「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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マル、初めての月間皆勤賞。
初めての皆勤金ピカシール。
きょうだい3人で初の快挙!!
おめでとう!マル! やったわね!! 今日はお祝いよ〜〜♪
母子4人ともおおはしゃぎである。
毎日保育園に通うのが普通であって、 金ピカシール貼ってもらえない方がフツーじゃないということは、 この際、おっしゃらないで下さい・・。
外から帰ってきたメイにゃーが元気ない。
あらら。 ケンカに負けたな。 あちこちかき傷だらけ。 両後ろ足もなんかへん。
おろおろと病院に連れて行く。
「ああ、ずいぶん抵抗したんだねぇ。後ろ足でキックしたんだなぁ。」 と先生が後ろ足をぎゅ、とつまむ。 み"ゃ! とメイが泣く。
化膿止めの注射打ちましょうということになって、 先生が注射を用意してる間に、メイが私に抱きついてきた。
(おが〜や〜ん〜、かえろうよ〜ぉ)
「よしよし、怖くない、怖くない。チュ、ってするだけだからねー?」 「みゃ。」 「大丈夫。じくじくにならない注射だからねー?」 「みゃ。」 「おかーちゃんが抱っこしたげるから大丈夫、大丈夫。」 「みゃ。」
会話の相手はネコである。
久しぶりのサッカーの練習試合。
モックンはもとより、ミーやマルもはしゃぐ。 お弁当つきで一日お友達と遊べるのだから。
モックン、ずいぶん上手になったよなぁ。 そりゃ主力メンバーとは比べられないけど。
お弁当のあと、2時間も待ち時間があったので、 チームの男の子も、その妹たちも、みんなで折り紙とお絵かき。
モックンはヒロ君と隣の公園でタイコウチとエサのカエルをつかまえてきた。
帰り道でコンビによって、ソフトクリーム食べた。
サッカー も 楽しかった。
プラネタリウムに出かける。
といっても通常の上映とは違い、 プラネタリウムのドームを使った月一回の天文イベント。
お誘いハガキに、「火星大接近!」とあるのを見つけて、 モックンの血が騒いだ。
「おかあちゃん、申し込んどいて!」
と言うわけで、明日はサッカーの試合なのに夜のお出かけである。
会場には親に連れられた小学生の姿が多い。 安心して席につくと、 いきなりチェロとバイオリンの生演奏が始まった。 わーお。本当に子供向き天体イベントだと思っていいのかこの構成。
ミーが「おかーちゃん。」と真剣な顔をして小さい声で呼ぶので何かと思ったら、 「キレーな音楽やな。」 へぇ〜。意外な反応。 ミーにはもしかして退屈かと思ったのに、よかった。楽しめるものがあって。
ドームの中が夕暮れになって全天に星空がひろがる。
解説の先生が楽しい。 星座早見盤の見方の解説から、夏の大三角形の見つけ方、そこから火星、 火星からフォーマルハウト、そこから秋の大四角形・ペガスス。 子供たちが解説に引き込まれてくすくす笑いながら天井を見上げて指差す。
「白鳥座のデネブっていうのはね、白鳥のおしりの星です。 だからデネブ〜って。あはは、ごめんなさいー。 でもね調べてみたらね、デネブってどういう意味だったと思う? "おしり"だったんだよ〜!」
おしりにウケる年代だということをたいへんよくわかってらっしゃる。
講師が変わって、火星の話。 火星人が100年前に地球に来たんだよ〜と、 ウェルズの火星人がバーンとドームスクリーンに映し出される。 タコだ。 そこからホントはどうなんだろうと火星にせまる。 火星探査船、火星からの隕石の調査、大接近のわけ。
ここで、コーヒーブレイク。 ロビーに降りて飲み物とおやつをいただく。
そのあと、外に出て、200口径の望遠鏡3台で火星を見る。
ミーが真っ先に並び、マルが続いた。 モックンは持ってきた双眼鏡で、デネブ〜やアルタイルを見ている。
