「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2004年01月30日(金) ギャップの激しいかわいいミー

ミーが帰ってきた。


「ただいまー!」
「おじゃましまーす!」
「おじゃましまーす!」

ミーの後ろからベイブレードを持ったマー君と、ヒロ君。

「おかーちゃん!おやつ!」
「おじゃましまーす!」
「おじゃましまーす!」

ずんずん歩くミーの後ろからついてくる男の子2人。
ミーちゃん、ミーちゃん、て言うのはヒロ君。
ヒロー!と呼ぶのはミー。

どう見ても、ちっこいミーが、
クラスでもごっついほうの男の子二人を従えてる感じにしか見えない。

遊びに来ていた私のともだちが、
「ミーちゃん、て、イメージ違うー!」
「うん!女の子女の子してると思ってた!」
「うん・・なのよ・・・。」

見た目がね。ちっこくって、きゃしゃで、かわいい顔してて、見た目でだまされるでしょ。
もともとそう女の子チックな性格の子じゃないんだけど。
それに加えて、近所の同級生が全員男の子なうえに兄の友達が入り浸るものだから、
ミーちゃん、ますます男の子みたいになってきて、母悩んでおります。

「小学校に入って言葉づかいが、男の子になってきたの〜。」
「あー、あるある。」
「うちは逆。お姉ちゃんの影響で男なのになよっちいよ〜。」

環境に左右されやすいお年頃ってことなのかしら。ね?

奔放な性格、と、気ままにさせていいものか、
もすこし女の子らしい仕草や言葉づかいをさせたほうがいものか、
母としては悩むわけです。

特に、
ミーみたいに見た目が世界で一番かわいい女の子だと
とってもとっても悩むわけです。

いや、ただのオヤバカだとは思うが。


この頃、見る目の養われて来た兄が、
「世界で一番かわいいミーちゃあん。」と2人でバカやっていると、
冷ややか〜に、
「それはどうかな。」
とおっしゃるようになりました。


2004年01月29日(木) ヨシヨシ

モックンの学年発表会。

モックンはオーディションで選ばれた小太鼓だと張り切って、
「遅刻せんと来てな!」
と何度も念を押し、新品の服の値札を切って着ていった。

リキ入っている。


開場よりも少し早めに着いて、一番前に座ると、モックンが嬉しげに手を振っている。

隣のキョーちゃんと2人で手を振っている。
キョーちゃんも3人兄弟の一番上。
キョーちゃんママと
「今だけ、独り占めだもんねぇ。」と、2人で手を振り返す。
バカ息子にオヤバカ。
これでいいのだ。

合奏も発表もとっても上手だったけれど、
モックンの「見てる?見てる?」っていう顔が一番かわいくて素敵だった。


うちに帰ってから、上手だったねぇ、練習したんだねぇと裏話を聞きながら
息子をヨシヨシしていると、
ご近所の息子たちもやってきた。
「おかあちゃあん!今日ボクかっこよかったやろー!?」

