*黎明ノォト*

2009年12月27日(日) 知っていそうで、知らない

私は小さいころから本が好き!で、たくさん本を読んでいる!けれど、
それは自分の好きな本を読んできただけで
特別な教養があるわけではないので、
そのあたりを履き違えちゃあなるまいと考える今日この頃。

そりゃあ世の中の平均よりはちょっと多い数の本を読んでいるだろう。
だから漢字の読み書きについては平均よりは得意だろう。
古典もなんとなく〜なだけでなんとかテストの点も取れる。
聞きかじりのことわざや、言葉もそりゃ知っている。

けれどそれらは耳年増なだけで、
じつはことわざや言葉の意味を間違えて聞き知っていたりするわけだ。

*  *

そしてこれらのことは若い時分には多少通用したかもしれないけれど、
この年齢になると通用しない。
小さい頃は「物識り」レベルで認識してもらっていたが、
その後を「習熟」でなく、「趣味」として広げてしまったので
教養がさっぱりなくなってしまった。

*  *

先日、『真夏の夜の夢』の話になり、「オーべロン」なる登場人物のネタになった。
私は一度は読んだことがあるはずだけれどいつもの常で話の筋はさっぱり忘れており、
「オーべロン」などまーったく思い出せもせず、
もはや「パック」も「ペック」と取り違えてしまうレベルで、
ちょぴっと笑われてしまった。

しばらくはへこんだけれど、へこんでいても仕方ないので
今は知っていそうで知らないことを確認するために
「有名でタイトルは知っている、または一度読んだが、
  内容を詳しく説明できない小説」を
読み漁ってゆこうとおもっている。

うーん、多少は舞台も見なきゃなるまい。



2009年12月25日(金) はっぴーくりすます

クリスマスの何がめでたいかって、
別に何もめでたくはないのだけれど、
その華やかな世間にめりーくりすます。

その日の華やかさと穏やかさで何か心新たになれるのであれば
それはそれで素敵なことだろう。
新年もまた然り。

+ + +

だからってクリスマスを祝わないことはなくて、
ちいさな1年限りのクリスマス・ツリーがグリーンとホワイト一つずつあるし、
昨年作ったクリスマスリースもある…一年中玄関に飾りっぱだけれど…
とりあえず気分だけで、と鶏肉も焼いた。焼いただけ。
そしてなにより、小さなサンタの乗ったケーキを食べた。
メリークリスマス!

* * *

祝う機会は逃しちゃいけない。



2009年12月18日(金) 万能携帯

ケータイは知らないうちに色々なことができる機械になった。

年齢を重ねて機械が使えなくなるってこういうことなのか
と、身を持って知る。

通話とメールができりゃいいわ、なんてうそぶいてる暇があったら
果敢に挑まねばならない世界だと

本当は、思っている。


(三年間使い続けているケータイより、初の更新!!)



2009年12月16日(水) 貴石


わたしのファースト・ダイアモンドは婚約指輪だった。
ダイアモンドの4Cも知らない、白い石はジルコンぐらいしか手にいれたことはなく。
鑑定書なんてもちろん初めて見るものだし、恐れ多く、いろいろと新鮮だった。

**

石のついたアクセサリィは好きで、
ぽつりぽつりと集まっている。
今は、とてもお高価いので手が出せないが、オパールが欲しい。

**

私が好きな花をモチーフにした指輪を春頃に頂いた。
小粒のイエローサファイアが点々とあしらわれていて、
咲きこぼれるミモザ。

**

ずいぶん前、価値も値段もわからない高校生時分に、
贅沢にもプラチナの繊細なチェーンを父からもらった。
その繊細な陰影はまるで咲き誇る桜のつくる濃淡で。

今もそれを生かすことなくペンダントトップをつけてまるで
ありふれたチェーンのように使っているけれど、
うーん、ちょっと、反省した方がよいかも知れない。







2009年12月14日(月) 独自のフォーマット


私はフォーマットを作るのが得意でなくて、
いつもちょっと気まずい。

自分がやっていることが我流だとわかっているから、
だれにも与えることが難しい。
説明するのも難しい。

そして、他のひとのフォーマットを受け入れるのにも時間がかかる。

普遍的な「利便性」とはなにか回路を異にしているのかもしれない。



2009年12月11日(金) メロディのオリジナリティ


メロディのオリジナリティって、確かめるのが難しいと思う。
作曲家になるには、数多くの旋律を知らなければ、
新たに生み出した旋律がオリジナルかどうかが判断できないのでは?

