「いつもにこにこ・みけんにしわなし」
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2002年10月31日(木) ハロウィン

モックンはドラキュラ。
ミーとマルは魔女。
仮装といっても、普段の服を組み合わせて、
黒いゴミ袋でマントを作っただけ。
100円ショップで見つけた魔女の帽子をかぶって、
割り箸と折り紙で作った魔法の杖を持って、
暗い夜道を大喜びで集合。

おともだちはサンタクロースがいたり、
天使がいたり、悪魔がいたり、かぼちゃがいたり、
カエルや、トナカイや魔女や火の精いろいろ!

「トリック・オア・トリート!」なんて、
お行儀よく一軒一軒回るわけもなく、
「くれーー!」だの、
「よこせー!」だの、
山賊が山から降りてきたようだ。

山賊一味について行けなくなったマルと、
一足先におうちに戻って
お兄ちゃんやお姉ちゃんたちにお菓子を配る用意をする。

来た来た来た。庭先からなだれ込んできた。

「わ〜〜〜っ」
「ちょーだーいっ!」
「はよくれー!」
「お菓子〜〜〜!」

ええい、この山賊どもめっ!わはははっ!

山賊一味は機嫌よく解散して帰ってきた。
・・・・・・・・クリスマスまでお菓子買わなくていいかも〜。
えへー。このチョコは私がもらおう〜っと〜。






2002年10月30日(水) ほほえんで、たたずんで。

おじゃる丸を見ていたら、
忙しいカズマに相手にしてもらえなくってさびしくなったおじゃるが、
カズマの後ろ頭にマジックで穏やか〜な笑顔を描く話だった。

カズマの後ろ顔は、なんにも言わずにただやさし〜く微笑むだけである。

おじゃるはカズマの後ろ頭に向かって「それでの〜、これがの〜、」
と延々話かける。

カズマはなんにも言わないけれど、
カズマの後ろ顔が微笑んでくれてるので、
おじゃるはシアワセ〜に和むのだ。


これは使える。
もらった!

「おかーちゃ〜ん!おかーちゃ〜ん!」
「ボクの、連絡帳知らん?」
「おかーちゃん、のど乾いたー!」
「ああっ誰かミーの折紙使ってるー!」
「おかーちゃん!おやつ食べていい?」
「九九やるから聞いとってな−!]
「ミーの工作壊した!!」
「しさん、じゅにー、ししじゅうろくー、」
「おかーちゃんマルがっ!」
「アメあけてー!」
「ぎゃーん!」
「壊したやろ!ねーねの工作っ!」
「しわ、しわ、しわ〜、さんじゅうご?」
「うぎゃーーんうぎゃーーーーーん!!」
「おかーちゃ〜ん!」
「おかーちゃん、35?」
「おがーちゃーん、おがーちゃーん!!」


「なんで、笑ってんのさっっ!!」



・・・・・ダメでした。



2002年10月29日(火) 今年もやるらしい。

「おばちゃーーーん!!」
ご近所の子供たちがかたまりで走ってきた。
「おばちゃん、お手紙!」

きたー。
「10月31日の7時ごろ、ハロウィンでおうちを回ります。
お菓子を12個くらい用意しといてください。」

「あ、これは、モックンとミーにも!」
ついでのように子供用の案内手紙もくれた。


2002年10月28日(月) おかーか!

なんだか保育園に行きたくないマルたん。
理由は特にないらしい。
理由がないなら行ってもらわないとなぁ。

保育園の玄関で急に涙ぼろぼろ。
「おか〜か〜!」
出ました。マル、赤ちゃんがえり語。
おかあちゃん=おかーか。

「おか〜か〜!おか〜か〜〜〜っっ!!」
びゃーーーーと泣きながら、先生に抱っこされて行くマル。

お迎えに行ったら、
にこにこと、
「おかーちゃん!今日はタヌキ作った!」
「みんなにぼくんち遊びにおいでって言うといた!みんな来るって!」
とごきげんだった。

朝だけなのよねぇ・・・・・。


2002年10月27日(日) コタツで寝ましょうそうしましょう。

自分で作った料理がおいしいと、
つい、飲みたくなる。
飲むと、コテンと寝ちゃうので、子供たちが止めるのだけれども、
おいしい料理にはお酒でしょう。やはり!

