なべて世はこともなし 日記アーカイブ(インデックス)へ|前日の日記はこちら|翌日の日記はこちら |アイルランド真実紀行へ
参院選の結果予想。こうなってほしいとかいうんじゃなく、ただの下馬評。シロートによる競馬の予測と同レベルに扱ってください。 追記:7月29日午後8時(アイルランド時間ね)。 はい。私の予想、見事なまでに大ハズレしました。シロートが下手な予測を立てるんじゃない!と反省してます。
ただいま、アイルランドは7月27日金曜日、午後5時を回ったところでございます。 ただいま午後7時15分。作業中。
アイルランド人の悪口は書きたくないのですが…(という口上で始まるということは、今日の日記はアイルランド人の悪口)。はっきり言って毒日記です。アイルランド人の悪口を聞きたくない人は読まないほうが正解です。 あまり行きたくはないのですが、Northside Shopping Centreに行ってきました。ここ、基本的にガラのよくないエリアにあり、ショッピングセンターの中も垢抜けないといえばていねいな表現で、殺伐としてるというかなんというか。早い話が近隣住人のガラがよくないから、客層が悪いわけ。 私の大好きなSuperquinnもあるのですが、他と比べると、こちらもなんだかダメダメ感が漂っています。店に元気がないというか、なんというか。じゃあなんでお前はそんなとこに行くんだよ…ということになるのですが、実は、会社からもらったン万円分の商品券(ま、ボーナスみたいなもの)が、「Liffey ValleyとNorthside Shopping Centre(と他数箇所)共通商品券」という、わけのわからん代物。 ほとんどLiffey Valley Shopping Centreに行く機会のない私、2年前にLiffey Valleyでこの会社からもらった商品券でソニーのHi-Fi(ステレオ)を買うという大物買いで大失敗をしたので今年は地道にNorthside Shopping Centre の中にあるSuperquinnで食品の買い物に使っているわけ。 そんなわけで、場末のSuperquinnで食品の買い物をして、隣接の酒屋へ。この酒屋、安い。ビールが安い。(北アイルランドほどではないにせよ)ものすごく安い。というのも、消費期限が切れかかっているビールをどっかから安く買い叩いてきて、売っているわけ。今日目についたのは、チェコのバドワイザー10本10ユーロ。確かに消費期限は迫っているが、安い。これは買いだ。 というわけで、山積みされているビールをふたケース、つまり48本をレジに持っていく。レジには申し訳ない言い方だがいかにも頭の悪そうなお姉さんが立っている。 レジのバーコードの機械で、ケースについているバーコードを通そうとするが通らない。親切な私は(←自分で言うか)レジにケースに入っていない別の1本を持っていってあげました。そう、10本10ユーロということは、1本1ユーロでバーコードを読ませて1かける48で48ユーロ…ですよね。ところが、そんな当たり前の論理がアイルランドでは通用しないのです。 お姉さん:「53.52ユーロです」 はい?クレジットカードを出そうとしていた手が止まってしまった。誰がどう考えてもおかしい。 私:「48ユーロじゃないの?」 お姉さん:「レジにそう出ています」 私:「だって10本で10ユーロ…ってことは48本で48ユーロじゃないの?」 お姉さん:「(しばしの沈黙)私、ここに立っているだけですから(“I'm just standing here”)」 唖然。 以前にもこの「私、立ってるだけですから」ってのを数度、聞いたことがある。これ、意訳すると、「私は何も知りません」と店員としての責務だとかそういうものを一切放棄してしまっているわけ。そして、計算することや、考えることも一切放棄してしまっている。私が店長なら、こんなアホタレは即刻クビです。 で、このお姉さん、そのまま何もしようとしない。こっちもわざと何もしようとせずに相手を待つ。そう、二人で十数秒にわたり、ガンを飛ばしていたというお笑いな状況。 すると、ようやくお姉さんは折れて、上司を呼びに行く。上司いわく、 上司:「これは10本で10ユーロだから、あと2本足して50本にすると50ユーロになるよ」 とのこと。 であと二本買い足してみると、果たして50ユーロになった。 この店員の考えることを放棄したアホさ加減も特筆ものだが、この10本10ユーロというやり方にも十分問題があると思う。