「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2003年12月31日(水) 親子5人カットリレー

裏の美容室に、やっと予約の取れた大晦日。
一気に家族5人カット。

マル

ミー

モックン


まではトントンと来たのに、
次のヒゲ君が、いつまで待っても帰ってこない。

お昼も食べちゃった。
掃除も終わっちゃった。
片付けもすんじゃった。


いったい、どーしたのだろー?

かれこれ3時間は経つよ?


マルが
「いまごろ、髪の毛、全部なくなってるんちゃう!?」


わははははっ!
い、いや、マルちゃん、別に一本一本切ってるわけじゃ。

「ツルッパゲ!」
「ツルッパゲ!!」

兄姉もツルッパゲ論支持に回る。


なのに帰ってきたヒゲ君、刈り取られていなかったので、
「え〜、フツーや〜ん〜、な〜んやぁ〜。」
と、せっかくさっぱり男前カットにしてもらったのに兄妹的に大不評を買いました。



2003年12月30日(火) 小さな男前

ショータのママにショータのナイスヒントの話をしてたら、
さらに男前なショータ話を聞く。

クラス対抗のドッチボール大会でポカやった子がいて、
あくる日クラスに落書きが見つかった。
「ポカ男、死ね」。
ポカ男、実はクラスの乱暴モノなので普段からあまりよく思われてないらしい。
ポカ男、怒った。泣いた。暴れだした。
長い長い学級会で、犯人もわからず、ポカ男も黙らず、
結局、みんなでポカ男に謝って納めて帰ってきた。

ショータが、「ママ、今日、こんなことあって、みんなでポカ男に謝ったよ。」
と言ったのを聞いたショータママ、ぶち切れた。
「やってもないこと謝ったんかぁあっっ!!」

学校に乗り込んだショータママ、意外な話を聞いた。

もう学級会も1時間を越えようかというとき、
ショータが発言した。
「先生、みんなでポカ男に謝ろう。」
このままではポカ男もいやな気持ちのままだし、
学校に来るのがいやだって言ってる。
誰がやったのかわからないし、でも僕らのクラスの落書きだし、
僕らがみんなで謝って、ポカ男が明日からも学校にくるように、みんなで謝ろう。

「お母さん、ショータ君がみんなでって、言ってまとめてくれたんです。」

先生に強制されたのなら黙っちゃいないぞ!と思ってたショータママ、
「ほんと?」とショータに聞いた。

「うん。ポカ男、泣いとったんさ。
僕らが謝って気が済むんやったらそれでええと思ってん。
・・でもな。ママ。ボクはポカ男は嫌いやで。」

嫌いでも!
嫌いでも、ショータは我を抑えて場をまとめたのだ。
漢だ。


「もーあたしさ、それきいて、もっとちゃんと、なんで謝ったの?って聞けばよかったって。」
と、ショータママ。

「男前やなぁ。パパの血やな〜、それ。」
と、私。

「・・うん。私の血ならやってないもん謝らん!てその場で言う。」
「・・・そ、それも男前だけどね・・。」
「でも子供よね。」
「うん。ショータの方が大人や。」
母二人(血の気大目)、しょぼん。



子供たちは
きちんと成長しております。


2003年12月29日(月) 相談相手

大人の複雑な事情を考えるとややこしくなってくる話を
昨日から考えあぐねてモックンに相談してみた。
骨組みだけをたとえ話にしてご意見を伺う。

ボクのお誕生会に来たかったら今までの友達やめて来いっていうヒトがいて、
モックンの友達がその新しい友達のお誕生会に行きたいから
モックンの友達やめるって言うのよ。
そういうのって、どうよ?