「あ〜〜〜〜おかーちゃんが寝ちゃうぅ〜〜!」
「うん、寝ちゃうのだっ!」
「寝たらアカン!」
「いいのいいの!コタツに行っちゃおう!」
えっへっへっへと、コタツにもぐりこむと、
子供たちがみんな後に続いて大急ぎでやってきた。
えっへっへっへっへっへっへと
みんなにやにやしながらもぐりこむ。

コタツで寝ちゃダメ!とか
着替えて寝なさい!とか
歯磨きしてないじゃないっ!とか

なんにもいわれないまま、
にやにやしながら服着たままコタツで寝ました。


2002年10月26日(土) ヒップホップ

スタジオでヒップホップダンスの子供向き教室がスタート。
ヒップホップダンスは今はやりですなぁ。
ミーが行ってみたぁいと言い出して、みんなで行ってみた。

ん・ちゃか、ん・ちゃか、なリズムでダンスの基本、アップダウン。
だるい感じの先生が、
「おぉ、ええ感じ。その調子でぇ、1&2、3&4。」
と、カウントを取る。

へー。
カウントの取り方も独特〜。
おもしろ〜。

ミーがリズムに乗るのがうまいのはわかるとして、
モックンが意外にハマったのに、びっくり。
あらまー。
あんなにとっとこハム太郎体操してくれないのに〜。
脱力のダウンとタルそうなアップが、
ものすごーく、モックンらしい。
いいわ〜、ヒップホップ・モックン♪
1&2、3&4、たんたん、たたたーん♪

とかなんとか、にこにこしながら
子供の後ろで一緒にヒップホップ踊る保護者って、
もしかして、迷惑?


2002年10月25日(金) カニボコ!

カニかまぼこが大好きなマル。
おとーちゃんのお弁当に入れた残りを目ざとく見つけた。
「おかーちゃん、ちょーだい!」
うん。

もう一人、カニかまぼこの好きなヒトが実は足元に。
「みゃ〜。」
このネコ、カニかま、大好き。

「みゃ〜〜〜、みゃ〜〜〜〜!」
うねうねうねうねうね!

「もうひとつカニかま出してあげようか?食べる?」

「みゃ〜みゃ〜みゃ〜〜〜〜〜!!」
「たびる!たびる!たびる〜〜〜〜〜!」

冷蔵庫からカニかまを取り出したとたん、二人同時に吹っ飛んできた。
「みゃあぁぁぁぁああっ〜〜〜!」
「カニボコーーーーーーーーー!」

へたっ。(母、砕けた)


カニボコってアンタ。
そんなに慌ててネコと張り合わなくてもアンタ。


2002年10月24日(木) 勝手に晩ご飯


母、不覚にも夕飯前に洗濯物に埋もれたまま寝る。

だあぁっ!寝てたー!!
と飛び起きてテレビの音のする2階によろけながら上がってみると、
モックンは漢字の書き取りしながらテレビ見ていて、
マルは寝ていて、
ミーはご飯を食べていた。

「ミーちゃん、何食べてますか?」
「ごはん。」
確かに。
お盆の上に、ご飯を盛ったお茶碗一膳と、
トーストの乗ったお皿が一枚。
「ミーが作ったの?」
「うん!おかーちゃんの分も作ったろか?」
「いや、今からトリのモモ焼き作るよ。ごめんよ遅くなって。」
「いいよ!食べながら待っとるから!」

すまんのう。
おかーちゃん、最近もうバタバタしまくっちゃってて、
ご飯時に倒れるなんて、もう、ホントにだめねぇ。
今日はうるさいこといわないで、コタツでご飯食べてもいいことにしよう、しよう。

トリのモモ焼きを作って2階に上がると、
「おかーちゃん!ごちそうやん!ご飯、あったかいのに代えてきて!」
う、うん。
「オレンジジュースもなー!」


・・・・・・。
人の弱みにつけこんで、
つけあがってるっていう?


