今日も今日とて
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2011年02月22日(火) |
気にしてないもん。という気にしかた |
日曜日のこと。
金曜・土曜と、睡眠時間をうまくとれないまま、それまでサボったツケを払うべくキリキリカリカリとお仕事していたじょりぃだったんですが、 日曜日のお昼にひとつだけお仕事の区切りがついたところで、やれやれうれしいことだって感じでお昼寝をすることにいたしました。
パジャマに着替えてー。 おふとんにもぐってー。 ああ、しあわせ。 寝るってどうしてこんなにしあわせなのかしら。 「食べる」と「寝る」なら、寝るほうがすごくしあわせな気持ちになります。 が、24時間のうちで食べる時間ばかり多いのはなんの矛盾なんでしょうか。おやつウマー(゚д゚)
てことで、しあわせな気持ちでおふとんにもぐったんですが。 「さあ、寝るぞー( ^ ∀ ^ )」と思うと眠れないものであります。 しかも「ちょっと仮眠して、起きたら仕事が待っている」と思うと、「今こそ寝ねば!」と変に意気込んでしまって眠れなくなりませんか。
ちぇー、せっかく寝られるのに寝らんないー、なんてぐずぐず思いながらも、そのうちうとうとしかけたんですが。
こーゆーときに限って、ハナコとシロちゃんがうるさい。 ハナコはなーおなーおと部屋の入口でぐるぐるしながら鳴き続けてますし。 シロちゃんは、いったい何が気に入らないのか、わんわんぎゃんぎゃんと吠え続けてます。 なんなのここんちの動物ども。 日頃のワタシへの恨みを、今一気に晴らそうとしているのかしら。
そんなわけで熟睡することはかなわなかったんですが、それでもタイムリミットぎりぎりあたりでうとうとできましてね。 うとうと状態なもんで、たくさん夢を見ました。
その中で覚えているのが、ナナの夢、二本。 といっても、肝心のナナの登場は極めて少なく、なんかパッとしない夢だったんですが。 もうひとつは、りっちゃんの夢です。 ワタシとりっちゃんがとっても仲良しになってまして、さてこれからちゅーでもしましょうか、というところで残念ながら目が覚めました。 目が覚めちゃったんですが、こちらはほっこりかつ濃厚に仲良しで、実に良い夢でした。
そんなわけで、目覚めてからは、いつもよりもりっちゃんのことをこんな顔(*´∀`*)して考えながら過ごしておりましたら。
夜になって、りっちゃんからひっっっさしぶりにメールが。 こういうシンクロニシティ、ワタシほんとに好きですよ! にこやかにメールを開きました。
こんばんは。 久しぶりでーす。 やっとメールができました(^^)
なんだなんだ? メールができない事情があったのかしら。
なぜなら水槽カバーができたからなの。魚、元気かな? やっとじょりぃちゃんちに遊びに行ける。
どうやら、以前作ってくれると言っていた水槽カバーができないうちは連絡しづらくしていたようで。 アホだなあ。そんなのいつでもいいのに。 でもまあ、気持ちはわかります。
ねえ、A中のソフト部の1つ上の原島雪子お姉さんと知り合いになりました。 覚えてる?
A中とは、ワタシの出身中学です。(りっちゃんは違う中学) そしてワタシはソフト部でした。 ということで、「じょりぃちゃん、覚えてる?」とたずねてきているわけですね。
内容はさておき、この文章の頭にきている「ねえ、」にメロメロになる、萌えポイントに敏感なじょりぃ。 「ねえ、」ってかわいくないですか。かわいいですよね。かわいいと思うのはワタシだけ? しかもこのりっちゃんの「ねえ、」って、ちょっと文脈と合ってなくて、そこがまたかわいい。(勝手に言ってろ)
にこやかに返信。
なんだー。水槽カバーできなくてもメールちょうだいよーう。
と言いつつ、自分からはメールしない、ちゃっかり者じょりぃ。
って、できたの?! 作ってくれてたのかー(*´∀`*)ありがとー すごくうれしいです。 今日、ちょうどりっちゃんの夢を見たよ。 ワタシにはいい夢だったよ( ^ ω ^ )
エロくてネ☆
原島先輩という名前には聞き覚えがないんだけど、小森雪子先輩ならひとつ上にいたよ。 色白で背がちっちゃくて、やさしい先輩だった( ^ ω ^ )合ってそう?