むろん、10本10ユーロなんだから買う数は10の倍数じゃないといけないと気がつかなかった点は私も悪い。 しかしながらこのビール、4本でひとつのバンドル(くくり)になっているのでこのビールを売るときは4の倍数じゃないとおかしくなるわけ。8本8ユーロとか12本12ユーロとかならわかるのに、4の倍数でない10本10ユーロとか設定するもんだから、4本が6つのバンドルになっているケースで買うときに端数が出てくる。そんなことはコドモでもわかりそうなものだが おとなりのイギリスではスーパーでビールを買うときなどはこの4本が基本単位になっていることが多いのに、なぜかアイルランドではこういう不思議な端数の出る商法が当たり前に行われている。 ここからは完全に蛇足(=毒分豊富)なのですが、こういうアホタレに会うたびに教育の必要性ってのを実感するのです。こういう比較が正しいのかどうかは知らんけど、日本にもアホタレはいる(私もアホタレだけど、質の違うアホタレ…と自分では思っている)。だけど、その一番底の部分がアイルランドのほうが底なしに悪い気がするのだ。日本の義務教育では、少なくとも四則演算が出来て漢字もある程度書けるような教育水準まで持っていっていると思う。 が、その点このテのアイルランド人に会うたびにアイルランドでは一体どーなっているんだと疑問に思ってしまう。なんで1かける48は48ユーロという論理が通用しないのか、私にはさっぱりわからない。そりゃ頭のいいアイルランド人もたくさんいるし、頭が悪いから人間としてもダメだとかは言えないのはわかる(実際この店員のおねえさんも、決して悪い人じゃなかったとは思う。店員としては使えないけど)。だけど、上の層と下の層の差が、あまりに違いすぎると思うということは言えると思う。 で、日本でも格差社会が話題(あるいは選挙のネタ)になってるけど、がんばった人がお金持ちになることはやぶさかじゃあない。でも、すべてのコドモにちゃんとした教育を受けさせて、高い教育水準を維持した上の格差でないといけないのではないかと、1万キロ離れたアイルランドの地で愚考したわけであります。 以上、Snigelの駄事騒音でした。まあ、こんな偉そうなことを言うのも、たいがいにしときますわ。
前回に続き、金の話です。そんな予定はなかったのですが、ネット上の新聞記事を読んで思わず笑ってしまったので。
日本は選挙選挙のようですね。 そういえば、前日の日記で書いたクレジットカードの件。火曜日に申し立てて、木曜日にすでに新しいカードが届きました。やればできるじゃないか。BOIさんよ。
先週の土曜日のこと。SwordsにあるショッピングセンターのCD屋にてDVDを数枚購入。レジにてクレジットカードで支払おうとすると…
ついにやりました。くされRyanair。禁断のオファー。 無料。 無料。無料。も一つ無料。 今までも運賃1セントとかのオファーはあったものの、それでも税金やクレジットカード使用料(意味不明な課金ですが、1区間一人につき3ユーロ=おおよそ500円=以下同じ)などは別途。通常税金は路線によりけりですが数千円相当は必ずかかっていたわけで、それすら無料と言うのは画期的と言うかありえんというか。 6月26日の日記に書いたとおり、この会社、とにかく乗客の財布から1セントでも出させようと手を変え品を変え波状攻撃を仕掛けてくる危険な会社です。とはいえ、往復無料(実際には2セントかかりますが)というのは間違いなく他社にはまねのできないオファーです。何せ、通常税金だけで40ユーロとかかかりますから。 というわけで、本当にそんなオファーがあるのか調べてみました。 …あったよ。実際に。 週末に使えないこのオファー、土日が休みの勤め人の私には縁はなさそうですが、それにしても、こいつら、何をしでかすかわからない恐ろしい会社です。ただ、ひとつ確実に言えることは これ以上安くなることはない。 もし、これ以上のオファーをするとすれば、 「予約をしたら100ユーロあげます」 とかしかないわけで。そんなことはいくらなんでもあり得ないですよね。