2002年10月23日(水) ありがとうとは言ったけど。

スイミング帰りに買い物に寄る。

ゲームセンターに引き寄せられていく子供たちに逆噴射をかけながら歩いていると、
ひょこ、と、コウちゃん、ダイちゃん、ユーちゃんの3人兄弟が顔を出した。
母も一緒だ。

めずらしーね、こんなとこでー。
と、母たちが立ち話しているうちに、
ダイちゃんがでかいカプセルをゲット。
にこにこと走ってきた。
「うお!ダイちゃんすごいー!」
「へへへへへへ!!開けてー。」
開けてやると中からマニキュア。
「おばちゃん、やるわ。」
「え、え、いいよ、妹にやんなよー。」
妹のユーちゃん、珍しくもない顔で「いらん。」

ミーが、ちゃっかりいただく。
ありがとうねぇとか言ってると、またダイちゃんカプセルゲット。
「またマニキュアー。おばちゃん、やる。」
「え、いいよー、おかあさんにやんなよー!」
母、「いらん!ミニモニのなんか!」

今度はマルがいただく。
なんか悪いねぇ、100円払おうか?とか言ってると、
またまたダイちゃんカプセルゲット。
「す、すごいー!!ダイちゃん、ゲーマー??」
「えへえへへへへへ!!!」
今度はピンクのおばけのぬいぐるみ。
「おばちゃん!やる!」
「い、い、いいって!おかーさんのクルマにでも、」
「ぜーったいイヤッ!持って帰り!」母、反応早すぎます。

ミーがにこにことぬいぐるみを抱きしめる。

ウチの子たちも、100えんずつ頑張ってみるが、
申し合わせたように成果が上がらない。
ぐずるのを見越して、
母、キャンディつかみでこそこそとアメを仕入れて、
「ハイ、あめ食べて帰ろうか。」
と渡したら、
「しゅくないっ!」と、マルがお怒り。
・・なこといったって・・。

「待っててな♪」
へ?
あ、ダイちゃん。
見る間に手際よくボーナスカゴまでひっくり返して、
大量のお菓子をゲット。

「ハイ。」
にこにこと、めったに取れないボーナスのおもちゃつきお菓子をマルにプレゼントしてくれた。

あ、あ、ねぇ、ねぇ?いいよ?ねぇ?聞いてる?ヒトの話?
おまけに、
「アタシもやってみたらおもちゃが当たった〜上げる〜。」
と母までがなんだか景品をくれる始末。


ねってばー!ねぇ!いいってばー!!

「いーの、いーの!ガラクタなんだから!」



・・・・・・だから要らないって言ってんじゃ〜ん!!とは言えませんでした。トホホ。

子供たちは大喜びでバイバイしあってました。


2002年10月22日(火) みかん狩り

マル、今日は保育園のみかん狩り。

おみやげに袋いっぱい持って帰ってくれた。
カゴにあけてみる。

へ〜。
このおみやげみかんは、園児が自分の手でもいだみかんだ。


モックンのときはきれいな形のみかんばっかりだった。

ミーの時にはでっかいみかんばっかりだった。

マルのみかん、手当たり次第。
よく吟味した形跡ドコにもなし。
とりあえずむしっといたみかんぽい。



みかん狩りにも性格出るのね〜。


2002年10月21日(月) ゴリバ

昨日のおみやげに子供たちそれぞれが満足して、
にこにこ自慢しあっていたら、
「ボクのはー?」
とヒゲ君。


「ボクのだけないー!!」
暴れだしたよ、おい。

コノヤロ。わざわざアンタの分だけ遠回りして買ってきてやったのに!
しかも昨日食ったじゃん!
と、カツンと来て、うっかり叫んだ。

「なにゆーてんのよ!
ゴディバのトリュフ(ヒゲ大好物)買ってきたやんか!」

返事は4つ同時。

「あっ。そうか♪」
「ええええっ!!」
「なに!ゴリバって!」
「トリュフってなにっ」



・・・・・・・・・・・・・。
キラキラしてるんですが子供たち。


「・・・言っちゃったじゃん!バカ!」



ほんとバカである。



2002年10月20日(日) 長女

本日おかーちゃんデーのため、父子で留守番。

3人分おんなじお菓子を買ってそれぞれのパッケージに、
油性のマジックで名前を書いて、袋に詰める。


・・・僕のがないって、暴れるかな。

ポテチに大きく油性で「ヒゲ」と書いてキッチンに。



夜帰ってきたら、ミーちゃんが、
「おとうちゃんが、僕のがないー!!っていうから、
ミーが見つけてちゃんと渡しといたでな!」


長女は長男(ヒゲ)より、しっかりしています。


2002年10月19日(土) 子供だけでもへいちゃらになってきた

朝早くから子供たちに隣町の体育館までお付き添い願う。
今日は一日がかりのイベントだから、飽きないようにおもちゃやおやつも運び込む。
スタッフルームにブロックやおやつや、飲み物の入ったクーラーボックスを備えた、
キッズルームをしつらえる。