小森先輩は、ワタシと一緒にサードを守っていた人でした。 割と地味でおとなしめな感じで、でもとても芯の強い人で。 後輩のワタシがレギュラーとっちゃっていたので、先輩としてはすごくやりづらかったと思うんですが、 それでも感情的になることなく(でもたまに割り切れない感情がにじみ出てる感じはありましたが)、中学生とは思えない大人な対応をしてくれていた先輩です。 中学の先輩後輩ってすごく上下関係が厳しかった上に、そのような微妙さも含んでいたので、他のポジションの子たちのような仲良しになるようなことはなかったのですが、それでもワタシは小森先輩のことは心から尊敬しておりました。
ほどなくして、りっちゃんから返信。
メールできなかったのさー( ^ 。 ^ ;)
いい夢でよかった。 最近私は夢をコントロールする事に挑戦していますが…。
どんな夢を見たいのかしら、りっちゃん。 ワタシのようにエロい夢でないことは確か。
小森雪子さん。多分そうかな? 今は私の優しいボスだよ。 会った時に話していい?
水槽カバー、土日で都合の良い日があったら考えておいてくださいマセ。
小森先輩、りっちゃんの上司になったようです。 で、「会った時に話す」って、小森先輩にワタシのことを、ってことかしら。 それは・・・。
もちろん、全然かまわないんですが。 でも、ワタシの話を出して、小森先輩が楽しいかっていうと・・・ものすごく自信のないじょりぃ・・・(´・ω・`)
以前もどこかに書いたかもしれませんが、ワタシ、中学のときって、あまり先輩にかわいがられてなかったんですよね・・・。 先輩さしおいてレギュラーだった、ということもありますが、ほかにもそういう同級生はいて、でも彼女たちはワタシよりもかわいがられていたので、ワタシの生意気かつ、世間知らずな部分のせいもおおいにあったと思うんです。 つまり、ワタシの人間性に問題があったわけですが。 ナナにも当時のそんなこと、ちょっと言われたことありますしね。 ワタシは先輩に好かれたくてしかたなかったんですが(先輩たちのこと、大好きでしたし)、でもそのためにどうしたらいいのか全然わからなくてですね。 難しい立場にいる後輩として、ほかの後輩よりもおとなしめにしてようとすると、なんか気取って距離を置いている感じになりますし(今思えばですが)、 みんなみたいに屈託なく懐いてみようとすると、今度はなれなれしくなりすぎて「何この子」みたいになるという。(今ならわかるのに…) 人との距離のとりかたがわからない上に、ヘタクソだったんですね。
おまけに、先輩みんないい人かっていえばそうではなくて。 ましてやまだ中学生ですし。 ワタシの行動を曲解したり、何かと目の敵にするような人もちらほらおりまして、まだ心療内科なんつーモンが全然一般的でない当時に、ワタシはお医者に 「神経性胃炎ですね。あまりいろいろ悩まないようにね」 と診断をいただくほど、毎日悩んで、おまけに胃痛に悩まされていたという中学1・2年でござったんですけども。 当時のワタシは、心の線が細くて、神経もカリカリしてたので、部活のせいにだけはできないんですけどね。 セクのことでいちばん悩んでいた頃でもありましたし。
で、小森先輩なんですが。 上述したように、イジワルな先輩もいる中、そして「じょりぃにポジションとられちゃってる」という難しい状況下において、それでも小森先輩は、ワタシに対して平らに接していてくださったんです。 特にかわいがってくれることもなかったんですが、もともと、その手のなれなれしさはない人だったので、他の後輩を特にかわいがるということもなかったんですけどね。 常に一定の感情と距離でもって接してくれていたのは、当時の環境や「勝ってあたりまえなチームにおけるポジション争い」な厳しさの中において、ワタシには救いでございました。 たまーーーに、ワタシの冗談に笑ってくださったりすると、もう、ホントうれしくてですね。 感情をあまり出さない小森先輩がワタシに笑ってくれた!てな感じで。
