「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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夏休み最後の日曜日。
おじいちゃんちでイトコと遊ぶ。
マルが前におかげ横丁で欲しがって泣いた紙風船が大量にあって、 マル、もうキラキラである。 なにかの飾り付けに使ったあとでいらないというので 全部まとめていただいてきた。
最後の最後に宝箱を見つけたようだ。 マル、帰りの車の中でも紙風船大事に持ってごきげんだった。
さ、 明日から、ちゃんと保育園行っとくれよ〜。
新学期用の靴を買いに行くことにした。 夏休みの間中サンダルばっかり履いていて、 靴を久しぶりに履いたら、 「みんな小さいよ〜。」 と、モックンもミーも、マルまで言うのだ。
夏休みの間に、そんなにでっかくなったのかしら。
モックンにはスポーツショップに行って、 トレーニングシューズと、ランニングシューズを買った。 生意気にもトレーニングシューズはアディダスで、 ランニングシューズはニューバランスだ。 「これがいい〜これがぴったり〜!」 と脱ごうとしない。
このヒトは、スポーツをするようになってしまったから、 いい加減な運動靴では済まされないのでしょうがない。 ま、いいか。
おにーちゃんがそんなカッコいいのなんだから私だって!!!と マルが6800円もするようなナイキのシューズを張り切って履きはじめた。
いや〜ん。 気持ちはわかるけどー! お兄ちゃんのは特価なのよ〜!
ド高い運動靴をこれ以上買わされないためにそそくさとスポーツ店を出る。 2軒先に安売り靴屋さんがある。
「あ、かわいいのがあるわよ〜。」 とナビゲートして、予算内の靴に納めた。
ふぅ。
おかーちゃんもう一日お休みをもらう。
朝からご近所パパさんが 「モックンも連れてってたろ!あと7人おるし!」 と、車に子供を詰めて市民プールに連れて行ってくれた。
夜になったら、ご近所ママさんが、 「花火やるからって、お誘いが来たわ!モックン連れてくねー!」 と、車に乗せて公園まで連れて行ってくれた。
小学3年生の男の子っていうのは、 母が見ても、 誰が見ても、 もう一人でおっけいっていうことなのね。
2003年08月28日(木) |
あなどれないちびっこども。 |
母がダウンしているので、 子供3人がかりで掃除と洗濯。
洗濯機から出した洗濯物を「干してー。」 と渡した。
「ここの部屋と、二階のテレビの部屋だけでいいから、片づけてー掃除機かけてー。」 と頼んだ。
できたよ!できたよ! 一応だけど。
おつかいも頼んだらモックンがコンビニとポストに行ってきてくれた。
しゅごい。 しゅごい労働力だ。
ちびっこども、なかなかどうして役に立つじゃないか。 ちょっとなんだか感動して、 50円、おこづかいあげちゃった。
ミーの熱はだいぶ落ち着いてきた。 それでもまだ37℃台である。
今日は1時間だけ仕事がある。 往復と準備後片付けを考えると、2時間出かけなければいけない。
代行が頼めないシフトなので、休めない。
ミー、おかあちゃん、仕事行ってきても大丈夫かなぁ。
「行ってきて。」
心配〜。 モックン、モックン。
「なに?」 あんたさ、おかーちゃんが帰ってくるまでミーの看病してやってくれる? 「なにを?」 ミーがのど渇いたっていったら、お茶くんでやるとか、 吐く〜っていったら、背中さすってやるとか。 「いいよ〜。」
いけるかな。 行ってこようかな。 マルは連れて行くね。 いるとうるさいから。
「うん♪」
ドキドキしながら仕事から帰ると、 モックンが、
「おかーちゃん、ミーは全然大丈夫やで。 ずーっと、自分で見たいビデオ見てたし、 のど渇いたーって、サイダー飲んでたし、 おげでそう!っていうからボクが洗面器持ってってやったら、 げえ!げえ!ってゆって、なんにもでんわ!ってツバ出して、それにちょっとサイダー混ぜて おげ!!ってゆうとったよ。」
しかもそのあと、昼ご飯、おかわりしやがった。
「おかーちゃ〜ん、お熱ある〜ぅ、クーラーつけて〜。」
ミーの言うことの信憑性がガクーンと低くなるのである。
ミーちゃんが発熱である。 なんだか今日は朝からいつもよりはげしくフニャフニャ言うなぁと思っていたら、夕方から熱が上がりだした。
ぎょえ。 38.8℃
坐薬、坐薬。 小児科の先生がいつも余分目にアンヒバを出してくれるので こんなときすぐ使えて助かる。
氷まくらして、ポカリスエットをストローで飲んで、 ソファーもクッションもお気に入りのバスタオルも全部一人でがっちり抱えて、 病人さまになった。
ちょっと元気のあるときの病人さまは、 ビデオをつけろだの、アイスを買ってこいだの、 いつものわがままに拍車かかりまくるのであるが、 さすがに熱が高いのでおとなしい。
おせきも吐き気も下痢もないから、寝てようね。 すぐ元気になるよ。
「おかーちゃん。」 ん? 「あつい〜。」
気温も高いものなぁ。 クーラーつけて、涼しくして、寝てようね。
元気な人たちは外に遊びに行って来いと言ったのに、 「ひや〜すずしい〜〜!」 と、出て行かなかった。
夏休みの宿題を見直していたら、 町の中のバリアフリーを探して写真にとって来い、というのがまだだった!