ひでかすがドイツ旅行記を更新したので、こちらも更新です。カッコよく言えば、コラボ企画、ありていに言えば、追従。以下の内容は、ひでかすの別館を読んでくださっており、内容はあくまでひでかすブログの補完という前提で書いてますので、よろしければまず別館からご覧いただければ幸いです。 (注:あくまで資料写真。ダブリン線にジャンボは使われてないので、当然このヒコーキには乗ってません) わしの勝ち!ルフトハンザ利用。 たとえ運賃が100ユーロ高くたっていい。手荷物が重すぎて超過料金を取られるんじゃないかとか、早くから並んでいい座席を確保しようとか、機内サービスでサンドイッチとビールを頼んだらいくらになるんだろとか、そんなつまらないことを気にしなくてもいいルフトハンザさん、私はあなたを愛してます。 ベルリンのTegel空港に到着後、荷物を置きに友人宅へ行き、ひでかすの昼飯につきあい、友人との待ち合わせのために向かったのはFriedrichstr。 かなり乱暴な話だけど、ベルリンの町と東京の街の交通体系は似てる。ベルリンの交通体系は東西に幹線が貫いて、環状線がちょっと郊外にある。つまり、東京の山手線と中央線の関係ね(はいはいはい。かなり端折って書いてますよ)。違いは主な駅が東西方向の「中央・総武線沿線」にあって環状線は、山手線(環状線)沿線に大きな駅はない。 ともあれ、旧西ベルリンの中心駅(Zoo)が千駄ヶ谷、新しく作った中央駅(Hauptbahnof)が四ツ谷。待ち合わせに向かった駅(Friedrichstr)が水道橋。旧東の中心がお茶の水(Alexanderplatz)。旧東の中心駅が錦糸町(Ostbahnof)。ちなみに旧西と東の境は四ツ谷と信濃町の間。…ほーら、イメージがわいてきた(東京に土地勘のある人以外には意味不明ですね。すいません)。ちなみに私たちがお世話になった友人宅は中野駅に当たるとこでした。 水道橋の駅(Friedrichstr)を下りると、約束の時間にはまだ早い。結婚式用にベッドの下に死蔵されていた新しい靴をはくという自爆行為をした私は当然のように靴ずれを起こしさあ大変。薬局へ行き絆創膏を買う。その間に鉄分豊富なひでかすは黄色いちんちん電車の撮影をしていた模様。 で、その隣のインテリア系の店を眺めていると突然ひでかすが「あああああ」と真冬の北海道のローカル駅で最終列車を逃したような情けない声を出す。なんだなんだとひでかすが指さす先にあったもの。 巨大インコ(の剥製もどき)。 私は店に入った時からその存在には気がついていたものの、全く気にも留めてなかったインコ。ところが、鳥が好きで何羽も飼ってきたひでかすには小学校の時にクラスで一番かわいかったリツコちゃんと期せずして再会したくらいの衝撃だったらしい。そこに残っていたのはたった2羽。確かによく出来ている。でもさ、 私:「ひでかす。目がないぞ。こいつら」 そう。もう見た瞬間に壊れそうなこのインコ、カゴの中の一羽は片目が既に落ちてなくなっており、もう一羽に至ってはすでに両目がない。 私なら素直に諦めますよ。だって、こんな壊れもん、一体全体どーやってダブリンまで持って帰るのよ?しかも、目がないときたんじゃもう終わってますよ。ところがひでかすは諦めません。合流した友人も交えて店員さんに食い下がってます。店員さんはホントにいい人だったのかヒマだったのかわかりませんが、別の支店に電話。すると、 店員:「千駄ヶ谷駅の近くにある支店にディスプレイ品が残っているようです」 ひでかす:「目、ついてるの?」 店員:「ちゃんとついてるようです」 かくして、さらに別の友人も合流して4人して中央線に乗り別の支店へ。 千駄ヶ谷店では、店員さんに来意を告げると、倉庫に行き倉庫からそのインコを持ってくるかと思いきや、持ってきたのは脚立。脚立を使い天井から展示してあった巨大インコを外して売ってくれましたとさ。それが、ひでかすの巨大インコの由来。そのインコを持ってひでかすは満面の笑み、ほか3人はひきつり笑いで近所のビアガーデンへ。そこで撮られたのがひでかすブログその(1)の最後の写真なわけ。 なんだかんだで遅くまで飲んで、翌日の結婚式へ。ふだんならここで「次回に続く」なのですが今日はそのまま続けます。おっと、その前に、2004年のシリーズ日記ドイツ式結婚行進曲(1)、(2)、(3)を先に読んでいただけると嬉しいです。 翌日、午後3時から教会での結婚式。教会は御茶ノ水駅からさほど遠くない場所。ただいま改装中という教会は観光客が大挙して押しかけるような教会と違いはっきり言えば殺風景。 よく見ると、天井に穴まで開いてるし。 そんなこんなで待っていると、誰かが 「新郎新婦が到着します。入り口にてお出迎えください」 というので行ってみると、新郎新婦が到着しましたよ。 自転車タクシーで。 まあ、どっかの国みたいにさ、バカ高い金を払ってリムジンを借りるより、いいかもしれない。