小森先輩、ちっちゃくて細くて真っ白でかわいらしくて、おまけに控えめな性格だったもんですからね。 ほかの先輩たちの庇護欲を刺激するようで、先輩仲間から「ゆきちゃん、ゆきちゃん」て、かわいがられていたんです。 そのかわいいゆきちゃんが試合に出られないのはじょりぃのせい、ってことになりますので、なおさらワタシ、分が悪かったのかもしれません。 実際、ほとんど試合に出られないってことで、小森先輩はたまに泣いたりしてましたし。 これもまた、感情殺してしくしくこそっと泣くもんですから、目にしてしまうとかえって感情移入してしまうんですよね。ぎゃあぎゃあ騒がれるよりも。
しかしまあ、先輩たちにイマイチ好かれなかった第一要因は、なんといってもワタシの人間性の未熟さにあったわけですが。
・・・という、ワタシの歴史があるもんですからね。 りっちゃんが小森先輩に「じょりぃちゃんのこと覚えてます?」なんて話題に出して、それが小森先輩にはあまり楽しくない思い出だったりする可能性は、なくはないわけですよ。 小森先輩の当時の性格から考えて、今もそのままであれば、余計なこと言わずに「ああ、知ってるよー(にこにこ)」くらいの対応をしてくださりそうですが。 それでもですね、りっちゃんが「あれ?なんか話が盛り上がってないっぽい?なんでかな?」って思うかもしれませんし。
「じょりぃちゃん、あまり好かれてなかったのかな?」って思われるのは、ワタシ別に平気なんですよ。 ワタシの性格に問題アーリーなのは、長いつきあいで、かつ、ワタシの性格がいちばん悪かった頃に仲良しだったりっちゃんでしたら、「まあそれもアリか(・∀・)」ってすんなり思いそうですし。 今さらりっちゃんが、その手のことでワタシにがっかりするってことはない自信があります。 もし小森先輩が何かの間違いでワタシのこと悪く言ったとしても、りっちゃんがワタシにがっかりすることはないだろうな、という信頼関係みたいなものもありますし。
ただ、りっちゃんのメールの様子だと、りっちゃん、新しい自分のボスになった小森先輩のこと、けっこう好きそうですし。 自分の大事な(たぶん)友だちのこと話したら、好きな上司がなんか様子が変…てことになったら、なんとなく申し訳ない・・・と、ちょっと見当違いなのかもですが心配になってしまったじょりぃ。 ワタシのせいでふたりの関係がぎくしゃくしちゃったらどうしよう! と、ものすごく自意識過剰なことを考えたりしちゃったんですよ。 こうして文字に起こしてみるとホントに異常な自意識過剰ですが、実際は心の中でちょいともやもやっと感じただけなんですけどね。 まあそれでも自意識過剰は否めませんが。 ワタシ、りっちゃんのことってとっても大事なので、しかも小森先輩のお人柄も尊敬しているので、なんか深く、ちょいともやもやっとしちゃったんですよ。 それに、りっちゃんがワタシと会ったときに、小森先輩の話をしづらくなるかもしれない、とかも思いましてね。 「じょりぃちゃん、あんまり好かれてなかったみたいねー」とか、さすがに天然なりっちゃんでも、言いづらそうです。
で、返信。
夢をコントロールか。 ワタシも昔からがんばってるわそれ。 起きてすぐまた寝ると続きが見られる確率は上がったよ(・∀・) 会ったときはその話題で盛り上がろう。
小森先輩は、すごくガマン強くて、そしてやさしかった印象があるよー。肌がきれいでさー。 もちろん、話してもらって良いけど、ワタシあんまり先輩たちに好かれてなかったみたいんなんだ…(´・ω・`) でも、小森先輩がワタシのことあんま好印象でなくても、ワタシは気にしないので、どうぞどうぞ。 りっちゃんが後でワタシに話してくれるときに困ると気の毒なので(笑)、一応先に言っとくだけ(・∀・) 小森先輩がイヤでなければ、ぜひワタシもお会いして、当時のお礼などを申し上げてみたいけど。
デートは月が明けてからでもいい? もっと早く会いたいんだけど(いい夢見たし)、今だけ仕事がたまたま立て込んじゃっててさ。 月末までが忙しくなっちゃったのだ。
たまにはドライブとか行っちゃう?