近所の息子たちもヨシヨシしといた。


2004年01月20日(火) 新しい靴を買うとき

新しい靴を3人分買う。

モックンが21センチ。
ミーが19センチ。
マルが18センチ。

履かせてみて買ったほうがいいかなぁと思いながら、
カゴに入れたり出したり。

ヒモよりべりべりのほうがいいかなぁと思いながら、
カゴに入れたり出したり。

ミーは最近なにを気に入って着てたかしら、と思いながら、
カゴに出したり入れたり。

3人のことをそれぞれに考えながら
あれもこれも手にとって考える。

モックンの幅の広い足の形、
ミーのうすぺったい足の形、
マルの指の長い足の形、
靴を選びながら子供の足が頭に浮かぶ。

やっと3足決めた。


3人分の新しい靴と、下着を並べておいておいたら、

「いいのやー!!」
と、3人とも気に入って喜んでくれて。

喜んでくれたのはいいんだけど、


下着に靴

で、うろうろするのはあんまり、いくないよ・・・。


2004年01月19日(月) カッパ

毎朝テレビの占いをチェックするモックン。

今日の占いはファッション占い。
あなたの今日の服装は何がいいとかいうやつ。

「おおー!やた!今日はおうし座が1位!!
フードつき・・
僕のジャンパーフードつき!
・・・キミドリ。
キミドリの小物がラッキーだって!!」

今日はモックン体操服。
緑のスクールカラーのジャージ。

「キミドリ!」

服は選べないので、モックン二階に駆け上がった。
「靴下、キミドリ!!」


だんだんだん、と白い靴下もって降りてきた。


「あれ?白?」

「うん。・・・だってこの体操服にキミドリの靴下ってさ、カッパや。」






よく気がついたあっぱれわが息子。





2004年01月18日(日) ラジコン飛行機

モックンがサンタさんにもらったラジコン飛行機。

軽い発泡スチロールの飛行機に
ミニ四駆程度のモーターで回るプロペラがついていて
ラジコンでラダーがパタパタと昇降。

飛ぶのだー。
これが。

どやって飛ぶかっていうとね。

紙飛行機を飛ばす要領で、
「えいっ!」
と投げ飛ばす。

投げ飛ばしてすぐにラジコンで操縦。


失礼しました。
「飛ぶ」
じゃなくて
「飛ばす」
ですね。

ピッチが悪いと
操縦する前に地面に激突。
プロペラの推進力はあってなきがごとしの浮力設計なので、
操縦できても地面に激突。

扱いにはひっじょーに高度なテクニックが要求される。

ハイテク・ラジコン飛行機。


壊れないのが不思議。

ご近所で同じ物をサンタさんにもらった男の子が2人いて、
一人は次の日に
もう一人は3日後に
動かなくなった。

壊れてない、というだけで
モックンは「操縦が上手い」ということなったらしい。

違うだろそりゃ。


昨日、レーくんが動かなくなった自分の飛行機を持って遊びに来て、
モックンに分解してもらっていた。
もしかしたらドブに落ちたときに
モーターに何かからまったのかもしれないよって、
通学の途中でモックンが言ったのだそうで。

開けてみるけど見たとこ何にも異常なさげだったので、
そのまま元通り組み立てて、
「しょーがないね。」
ってことになったらしいんだけども、

レーくんが
「モックンのモーターと交換してみたら飛ぶんちゃうかな?」
とニヤニヤしながらおねだりしてました。
なんだそれが狙いかよおまえはー。(笑

どーすんだモックン。気前よくくれてやるのか?

モックン、ニヤニヤレーくんの肩をたたくと、

「周波数が違うからムリ。」


なんとなくお互いにそれで納得してたので
細かいツッコミはなしということで。


2004年01月17日(土) ゆきだるま

ミーが朝からご飯も食べずに雪だるまつくり。

ほっぺた真っ赤にして。
ごろんごろんと庭の雪をまるめて。

雪玉がダルマになったところでかざりつけ。

みかんをむいて
みかんの実でニコニコ目。

へー。

みかんの皮を頭にかぶせた。
みかんの皮カツラ。

へ、へー・・・。


サイケ・ユキダルマ・・・。

ミーらしいや・・・。


2004年01月16日(金) 一緒に寝よう。

寒いから一緒に寝ようということで
一つの布団に
モックンとマルと私がもぐりこむ。

せ、せまいよっ

でもあったかいねー。

モックンは、いつまで一緒に寝よかおかーちゃん。て言ってくれるかな。


2004年01月15日(木) 生みかんジュース

バケツ売りのみかんを買ってきて
カゴに盛っておいたら
ニコニコとモックンがスクイーザーを探しにきた。

グレープフルーツ用のレモンしぼりのでっかいの。
モックンにとっては「冬のみかんしぼり」。

「えっへへへん」
と得意になってテーブルの上でみかんを二つに切って
ギュウギュウ絞り始めた。

妹やともだちが群がる。
「いいなぁ!」
「飲む?」
「飲む!」
「コップもっといで。」

それぞれがコップを持って待つ。

モックンが次々とみかんを絞る。
受け皿がいっぱいになるとピッチャーに移す。
「まだー?」
「まだー。」
「もういいやん。」
「まだー。」
ガンコな職人。

「できた!」
ハイハイハイハイ!とコップが差し出される。
「待って!順番!」

ちょっとずつ注ぎ分けてカンパーイ。


しぼりかすからみかんの粒をうまく選り分けて
ヨーグルトと混ぜて「粒みかんヨーグルト」も食べた。


自作のおやつに満足げ。





カゴの中のみかん、1日で終了・・・・。


2004年01月14日(水) 紅茶指南

チョコ味のケーキを焼く。
マドレーヌ型に流し込んで焼く小さなケーキで、
表面がさくさくとクッキーのようでおいしい。
紅茶淹れて食べようかぁ?