ピンチ!
ピンチ、モックン!
「点字ブロックでいいんだよ。おかーちゃん。」 などと、気楽に言うが、 都会と違って街中にふんだんに点字ブロックやスロープなんぞはないお土地柄である。 探さねば、ない。
銀行か、スーパーか、病院か。 あ。 そうだそうだ。
この間おかーちゃんが筋断裂で見てもらった整形外科、段差の全然ないバリアフリーだったよ。 施工がおとーちゃんだし、なんか、県のバリアフリー認定証もらったって言ってたし、 あそこがいいよ、あそこ。
「じゃ、いこっか。段差だけでいいかなー。」
・・・・気になる。
「ねぇ。バリアフリーって、わかってる?」 「段差がなくてー、点字ブロックー。」
うす〜い認識の仕方である。
あんたらのとーちゃんは、 「人に優しいバリアフリー住宅」なんてものを看板に上げて仕事してるというのに。
写真をテキトーにとって終わり!でもよいような宿題ではあるが、 いい機会だし、と思って、 おとーちゃんの会社が建てたバリアフリーのモデルハウスを見学しに行くことにした。
このモデルハウス、その特異性から、今はショートステイの施設として利用されている。
おねえさんに事情を話しておいたらスタッフの方に説明をしてもらえることになった。
モックン、車椅子に乗せてもらって、段差体験させてもらう。 こんな2センチの段差でも、もう、車椅子は動けないんだね。 手すりやスイッチや、お風呂の工夫や、ホームエレベーター。
見学し終わって、 「なにか質問は?」ときかれてモックン、 「この、今来てる人たちは、ここで何してるの?」 デイケアに来てるお年よりが15人ほどいたのでそれが気になったようだ。
「お風呂に入ったり、お茶飲んだりしてるのよ。」 「泊まるん?」 「車で送っていくの。」 「お風呂はみんなではいる?」 「一人ずつ。中でお世話する人と、外で着替えの手伝いする人と、 3、4人がかりでどんどん入れてくの。」
モックン、温泉みたいに、みんなでのーんびり湯船に使ってるのを想像したらしい。 ああ、そうか、一人でお風呂に入るのたいへんなんだ。と気がついた。
ありがとうございましたー。 とお礼を言って外に出た。
バリアフリーが、なんのためのものか、 正しく理解できたかな?
おかーちゃんがおでかけである。
おみやげは買えそうにないなぁ。 買えてもデパートでお菓子くらいかなぁ。 と言っていたのに、 ひとりづつにお面をくれた。
「なに?このお面。」 「さかなさんが作ってくれたの。みんなでかぶろうって。」
ギコさん
モナーさん
モララさん
と言うらしい。
うちの子らはアタマにボタンのあるさかなさんが好きだ。
さかなさんが作ってくれた、というのが、 なんだか嬉しいらしく、3人とも機嫌よくかぶっていた。
かぶったまま外に遊びにいっちゃダメよ、と言っておくほうがよいかもしれない。
外に行って、おかーちゃんのお友だちからのプレゼントなのなどと言わないうちに。
夏休みに入ってから毎週練習してきた「ドラえもん」を いよいよ、披露するお祭りの舞台である。
夕方お祭り会場についてみると、 たいへんな賑わいで、これから上がる舞台の周りにえらい数の人である。
先生に用事を頼まれて行って帰ってくると、 マルが泣きべそ。 どしたの?