モックンは、
うん、と考えて、
「その新しい友達は、かなりひどいな。そんなこといわんかったらいいのに。
で、お誕生会に行きたいからって友達やめるやつは欲張りやなぁ。
でもさー、ボクやったら、ボクが言われたら、
”ふ〜ん。じゃねー。”っていうけど・・・、
ショータくんなら、”・・てめぇ、調子乗ってんなよっ!!"って言うよ。蹴るよ。スパイクで。」

おお。
ナイス・ヒント。
チョーシ乗ってんなよっ!ガスッ
かっこいいなぁ。ショータ。
そっか。欲張りか。なるほど。

おとなのしゃかいも
こどものしゃかいも
人と人との信頼関係が基底にある。

だから、まるくおさめようと考えなくてもいいこともある。

いいヒントだった。

子供がだんだんいいヒントくれるようになってきた。


2003年12月25日(木) クリスマスプレゼント

クリスマスプレゼントはクリスマスツリーに書いて貼っておくのがウチの慣わしである。

モックン、「ラジコン飛行機」
なにがなんでもラジコン飛行機。
おもちゃのチラシを見つけるたびに切り抜いて、
「サンタさんラジコン飛行機下さい。」と書いた紙に
1枚2枚と同じおもちゃの写真を貼り付けていった。
徹底している。

マルは「夢チワワ」。
なのだがモックンのラジコン飛行機の裏にあった写真を切り抜かれて貼られてしまった。
やっとこのことで別のチラシから切り抜いて貼ったのが3日前。

問題はミーだ。
見るチラシ、見るチラシ、みんな欲しいものだらけの彼女。
毎朝ファンヒータでお尻を温めながら朝刊のチラシを眺め、
気になるものを切り抜いては貼り付けるという作業を繰り返した。

・・・・いったい、どれやねん・・・。
一輪車に、シルバニアに、ぬいぐるみに、ゲームのソフトに、ケーキに・・。
ミーのサンタさん宛のお手紙が毎日増えてゆく。
おもちゃだけではなくなってきた。
「サンタさん。ドコモのケータイください。
赤いので、折りたたみで、写真とれて、メールできるヤツ。」
・・・P505is・・?(かーちゃんが欲しいわい)



さて、今朝。
子供たちが手にしたものは
モックン、ラジコン飛行機。
マル、夢チワワ。
ミー、インラインスケート。


「・・ミー、インラインスケートや・・。」
かわいいチェック柄の黄色のインラインスケート。
「ふーん。インラインスケートや。」
ミーの足にピッタリのインラインスケート。(Sサイズ)
「インラインスケートかぁ〜。」

・・・・サンタさんに返してこよかっ!(心の声)

「ま、いっかー。」
と居間をゴロゴロと一周回ってから脱ぎ捨てると、
「マル!夢チワワ貸してみ!」
とマルのチワワの調教を始めた。
あらら。
気に入らなかったのかしら。


だから結局なにがほしかったんじゃろか。


「ケータイ。でも、インラインスケート、よかったわ!」


よ、よかったな。

「ミー!僕にも貸して!」
「イヤッ!(即答)」

ま、それだけご満足いただけたってことでしょうか。
午後にはコーンでスラロームに挑戦するほど上手になってました。





2003年12月21日(日) 浅いアップダウンの息子

時計が止まってた!

モックン、練習に遅れちゃったよぉ!と半べそ。

ソニックが終わったら、自分で用意していかなくちゃダメじゃない〜、とか言いながら、
チャラと車のキーを持って自分もジャンパーを着る。

「車で送ってくれるん?」
「うん。」

アマイなかーちゃん。
ウォーミングアップにダッシュでマッハ自転車こいでいけ!
とドアの外に吊り出してもいいのに。

車の中でゴシゴシと涙を拭いて
ボク泣いてなんかないもんて顔になる息子。
学校についたら、
「もぉ、ここでいい!行ってくるー!」
と助手席から飛び出していった。
車を陰に止めてグランドに様子を見にいってみると、
コーチに、
「モックンとタロー、ランニングしてこーい!」
といわれて、2人でじゃれながら走り出していた。

たいしたことのないことでへこむ息子。
でも、
たいしたことのないことでまた立ち直る息子。

母、おろおろしすぎ。(自覚)


2003年12月20日(土) それもサッカーだけど

雪!

外で遊べない!