晩ご飯のあとに「ためしてガッテン」を見たモックン、
さっそく紅茶の入れ方を指示。

「それはいかん!それじゃなくて、ガラスの。丸いの。
・・・・それは丸・・ま、いいか。」

「温めて!ポット温めて!」

「ピー!て鳴る前に止めるんやで!95℃やで!」

「きたきたきたきた!!鳴る前に止める!!」

「・・・・・・・じゃーんぷ・・・・・・。」


「うむ!」


紅茶、合格点いただきました。

ケーキも合格点いただきました。


2004年01月13日(火) そんなふゆやすみだったんだ・・。

ミーが学校から持って帰ってきた
「ふゆやすみのせいかつ」をよくよく見てみる。
何月何日なにした、お約束守れた守れなかったとかいう生活チェック表だ。


おお〜。

その日に書いたの
12月23日

1月7日
だけだな。
3、4で大阪にいったときのことはちゃんと書いてあるけど
なぜかミーだけ5日に帰ってきたらしい。

あとはミーの「こうだったたらいいな・ワールド」。


おぉ〜い〜
くりすますぱーちーはー?
おとしだまはー?
ジャスコいってないよ〜
スイミングも休みだったよー



「じゃすこ」に入り浸り、
「ゆっくり」過ごしつづける毎日。

ゆっくりってなんだいゆっくりって。
ようはなんにもしなかったってことかい。

・・あんなにアンタ毎日せわしなさそうなのに・・・・・。


2004年01月12日(月) とにかく走れ

今日の試合はモックン、フル出場。
チームが3年生以下で組んであるのでベンチは2年生が一人だけ。

ガンバレ!モックン!
走れ!
・・走れっ
・・・・・走れってばー!!

ディフェンスだからどうとか、
オフサイドラインがどうとか、
そういうことよりもまず、
15分走りつづけるだけの体力がヤツには必要だ。

休むなって。
腕組むなって。
試合中だってばー。


2004年01月11日(日) グリグリ

ミーがふざけて遊んでいて
おとーちゃんに怒鳴られた。

ぎゃーんと泣きながら、
「ごめんやしゃいー!!」と叫んだマルはよかったが、
ミーは声が出ない。

「ゴメンナサイはっ!」とまた怒鳴られて
やっとのことで小さく小さく聞こえないような声で、
「ゴメンナサイ」

「聞こえん!大きな声で言えっ!」
「もっかい!」
「もっかい!」
「いえやんのかー!!」

追い詰めはじめた。

わかっていても子供を叱るのって、
ストップ効かないときあるから、
出来事以上に追い詰めてしまうことはよくある。

割ってはいるタイミングだなぁ。

「ミーちゃん、おのどにグリグリ詰まったんやろ?」

え?とヒゲ君とミー。

「泣きそうなときでうわーんて泣くのこらえてるときって、
おのどになんかグリグリが詰まって、
おのどがあつーくなって、
息が苦しくなって、声でーへんようになるよなぁ。
おかーちゃんもようなるわぁ。
落ち着いてみ。
落ち着いて、息、ゆっくり吸ってみ。
グリグリ、とれてくるから。」