「ふ。ふあん〜ふあん〜。」
不安らしい。
不安て。どこで覚えたのか正しい使い方ではあるが、 4歳児にしてはヘンな泣き方に思う。
抱っこして、怖くないよ〜?いつものとおりに元気に踊ればいいんだよ? できる?
「できるぅ。」
がんばれがんばれ。 緊張するのはわかるけどね。
もうひとり、初舞台のアスカちゃんも半べそだ。
ミーは、と見れば、屁でもない顔をしている。 さすがの女王様である。 ただ緊張はしてるらしく、硬い表情である。
高学年チーム、低学年チーム、と進んで、 夏休みクラスチームの出番である。 舞台の袖から飛び出した。
マルが前列のセンターだ。 特別に小学生クラスに入れてもらったマルがスーパー・テンションではね踊る。 表情は硬いままだが、すんばらしいダンスである。 がんばれ!がんばれマル!
ミーは動きが硬い。 表情は硬くないのに、動きが硬い。 あはー、かなり緊張してるのね。
ドラえもんが終わって、3チーム全員が舞台に上がって 「世界に一つだけの花」を踊る。 舞台の袖から舞台の正面に回って、様子を見る。 マル、やっと、ほぐれた顔をしてきた。
もう、だいじょうぶかな。 初めて舞台に上がるほかの子供たちも、落ち着いてきた様子だ。
周りのお父さん、お母さんがたはみんなビデオやデジカメで子供たちを撮っている。 うふふ。 大きなお祭りの舞台に我が子が上がるなんてやっぱりみんな記念なのね。
終わって、舞台から降りてきた子に、 先生からごほうびのおやつとお茶。
マルは、「おもしろかった!」 ミーは、「もう、いいわ。」
たは。
舞台から見えたものがそれぞれ違ったのね。
朝から晴れてる。 この夏一番の快晴かも。
海行かなくちゃ!
大急ぎでお弁当を作って海まで走る。 もちろん大好きな透明の海に。
天気がよくて波がないから絶好の海水浴日和。 ちょうど潮も引いていて消波ブロックまでが手ごろな深さになっている。
今日の海の透明度は高い〜。 海面から水底の自分の足の爪の色までわかる。 あいかわらずきれいな海で嬉しくなる。
ミーとマルはウキワで、 モックンはシュノーケルで海に飛び出した。 慌てて後を追う。
足のつかないところでマルが泳ぐ!と暴れだしたので、 ウキワから外して好きにさせてみる。 マルさん、ヘルパーナシで泳げると勘違いなさってるのである。 ほれ、やってみ。 しょっぱい水を飲んでみて、アカン、溺れると気がついたらしい。 足のつくところで泳ぐことになさった。賢明である。
でもマルの「泳ぐ」は泳ぐというか波にもまれるて感じだ。 海の楽しいのは「波がくる」こと。 波が次々と寄せては返す。 それも小さいのから大きいのまで休みなくどんどん押し寄せる。
タイミングを覚えたら、体で波に乗る。 波が来た〜・・・そぉれ!で体を波に任せて運んでもらう。 これができると1日遊んでいられる。
マルが波を見ている。 うお〜ぉ〜きたぁ〜〜〜! それ、と、波に潜る。
うねった透明の波の真ん中でにかー!と笑ったマルが変な格好で浮かびながら、 浜の方に打ち寄せられる。
透明のゼリーの中にマルが入ってるみたいできれいでおかしい。 カニみたいに平ぺったくなって笑ってる顔なのがおかしい。
「ばはー!」と波から顔を出して「うきききききき!!」と笑っては、次の波を振り返る。
ほんとにこのひと、楽しそう♪
モックンは子供用のボードで波乗りにチャレンジ。 子供が遊ぶのには頃合いの波が間を置いて来るので、モックン何度もチャレンジ。 アタマではないからなぁ。 体で波を覚えないと乗れないからなぁ。 数こなさないと。がんばれ。
ミーは、このあいだ25メートル完泳したのがよっぽど自信になったのか、 うきわもなしに泳ぎ始めた。 やるぅ〜ミー♪ ゴーグルで海のそこを眺めながら泳いでは小石や貝殻を見つけて拾って集めて、 「おかーちゃんあげる〜。」と持ってきてくれる。
モックンが持ってきた網でさかなをつかまえにシュノーケリングし始めた。 去年まで使ってたお子様用がダメになったので、母のダイビング用のシュノーケルセットを使う。 じょうずに使ってるわ、と思ってたら、 あんまり水底に夢中になりすぎて前にのめりこみシュノーケルの先から海水がどがっと入ったらしい。