母たち(3人)はみんなレッスンやら客の応対やらにばたばたと忙しい。
子供は全部で7人。
食べ放題、飲み放題、散らかし放題、暴れ放題で、
あっという間にスタッフルームがゴミタメ。

8時半から5時までの長丁場。
まったくかまえない時間帯もあったのに、
子供たちは親がいてもいなくても遊びつづけた。
誰も泣くこともなく、行きたいときに一人でちゃんとトイレにも行って、
1日機嫌よく遊んでいた。

帰りの車の中で
「ごめんなー今日はほりっぱなしでー。」
と言ったら、
「ぜーんぜん!いっぱい遊べて楽しかったー!」
と返事が返ってきた。



だんだん、おとなになってくんだなぁ〜。


2002年10月18日(金) アンパンマン体操に行く

「おかあちゃん、今日は仕事?」
「今日はアンパンマン体操。」
「行く!」
と言うわけで、連休。

アシストもしながら、マルと二人でラブラぶな親子体操を楽しむ。
ぎゅーだのちゅーだのメニューにないことだらけな親子体操。
ふふふ。
やはり親子体操は親が楽しい。


2002年10月17日(木) こっそりマルたんデー

「今日はおかあちゃん仕事?」
「エアロビクスー。」
「ボクもエヤロビクシュ、行くわ!」


うーん。
今日はキッズビクスの予行練習やるつもりだからなー。
反応見るのにいいかも。

「んじゃ、保育園やすもっか〜♪」
「うん♪」

スタジオでおかーちゃんとリレーして、
パラシュートして、手遊びして、踊って、ゴキゲン。

さて、お昼ご飯どうしよう?
「どーなちゅ!」
うしゃ。じゃ、ドーナツ。

ドーナツを食べ終わると、
「しょふとくりーむ、たびたい〜♪」

えー?しょーがないなぁ〜。じゃ、一番小さいの買ってあげようねぇ〜♪


マルとおでかけすると
ついつい、言いなりになります。


2002年10月16日(水) ショック!

今日もお買い物のときに
ミーはお気に入りのポシェットを下げていた。
見ると、中には前に家出をしたときに私があげた大きなお財布が入っている。
レジでにーんまりと「ミーが払うわ!」と財布を広げた。

げげげっ!!
2万円入ってる!!!

ぎゃっと叫んで取り上げる。
「どーしたのこれっ!」
支払いを自分の財布から済まそうとして気がつく。
振込み用に普段使いとは別のところに入れてあった2万円がない。

こいつ、私の財布から、抜きやがった。

うちの子に限って!!な事件が我が家に到来。
うちの子、泥棒!!!

叱り飛ばしながらショックに打ちのめされる。
ワシ、泥棒を育ててしまった・・。

車を運転しながらミーと話しつづける。
どうしてそんなことしたのか聞くけれど、理由らしい理由がない。
理由はないのかもしれない。
私の目の前で鼻をふくらませて支払いをしようとしたではないか。
でも人の財布からお金を取るのは悪いことだとちゃんと知っている。
このコソドロ、矛盾だらけだ。
しかもそれをかわいいかわいいと甘やかし倒してきたのは私だ。

初めてじゃないんだろうなぁと、思う。
小銭を「ちょっともらったり」とか、きっとしてたんだろうなぁと、思い当たる。

「人の物を盗るな」なんて言わずもがなのことを、
改めてコソドロ娘にしつこくしつこく言う羽目になるとは思ってなかった。

「ミーちゃん、泥棒は、犯罪やねん。泥棒ってな、治すのがたいへんやねん。
普通の病気は病院に行って治すけど、
泥棒は警察に捕まえてもらって牢屋に入って治さなあかんねん。
どうする?
今から警察に行く?
警察行ってもいい額やで?
いや?