ミー、涙ぽろぽろこぼしながら、すーはーすーはーと深呼吸。
顔の筋肉もゆるんでおとーちゃんをにらみつけてた顔も少しはましになった。

「グリグリ取れたら、マルと一緒に、もっかいおとーちゃんごめんなさいしとき。」

でっかく
「ごめんやしゃい!」と、マル。
ちっさく
「ゴメンナサイ」とミー。

「・・・もう、したらあかんで。」
ヒゲ君も落ち着いた。




さ。
焼肉食べにいこう。



「ミー、塩タン!!」

とたんにはっきりグリグリのとれたミーちゃんであった。




2004年01月10日(土) メニューのあるおままごと

ミーが保育園の頃によく遊んでいたおままごとが再燃。

マジックテープが切れ目についていて、
包丁でザクっと切り離せるプラスチックのおままごと。

プーさんの流し台とコンロもセットされて調理場を日当たりのいい場所に作り、
お店を広げると、注文をとりに来た。

「なににしますか?」
「なににしましょう。」
「ハンバーグいかがですかー?」
「じゃハンバーグ下さい。」

と、いつものように作り手のおすすめをオーダーしていたのだけれど、
それにモックンとショータも加わって、
おままごとステップアップ。

メニューができたのだ。

メニューは自由帳に鉛筆書きである。

フルーツ
キャベツいため
たまねぎいため
たまごやき
かにすーぷ
にんじんすーぷ
くっきーすぺしゃるバナナつき
すぶた
さいこきゅう牛ステーキ
やさいもり合わせ
アイス

枠で囲って飲み物もある。

メロンソーダ
ブドウジュース
コーラ
コーラフロート
コーヒー


小学生の知恵が加わったおままごとだ。

マルが大得意でオーダーを取りに来る。

「なにになさいますかー?」
「えーじゃあ、かにスープいただけますか?」
「はい、かしこまりましたぁ!」

調理場では4人係で調理。

「お待たせしましたーかにスープですー。」

もぐもぐもぐ。
「おいしかった、ごちそうさまでしたー。」
と返すと、
「お飲み物は?」
とすかさず聞いてくる。

「コーヒー下さい。」
「冷たいのですかあったかいのですか?」
「ホットコーヒーでお願いします。」

ちゃんとコーヒーカップで出てくる。
冷たいのを頼んだらワイングラスで出てきた。

あかちゃんのおもちゃ、な、おままごとも、
使いこなして遊ばれてさぞ嬉しかろう。
やってるほうも次々に湧くアイデアに飽きないらしい。


酢豚を頼んだらパイナップルが入っていた。




2004年01月09日(金) 給油当番

灯油が切れると
モックンが給油してくれる。

たーすーかーるー。

お風呂と給油はボクの役目だと彼は思ってるらしい。
すっと立ってさっと片づけてくれる。

朝起きて灯油切れでも、
夜暗くなってから灯油切れでも、

「切れましたなー。」

と言って、タンクを引っ張り出し満タンにして帰ってきてくれる。

いいやっちゃー。

ミーみたいに50えんちょうだいっとかエバって言わないし。

ありがとうモックン。


2004年01月08日(木) 始業式

ゆうべ、お風呂上りにミーが、
「おかあちゃん、顔のクリームどこ?」という。

え。洗面所。
あんた、自分のポンズダブルホワイト塗ったらー。

「もうないの。ちょっと貸してな。」

いいけど、それはおばちゃん用のクリームだから、
ミーちゃんみたいなぴちぴち肌にはちょびっとだけにしときなさいよ、
と振り返ったら、

3本指ですくったクリームを
かかとになすりつけてる娘発見。


ちょっとまったぁあああああっっ!!
なんちゅーことしてくれるー!

おかーちゃんの目尻2週間分を
こともあろうに足の裏にぬりゃあがったなあぁ!

「だって!ここかさかさやもん!」

・・・・・母の目尻がかかと以下だとでもっ?

ニベア塗っときなさい。頼むから。
ていうか二度と貸さないから。
ていうかお年玉で買って返してもらうから。絶対!

・・始業式でなんでそんなにリキ入ってるのだろうかこの娘は。
かかとまでは誰も見ないと思うのに。


2004年01月07日(水) 外で遊ぼう

今日で冬休みも最後。
明日の学校の用意だけ済ましたらあとは一日好きに遊んでいい日にしよっか?