「おげっがぼっごえっ!か!!から〜〜〜〜〜っっ!!」
海だもん。
子供たちがたくましく遊んでるので、母も少し波間に浮かんでみる。 ぷか〜。 仰向けに力抜いて、ぷか〜。
「うきっ!」 マルが手をつかんでひっぱりだした。 「おかーちゃん、マルがひっぱってくわな!」
マルにひっぱられてふらふら〜と漂う。 浜から見てたらおかしいだろうなぁ〜。
砂で山を作ってトンネル掘って水路を作って崩してみたり、 弁当食べたり、 もう、シャワー止めるぞ〜って言う時間まで遊んだ。
車の中で寝たのはマルだけで、 モックンもミーもその後自転車に乗って家の周りで遊んでた。
タフだなぁ〜。 よし、今度晴れたら、朝イチ出発だ。
自分で考えて自分でできるようになるためには やらないとだめだ
世話好きなおかあさんに先を見越されてなにもかもしてもらってちゃ 自分で考えなさいよなんて 言われたってわからないだろうと思う
思ったので早速やらせてみちゃうことにした。
「ミーちゃん、今日の晩ご飯、ミーが借りてきた本の中から作る?」
「うん、作る。」
3食そぼろご飯がきれいで作ってみたいのだそうだ。 うん、ちょうど材料もある。
「じゃ、ミーががんばって作ろう。」
「作るー♪」
調味料をはかり、 ひき肉を炒め、 絹さやの筋を取ってななめに切り、 卵を割りほぐした。
そばについて一緒に本の手順を読んであげるだけで、 作る手伝いはしなかった。 手を出したくなるけど。
ミーは熱い火の前でがんばって3種の具を作った。 どの具もふぞろいでごつごつしたそぼろだったけど、 一人でやりきったミーちゃん、ご満悦。
「今日の晩ご飯、ミーの作ったそぼろご飯だねー。」 と言ったら、 フンと鼻をふくらませて 「たぶんな、めっちゃおいしいよ♪」
めっちゃおいしかったです♪
スイミングの帰りに図書館に寄ったので、 うちに帰ったのは6時前。
もう外遊びに行く時間はないのに、 まだ外が明るいからとモックンとミーが表に出て行く。
「明るいうちに帰ってこなくちゃだめだよ〜。」 と言ったのに、 6時半になっても帰ってこない。
たぶんご近所のおともだちのおうちに上がりこんで遊んでるに違いないけれど、 「帰って来い」と言われたからには自分で判断して帰ってきてもいい年頃でないか。
ご飯の支度をしながら待つ。
電話を入れようかと思うが我慢して待つ。
7時になった。
我慢して待つ。
7時15分になった。
我慢できん。電話を入れる。出ない。
寝てるマルを起こさないように表に出る。
迎えに行くべきかな。 相手のおうちのご迷惑を考えれば迎えに行って当たり前の時間なのだけど、 迎えに行けばこの時間まで遊んでてもおかあちゃんがお迎えに来てくれる〜 と、つけあがらせることにもなる。
結局7時半まで待った。
暗い道を、レーくんやレーママに送られて帰ってきた。
迷惑かけてゴメンねとレーくんたちに謝ると、 うちが引き止めてたのよー遅くまでゴメンねーと、かえって気を使ってくれる。
振り返って、息子と娘にゲンコツである。 暗くなる前に帰って来いと行ったはずだ。
相手のおうちに迷惑のかかる前に帰らなくてはいかんと、気がつきなさい。
もう気がついて自分で考えられる年になったと思うから言う。 自分がどうしたらいいかを、自分で考えられない年じゃない。 そしてそれができない年じゃない。 もうなんだってできる年だ。
なんでもかんでもおかあちゃんが決めて守らせてあげるなんて時代は過ぎてるんだよ。
自分で決められない、自分で考えられない、自分で動けない人間は役に立たないと思うんだよ。
人様に迷惑のかからないように「自分は」どうしたらいいかを、 「自分で」考えて。
そのあと、うちに入って、 ミーはけろっと、マルと2人でテレビを見だしたけど、 モックンはひざを抱えてうずくまっていた。
打たれ弱いからなぁ。長男は。とどうしようか考えていたら、 立ち上がってモックンが台所にやってきた。
