「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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あっ、ちきしょ。 今まで大阪や神戸で食べたどのケーキより、この店のケーキうーまーいーー。
という、恐ろしいケーキ屋がこの町にはある。 田舎だからとあなどれんよ、ホント。 あれかしら、牛で口が肥えてるのかしら。
その店のケーキを、いもうとちゃんが買ってきてくれたので 大人だけでおいしい紅茶も入れて、ささ、大人だけでケーキ食べましょ! ひとり2コ食べちゃいましょ!ウキウキ!
時は、3時過ぎ。
部屋の中には、子供が4人(友達含む)
今日は実は別のケーキ職人からパンの差し入れもあって、 子供たちのおやつは、 クイニーアマン、だとか、 サツマイモのカスタードがけパイ、だとか、 チョコデニッシュ、だとか、 小倉あんデニッシュ、だとか、 もんのすんごくゴーカ極まりないのだ!
なのに。
「ボクはイチゴのもらっていい?」 とモックンが皿を用意してなぜか私の席に座っている。
「おかーちゃん、はい、あ〜ん」 と、マルが私のケーキをちゃっかり自分の前に置いて、 一口だけフォークに乗せて私の口に入れてくれる。 ・・・マルちゃん、そのケーキは私のなんですけど・・。 「いーのいーの!」 はげしく、いくない!
ヤグルマギクとローズの香りのすてきなマリアージュのバレンタインをたっぷりと淹れたら、 サーバーから勝手に注いでミルクティーにして飲んでるミーもいるし。 ミルクティーの紅茶じゃないよったらーぁ!
あうーん。
まるまま食べたかったーうえーん!
でも、箱しか残ってなかったヒゲ君は、もっとかわいそうかも。
役員会のあと、かなり早いけどまた迎えに来るのが面倒だし、 久しぶりに2人でイチャイチャしようとマルを連れて帰る。
「今日はおかーちゃん、めっちゃ早いお迎えやな!」 「うん♪おうちであそぼ。」 「いいよー!ボクがおらんとさびしいん?」 「うん!うん!」
あほなことを言いながらうちに帰る。
着替えたついでに少し片づけて降りてきたら、 マル、寝てる。
・・・・・・・つまーんな〜い・・・・。
パン教室の後、スイミングに子供達を連れて行く。 教室の後のスイミングはおやつがパン。 しかも焼きたて♪
朝から 「おかーちゃん、今日はパン教室?」 「おやつ、何パン?」
えへ。 今日は食パンと、チーズスティック。
プールから上がったやつらは飢えているので、 着替えてから少しおやつをつまんでロビーで休憩してから帰る。
カリポリ、とチーズスティックを食べたマルが、 「おいしーなー!」と言って、一本つかむとコーチに持っていった。 「おかーちゃんの作ったパンやけどな!おいしーで!しょれ!」
「いいお母さん、て感じよねぇ。」 と、あーちゃんのママが言う。
そうかな。そうではないよたぶん。
自分が楽しんでるだけだよ。
パンが焼けるようになって楽しい。 そのパンを嬉しい顔で食べる子供を見るのが楽しい。
してやったり、と思ってる自分が一番楽しんでるんだ。実は。
2003年01月28日(火) |
ミーは特権使いがうまい |
がんがん家具を組み立てていると、 モックンが横で 「すごいなー。」
なにが?本棚?
「いや、おかーちゃん。」
え、そう?