いい夢見たもんですから、いつもなら「そのへんで食事でもするくらいでいんじゃね?」というモノグサをするくせに、今回は遠出のお誘いまでするちゃっかり者じょりぃ。 こういう、自分の気分や都合だけで相手を振り回すところが、過去現在を通して、嫌われる理由なのかもしれません。がっぷがっぷ。
で、送信したあと、「りっちゃんが後で気まずくならないようにって考えてメールしたつもりだったけど、もしかしてかえって困らせたかしら…」と思い始めるじょりぃ。 ワタシなら困りそう。 ああ、なぜメールする前に気づかないのか。 なんか余計なこと書いちゃったかも!鴨!ワタシのバカバカ! 「中学時代、先輩からあんま好かれてなかった」というのが、自分で思っていたよりもコンプレックスになっていたのかもしれません。 そうとしか思えない。 「りっちゃんと小森先輩がぎくしゃくしないように」という気持ちも本当でしたが、余計なことを書いてしまったいちばんの動機は、たぶんコンプレックスのほうですよね・・・。 「ワタシ気にしないから!」って言いつつ、てか実際そう思っていたんですが、潜在意識ではすごく気にしていた感じですわこれ。
りっちゃんから返信。
やったードライブ。 今日はその夢みよっと。
かわいい、かわいいよりっちゃん。 って、もしかして、ドライブできれば相手はワタシでなくても良いのかもしれませんが。 コントロールされた夢の中では相手がじょりぃでないかもしれません。
3月OKです。仕事がんばってね。 落ち着いたら連絡ください。
小森先輩の話は、じょりぃちゃんに、私が小森先輩とお知り合いになったいきさつを話したいって事だったの。 私、説明下手です。
Σ(゚ω゚ノ)ノ 言われてみればそうか。 ワタシ、勘違いしてホントに余計なことべらべら書いちゃったよ! ごめーん、りっちゃん・・・。
小森先輩、じょりぃちゃんは真面目でいい子だって。 「じょりぃ、じょりぃ」って言って懐かしがってる(* ^ _ ^ *)
(・_・)
(´;ω;`)ブワッ
ワタシがどんだけうれしかったことか。 どんだけ感激しちゃったことか。 どんだけ安心しちゃったことか。
小森先輩は当時の品の良い性格のまま、というか、それにさらに磨きをかけて、自分の感情はさておき、そのようにりっちゃんに話してくださっているのかもしれませんが。 それでもりっちゃんからわざわざ小森先輩の話が出て、ワタシと会ったときに小森先輩の話をしたいって思ってくれているということは、もしかしたらワタシが思っている以上に、小森先輩はワタシのことを懐かしがってくださっているのかもしれません。
バカなこと書いちゃったな・・・っていじいじしちゃってましたが、潜在意識という名のフォースに従って、結果オーライだったようです。 てかワタシ、自分でもびっくりするくらい、りっちゃんからのメールの最後の2行がうれしくてうれしくて。 中学時代の、自分で自分を「ダメだったなぁ」ってちょいと卑屈になっていた部分が、なんだかなめらかに溶けていくような、穏やかでしあわせな気持ちになれております。
ありがとうりっちゃん。 ありがとうございます、小森先輩。
そして、小森先輩はやっぱりすばらしい先輩だったんだな、ということがあらためてわかったのがまたうれしいじょりぃであります。 りっちゃん、今度はセクハラ変態上司でなく、良いボスでよかったね。 セクハラの話をりっちゃんから聞くの、大好きだったけど。<最低
2011年02月16日(水) |
おかあさん…(´;ω;) と思った日 |
遅まきながら、我が家のバレンタインデーのご報告をさせていただこうと思います。 もうね、人んちのバレンタインデーなんて、すごくどうでもいいと思うんですけども。 ワタシなら興味ない ような気がします。 「バレンタインデーなのに別れ話になっちゃいました・・・」とかですとね、性格悪いせいか「何があったんですかな」とか読んじゃうんですけど。
ということで、別れ話も出なかったので、バレンタインデーの報告はやっぱりやめておきます。 ゲリラ度だけご報告しますと、今年のはそれは全然なくて(いや、どうかしら)、普通においしかったです。 ちなみにどんなモンが出てきたかと言いますと、「オランジェット」とかご立派な名前のついている、オレンジを煮たヤツにチョコがかかっているという、ワタシの好物でございました。