「おかあちゃん、ボク、手伝うわ。台ふきんで拭いてくる。」 と、なにをして、と言いもしないのに、自分でお手伝いを思いついて働き始めた。
モックンは大丈夫。
と、安心した。
別の意味で、ミーも大丈夫だけど・・。
祭りで踊るドラえもんが最後の仕上げである。 このダンスにはミーとマルも参加するのだが、 なかなかにお上手だ。
だけど、やっぱり、間違えちゃったり、 どうしても反対向きにジャンプしたり、 動きがビシッと揃ってるかというと、 そんなこと全然ない。
このチームはレギュラークラスではない。 5回だけの特別クラスなのだ。 体を動かすのが楽しかったらいい、というクラスなのだ。
先生が終了のときにみんなで手をつないで輪になって、 「今日はとっても元気に踊れたね。もぉ、ばっちりよ! 当日は、とってもたくさんのお客さんの前で踊るけど、 間違っても気にしないで元気に踊ってね。 先生はなによりもみんなが楽しかった!ていうのが一番だと思ってます。」 と言ってしめた。
マルが「はーい!」と元気よくお返事。
最後はみんなでえいえいおー!と声をあげて帰ってきた。
楽しいのが一番ていうダンスクラブって、 なかなかないと思う。
ミーもマルも楽しそうだし、もしかしたらこのままレギュラークラスに突入かしら。
2003年08月18日(月) |
イヌも気に入ったらしい |
モックンたら、 朝6時起きて、 朝ごはんも食べずにゾイド組み立てにかかって、 7時半には組み立て終了。
はやっ。 成長したなぁ。
でも、 そのあと、妹達のシルバニアのイヌ君ファミリーでずっと遊んでた。
2003年08月17日(日) |
夏休みの特別おこづかい |
お盆休みにヒゲ実家に孫が8人集まったとき、 おじいちゃんとおばあちゃんからおこづかいをいただいた。 ご祝儀袋に入ったおこづかいである。 慌てて並んだヒゲ君はもらえなかった。
夏休みの思い出になにかいいもの買ってもらいなさい。 と、おじいちゃま、おばあちゃまからの仏様のようなお心遣いなのである。
強気である。
なんせ、おじーちゃんとおばーちゃんの後ろ盾である。 強気。 強気ミー。
今日はおこづかいを使うのだっ!
映画を見に行ったヒゲ君を見送って、 おもちゃやさんにレッツゴー。
これと言って欲しいどうしても欲しいと言うようなものは たぶんこの人たちにはないだろうと思う どえらいしあわせなことだ。 私が子供のころとえらい違いだ。もの買いすぎだ。ふんとにもう。
ブラブラと店内を見て回る。 本でもいいねぇと傾きかけたときに、 母が発見。
シルバニアに新イヌ君家族が登場だ! かっかわいい〜〜〜〜〜(←基本的にイヌ好き)
くぁわいい〜〜と母が身もだえしていたら、 ミーとマルもそろって身もだえ。 2人分のお小遣いで買えちゃうねぇ。イヌ君5人家族。
母娘3人でイヌ君たちを抱える。 買っちゃおう! ああっミーちゃん!そのお野菜畑もいいわねっっ!
母が欲しがったわけではないと心の中で言い訳しながら、 シルバニアファミリーのわなにはまる。
モックンは特価でとても安くなっていたゾイドのでかいのを見つけて決定。 組み立てるのが楽しいのだそうだ。 「ゾイドはチョー簡単だし!」 初めて組み立てたの年長さん時だったよねぇ。そういえば。
そんなわけで、 ヒゲ君がパイレーツ・オブ・カリビアンを見て出てくる間に、 がっちり買ってしまいました。
シルバニア、かわいくかーざろっと。
三重に帰るのにこのまま帰ってはつまらないと、 ヒゲ君が帰りにどこかに寄ろうかと、聞いてくれているのに、
「えー!!伊賀!」 「伊賀がいい!!」
と、モックンとミー、2人揃って 「伊賀ドライブイン」。 マルはモクモク温泉〜と叫んでいたが、かき消された。
やつらにとってドライブインは相当に楽しいらしい。
子連れの車の中はいつもいつもそりゃーもーうるさい。
大阪まで走らねばならない。 約3時間だ。
3時間ノンストップ・超音波。
ヒゲ君が耐え切れるのかが一番の不安だ。
1時間越えたあたりで耐えられなくなったヒゲ君、 ピットインを要求。
関である。
関だよ。
関っつたらまだ三重だよ!