・・いややったらな、おうちで治すしかない。
治したい?
治したかったら、今からふたつ言うこと守って。
ひとつめ、
今日からミーは、お買い物をすることを禁止します。
もう、お使いも頼みません。
ふたつめ、
貯金箱の中身も、お財布の中身も今からおかあちゃんがみんな預かります。
みんなまとめて銀行に預けておくことにします。
いい?」


ミーは、しゃくりあげながら、うなづいて、
きょうだいみんなの目の前で、
「もうしません。」と約束した。

ミーは叱られるだけ叱られると、けろっとしていたが、
母のほうがショックから立ち直れない。

おかーちゃんの財布からさらーっとお金抜いちゃうだなんて、
よっぽど悪いやつか、
まったく価値観が培われてないかなのかしら。
どっちにしても、私の監督ふゆきとどきだー。
そう思うともぉ、がっくりである。


一応、今日の所はお金からしばらくミーを切り離すことにしたけれども、
しばらくたったら、子供たちにおこづかい制度を導入して、
お金の使い方と価値を叩き込む時期がきたかもしれないと思った。

だけれど、この構造改革は、
あれれ?へんだな、何に使ったっけ?とか毎月言ってる私に一番の試練だと思う。
ぐはー。


2002年10月15日(火) サル顔?

「おかあちゃん、今日は保育園で、リスとタヌキを作った!」

もうすぐ保育園の造形展があるので、
マルは毎日糊だらけになって帰ってくる。

「そうかぁ〜。今年は、ぱんだ組さんは動物さんを作るんや〜。」
「うん!サルも描いた!」
「へー?なにで?クレヨンで?」
「うん!クレヨンで!」

・・・?
毎年のパターンからすると、
クレヨン画は自画像のはずだ。

「マルちゃん、それは自画像じゃなくて?」
「ゾウは描いてないっ!」

・・・あ、そうですか。サルですか。


入院中の担任のロコ先生に、
「サルを描いたそうです」とメールしたら
「大笑いしました!自画像です!」と返事が来た。





・・・ま、サルもマルもたいしてかわらんか・・・・・・。


2002年10月14日(月) 忘れてるし。

連休最後。

慌てて宿題をする兄と妹。

母も慌てて上履きを洗った。


2002年10月13日(日) ミー・デー

マルの運動会、
モックンのサッカーの試合。
ここのところ、毎週末、ミーさんは「おつきそい」であった。

お気に召さない。

なんとな〜く機嫌がおよろしくあそばさない。

すぐに家出の用意をまとめたりなさる。



んもう。

「ヨシ、じゃあ今日は、1日、ミー・デーにしよう!」
「えっ!なにそれ?」
「今日1日、ミーが、なんでもしたいことする日。」
ぱー!!っと輝くミー。
つられてバンザイのマル。
不服そうなモックン。

いいの。今日はミー・デーなの!

朝ごはんのジュースを注ぐ順番も、ミーちゃんから。
車でお出かけのときに助手席に座るのも、今日はミーちゃん。
お昼ご飯のリクエストも、ミーのご希望に沿って。
えらい甘やかしぶりである。
それもこれもすべて、
「今日は、ミー・デーだから!」で異議を認めない。

有頂天・ミー。

伊勢のお祭りに連れて行って、
ミーの選ぶ屋台で綿菓子を買い、
ミーの選んだキャラクターすくいをして、
荷物をみんなお持ちいたしましてヒゲ君実家に。

「おかあさん、今日はミー・デーなんです。」
「なんで。」
「こないだからきょうだいのイベントにつきあわされて振り回されてたので。」
「んまあ!」

おかあさん、ミーに突然お年玉並みのおこづかいくれました。

スペシャル有頂天・ミー。有頂天の骨頂!


モックンが
「おかあちゃん、モックン・デーはいつ?」

そ、その前に、おかあちゃんデーは?
おかあさん、おこづかいくれるかな・・・。


2002年10月12日(土) Hi!I am MARK!!