だけどこれだけは言わせてくれ。 おなか、どうしちゃったとですか? 本人に言わせると、そもそも結婚する計画はあってできちゃったせいでその計画が数か月早まっただけと言うが、それにしてもでかい。それもそのはず、予定日まであと2ヶ月でかつ一人じゃなくて二人入っているんだというからこりゃ驚き。 で、式が始まる。 ごく正直に言って、退屈な、心に残らない式だった。もちろん言葉の問題はあるよ。だけど、前回の式に比べるとなんというか、「あっそう」としか言いようのない式。 で、式が終わり、教会併設のロビーで、シャンペン片手に歓談となったのですが、この日のゲストさんたち、絶対に飢えてましたよ。 あっという間に食べ物がきれいになくなった。 最後のサンドイッチはみんな遠慮して手をつけないとかありがちであけど、ここの人たちは違う。写真は、最後の最後の小さなチーズひとかけらをおばちゃんが持って行くの図。 で、地下鉄で茗荷谷に移動して7時からパーティー。 パーティーには80人ばかりが招待されていた模様。 こんな感じのイタリアンレストランを貸切。 このレストランの大きな特徴 ステージつき。そう。通常時はショーも楽しめるレストランらしい。 まずは、新郎新婦のあいさつで開宴。ちなみに新郎新婦席はレストラン後方の一段高い席。 で、まだ日が高いうちからビュッフェ式のディナーが始まりまして、 幸せそうに踊ったり、 ゲームをしたり、 外でひでかすの副流煙を浴びたり 手作りウェディングケーキ(バタークリーム)に入刀しているうちに時間は過ぎ… 日付が変わっても親は帰ろうとしないからコドモは会場の隅で寝てしまい、 それを無視して、外ではイベントが繰り広げられ、 別のコドモまでもがダウンしても 親は監督義務を放棄して歌ってるし。 そしてこの不良新婦はお腹の中に一人ならず二人いることを忘れてジャンプしながら踊るし。はたから見てるこっちは赤ん坊が出てくるんじゃないかと心配になった(そりゃないか)。それにしても踊りにくいからって靴脱ぐなよ。まったく。 結局帰りついたのは午前4時とかだったんじゃないだろうか。翌日以降は特にフォローする内容もないので省略。そんな感じでした。 で、帰りのヒコーキ、案の定といえば案の定、ベルリンのTegel空港のセキュリティコントロールでは巨大インコがX線写真で「なんじゃこりゃ」ということになり、ひでかすが得意になって袋から出すと係みんなでぎゃははははとウケていた。 これに気を良くしたひでかす、フランクフルトのセキュリティでも何かあるに違いないと期待しつつコドモのような眼をして何か起こるのを待っていたが、鳥の存在はまったく無視されスルー。帰りのヒコーキの中でひでかすはちょっと機嫌が悪かった…ような気がする。
別府。 orz で、数日後に行ってみた。今回は夜。 マジ感激(例によって、高性能のカメラを使いこなせてないトホホ写真ですが、ホントにきれいでした。) 左には国東半島(真っ暗)、中央に別府市街、右には大分、もう文句なしの絶景。アポなしで行ったので友人のつるりんさんはいなかったがそんなことはどーでもいい(マテマテ)。別府に行く機会があれば、ぜひ行ってほしいスポットです。ちなみに、車がないとたどり着くことは難しいです。
なんでしょ。これ。上半分だけをみるとギネス。下1/3を見るとラガービール。実はこれ、アイルランドのパブじゃなくて、東京の某「サッポロ系のビアホール」で出されているハーフアンドハーフビールなんだそうな。友人の日記にて発見した次第(上の写真は、許可を得て転載してます)。 ちなみに、上はギネスで下はエビス。東京にあるアイリッシュパブや件のサッポロ系のビアホールには数度訪れたことがあるけど、この混ざっていないハーフアンドハーフビールは初めて見た。とにもかくにも見かけがきれい。匠の技を感じます。 ちゅうか、なんで混ざってないのよ? しかも、なんとなくギネスのほうが下に来そうですが、そうでもない。 さらに、友人の日記いわく 味もしっかり最初はギネス味でそのあとにエビス味でした。 とのこと。 うーん。謎だ。 こうなったら実験をしようということで、うちで再現実験をしてみました。 用意したもの カールズバーグ一缶 ギネス一缶 さらに… ひでかす一人 追記:7月4日。この写真を他の写真と同じ大きさであぷしたところ、ひでかす本人から「(再現自粛)」というクレーム、読者さんから「メシがまずくなる」「コドモが泣き止まなくなった」「(藁)」等のクレームが入ったので(一部のコメントは捏造)写真を小さくして、さらに激しくモザイクをかけました。