「なんでもできるなー。」
お、おそれいります。 でもなー、それはいいんだか悪いんだかよくわからないことなのよー。
「なんで?できるほうがいいやん。」
うん、おかーちゃんもそうおもうんだけどー、 たとえばこういう大型家具の組み立てなんて、 でーきーない〜やってぇーって言って、男の人にしてもらうなんてのがよくあるわけですよ。 そーすると、やってもらえる。
「?なにがいいの?」
やってもらえるのが。
「自分でやらな、おもろないやん!」
うん。でもラクやで。
「アカンて!おかーちゃん、 先生がな、自分でやるからこそ達成感があるんです!て、言うてたで! 先生がしてしまったら、先生作になってしまいますよ!って。」
お、確かに。 おかーちゃんもな、たいていのことは自分でやるほうが楽しいのよー。 誰かにやってもらおうなんて、まず、思わない。 楽しいから。
「うん。できるほうがすごいし、楽しいでおかーちゃん!」
・・・でもなー、ある意味、女の子の特権を無駄にしてる気もして それはそれでもったいないかも・・・・・・。
・・もう「オンナノコ」ではないけれど・・・。
2003年01月27日(月) |
大きいお風呂に替えたい |
みんなでお風呂に入るとさすがにせまくなってきた。
それでも母子4人でお風呂に入る。
ぎゅうぎゅう詰になりながら湯船で暴れる。
大きくなったなよぁ〜
モックンついにドリル終了である。 えらいこっちゃ。 1週間で一年間の漢字の書き取りやってしまいよった。
「ごほうび」パワーおそるべし。
2年生で習う160字のうち、やり直しは10字程度。 読みのおかしいものはふたつだけ。
得意分野なのに課題が簡単すぎたか。 そーだよな〜 ハリーポッター平気で読むんだもんなぁ〜。
「おかーちゃん!ごほうび買いに行こっ!」
う、うん。でも、今日はもう遅いから、今度の日曜日にしようよ。
えっ!と一瞬泣きそうな顔になったが、 「計算のドリルもやったら、ごほうびもダブル?」 ときた。
うっ。
たしかに「ドリル1冊終わったらごほうびひとつ」って言ったよ私。 ・・そういうことに、なりますわなぁ・・・。
「よし!」 気合いが入った。
ひー! えらいこっちゃ、えらいこっちゃ!
「おかーちゃん!ミーもできた!」
え? あちゃー。
ミーは計算ドリルのほうから。 1日2ページまでにしようねっていったのに、勝手にずんずんすすんでっちゃって、 最後の力試しテストを残してクリア。
ミーちゃん、書きゃいいってもんじゃないのよ? 計算はちゃんとできてなくちゃ・・・できてる・・。
な、なんじゃこいつら。
2003年01月25日(土) |
やりゃいいってもんじゃないよ。 |
おはよう!と起きてくるなり、ミーがドリルをしはじめた。 時間は朝の6時半である。
朝ごはん食べてからにしたらー?と言っても、 顔くらい洗いなさいよー、と言っても、
「ベンキョーが先!」と ものすごい勢いで漢字の書き取りと、計算問題をやっている。
モックンも起きてきて、 「ボクもせな!」と、 パジャマを着替えもせずにドリルを広げる。
き、キミたち、何か憑いた?
「だって!はようごほうび買ってもらうんやもん!」 「うん!」
いやー、あのー、
「ミーはもう20ページまで済んだ!」 「ボクは半分まで来た!」
あのー、えとー、
「おかあちゃん!1冊終わったら、ごほうびやよな!」 「1冊ごとにごほうびやよな!」
えとー、そのー、 ごほうび、約束したから、買ってあげるけども、
「 お年玉 は 百円 でした。 」 (しょうがつ) (ひゃくえん)
とか、
「 つりの 名人 に あった。 」 (ないひと)
とか書いてるうちは、ダメだと思います、ミーちゃん。惜しいけど。
夕飯の後、母子4人でコタツに入ってテレビを見ていたら、 みんな寝てた。(母含む)
服着たまま朝まで寝かせちゃおうかなぁ。
でもゆったりした気分で寝られないよね。
小さいほうから順番に寝たままの子供を着替えさせてゆく。
すぽんと上を脱がせたところでマルは目が覚めた。 「しゃむー!しゃむしゃむしゃむー!!」 すぐすむよーすぐだよー。 着替えさせて布団でくるむ。
ミーはズボンを降ろしたところで目が覚めた。 パジャマに着替えさせてあげるー。寝てなさーい。 ふにゃふにゃになりながらお尻を持ち上げてズボンをはかせてもらって、 布団にもぐりこむ。
モックン、重たいなぁ。 ズボンを降ろす。 と、パチ!と、目を開いて、両手でズボンをむかれまいと押さえにかかった。 「うひょひょひょひょひょ〜〜!」 パジャマに着替えさせてあげるのよ。脱がせなさいよ。あほ。 パジャマをもそもそと着替えさせてもらって、布団にもぐりこむ。
おかーちゃん、さむいーと、マルが言うので、 お布団の中で抱っこする。 腕まくら抱っこで、足を伸ばして私のモモの間に突っ込んでくる。 マルもあったかいだろうけど、おかーちゃんもあったかいや。
夜中に起きたら、みんなお布団けとばしてた。
夕飯のあと、子供たちとじゃれて遊ぶ。 2、3歳児によくやる幼児体操の「寝にょろ」というくすぐり遊びをして、 ミーとマルをくすぐっていると、 モックンもそばに寄ってきた。
ミーやマルは体が小さいので手で抑えきれるけれど、 モックンがくすがったがって跳ねだすと、力が強くて、 うっかりすると私のほうが跳ね飛ばされてしまう。 妹たちに当たると、ミーもマルも吹っ飛ばされて大泣きになってしまう。
ぱし!ぱし!と手でよけながら、攻撃も入れる。 3対1なので忙しい。 エスカレートして子供たちが束で本気になってかかってくれば、 私もかなりダメージ受けるだろうなぁ。
「あそび」の範囲での応酬を繰り返す。 この境界が割とむつかしい。 でもこの境界は大事なんだろうな。 境目を行ったり来たりしながら、コレ以上はダメって、身についてくのかもしれないなぁ。
親子で体使って遊ぶことって、 この「加減」が成長を実感できて面白い。
モックンに追い越されるのはもうすぐだ。
ヒゲ君を飲み会の会場に送っていく道すがら、 ケンタッキーに目が止まる。
今日の晩ご飯は残り物をアレンジすることが決定しているのだよ諸君!