今日もモックンは相手チームの10番をマンツーマンでマークしている。
ぺったりひっつき、とにかく一緒に走る。
私が、「マークしろ」と言ったからだ。

だってー。
モックン、ボールに絡むだけのテクニックも根性もないんだもんー。
まずはアンタ動きを覚えなさいよーぉ
相手のエースと一緒に走って走って、エースのスタミナを実感しないさいよぉ。
くらいの気持ちだったんですけどね。
モックン試合となるとしつこいほどマークをするようになった。


まだ1、2年生のチームは、花いちもんめのような試合ばっかりなのだ。
両チームとも団子になってセンターを右〜〜〜、左〜〜〜。
あ。はいっちゃった。が〜ん。
そんな中でもやはり10番をつける子は目立って動きがいい。

モックン、ボールには目もくれずひたすら10番を追いかける。


珍しくベンチに総監督。
「おい、おい、あの9番、あれ、なんちゅうやつ??」
「ああ、モトキですわ。」
「あいつ、おもろいなぁ〜。ずっと、10番マークしとるやん。」
「ええ。」
「ほら、ほら、また。あいつだけやん。ぴゅう〜といって・・・あ。ぬかれよった。わはははは!」
「わははははは!」

相手チームの10番がするっと走り出してゴールを狙う。
「あれー?マークは?ドコいきよったんや?」
「休んでますわ。」

カントクとコーチの会話を聞きながら息子を眼で探すと、
息子は10番から遠くはなれて膝に手をついてはぁはぁ言っていた。



2002年10月11日(金) こころのせかい

「おかあちゃん、ぼく、こころのしぇかいがあるんやで。」
え!へー!心の世界!
「うん!」
それはどこにあるんですか?
「からだのなかにさ!」
へー!そんなこと誰に教えてもらったの?
「やまさん!」
や、やまさん?
「そう!やまさんはな、普通の山に住んどるんさ!」
へ、へー!!
「やまさんは、なんでも知ってるんさ!」


こころのせかいにやまさんも住んでるのね。
ちっこいマルのからだの中の
おおきなおおきなせかい。


2002年10月10日(木) 生半可な息子


肉まんをふかしておやつにした。

「モックーン、ちゃんと中までアツアツやった〜?」

「うん!!中、ナマハンカじゃないよ〜!」






・・・・・・・。


「・・・ボク、今、ヘンナコト言いましたか???」



・・おまえが、とってもナマハンカです。


2002年10月09日(水) 孫子の代まで

「おかーちゃーん!!」

はーい。

「カメ、つかまえたー!」

・・・・・・・・・・・。

き、昨日、あんなに自分で飼えへんもんはひろてくんな!って言うたとこやん!!

「うん!ちゃんと飼う!!」


・・・・・・・・・・。



「モックン。カメは万年ていうねん。」
「うん。ツルは千年やで。」
「アンタ、大人になって、結婚して、子供生まれたら、その子供にちゃんと引継ぎやっ!」
「ひゃひゃひゃひゃ!」
「孫が生まれたら孫にもやでっ!」
「うひゃひゃひゃひゃ!!うん!!わかった!!」
「アンタの孫子の代までちゃ〜んと伝えなさいよっ!」
「うん!!」

名前はカメ仙人になりました。


2002年10月08日(火) 拾ってきちゃダメ。


ミーとマルと3人で家に帰ってきたら、
うちのまえで子供が群れている。なんだなにごとだ。

「あっ!おばちゃーん!ネコ、こうて〜!」

はぁ!?

あちゃー。
でかいネコ。
・・・・・・なんだか、ぐったりしてるように見えますが。

「うん!今日学校行くとき血だらけになって倒れとったんさ!」
「うん!うん!で、学校まで連れていってー、」
「そう!それで、給食食べさせてー、」
「でもなーちっともよくならへんからさぁ!」
「みんなで、連れて帰ってきてん!」
「このうちで、こうて〜!!!」


・・・・・・・・・。
「ちょっと、そのネコ、下におろしてみ。」

子供たちがわいわいと、抱いていたネコを玄関先におろす。

・・・・・・・・。
ネコは柔らかいものだけど、
この柔らかさはおかしくはないかい?
なんか下半身、変な方向に曲がってますよ?
ああ。もう立てないのか。
力が入るのは、前足だけ。
目も開かない。鼻からは血が垂れる。