なのにドライブインに寄る。
でも実は、ドライブインが嬉しいのは子供たちのほうなのだ。 ドライブインはなにかしらお子様が「買わなくちゃダメだ!!」と思うものが激しく陳列してある。 関ドライブインにはデズニーショップまであるのだ。
もぅ、キラキラ。
あぁ、つれてきちゃダメだったとおもうほど、キラキラ。
母が作ったおにぎりも、 父が注文したうどんも、 そっちのけで、 「ミ、ミーは、あのでっかい肉まん食べる!」 「アイス!アイス!あの、くるくるしてるの!!」 「・・ぼくは、おにぎり食べるから、おみやげ買って欲しい・・・。」
とりあえず、なにか食べよう!ね! おみやげは帰りね!ね!
でも肉まんと、チーズ棒と、ウインナは買った。
腹も膨れたし、 また車に乗り込んで、ギャーギャー言いながら天理の坂を越えた。
ヒゲ君は助手席に乗ってただけなのに、 大阪についたときはクタクタだった。
息子を預けてあるので今日もヒゲ実家である。
昼ごはんのあと、ボーリング大会。 家族対抗だ!と、長男のおにいさんが取り仕切っての11人ボウリング大会。
ミーとマルもちゃんとスコアに名前を入れて自分のボールを選んだ。
一番軽い6オンスのボールを両手で抱えて、 ごろんと転がす
ゴロゴロゴロゴロゴ・・ガコ・・ゴロロロロロロ〜〜〜〜〜
と、どーにもこーにもガーターである。
「つ!つまらん!!」 とミーさまご立腹。 そんなことゆったって、あんたがへたっぴぃだからよ〜と思う母であったが、 ここでヒゲ君が秘密兵器発見。
70センチくらいの高さのすべりだい。 「補助器」と書いてある。
すべりだいの一番上の部分に窪みがあってそこにボールを置く。 あとはボールをでい!とそこから転がすだけ。 坂道を下ったボールはまっすぐピンに向かうので、 狙いさえ外さなければ5、6本は倒れる。
しかも、これだと、ボールの重さが関係ないから、 12オンスのボールでやってみたら7、8本倒れるようになった。
ミーもマルもたいそうご満悦。
モックンがとなりのレーンでにらんでいる。
使う?と聞いたら、
「使わん!それはズルやもん!」 と自力で勝負なさった。
えらいえらい。
自力でモックンのスコア43。
たいしたもんだ。
昨日おじいちゃんのうちでお夕飯をいただいたあと、 急にモックンだけお泊りしてくことになった。
着替えも何も用意してきてないので、お断りモードに入った母だが、 いとこのお兄ちゃんたちが面倒見るから、いいわよいいわよと、おかあさん。
うーむ。 いいのか?
モックンは帰る気なしである。 ミーとマルはショックで暴れ始めた。
小学校3年生のモックンの面倒なんか 高校3年、1年、中1のおっさんみたいなイトコどもが 見るわけない。ないない、絶対ない。 まぁ、モックンはほっとかれても一人でなんでもするだろうけども、 押し付けられてメイワクなのはイトコのお兄ちゃんたちだよなぁ。
「連れて帰ります。おかあさん。」
「いいから、いいから。」
いくない、いくない。
でも、おかあさんにすれば盆休みに孫がわいわい言ってるのがうれしいのだというのもわかる。
結局モックンは泊まることになった。
モックンとおばあちゃん、にこにこ。 イトコ君たちも、あきらめ顔。
お義姉さまの顔はちょっと怖くて見らんなかった・・・。
「
2003年08月12日(火) |
おいしいよ〜飲む〜? |
生協のクリームソーダがお気に入りのモックン 今日届いたケースから次々と冷蔵庫に缶をしまいこみはじめた
「飲む分だけにしといたら?」
「えー、みんなが来たときに冷えてたほうがいいやんか〜。」
ともだちの分を冷やしてるらしい
そうかそうか
え。 24缶全部冷蔵?
「うん♪」
あいかわらず、大盤振る舞いな人である
毎日マラソンの中間折り返し日。 待ちに待った、第一回ごほうびデーである。 ただ、走れと言ってもすぐに「今日はいいや〜」と砕けてしまう息子に、 ごほうびつきだよ、と今一番彼が嬉しい「ムシキング」をごほうびにして、 毎日1キロ走るマラソンをプレゼンしたら食いついてきたのだ。
食いついてきたのは息子だけではなくて、 シューちゃんもだった。
7月21日から延々毎日二人揃って「ムシキング」のために走っている。
シューちゃんが朝からワクワクと誘いに来た。 「きょうはごほうび!!」
うん。 昼ご飯食べてから出かけようか?