「でもさー、ケンタッキーにする〜?」 「ケンタッキーはさーおいしいよねー?」
ヒゲ君を飲み屋に降ろしての帰り道、 怒涛のケンタッキー攻撃に耐え切れず、 ドライブスルーに滑り込んだ。
家に帰るまでに車の中で夕飯がすんだ。
モックンが背負って帰ってきたランドセル、モックンのじゃない。
??
どーやったら、ランドセルなんて、間違うの? と問い詰めたい。
2003年01月20日(月) |
あらやだ知らないのねセンセ |
モックンの国語のノートを見ていたら、 カタカナで書くものと書いてあって、 「外国の国の名前や土地の名前、人の名前」と書いてあった。 自分で思いついた地名や人名がそのあとに書いてある。
「インド、オランダ、ソウル、アンデルセン、ショパン、アメリカ、ブラジル、イタリア、 ヨーロッパ、カナダ、イギリス、グアム、オーストラリア、ロンドン、イラク」
どれも、ははぁん、 サッカーがらみだなぁ〜とか、 「世界ふしぎ発見」だなぁ〜とか、 「地球ふしぎ大自然」だなぁ〜とか、 母だからこそ元ネタがわかる。
最後に、 「マチュピチュ」 と書いてあった。
わっはっはっは!いいぞ!モックン!
先生は赤線引いて「?」と大きく書いていたけれど。
昨日ドリルを買った帰りに寄った100円ショップで、 子供たちがひとつずつおもちゃをつかんだ。 100円だし、まいっかーと思ってしまう甘いおかーちゃんです私。
モックン、ダーツ。 ミー、ねりけし。 マル、フラフープ。
モックン、ルールブックを見ながらちゃんと ダブルブルだのトリプルブルだの計算しながらダーツにはげむ。 このダーツ、ちゃんとしたコルクの的で、矢の先は針になってる。
ドス!と鈍い音がして、的を外れた矢が壁に突き刺さってるー。
ひ〜ん!的に当てなさいよぉ!
「ひゃひゃひゃ!でもな、結構難しいねんで!」
・・・・やらせてよ。 矢を貸してもらって投げてみる。 あらら、刺さらない。 はー!まっすぐ的に向かって投げちゃだめなのね! 放物線を描くように、なげる、と。
ドス!
あぅ。壁に刺さった。
「な!難しいやろ!ちゃんと予測せなあかんねん!」 そーですな。
練習の甲斐あってか、「予測」がうまくなったからか、 モックンほぼ、的にあたるようになってきた。
ひょいひょいと、的を狙うモックンを見て、 ヒゲ君が、「ちょっと貸してみ。」 「おとーちゃんできんの?」 「むふん!投げ方が違う!指は、こう!」 おお??もしや、ヒゲの杵柄なのか?
ひゅん! ひゅん!