「うん!ゲームしていい?」
「いいよ〜。」
「テレビ!」
「いいよ〜。」
「プレステ!」
「今日は一日遊ぶ日だから、なにして遊んでもいいことにしよ。」

きゃほーと明日の用意にとりかかり、
まとめた荷物を玄関に積み上げると2階に駆け上がっていった。

さて、
「もぉ、そのくらいにして外で遊びなさいよー!」
と、声のかからないプレステは何時間行われるのでしょー。


「みーちゃぁあん」

さーちゃんがきた。

わーと飛び出していってそのあとプレステは忘れられました。

そんなもんか。


2004年01月06日(火) お年玉の使い道

せっかくもらったお年玉なので使いたい。
「どっかいきたいぃ〜!」

朝からずっとやかましい。
やかましいだけでなくて
財布にお金を詰めて、
財布をカバンに入れて
お出かけ用意準備万端。


で、君たちなにが欲しいんだね。

「なにかー!」
長い戦いになりそうだなぁ。

無理に買うことないんだよー。
買わずに帰ってもいいんだよー。
と言いつづけながら一緒に歩く。

マルがお財布、モックンがベイブレードを選んだけど、
ミーが決まらない。

ぐるぐるぐるぐる回って
ダンボのタオルとバンビの手鏡を選んで買ってきた。

なんでまた。タオルと鏡。
なんで?
「このタオル気持ちいいし♪」

ふ、ふーん。
いいけど。

貯金箱もいっぱいだし、
・・・・・あんたまた家出計画立ててないでしょうね?


2004年01月05日(月) 伴奏:アヒル?

マルが歌っている。

「よぉ〜くかんがえよぉ〜、ガガガ、おかねはだいじだよ〜♪」





・・・あの部分て、




ガガガ??????



2004年01月04日(日) 2番目のホネガイ

海遊館、がらがらだった。
おかげでおもうさまジンベエさんウォッチング。

ジンベエさんと同じ時間の流れにゆらゆらのんびりの子供たち。

たっぷり時間をかけて回った後のお楽しみはお土産。

お年玉でモックンがお土産に選んだのはホネガイ。
ツノがたくさん張り出した白い巻貝。
図鑑で眺めて本物見たいなぁ欲しいなぁと楽しみにしていた。
まっすぐに貝のコーナーに行くと、
ホネガイの棚から慎重に1箱ずつ取り出して見極めだした。
ミーやマルみたいに売り場をうろうろするわけでもなく、
ひたすらホネガイの前で自分のところにくるひとつを探している。

やっと決まった。
きれいだね。
欠けないように大事にしようね。

て、思ってたら5分もしないうちになくした。

ペンギンに気を取られて気がついたら手にもってたはずの袋がない。
探すうちにしょぼーんと前に上半身が折りたたみになってきた。

あぁ〜。
せっかく昨日の特急からずっと楽しかったのにぃ〜。
ここで急降下だぁ〜・・。

あまいのは承知で母からリトライのおこづかいを渡す。
もっかい、買っておいでよ。

モックン、「2番目のホネガイ」を買って戻ってきた。


2004年01月03日(土) 「しんねんあけましておめでとーございますー。」

この日は毎年高校の恩師のお宅にお年始と決まっている日である。
お宅は大阪の南だ。
年始に羽を伸ばし放題の日のはずが、
今年はあいにくヒゲ君の同窓会とバッティング。

ではワタクシは子連れで参りますか。
あきらめないところが永久幹事たるものである。

ワクワクと切符を自動改札に通し、特急に乗る3兄妹。
マルの分もケチらずに特急乗車券を買って、4席確保。
ぐるんと回してボックス席にする。
それだけで嬉しいかわいいやつどもである。

先生のお宅に子連れで伺うのは初めてのことだ。
先生にごあいさつー!
「しんねん」モックンのきっかけで
「あけましておめでとーございますー。」と、声を揃えてよくできました。
「先生、私がエントロピーのベクトル3回押し戻した結果です。」
「おぉ。そうゆうこっちゃな。」

コタツには入ったものの落ち着かない子供たちにシステムの説明。
「ちょっときてー。システムの説明をしまーす。」
「はーい。」
「ここでお皿を取りまーす。」
「うん。」各自一枚ずつ皿を持つ。
「おはしも取りまーす。」
「うん。」各自一膳ずつ割り箸を割る。
「あとはお好きなごちそうを食べられる分だけとって自分の席に戻りまーす。」
「何回とってもおっけい?」
「おっけい!この本物の味のするエビとかいっときなさい!」
(エビ問屋の先輩からお年始の会に届くエビが旨いったらないのだ。)