「うん!!じゃ1時半に集合!!」
1時半ぴったりにシューちゃんが登場。
もちろんミーとマルもごほうび(のみ)参加。
4人で近くのセガに向かう。
まだ新しくできたセガの店で機械がどれも真新しく、 どちらかと言うと大人向けのゲーム機が多い店だ。 ここのムシキングはレアのキラカードがよく出ると子供の間ではウワサになっている。
中間のごほうびは「ムシキング2回」となってるので、 モックンとシューちゃんに、 「マラソン、毎日頑張りました。今日はごほうびデーです!おめでとう!」 と言って200円渡す。
「ありがとぉ!」
さぁ頑張るぞムシキング!
お兄ちゃん2人がムシキングにかじりついてる間に、 「え〜!マラソンしてないのにごほうびずるいよ!」 とクレームのついた妹二人の処理に向かう。
ささ、きみたちも100円ずつあげるから、なにか好きなのやってみ♪
マルはいつものプーさんのお絵かきゲームでじっくり遊び、 ミーはいつものクレーンゲームであっという間にスった。
ミーだけおみやげがないーとグズグズ言い出したので、 「じゃーおかあちゃんも頑張って毎日早起きしてハンコ押したで賞にゲームしようかなぁ〜。」 と急遽ベタな受賞をすることにして、賞金300円でクレーンゲームをした。
蓄光塗料を塗ってあるひよこと金魚のプラスチックおもちゃをすくうクレーンゲームで、 案外がばがばと取れたのでそれを袋にまとめて入れてブリブリしてるミーに持たせる。 落ちつけ。ミー。
そんなヘンなもんで落ち着いてきたころに兄2人がごほうびムシキングを終えてきた。
「エエのが出た〜。」 「ボクも〜。」 シヤワセーな顔である。
これで帰ってもいいのだけど、手元にさっき両替した残りの500円がある。 まだ子供たちは遊び足りない様子なので、 「じゃあ、コレは特別に明日からも頑張りま賞で100円ずつプレゼントしよう!」
わー!!と歓声が上がり最後の100円をどう使うか目が店内を泳ぎ始めた。
シューちゃんが、 「モックン、コインゲームしよう!」 と誘い、 モックンが 「いいなぁ!」 と応じて、結局つられた妹達も100円を5枚のメダルに替えた。
子供のできそうなメダルのゲームはせいぜい10種ほどしかない。 ジャスコのゲームセンターとは違うのだ。 どうするかなぁと思っていたら、 ポケモンとワンピースの2台に絞って4人でやり始めた。 4人で2台を代わる代わるに攻めるので非常に回転が早いのか、 次々と大当たり。 一人5枚のメダルが20枚、30枚に増えて、 一人が当たると「おすそわけー!」と他のメンバーに配当があり、 400円で1時間近く遊べてしまった。
相当に満足いただけたのか、 「じゃ、そろそろ行こっか?」 と声をかけたら誰一人ぐずることなくニコニコ顔で「うん!」とうなづいた。
おりこうさ加減に母もニコニコと店を出たら、冷房の効いた室内と違って、 溶けるほどの暑さ。
「ね、ねぇ?アイスたべよっか?」ヨワヨワの母である。 「わ〜い!!」
2軒先の31アイスでキッズ用のダブルコーンをそれぞれに一個ずつ頼む。 もぉ、母、暑さのために大盤振る舞いである。 母の食べたいラムレーズンかモカを誰か頼んでくれないかなぁ〜と期待したけれど、 お子様はお子様。 全員がアマアマのブドウやらイチゴやらに集中してしまった。 仕方ないと言うかきれいなのが食べたかったからというか、 母も自分用にモカを一番小さいので注文。自分にごほうびよっ。
5人並んでアイスを幸せ一杯に食ベていたら、 ひとなめしたところでミーのコーンからアイス落下。二個とも落下。
ミーちゃん、言葉の出ないほどのショックである。
笑っちゃ気の毒だが、噴き出してしまうほどの見事な落下だった。
おもしろかったがかわいそうなので、 あきらめさせようかなぁと思いはしたものの、お店に入って同じのをもう一つ注文したら、 お店のお兄さんが、 「おとしちゃったんだね〜?いいよ。これ、食べてね。」と、 ミーに新しいアイスをプレゼントしてくれた。
舞い上がるミー。
地獄から天国へ。
よかったねぇ。ミーちゃん。