火星を望遠鏡で見るのはこの人たちにははじめてだ。 いいかい子供らよ。 これが普通の火星の大きさだと思うてくれるなよ。
でかい。 望遠鏡がいいせいもあるけれど、それでも、でかい。 南極冠の氷が白く見える。
おかーちゃんが一番感動。
後半が始まるのでプラネタリウムのドームに戻る。
実はココからがマニアにはたまらん講義なのだが、 マニアでない普通の小学生にはいささかむつかしく、快適だったようだ。 3人とも、寝た。
講義の内容は、マーシャル諸島での火星撮影、と、赤外線天文衛星で調べる惑星。
帰り道、目が覚めた3人と暗いなか歩きながら、 上を見ながら歩いた。
星空は、やはり、いい。
「おかーちゃーん、今日の給食何〜?」と、マル。
ええとね、今日はお誕生会だから、スペシャルで、
エビピラフ、煮込みハンバーグ、たまごやき、ミートスパゲティ、フルーツサラダ、チェリー。
おやつはなんだろうね〜。
「お、おかーちゃん!小学校の給食はっ!」
ええと、
ご飯、牛乳、麻婆豆腐、ばんさんすう。
「・・・・・・ミー、保育園行きたい。」
・・・・・うん。
衣替えを慌ててする。
今年のミーは、110〜120 モックンは130。マルは100〜110。
きゃしゃなミーと、 ぷくぷくなマルは、サイズがかぶってるのだが、 ミーは去年着た自分の服は気前よくマルに譲る。
「マル、やろか?」 「うわ〜んありがとぉ〜ん♪」
マル大喜びでたんすにしまいこむ。 マルの引き出し、いっぱい。 ミーの引き出し、ガラガラ。
「ミーちゃん、ちょっと、買わないとダメかなぁ。」 「あるやん!」 ミーがまだ出してないモックンの冬服ケースを指さす。
ミーがニヤニヤしながら横で狙っている。 去年モックンが着てた服は今年はミーの服だ!と狙っているのである。 モックンの龍のついたトレーナーが欲しい! モックンのレンガ色のトレーナーも欲しい!
うーんモックンには小さいかなぁと、広げてると、 「ミーの?ミーの?」 とキラキラしながら待っている。
仕方ないので、少々ミーには大きめでもおさがりにする。
あっという間にミーの引き出し、いっぱい。
さみしくなったモックンの引き出しは、 イトコからのおさがりで補充。
結局3人ともおさがりで補充完了。
おさがり大喜びなきょうだいで、母、たいへん助かっております。
今日から新学期である。 マルも保育園に行くのである。
ほんというと保育園は2週間しかお休みがなくて、 8月18日からもう始まっていたのだけれど、 兄や姉がいるのに行くわけがないと思ったので、 早々と「8月は休園します〜。」と事務所に届けておいたのだ。
ささ! 今日から9月。 マルたん、がんばって!
保育園までの道すがら、 マルを盛り上げようと、 保育園のおともだちの名前を思いつく限り並べてみたり、 給食がエビバーガーなのをうらやましがったり、 いろいろしてみるが、 マル、どことなく涙目。
どしたの? 「かーかと、一緒がいい〜・・・。」
でもさーほらー、お友達と遊ぶのに保育園にいかないとねー?
「かーかがいい〜。」
そんなにかーちゃんはマンツーマンで遊んであげてないと思うんだけどなぁ。
園の玄関についた。
握った手を離さない。 しゃがんで、言っておいで、というと、
「うわぁぁぁあああん!!!」 と泣き始めた。
「かーかー!!!」
ちょうど担任の先生が来たので、バトンタッチして、連れて中に入ってもらう。
「あうーあうー!!」 と泣いているのに、ちゃんと靴を脱いで揃えて持った。 「おおおおおん!!」 と泣いているのに、ちゃんと一人で階段まで歩いていった。
後ろ髪を引かれながら「オネガイシマスー」と保育園を後にする。
夕方お迎えに行ったら、先生が、 「すぐ落ち着いて元気に遊んでましたよー!」
ああ。 毎朝の儀式の復活だー。
楽しいなら、楽しそうに行こうよ、ね、保育園。
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