先生の奥様が料理の達人なので、なにを食べてもおいしい。
子供たち、揚げ物とフルーツ中心にバイキングGOGO。

おなかが膨れたら先輩方にまとわりついて遊び始めた。
子供の嗅覚てのは「遊んでくれる人」を正しく嗅ぎ分ける。

マルはチャイヤ先輩におねだりして、
「ダダ」を描いてもらっていた。
マニアックすぎる。
描くほうも描くほうなら、
リクエストするほうもするほうだ。
ダダの次はナースだった。
おかしいよ。38才と5才で。そんな和気あいあいと。
「こんどビデオ全巻ダビングして送ったろかー?」
「ちぇんぱい、くれんの?(キラキラ)」
・・おじ様キラーにもほどがあります。マルさん。


先輩方がそろそろ、本腰入れて飲みたい時間になってきたのを見計らって、
子供撤収。
実家に引き上げる。

「じゃ、おかーちゃん、行ってきていいよ〜!」
と存分に遊んで満足したのかすんなり現場に復帰を許された。

ヨシ。では闘ってくるよ。
母が本戦に向かってすぐ、子供たちパジャマに着替えて、
またご飯食べて(あんなにたべてたくせに)、
ふとんでだらだらゴロゴロして寝たそうだ。

帰ってきたら枕もとに
モックンの脱いだものが散らかってて、
マルのはきちんとたたんで重ねてあって、
ミーのはカバンにしまってあった。

明日は水族館だ。


2004年01月02日(金) 同じ一枚だが。

朝、父からお年玉をもらう。

神妙にいただいたポチ袋をすぐに破って中身を確認したミー、

「おかーちゃん!!」

なんです。その我慢ならん顔は。

「おとーちゃん、一枚しか入ってないのくれた!!」

わははははっ!

ご不満げなミー様である。
ご不満ながらも返せと迫る父の手をくぐりぬけ貯金箱にがっちり納めた。

そのあと、ヒゲ君実家にお年始のごあいさつに。

おじいちゃまから立派な祝儀袋をいただく。

「おかあちゃぁあん〜♪ホラ♪」

とろけるようなしあわせ顔のミーが、5千円札を見せてくれた。

「おとーさんに持っててもらいなさい。」とおばあちゃまに言われて、
兄と妹は父に渡したが、
ミーは「持ってる。」と言い放った。
落とすと悲しいから、と再度促されて、
では、と、自分のポシェットの中から鉛筆を取り出し、
祝儀袋に「ミー」とはっきり書いてから、
「なくさんといてな。」
と言って父に渡した。

ねずみ年の女の子は小金をためこむというらしいが、
本当にそうだとミーを見るたび思う。

そしてダダモレかーさんとしてはこの小娘を見習うべきかとも思う・・。


2004年01月01日(木) 初春の砕けたお電話

年賀状が子供たちのところにも来た。

モックンはサッカーのお友達から3枚も来た。
慌ててできたばかりのはがきに宛名を書く。

「・・おかあちゃん、れんちゃん、住所かいてない。」

あら。
でっかく「れん」だけですねぇ。差出人。
わかるからいいけど。
どうする?

「電話して聞いてみるよ〜。」

モックン、サッカーの連絡網を調べてれんちゃんのうちに電話をかけた。

「あのー□□レンさんのお宅でしょうかー?」

ま。なんて落ち着いたお電話のかけ方っ。ヨシ。

「ぼく、○○ですー。新年あけましておめでとーございますー。」

ヨシヨシ。

「レンちゃんに年賀状書きたいんやけどさー、」

ガクッ! い、いきなり砕けたっ

「住所がわからんのさー。」

モ、モモモモックン!!
早々と賀状をいただきましたのに、住所を存じ上げず、お返事が書けませんのでって!!!
(子供相手に無理ですおかあちゃん)

モックン、ふためく母を横目でちらりと見ながら、
「ちょっと、待ってねって。」

じゅ!住所聞いてちょっと待ってね!?
だ、だれっ!ママじゃないの?だれだれだれだれっ!

「おばあちゃんみたい。」

お、お・姑・さ・ま・・・???

「はい。はい。ありがとう〜。」


ピ。と切って、モックン、番地を書き足した。



もしや遠くからいらしたおかあさまに、
しかも新春早々、
うちの息子がタメ口きいてたんじゃないかしら。
ごめん。レンママ。許してケロ。


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