ベンチであらためて5人揃ってシアワセーにアイスをなめて、 満足してうちに帰りました。
うちに帰る車の中で 「今日、夏休みの中で最高!!」 とシューちゃんと、モックンが大笑いしていた。
このごろいつもうちに遊びに来ては機嫌よく甘えて帰るアヤくん&カイくん兄弟が、 地区のお祭りに誘ってくれた。
うちの地区には夏祭りがないのを子供たちはつまらながっていたので、 仲良しのショータくんとモックンを誘ってくれたのだ。
アヤママが夕方迎えに来てくれたのでお任せして送り出した。
帰ってこない。 9時過ぎても。 10時過ぎても。
ど、どうしよう。 なにかあったかしら。
ていうか アヤママ体調悪いのに、大丈夫かしら。 ハラハラ。 オロオロ。
ショータママに迎えに行ったほうがいいかなぁ?とメールしたら、 盛り上がってるのよきっと。任せとこ。と返信。
うん。そうね。
10時半頃に、 「ゴメン、祭り盛り上がって、今、うちに帰ってひとやすみ中。 すぐ送ってくからね〜。」 とアヤママからメール。
帰ってきたモックンは 手に一杯のスーパーボールと、金魚と、百合の花を持って車から降りてきた。 スーパーボールと金魚はわかる。 なんでも自治会でチケットを用意してたくさん屋台が出たそうだから。 でも、この根っこつきの百合はなんだろう?
「ゴメンね。遅くまでお世話かけて。」 「ううん、こっちこそー。」 「で、これはなに?」 「ああ、公園でモックンがおかあちゃんにおみやげ!って引っこ抜いてたよ・・。」
え。 引っこ抜いてよさそうなもんだったのか気になったが、
うっ! と固まる私にアヤママが、 「たぶんいいよ。」 と素早くフォロー。
すみません。 ホントにお世話かけました。
金魚はミーのリクエストだったので、モックン頑張ってすくったのだそうだ。 ていうかそのまえに 「おかあちゃん、金魚飼ってもい〜い?」って聞かなきゃいけなくはないか息子よ。
11匹もいる。
明日、水槽買いに行くかぁ。
台風だと言うけれど、強く降ったのは夜中だけだったので、 いつもどおりの朝である。
もう停電の心配はないなぁと安心して、 小豆アイスとチョコアイスを作って、冷凍庫に冷やしておいたら、
「あーそーぼー!!」とモックンに声がかかって、
アヤくん、カイくん、ショータ、シュウくん、トモくんと5人の男の子がなだれ込んできた。
モックンが、 「いまちょうど、おかーちゃんがアイス作ってくれてあるよ〜。」 と気前よく発言。
やったー!!と 台所に暴れこんで いやっほう〜!とアイスとスプーンをつかんで、 ガウガウと召し上がって、 だだだだだーーーーーっとうち中走り回って外に出て行った。
台風だぁー。 台風だよぉー。
今日は朝からモックンのサッカーの試合。 母、応援にいけないのでご近所マダムにモックンをお願いする。 ヒゲ君はうちで下二人の子守りだ。
モックン、試合のときはいつでも「母の声」でスイッチが入るので、 私が「はしらんか〜〜!」と叫ばなくて大丈夫だろうか心配である。 サッカーマダムスが「よっしゃかわりにスイッチいれといたる♪」と引き受けてはくれたけど。
モックンにはチームキャプテンのアヤくんの言うことをよく聞くように言ってある。 練習のときも待機のときもアヤ君の近くにいなさいよ、 いつもみたいに草むらで機嫌よく虫取りなんかしてちゃだめよ、かーちゃんいないんだから〜。
心配である。 とにかく心配である。
試合が終わって、 アヤ君がうちに遊びに来た。
「アヤくん、試合どうだった?」 「勝ったよ!2勝!今リーグ2位。」 「すごいやーん。」 「えへ、ボク、ハットトリック!」 「すごーい!かっこいー!」 「あ、でもな、今日はモックン、いい動きやった。 いいディフェンスしてたで。外に出せー!ってボクが言うたらちゃんと出したし、 ボクの声ちゃんと聞こえてたな。よかったよ。」
誰にほめられるより、一番嬉しい人にほめられて、 モックンも母も じ〜ん。
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