おいおい。 クロス張り替えるときはあなたの貯金からも出してもらいますからね。
2003年01月18日(土) |
子供にあった、お勉強。 |
おうちでのお勉強用に、ドリルを買いに本屋さんに行く。 もう3学期なので、あんまり欲張って分厚いのを買うよりも、 3月中に終えられる程度のまとめ版みたいなドリルのほうがいいかなぁ。 とりあえず、今回は、習慣づけることを、一番の目的にしよう。
やる気満々のミーはおかあちゃんの選んだ薄いドリルが気に入らない。 この、A4サイズのごつーいの買ってよ!と怒っている。
モックンはそんなことより児童書を読むのに夢中だ。 マルは音の出るサンプル絵本をかたっぱしからめくって見ている。
とりあえず、モックンとミーには漢字と計算のドリル。 マルもやるというので、ひらがなのなぞりがきのドリルを選ぶ。
難しいのからやらないのがコツかなぁと、思いながら売り場を行ったり来たりしていて、 面白いもの見つけた。
作文の書き方の練習帳。 「作文だいすき・かき方プリント 小学校2年生」
モックンは日曜日記を書くのに四苦八苦している。 まず、ネタがうまく探せない。 ひとつのことだけまとめて書けない。 どんなふうに、が、表現できない。
私が小学生のころ母親に言われた、 「人の手垢のついた言葉を使うな。」を言うには、まだ、レベルが低すぎる気がする。 せめて、書くことが楽しいと思うとこまでは持ってきときたい。
これ、おもしろいんじゃないかな。
「こんな友だちがいるよ」では、 「ぱっと思いうかぶ友だちの名前を書いてみよう。 さて、その友だちはどんな子でしょう。これもぱっと思いうかぶことを書いてみよう。 十人書けたらすごい、すごい。」
「れんそうあそび」では、 「ふうせん」→「ふわふわ」→「おふとん」→「おしいれ」
なんて、簡単なきっかけが並んでいる。
書くことに慣れさせることが目的だし、 こういうとこからやってくのが無理させなくていいかな。
おうちでしかできない、うちの子用の勉強って、こういうことかも。
給食で、「冷凍みかん」がでるらしい。 なつかしいなぁ〜冷凍みかん〜。 旅行に行くときにおばーちゃんとおじーちゃんが買ってくれたよー。 駅の売店で赤い網に入って売ってた。 おとーちゃんやおかーちゃんは買ってくれなかったよー。 そっかー、給食に出るのかー。
おいしいの?と聞いたら、 おいしいよ!と、小学生のモックンとミーがそろって答える。
ふうん。 そっかー。
スーパーで見かけたら、ずいぶんな値段がしてる。 ええっ、だって、みかんなのに!てな値段。 うーん。生のがたくさんあるのに、わざわざ買うのもなー。
と、 思ってたら、 ミーちゃんがなぜかうちで冷凍みかんを食べている。
買ってないのに。 なんで???
「んふ。冷凍庫に入れといた!」
んまっ!生のみかんそのままゴロンと入れたのね! 思いつかんかったー。やるな、ミー。 お味は?
「おいしーよ!」
黙ってみてるはずもない上下メンバーが、早速冷凍庫にみかん搬入。
冷凍みかんブーム到来。
モックンとミーとマル、3人一度にお試し教材が届いた。 こういうものがミーは大好きだ。 早速封をあけて、クイズとお試し問題をやり始めた。
「おかーちゃーん!これ申し込んで〜!」
子供が勉強したいといってるんだから、 喜んでもいいんでしょーが、 私、こういう通信教育モノ嫌いでねぇ。
「おかーちゃん!でも、ミーは、これがほしい!」 ミーの指差したチラシには、 「ごほうびポイントを集めてすてきな賞品をもらおう!」 と書いてあって、電卓や、時計や、カバンの写真が載っている。
ふぅぅん。 「ほしい〜〜!」 ガラクタだと思うけどなおかーちゃんは。
あっそうだ。 別に、ごほうびがいかんわけじゃないんだから、 このシステムを、我が家なりに導入すればいいんでないか?
