあるよくある。わははは。

普段はイケイケで元気なんだけども、
そういう、ちょっとしたことでくじける人です。
そこを先生に押さえてもらってると、ありがたい。
先生、よく見てくれてます。


続いては6年生の長兄、モックン。
いい先生やねん。とモックンからも、ベテランママさんたちからも聞いていたけれども、
子どもたちの様子がそれぞれノートにびっしりメモってある。すげー。

まずは成績表を見ながら勉強の出来具合を説明される。
モックン、成績優秀だった。へぇ〜。
特に先生が褒めてくれたのが、漢字と理科。

漢字は、範囲を知らせない実力テストでも100点を取ったそうで、
「あいつは、わしが、やってこい、て言わんでもちゃんと練習したんやと思うわ。そういうとこが、えらいと思う。」
と、点数以外のとこを褒めていただく。

おお。よく見てくれてるなぁ。

確かに、家で、漢字の50問テストがある〜!と、地味〜に練習していたし、
仕上げに母に、ちょっとそのプリントの漢字、みんな読み上げて〜!と
簡易テストも自主勉してた。

「そうかぁ。やっぱりやっとるかぁ。おかあさんもそういうちょっとした手伝いしてやってくれるとな、ええんや〜。」

なるほど。先生から見ると、家の中のことまでわかっちゃうものなのねぇ。

理科では実験が増えてきたそうなんだが、
実験はもちろん大得意でやるのだが、終わったあとがよいらしい。
実験の後片づけを、サボリもせず、サボってるヤツに文句もたれず、
ささっと片付けて、最後に台まで拭いて、教室移動の待ち時間まで暴れもしないとこがエライ!らしい。

「きちんと台まで拭いて、拭いた雑巾まで片付けに行くのはコイツだけ。
やることちゃ〜んとやって、余計なことせんやろ。ワシ、そういうとこ感心してんねん。」

あ、はい。
母もそれには毎度感心しております。モックンてそういうひとですよねー。
先生、よく見てますなぁ。

友だちつきあいに関しては、ほんとにマーくんと仲がいいらしい。
似てるんだろねぇ。考え方や感じ方が。

「コイツな、すれてないちゅうか、マジメやし、やさしいし、
友だちからしたら、信頼できるちゅうか、裏切らんてとこが
友だちになりたいと、みんなに思われるとこやと思うんや。
中学になったら、駆け引きや、こずるいヤツや、いろんなこと出てきて、
損しよるかもなぁ、と思うけどもな、
ワシはコイツのええとこやからこのままでいってほしいなぁ、と思うんや。」

得意も苦手も先生がちゃんとわかってくれてて、
点数以外のところをよく見てくれてて、ほんと安心。
よく見てるなぁ先生。
子どもを通して、親の在り方まで見通されてる感バリバリです。


最後はミー。5年生。
勉強の成績は、この人に関しては付属品程度にしか思っていない母なので、
クラスの平均点の成績チャートにのけぞる。

えっ。どういうことか。
5年生になってから、よく家で勉強してるとは思ってたけども。
どういうことかこのおりこうさんぶりは。ミーじゃない。

「いやー、並みの成績なんやけど、本人、よくやっとるよなぁ。」
と、去年までの並み以下の成績を知らない先生はフツーの反応。
たまげる母に、なんでそんなにたまげてるのかと言いたげだ。

ミーの美点は、成績じゃなくて、その生き方なんですよ!と母は思ってるので
成績がいい、ってのはたまげるのだ。

先生も、ミーのいいところ、として、
「すごくおもしろい表現する子やよなぁ。」とわかってくれていた。
そこです、そこ。

高学年ジョシ特有のややこしくなるお友達つきあいに関して気になっていたのだが、
「それがなぁ。ミー、にコムに、セイと、
この、ねちっとしたトコの全然ない
男の子よりも男らしい女の子同士が、仲がようてなぁ。
ボクもな、女の子変わってきたんかなぁと思うくらい。
粘着質な感じの女の子つきあいってしとらへんのさ。」

安心した〜。
ミーは我が道をこのまま突き進むが良かろう。



三者三様に、先生がよく把握してくれてて楽しい懇談会でした。
帰って、ほめられたところを3人それぞれに詳しく伝えたら、
3人とも「うふふん!」と得意げににんまりしておりました。