「モックーン!サッカーしよー!」
とショータが誘いにきた。




2人でコタツに入って、

プレステつけて、

「ウイニングイレブン」
してました。


2003年12月19日(金) 魚座はゲージツ的らしい

今日はマルの保育園のクリスマス会。
かわいい帽子をかぶって帰ってきた。

このクリスマスの三角帽は毎年園児が手作りする。

ミーのもモックンのもみんなとってあるので
一緒にツリーにかざってみた。


・・・ミーのが群を抜いて奇抜。


さすが魚座〜。


2003年12月18日(木) 懇談会2様

小学校の懇談会。
モックンとミーの教室を掛け持ち。

まずはミーから。

ミーはB評価にA評価がパラパラ。
ウーン。漢字かぁ〜。

私はミーの独特な感性を買っているので、
自然に読み出すまではあえて「文字」を教えたりしなかった。
「文字から得る知識」に頼るようになると、
幼い子供の感性はある部分封じられてしまうのですよという、
図書館の司書の方の話に感銘を受けたからだ。

でもなぁ〜。
もうそろそろ、本から自分の世界以外の事を汲み出せたら、
もっと楽しい思いができるだろうなぁ。
漢字はその基礎だしなぁ。

ミーは漢字が書けないわけではないのだ。
漢字が「うまく読めない」のだ。

「水」をきれいに書くことができるのに、
「みず」としか読めない。「すい」とは読めない。
「みずようびてなんじゃ?」
はじめに習ったそのままで覚えて応用が利かない。

九九もそう。
「くくはちじゅういち!」までいえるのに、
計算問題に応用するのが苦手。
九九は九九で言えたらそんでオワリ!

うーん。
先生と2人で、うーん。

「基本の土台はできてるんですけどねぇ。」
「応用ですねぇ。」
「作文なんかはすっごく面白いんですけどねぇ。」
「ああ、面白いですよねぇ〜。兄とくらべるとミーのはちゃんとオチてます。」
「オチてます、オチてます。それに目のつけどころがほかにはない。」
「ですよねぇ。・・・応用かぁ。」
「応用です・・。」

ミーちゃん、「応用」が冬休みの宿題となりました。



続いてモックン。

ほぼA評価の中にぽつぽつとB評価。

ああ。B評価作文。ふふふ。

「素っ気ない日記書くでしょう?」
「そうですねぇ。でも説明文はとても上手にまとめてました。」

日曜日記に
・どこに行った
・なにを見た
・なにを食べた
とそれだけしか書かない彼である。

なるほど。説明文はうまそうだ。

モックンの担任の先生はよくモックンの事を見てくれてる。
「非常に興味の対象が広いので、これをつぶさずに伸ばしていきましょうね。」
と言ってくれて、母とっても安心。

モックンはこの1年でとてものびのびと楽しげになった。
去年の冬のクラスとは大違いの楽しい学校生活を送っている。
社会や理科なんてモックンの大好きな教科が増えたこともよかったのだろう。
図書館でも理科や社会の書架にいることが増えた。

マイペースなところは先生、大丈夫ですか?
おともだちと協調できてます?
ひとりぼっちになったりしてません?

「マイペースっていうのはいいところだと思いますねー。
じっくり自分の思うことに集中してることがよくあります。
でもお友達とも毎日外で遊んでますし、
班活動でもよくやってくれてますし、協調性はありますよー。
一人で本を読んでるときもありますけど、普段は友達と面白いこと言って遊んでます。」

ほっ。


モックン、冬休みの宿題、特になし。




2003年12月13日(土) モリゾーとキッコロのおはなし

新聞に愛知万博の宣伝が載っていた。
愛知万博のマスコットキャラクターは
「モリゾー」と「キッコロ」である。
アラアロ版トトロといった感じの不思議ちゃんキャラクター。

花ずきんちゃんや、スノーレッツよりいいなぁと思って眺めていたら、
マルが「これなに?」とやってきて覗き込んだ。
最近マルは突然文字が読める扉が開いたので、
ひらがなカタカナ簡単な漢字を読むのが楽しいのだ。
キャラクターの下に書いてある小さな文字を読んで、
「モリゾー。」
「キッコロ。」