「ねぇねぇ、ミーちゃん。お勉強、これじゃなくってさドリル買ってきておうちでおかーちゃんとしない?」 「だって!ポイントがたまらん!」 「うん、だからね、ドリルが一冊終わったら、おかーちゃんが、ミーに、好きなもの買ってあげるの。ごほうびに。」 「いいっ!!それいい!!」 「こんな、時計やなんかよりも、好きなものを直接選んで買うほうがうんといいでしょ?」 「いいっ!おかーちゃん!ドリル買いに行こっ!」
話が早い。
ドリルを買いに行く前に、まずはおもちゃと工作でいっぱいの自分の勉強机をきれいに整理。 机がきれいになると、なんとなく、勉強したくなるもので、 ミーちゃん、はりきって書き取りなぞしている。
勉強なんて、やりたいときにするのが一番だ。
ドリルは土曜日に買いに行こうね。
ごほうびに通信教材1年分より高いものをリクエストされたらどうしようとか、思いつつ。
スイミングの見学をしてると、 子供たちが、ちら、ちらっと上を見上げる。 私の子供だけじゃなくて、どの子もお母さんを探す。
視線が会うと私は手を振る。 子供も手を振る。
子供は「ちゃんとみてるかな」って 親のことを、よく見てる。
いつでも、 「ちゃんとみてるよ」っていう、おかーちゃんでいたい。
子供たちがコタツに入ってテレビを見ている。 そのうち熱くなってきて、 上に着てたものをそのへんにポイポイ脱ぎだす。
かくして、コタツ周りに脱ぎ散らかされた服を集めて 洗濯かごに入れに行くとこから、 毎朝の掃除は始まるのだが、 コタツの布団をめくり上げてみたら、 ショータくんの靴下まで脱いであった。
昨日も今日も子供たち、フミにーの半径50cm内にいる感じである。
昨日なんて、近所の友達がサッカーボール蹴りながらやってきて、 フツーに「フミにー!サッカーしよーよー!」と誘いに来た。 ボクってリフティング名人!(4回できる)と思っていたショータだが、 目の前であっさりあんだけ見事にリフティング見せられると完敗だ。 なのでサッカーに誘うのだ!
今日も今日とて、朝から子供たち波状攻撃である。 モックンはプレステ、 ミーはビーズ、 マルは絵本。 も、わーいわい言って、フミにーの取り合い。
フミにーは長兄である。 見ていて思うんだけど、 とっても叱り方や、さばき方が上手。
母でも一度にワーッと子供がまとわりついてくると、 シャットアウトしちゃうことがあるのに、 それがない。
身についてるんだなぁ。 どの子の言うことも聞いてやる。 どの子もかまってもらえるので納得である。 なーるほどー。
兄弟のよさはこういうとこに将来出るのかも。
フミにーのお母さんに、 「あのー、どーしたらこんないい子になりますか??」 と教えをこいたいなーと思った。
母にちょいとミーティングがあって、喫茶店に出向かねばならない。
ささ、みんなで行きましょう!(みんなって〜)
ミーとマルにパフェを頼んで、 ミーとマルをフミにーに頼んで、 母、別テーブルでミーティング。
荒技だなぁ〜。
先生が「誰?」と聞くので、 「サポーターですー♪」とさらっと答えてみた。 先生、そういうサービスがあるのかと言う顔。
こむつかしい話をしながら、 チラッと見ると、 おりこうにしているマルと、 暴れはっちゃけてるミーと、 タスケテ〜なフミにーが、目に入る。
もうちょい。 もうちょい。 ・・もうちょい・・。
・・・・限界か。
「では、このへんで、お先ですが。」 と言って失礼する。
「ごめんねー。ありがとー。」 「コイツ(ミー)がじっとせん!」
そうなのよ。 お出かけすると、おりこうにしてるのがマル。 はしゃいじゃうのがミー。
おりこうなのでご褒美買ってもらえるのがマル。 何にも買ってもらえなくて余計にぐずるのがミー。
家に帰ったら、 ミーが「パフェ食べたわ〜〜!」と、得意顔で言ったので、 サッカーから帰ってきたモックンが、 「ボクだけ置いてけぼり〜〜〜〜〜!!!びゃーーーーうーん!」 と大泣き。
いらんこと言って、余計に怒られるのが、ミー。
2003年01月11日(土) |
でっかいのとちっこいの |
おもちゃ部屋に干したばかりのフミにーの布団を干していたら、 遊びに来ていたフミ君が、
「誰の布団?」
「フミにーの布団。」
「えっ!オレ?オレ今日泊まってくの??(キラキラ)」
なんでやねーん!
ややこしいので、「でっかいフミにーちゃんの。」と言い直したら、 みんなから、即「ちっこいフミにーちゃん!」と呼ばれ始めたフミ君。
フミ君、末っ子なのでおにーちゃん呼ばわりされたことがない。 「やめろよぉ」とか言ってたが、 「ちっこいフミにーちゃん!ちっこいフミにーちゃん!」 と、まとわりつくマルの相手をずーっとしていた。
帰り際、 「なぁ、オレ泊まっていってもいいけど。」
ちっこいフミにーちゃんも、今度泊めてあげよう。
夕方暗くなるのが早くなってきた。 外で遊んでた子供たちが、 「さむー!」と言いながらうちに入ってきた。
1、2、3、4、5、6、7、8。
のど渇いたー! おなかすいたー! テレビ見ていい〜?? ゲームしていい〜〜? トイレ貸してー! 今日のごはん何〜! 今日食べてっていい〜!?