「なぁ!おばちゃん、うちはお母さんが、ネコあかんから、飼えへんねん!」
「うちも!」
「でもかわいそー!」
「なぁ!こうてー!」


言いたくはないけど、仕方ないな。
「あのね。うちでは、飼えないわ。」

えーっ!と、こどもたち。

「おばちゃんとこ、子ネコいてるやろ。
今、ほかにネコ飼うつもりはないの。
見てみ、さっきから怖がってずっとフーって言うてる。
オオケガしててかわいそうやから病院に連れてっていったげるのはかまわないけど、
たぶん病院に連れていっても、治らないかもしれないひどいケガやと思う。
今はまだ命があるけどね。もう、長くないのとちがうかな。
おばちゃん、このネコの寿命までよう面倒見てあげられへんと思う。
ごめんな。よう飼わんわ。」


「そしたら、・・・・どうしよう・・・・。」

ほんと。どうしよう。
かかりつけの獣医さんに電話して相談してみる。

先生は、車にでもはねられたんでしょうねぇ。多分、背骨が折れてますね。
と、話を聞いてくれた後、優しい声でアドバイスしてくれた。
「あー。つらいですねぇ。
うちは、病院ですからね、連れてきてもらえば治療はします。
でも、問題は、そのあとですよね。
飼えないネコを治療しても、そのあとの引き取り手がいないんであれば、
つらいでしょうけど、ボクは保健所に連絡することをおすすめします。」



先生の一言に背中を押してもらって、
ぐずぐずと保健所に電話する。


保健所の担当さんは、さっきの動物病院の先生の後輩さんだった。
すぐ来てくれた。

箱にタオルをひいて寝かせたネコは持ち上げられてももう動かない。
担当さんが様子を見る。
「・・こちらで引き受けますね。
先生のいうとおり、治療に連れていってもたぶん・・・・・。
・・それに治療するだけで軽く10万近くはかかりますね。」
と慰めてくださる。

連れてきた子供たちみんなあつめて、ネコをお願いする。
「みんな、自分で責任もって飼えないんだったら、今度から拾ってきちゃだめよ。
自分は飼えないから、よそで飼ってもらおうなんていうのもやめてね。」
「はーい。」

ネコをトラックの荷台に積んで、
担当さんが「今は何か飼われてるんですか?」
「はい、子猫を飼い始めたばかりです。」
「じゃ、そのコを、かわいがってやってくださいね。」

トラックの荷台に乗せられたネコにみんなでお別れ。
「ネコ、ばいばーい!」
「ばーいばーい!」

つら〜。

「・・・おばちゃん、ごめんな・・。」
うん。
「おかあちゃん、ありがとうな。」
う、うん。

わかってくれたなら、いいんだけど。


2002年10月07日(月) ごほうびパフェ

昨日とってもがんばったごほうびに、
パフェを食べに行きましょう。
そうしましょう。
おにーちゃんやおねーちゃんには内緒だぞ。

ここのお店のパフェは、普通のパフェだけでなくて、
ビールジョッキやアイスペールやピッチャーに入ったのまである。
メニューを見て、マル、悩む。

「ぼく〜、チョコ〜・・・。やっぱり、イチゴー・・・・じゃなくて、プリンついてるのー?」

さーんざん、メニューを見て悩んだ挙句に、
結局「これなら自分一人で食べきれるよ。」の言葉に、
一番小さい360円のミニパフェに決定。

それでも、すこうし、食べきれませんでした。


2002年10月06日(日) 先生はいなくても

保育園の運動会。
先生がいない。
準備で怪我をしてしまって、病院に運ばれてしまった、
担任のロコ先生。


先生はいなくても、みんながんばった。

いつもなら、
「ピンクー!青ー!1、2、3!」と大きな声で先生が教えてくれるから、
みんなばっちりそろって決まるダンスも、
今日はぱんだ組27人だけでがんばった。
音楽に合わせて「いーち!にーい!さーん!」って、
みんなで声をそろえてポンポンを振った。
移動するのも、先頭のコーちゃんが先生の誘導なしでちゃんと立ち位置に走った。

あとの3クラスは先生のかけごえで踊っているなかで、
ぱんだ組はこどもたちだけでがんばった。


踊れてる子も踊れてない子も、
いっしょうけんめいのダンス。



年長さんのリズムマーチングよりも、
うんと、うんと、かっこよかった。


2002年10月05日(土) ミーの連絡帳より

先生(木曜日)