小さな妹が新聞の上に乗っかって読んでいるのを見てなになに?と兄もやってきた。

「モリゾー・・・・。キッコロ。」
「これって、なんやろな。」
もじゃもじゃしたものである。
「木とちゃうか?」

マルが解説してくださる。

「こりはな、おにいちゃんといもうと。」
「へぇ。」と兄。
「モリゾーはおにーちゃんで、中学生。」
「こっちは?」
「キッコロはいもうとで保育園。」

へぇ〜とマル・ストーリーにうなづく母と兄。

「でもな、」とマルが続けて、急展開。
「お母さんは死んだん。」
「えっ。なんで。」
「切られたん。」
「えっ。」

びっくりするじゃないかそりゃあ。

「あっ。万博の森の木やったんや!工事で切られはったん?」
「そう。おじさんにゴシゴシ切られたん。」
そ、そそそうだったのかぁ〜。

もう母の頭の中にもりもりわきあがります。
「モリゾー!キッコロを連れて逃げなさいっ!かーさんのことはいいから!」
「かあさぁ〜んっ!」
「反対運動の人のところに逃げるのよ〜っああっ(ずだーん)」
「かぁあさぁあぁぁあんっ!!」(エコー)


モックンが「でも、足ついてるで。」
あ。ほんとだ。
モリゾーもキッコロも足ついてます。
「足ついてたら、お母さんも逃げられたやん。」

ふむ。どーするマル。

「お母さんは大きくて、立てへんかったん。
モリゾーとキッコロはちっちゃかったから立って夜のうちに逃げたん。」

ガンバレ!モリゾー!
まだ小さいキッコロを連れてモリゾーは暗い造成地を逃げたのだ!
14歳と4歳で生きよう。とか思ったんだぁ〜。(うは、涙目)

とたんにのほほんキャラが、健気に思えてきました。

ストーリーテラー・マル。おそるべし。


2003年12月12日(金) ピザの幸せ


焼きたてのピザっておいしい。
ピザのトッピングはとにかくあるものなんでもいいのがまた嬉しい。
今日はあと2枚だけになっちゃった照り焼きバーガーのハンバーグを刻んでトッピング。

生地をあんまり薄く延ばさないで、
ふわっとしたパン生地風のピザにして焼き上げてみた。

焼きたてでチーズがふつふつしているピザを切り分けて、かぶりつく。

ミーが「おーいし〜!」
マルが「でっかいのたびる!」
モックンが「ぼくさぁ、おかあちゃんとこに生まれてきてよかったよ!!」

そんなによろこんでいただけてよかったよ。
おかあちゃんもー。


2003年12月05日(金) オーディション合格

モックンが
「今日はオーディション!」
とはりきって出かけていった。

オーディション?
モックンが?
なんのだろ・・。

ま、あいつはそういうことには無縁だよな。


と思っていたら、
帰ってくるなり
「おかーちゃん!今日ボク、オーディション受かったよ〜!」

え。
えええ?

「学年でダンシ、ボク一人だけ!」

え?ええ???
ダンシ代表?

ちょっと待て、何のオーディションだい?

「タイコ!!」

たいこ?太鼓って、どんな?

「コダイコ。」
おへその前を両手のばちでたたく仕草をした。

ああ、ドラムなんだ。


・・・・・・・・・ええ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!


な、なんでモックンが?

「みんなが次々にやってー、
"はい不合格、はい不合格!"ってどんどん言われてー、
合格はボクとリョウくんだけやったん。
みんな最後の
"ウン・タタタン・タン"がでけへんのサ。」


へえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

「ほんで、ボクがじゃんけんで勝ったん♪」


モックン保育園のときは鈴かタンバリンだったのに!
合奏とか鼓笛隊とかそういうのはいつも団体さんの楽器だったのに。

「すごいやん・・。」
「まあなぁ〜。」

モックンの学年発表会用に
新しいデジタルビデオ購入かもしんない。



2003年12月04日(木) ミーの参観

ミーちゃんの学年発表会。
体育館で生活の発表と歌と合奏。

10月に班別にでかけた町探検の研究発表。
上手に模型を作ってあったり
絵で説明を入れたチャートを作ってまとめてあったり、
なかなかたいしたもんだと感心。

班ごとに郵便局の発表や、パン屋さんの発表をする。
お店には何があったか、
どんなふうに働いていたか、
なにに困って、なにが嬉しいか。
どの班もそれぞれに工夫がしてあって楽しい。
郵便局班は配達までを役に振り分けて見せてくれた。