う、うるさー!!
こどもって、いるだけでやかましいー!
マルさん、保育園の用意をはりきってご自分でなさる。
「しゅぷーんは、今日は黄色いの持ってく!」
すっかり制服も自分で着て、カバンもしょって、 「今日は早いお迎えなー!」 と靴を履く。
さっさと自分で車に乗り込み、 今月のうたの、「たきび」を歌いながら 園児モードで園までご機嫌であらせられる。
のに。
なぜか 車から降りたとたん、私のお尻の陰に隠れる。 足が前に出ない。 挙句の果てに、泣き出して 「あう〜〜!!おがー!!おがーが〜〜!!」
でも、 先生に連れられて角を曲がると泣き声は「ぴた」と、やむのです。
・・・・・・・アンタね。 そんな儀式、そろそろ卒業なさい・・。
♪ちゃちゃちゃーん!(せまるー!)ちゃっちゃー!(しょっかー!)♪
藤岡弘: 「起きろ!ライダージャーンプ!! キー!(ショッカー) ライダーキーック!! キー!(ショッカー) 目が覚めたか!! 起きろ!(以下くりかえし)」
朝6時半。
ミーがむくっと起き上がって、 ばちん!と仮面ライダー目覚ましを叩き消すと、
「まだ夜やっ!!」
と怒ってまた寝ました。
明日から学校が始まる。 もう一度、持ち物の点検点検。 やつらなりに一応そろえてはあるらしいけども。
モックンの体育館シューズが小さい! ミーの下敷き折れてる!
慌てて買いに行きました。
朝ごはんのときに おかーちゃんの髪の毛の寝癖がチョンマゲみたいなのに気がついた。
「おかーちゃん、チョンマゲ!」 「おかーちゃん、チョンマゲ!」
なんでもモックンの言うことをオウム返しにくりかえすマル。
「うん。だから、さっきゴミだしに行くとき、帽子かぶっていったよ。」
「わるぢえやな。」 「まるみえやな。」
・・・2人ともちょっと違います。
お年玉の合計は一人7000円。 3人とも使いたくてうずうずしている。
「ねー、今日はどっか行くー?」
図書館。
「えー。」 「あ、図書館の帰りにジャスコ行こうよ!」
方向がまったく逆なんだけど。 ま、いっか。
1000円ずつ財布に入れて出発。 お買い物におつきあい。
マルさん今日はネコの風船を買いました。
今日はなに食べようかー?
モックンが「焼きにくー!」
ミーが「おすしー!」
ほんとにこの子たちそればっか。
モックンのパワーフードは、焼肉で、 ミーのパワーフードはツナ巻きですか。
じゃ、マルは?
「当てて!」 みんなでクイズになった。
「それはー、甘いものですかー!」 「しゅっぱいです!」
「冷たい?」 「ふつー!」
「袋に入ってる?」 「お皿に乗ってます!」
「何色?」 「あかとー、くろとー、はいいろとー、みずいろー!」
???????
「チョコとかケーキとか?」 「おやつじゃありません!」
???????
「それはおかーちゃんがつくったことありますか?」 「ないです!」
「お店で買ってきましたか?」 「買ってこないです!」
? ????????????
「なによそれ。」 「へへん!正解は、”いらかりすま”でしたー!」
なんだって?どういうんもん??それ??
「いらかりすまはー、ぼくの、こころのなかにあってー、・・」
マルのパワーフードはめったなことでは食べられそうにないです。
2003年01月03日(金) |
買ってきてというために |
朝早くに出かける支度をしていたら、 まだ暗いのにミーが起きてきた。
「おはよーございます!」
なんだそんなにかしこまって。
「おみやげ買ってきてください!」
・・・・はい。
「一番大きいおみやげ買ってきます。」
ミーは目をキラキラさせると、うん!とうなずいて、 「寒いから、もっぺん寝てくるわ。」 と布団に入った。
昨日お年玉を渡すのを忘れてた。
・・・・もうなにしとくか? そんなわけにも行くまいなぁ。
8歳から3歳までポチ袋にひとり1000円入れて あとはヒゲ君にお願いした。
ヒゲ君、はりきって、一人一人名前を呼ぶ。 なんか訓辞をたれてから頑張ってください!といって、渡していた。
中小企業の社長さんが大入袋渡してるみたいだった・・・。
モックンの一行日記より。
1月1日
とくになーんにもありませんでした。 たいくつでしたー。
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