2006年07月10日(月) 迎える準備

「おかあちゃん、ボクのお誕生日には、みんな呼んでパーティーしたい〜。」
と、マルが突然言い出した。

マルのお誕生日は11月。
なにを言うか急に。

「ケーキは、チョコのケーキがいい〜。
サーちゃんも、タックンも、みんな呼んで、ご飯食べたい〜。」

「お誕生日のプレゼント、ポケモンのダイヤモンドがいい〜。」

「な。いいやろ?いいやろ?」


・・・・たいへん、結構な計画なのですが。
お約束できないなぁ・・・・・。


モックンは、2度。
ミーは、1度、「赤ちゃんが来ること」を経験している。
おかあちゃんが、赤ちゃんにつきっきりになってしまって、
「ごめんね〜、ごめんね〜。」というだけでなぁんにもしてくれないどころか、
ペタンコになって病気のように寝てしまって起きてこないことも知っている。

赤ちゃんが来ると、今までのようにいかないことがたくさんあることを知ってる
モックンとミーにくらべて、マルは、初体験である。

もとより、3人兄妹の末っ子で、
我慢をせずにすむ確立が兄姉よりダントツ多いマルさんである。


かわいそうだが、お知らせせねばなるまいなぁ。


ウキウキ計画を練るマルさんには地獄の宣告のように聞こえるだろうと思いつつ、
「あのねぇ、マルさん。それはねぇ。お約束できないのよ。」

え。と固まるマルさん。早くも目じりに涙がたまる。
「なんで。」

「お誕生日にこうしたいなぁ、ああしたいなぁ、お友だち呼びたいなぁ、って
準備するのは悪くないんだけどね、
おかあちゃんも、ごちそう作ってあげたいなぁ、
ケーキも作ってあげたいなぁ、プレゼント買いに行ってあげたいなぁって、思うんだけどね。
でも、今、してあげるね、ってお約束できないのよ。
なんでかっていうと、赤ちゃんが来るからね。

赤ちゃんが来るとね、おかあちゃんは、ぺたんと寝たっきりになる。
車も運転できない。お風呂も入れない。ご飯作るのもできないかもしれない。
赤ちゃんに、おっぱいあげて、オムツ替えて、あとは寝てるだけになっちゃうのよ。

マルのお誕生日の頃には、なんでもできるようになってたいけども、
パーティーできるよー!ってお約束はねぇ。
今からはできないのよ。 生まれてみないと、なんともなぁ。」

マルさん、ぼろぼろぼろーっと、涙がこぼれる。
「ボクのお誕生日、なんにもできへんの?」

いや、だからー。
「今から、お約束は、なんにもできないのよ。
おかあちゃんさ、今でも、明日の約束もできないのよ。
朝起きて、体がしんどくなくて、赤ちゃんもだいじょうぶだな、ってわかってからでないと
どこにもいけないし、なんにもできないんだよー。」

そうそう、と、ソファーでうなずく兄と姉。
そんなぁ!と、まん丸な目でずんずん悲しくなるマル。

我慢してもらわないといけないことがたくさんあるんだよなぁ。
わかってもらわないと。
そして、我慢してもらわないと。

赤ちゃんが来るってことを
うれしいことも、しんぼうすることも、腹の立つことも、
みんなひっくるめて、引き受けてもらう日々がマルに待ってる。

「プレゼントも、買いにいけへんのぉ〜?」
買いにいけなくてもアマゾンで注文してやるとも。

できるかぎり、できるかぎり、おかあちゃんはがんばるし、
マルが、マルだけでなくって、モックンもミーも、悲しくならないように工夫する。

でも一緒にふんばってもらわないといけないこと、たくさんあるんだよ。
がんばろうぜ。



マルはしばらくジクジクしていたが、
赤ちゃんが生まれてから、も一度ゆっくり考えよう、という提案に、
なんとか気を取り直したらしく、
「赤ちゃん、元気で生まれてくるにはさぁ、ボクはなにしたらいいのー?」

そっかぁ。
なにかしてくれるつもりになってくれたのかぁ。


ちょっとずつ、赤ちゃんを迎える準備が整っていく。





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