サビのメロディラインがほとんどおなじでは?と、
素人・那音の耳にはそう聞こえてしまうことがある。

その昔、セーラームーンのアニメ主題歌と、
「九十九里浜」がどうこう、というタイトルのふるーい曲と、
あまりに出だしが一緒なので「これは盗作とは言わないのか?」と
思ったのだけれど。

**

脳裏に浮かんだメロディは、たいてい既出ではないのか?
曲を作る人は、いつもなにが新しいのかを知っているのか。

・・・何を作り出す人でも、なにが新しいかを知らねばならないのか。



2009年12月10日(木) 2010自作手帳


結局、来年の手帳は自作してみた。

A5ノートを準備し、
A4サイズにプリントアウトしたカレンダーを切り貼り、
体重グラフなんかも貼ってみたりして、
真ん中は白紙のまま、雑記帖も兼ねて。

切り貼りしたから真ん中がふくらむ。
持ち運ぶにはゴムバンドが必要かな・・・
どこでも書き込めるように、お財布には超ミニボールペンを常備しているので、
ペンはもういらないかも。

自作したとはいえQ氏の買ったデルフォニクスのA5スケジュール帳は
なかなか素敵だった。

けれど、那音が新たに望んでいたのは
メモ帳(雑記帳)機能がメインだったので、やっぱりだめかなあ。

***

けれど、A5サイズは「デスクで書くスケジュール帳」だという
世間のコメントもあって、それにはなるほど頷ける。
さて、自作手帳の運営度はいかに。





2009年12月04日(金) 腕時計


使い勝手がよくてヘビーユーズをしている腕時計があって、
それはもう7年ほど前に母からプレゼントしてもらった
ボーイズサイズのXCだ。

夜空の濃紺の文字盤に白いローマ数字。
蓄光塗料の塗られた時針と分針、それになぜかタイムウォッチの秒針。
三つの小窓があってそれぞれ秒針と24時とタイムウォッチの分針と。
あとは、日付の窓。

意外に仕事にはタイムウォッチが役に立つので、
この機能は必須だと感じるこのごろ。

今では電波時計でなおかつエコドライブー太陽光発電ーの腕時計がよく目につくけれど、
これは電池式だし、タイムウォッチは電池を食うし、
時間はほとんどずれないけれど、日付は30日の月にはひとつまわさなきゃならない。

でも・・・
やはり、日々使う時計ってのはコレ、というひとつあればよいのだと思う。



2009年12月03日(木) 声がききたい


先日、実家より電話があった。
家族との会話が一段落したときに、
愛猫が電話口に出てくれた。

もちろん、母が名を呼びながら愛猫に受話器を近づけただけなのだけれど、
電話越しに久しぶりに聞く愛猫の声は
かすかにか細くて、ちっとも電話の向こうの私などに向けたものでなくて、
それがちょっと寂しい。

けれど聞けただけで少し満足。
こえがききたい。



2009年12月02日(水) うまく生きるコツ


うまく生きるコツは身辺整理か、
などと思いながら。

文字通りの、整理整頓という意味として。

** **

片付けるのが異様に下手だ。
微妙な潔癖が入り交じるせいか、徹底できないなら放置してしまえ、
という安易な考えに流れてしまうようで、
最低限の日常の中に「掃除」というカテゴリが含まれてないみたいだ。

だから、生活の最低限レベルとして週に一度の掃除、
というのは無意識に課してはいるけれど。

** **

ただし、キッチンだけは比較的片付いている。
毎日作業する(しかもスペースの要る)場所であることが原因か。

加えて、最大の要因と思われるのは実家の環境だろう。

母はキッチンを片付けられない人だった。
しかも、片付けられないことを子育てや仕事や介護やそういうもののせいにして、
自分は片付けることができる人間だけれど
ただ忙しくてそれができないだけだ、と主張していた。
・・・もちろんそれは要因のひとつだろうけれど。

そして実家住まいの私はその主張に納得していて、
「いつか落ち着けばぴしっと片付くのだろう」と思っていた。

けれど、そこから離れて初めてわかる。
気ままに買ってくる家族分のそろいの食器、
もう仕舞いどころのない水屋。
お手軽で、あればあるほど便利な料理器具、
いつあっても重宝する乾物や粉もののストック。
キッチンの収納容量を遙かに超えているじゃないか、と。

** **

基本的に母のその性質をまるまる引き継ぐわたし。
いまはあのキッチンの様子を反面教師に、せめてキッチンのものを増やさないことが課題。
そして、月に一度はハッと慌てて片付けている。

たぶん・・・ひとそれぞれの、そんな頻度が、うまく生きるコツ。






2009年12月01日(火) Noel



ついに12月、なんの特別の予定もないけれど、
クリスマスがやってくることはなんとなく嬉しい。

すでに
「クリスマスプレゼント代わりにね、」
という言い交わしでアクセサリを手に入れ、
12月の記念日に合わせて初旬にディナの予約をしているけれど、
それもなんとなく、クリスマスの祝いも兼ねているような。

派手なツリーもケーキもまだなにも準備がないけれど、
ちょっとずつ気分を盛り上げてゆく。

12月。


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