ご了承ください。 ここでひでかすが登場するのにはちゃんと意味がある。実はひでかすの というわけで、実験開始。 まずはカールズバーグをゆっくりと注意深く注ぎます。 そしてギネスもゆっくりと。 完成。 …って確かに下のほうが若干色は薄いものの、ほぼ混ざってしまいました。某ビアホールで出てきたもののようにきれいに別れていません。これは失敗。 というわけで、今度は、逆にギネスを先に注いでみました。 まずはギネス。 そしてカールズバーグ。もうこの時点でとてもカールズバーグを注いでいるようには見えません。 当然の帰結として、完全に混ざってしまいました。文句なく失敗。 というわけで、この日はこれであきらめてメシにすることに。 蛇足。この日の夕飯はサラダでした。 メシを食べながら、もと某ビアガーデンに務めていたプライドからか、ひでかすがこんなことを言い始めました。 そうだ!ギネスが冷たかったからいけないんだ。ギネスは室温で、カールズバーグが冷たかったらうまくいったに違いない。 わかりました。そういうなら用意しましょう。 実験その2。 用意したもの。 冷凍庫にしばらく入れてギンギンに冷えたカールズバーグ一缶。 室温で放置してあったギネス一缶。 (さっきと一緒の写真のような気もするけど気にするな) そして、 凛々しい顔して帰ってきたビアマスター(当社比)ひでかす それでは実験その2をさっそく開始。 まずはカールズバーグ そしてギネス ああ、東京のビアホールのビールほどまではいかないものの色が分離しつつある。こ、これはもしかして成功…ですか? 一瞬大喜びしたが、世の中そんなには甘くなかった。数分後には やっぱり混ざってしまった。左は注いで数分経ったもの。右は1分程度。明らかに時間の経過に伴い混ざってしまっているのが分かる。 というわけで、失敗! あ、そうそう、肝心の味はと言えば…当たり前と言えば当たり前だけどどっちつかずのなんとも言えない味になった。決してまずくはないけどね。 で、その失敗作を飲みながらひでかすが言うのだ。 そうだ!グラスが冷えてなかったのがいけなかったに違いない! というわけで、たった今明日に向けて冷凍庫にグラスを突っ込んできました。明日ギンギンに冷えたグラスとカールズバーク、室温のギネスで実験第三弾を実行予定。…というわけで「続かんでいい」という非難を無視しつつ、翌日に続く。
なんだかんだで沖縄旅行も終わり、続いて向かったのはSnigelの実家○分。数年ぶりにMausiと会った母、さっそく私に説教を始めます。…と言っても超越Snigelの母、フツーの説教ではないわけで。私とMausi が一緒に歩いている後姿を見てしみじみ言うわけです。 上の2枚の写真は「嶋屋」さんという甘味処の中で撮影しました。 おしるこ、おいしかったです。で、頭上には さすが郷土の有名人、筑紫哲也の短冊が飾ってあります。この方、毀誉褒貶について多事争論があるようですが、○分の有名人としてガンから復帰してまた元気な姿を見せてほしいと思います。 そんなこんなでお次は同じ日田市内にある小鹿田焼の窯元へ。ここ、かなりとんでもない山奥にあって、日田市内からでも車で30分近くかかる。ここ数年で道路は改良されたものの、数年前まで立派な(?)険道だった。小鹿田焼と書いても正しく変換されないくらいだからマイナーな焼き物に認定してもいいと思う。ゆえに、秘境とかそういうものが好きな人にはたまらない物件かもしれない。日田市豆田町に続き、百聞は一見にしかず、ご覧いただきましょう。 ね、ひなびた温泉とかが好きな人ならきっと気に入ると思う。で、ここの唐臼ってのがまた独特で、 ししおどしと同じ要領で粘土をこねているわけ。これがなんともかんともいい感じなのです。 が、Mausiと一緒になって同意したこと。 焼き物のデザインとしてはいまいち。 小鹿田焼の関係者の皆さま、申し訳ありません(誰も見ちゃいないだろうけど)。伝統を守ることは大事ですし、江戸時代からの伝統を竹の筒を水が伝うがごとく守られていることには心から敬意を表します。だけど、焼き物を見る目のない、アホな一見観光客の立場から言わせてもらうと、あまり魅力のある焼き物には見えませんでした。 気が向いたらあともう1回Q州編。ちゅうか、ベルリンの話はいつになったら書けるんだ?
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