ミーたちはハンコ屋さん。

「ハンコは象牙でつくります。
象牙っていうのは象の牙のことです。」
って言って、大きな象牙の模型を頭の上に掲げた。

ああ、象牙って何だろうって思って調べたのね。
大きさや形を。
発泡スチロールをつなぎ合わせて白い象牙を作ってあった。

「ハンコは逆向きの字を彫ります。」
今度は大きなハンコを作ってある。
みんなに印面を見せてからぺたん!とスタンプ。
「このようになります。」

ハンコ班は7人だったのだけれど、
7人の中でミーがガクンと小さい。
順番に発表するとスタンドマイクがおでこ。

まわりのお母さん達から、
「ミーちゃんかぁわい〜〜〜♪」
「そうでしょ〜♪」←バカオヤ


帰ってからミーが、
「おかーちゃん、今日の発表どうやった?」と聞くので、
「上手やったわ〜。それにミーがすんごくかわいかった!!」
と抱きしめたら、

「うふん♪じゃ、100円ちょうだい♪」ときた。


・・自分のかわいさが売り物になると、
コイツは知っている。
2年生だからといってあなどれんヤツだ。


2003年12月02日(火) 鍵がないだけで

きゃーーーー!鍵がない〜!

朝から母、大騒ぎである。

いつもの場所にないー!!
ここか!ここか!?
いやー!ないー!!


もうすぐ生協の配達トラックが来るのに
マルを保育園に送ってかなきゃいけないのに

母、大パニック。


「おかーちゃん?きのう、ミーが玄関開けとったよ?」


あ。
そそそそそ!そうかっ!!
ありがと!マル!
きっとミーのジャンパーのポケットに・・

・・・・・・・・・・ないっ!
ジャンパーない!

ギャー!学校だぁ〜〜〜〜〜!!


母、さらに大パニック。



「おかーちゃん?落ちとるよ?」





・・・・・・・・・・・・・・。

ソファーの裏側に鍵発見。






だ。
だあぁぁぁぁあぁぁあああぁぁ〜〜〜〜。(←気が抜けた)


「マル、今日保育園、お休みする?」
「うん!お休み♪」

保育園に連れて行く気もお迎えに行く気も失せた母。
マルに一日癒されて過ごす。


2003年12月01日(月) 味噌煮込みうどん

夕方、おつかいに行くのに
遊びに来ていたショータくんも一緒にスーパーに出かける。
子供4人はおやつを買ってもらおうと企んで相談しながらスーパーに着いた。

母は「みんなで食べられるものにしてよー」と言いながら
子供の後を追うようにパン売り場から回る。

玉子のところで見失った。

おやつ選んでるのかな、と思って角を曲がったところに
4人並んで発見。

試食の味噌煮込みうどんを並んですすっている。

にこにこ顔のショータが、
「おばちゃーん!これメッチャうまいで!ボク2杯目!」

ひー!

慌てて味噌煮込みうどんを一袋買う。

とーととと、と追い立てて、魚、肉、と回り、
野菜のところでまた見失う。


戻ってみると今度は3人並んで(モックン抜き)すすっていた。


天気が悪くて客足が少なく、朝から実演販売がさみしかったおばちゃんが、
気前よくおかわりをくれてやってくださっている。
ショータが鍋ごと食いそうだ。

「おばちゃん!4杯目やで!ボク」


もう一袋買う。


「ショータぁ、おみやげに一つ買ったろか?」
「いや!いいよ!おばちゃんとこで食うから!かまぼこ、ピンクのヤツかわなアカンで!」
と、妹連中を引率してかまぼこ売り場に走っていった。




そか。
うちで食うのか。


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