「今朝、通学路でこけて、鼻の頭をすりむきましたが、
それよりも、4年生の子に『どけ!チビ』と言われたのが悔しくて、
涙が止まりませんでした。
追っかけていって、4年生のこのランドセルにジャンプして引っ張って
お返しをしたようです。
20分休みに4年生の子が謝りに来ましたが、
ミーちゃんが追いかけてきたので逆にびっくりしたようです。
でも、どれくらい悔しかったか、わかってくれたと思います。
先日転んだときも、通学班の上級生がおんぶしてきてくれたのですが、
今日もみんなで荷物など持ってくれていました。
やさしい、通学班のお姉さんたちです。」

母(金曜日)

「ぎゃ!ユーくんにけがはなかったんでしょうか!
なにが気になるって、それが気になるー!マナミから顛末を聞きました。
ユーくんは時々うちに遊びに来るやさしいお兄ちゃんです。(母同士もなかよしです。)
ユーくんから何かけしかけることはまずなかろう、
先に何かミーが気にさわることをしたに違いなかろうと、母はニラんでおります。
『チビ』は、母も言われつづけて現在もまだ言われております。わはは。
そんなことで腹を立てていては、人生つまらん、と教えていこうと考えております
通学班のおねえちゃんたちは本当にやさしい子たちばかりです。
ミーがそれにつけあがらないように、と、心配なほどです。
ミーは歩き始めの頃から『ぐしゃーッ!』ととんでもない転び方をする人で、
ずるむけたり、えぐれたりは、母子ともになれております。
ハナのアタマがむけたので、今回は『小動物顔』が楽しめますね。
ごやっかいをおかけしました。
ミーは、私譲りの鼻っ柱の強さでお友達とぶつかることも多かろうと思いますが、
見守ってやろうと考えています。」


先生(金曜日)
「ユーくんは半べそをかきながらY先生につれられてやってきましたが、
ミーちゃんたちが何か悪かったということは、どうも、ないようですよ〜〜。
とにかく昨日はよく涙がぽろぽろ出た日でした。」





そして、今日、土曜日。
ミーのハナのアタマには、立派なかさぶたが。

う〜ん。
アライグマ。



2002年10月04日(金) ゲンキン

朝。

「おはよー、起きなさ〜い、おとうちゃんが帰ってきてるよー。」

起きないこどもたち。

「おはよー、おとうちゃんが買ってきてくれたおみやげが下にあるよー。」

がば!と跳ね起きて、おはようもいわずに、
寝ているとーちゃんを踏みつけて、
「やったやった!」と階段を駆け降りてゆきました。


2002年10月03日(木) 予行練習

マルたん、張り切って登園。
おかあちゃんがずっと保育園におる!

かけっこのときも、
おゆうぎのときも、
親子競争のときも!
ずっとおかあちゃんがおる!

しかも、一番のお迎えでおかあちゃんと帰れた!


「おかあちゃ〜ん、今日は、ずーっと、一緒やな!」
「うん。一緒やな。」
「寝るときも、一緒に寝たげるわな!」
「う、うん。」


一緒にいてもらっていたのは私のほうらしいです。


2002年10月02日(水) 今日もお休み

鼻水の止まらないマル。

「おかーちゃん、なんで、ティッシュしゃんは、
ひとりで、つぎつぎ、でてくるんやろ。」



晴れた窓際の暖かいところで、ネコとお昼寝。



2002年10月01日(火) うちの2階に台風ピンポイント

マル、ひさびさの風邪引き。
おせき、コンコン。

台風だし、保育園もお休みにして、
お医者さんに行ってお薬をもらって、
たまごのおかゆさんを食べて、
おりこうさんにしてたのに、

ミーが帰ってきて、
サーちゃんが遊びに来て、
台風だし、
雨戸閉まってて、暗いし、
おばけゴッコ〜〜〜〜〜〜!!!

おばけが来たー!
きゃー!
おばけだぞー!
きゃーー!
どたどたどたどた!ばたばたばた!


さっきまでエンピツ一本落ちてなかったはずの2階のリビングに、
たった1時間で、台風直撃並みの被害。

うえん。


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