結局報告してるんじゃんね(°▽°) ホントはもっと長くしたかったんですけど、やってみたら2行で済みました。 この調子ならば、ワタシのTwitterデビューも近いかもしれません。
さて。 では、バレンタインデーよりも、ワタシにはよほど大事件だったことを書き連ねさせていただきます。 「書き連ねる」とかいう言葉を見る限り、ワタシのTwitterデビューはやはりないのかもしれません。
その夜。 ワタシは午前4時頃ベッドに入りました。 前の日も睡眠時間が不足していたので、へろへろしながら眠りに期待いたしました。 しかし、目がさえちゃって眠れない・・・。
そこで、少し体を疲れさせるとするか、と思い、寝ているきょんをたたき起こし、無理矢理アダルトタイムに持ち込んでみました。 というのはもちろん大ウソで、無駄に寝返りうって、寝不足のときにありがちな「小さな小さな雑音が音楽に聞こえちゃってやかましい現象」と闘っておりました。
しかし、ワタシの「眠れないー」なんてたかが知れておりますので、そのうち寝ちゃったんですわ。 ノンレム睡眠に入ったと思われた頃、ワタシは枕元の携帯の着信音で起こされました。
携帯見たら、おかあさんからですよ。 時間は朝の6時21分ですよ。 いつもは「じょりぃは夜遅くまで仕事してるから、朝の早い時間にはなるべく電話しないように」してくれているおかあさんから、この時間に電話ですよ。
な、なにごと?!
と、寝ぼけた頭で慌てまして。 そして寝ぼけた頭で短い時間にいろいろ考えてみたところ。
ああ(・∀・) 確か今月、おとうさんとニュージーランド行くとか言ってたから、たぶん今日が出発の日で、「言うの忘れてたけどこれから成田向かいまーす」とかな電話だなきっと(´∀`)そうだそうだ、なーんだ 娘のワタシはいつもお金なくてガソリン入れるためにガソリンスタンドに出かけるのすら一大事なんですが、両親はなんだかちょこちょこ海外へ遊びに出かけております。 ホントは家族じゃないのかもしれませんワタシ。 とはいえ、脳の手術後は「国内旅行ももう難しいかな…(´・ω・`)」なんて言っていた母が、また海の向こうまで遊びに行く元気が出てきたのはけっこうなことであります。
なんて思いながら、安心して電話に出ることに
したんですが、なんか操作間違えて切ってしまいました。
寝ぼけていたせいか、なかなかかけ直す操作がうまくいかず、3度目のトライでやっとつながりました。 ホント眠かったらしいですワタシ。
「もしもしー?」とワタシ。
「おはようー。今日も元気?」と母。
「うん」 ? なんじゃこりゃ。
「学校行くんでしょ?(´∀`)」
は?
と一瞬思ったんですが、今仕事でちょうど学校関係のあれやこれやがありまして、その仕事を受けるかどうするか悩んでいたので、ああそのことかなと思いましてね。
「うーん・・・まだ悩んでるんだよね」と答えた ところで気づいたんですが、
ワタシ、母にその話、してない(・_・) なんで知ってるのかし?
と思ったところで
「悩んでるってどういうこと?」と母。
「あー、なんでもなかった。( ´∀`)アハハー」
「とにかく、学校行くんでしょ?」 <しっかりしなさいよ、くらいの雰囲気で
「え?」
・・・なんだろこれ・・・。
「・・・学校って?」とワタシ。
「今日だよ。 学校あるでしょ?」 <ちょっと口調が強くなった母
中年と呼ばれる年齢の23歳の娘にむかって「学校あるでしょ?」とあたりまえのように言い放つ母。 しかも、10代の娘にでも言い聞かせるような口調で。 しかも唐突に。 しかも朝の6時21分に。
これは。
おかあさん、
ボケちゃった の ? もしかして。
脳手術後の経過が良くて海外も行けるようになってよかったね、なんて思ってたそばから、 脳の具合がよろしくなくなっちゃってるっぽいっつーか
ボケちゃったっぽすぎる。
なんと答えて良いのかわからず、無言になるワタシ。 電話の向こうの母も無言。 ワタシの心臓はドキドキしてきちゃいました。
すごく長い無言タイムのように感じてましたが、たぶん実際は5秒くらい経ってから、母が言いました。
「・・・じぇにぃちゃんでしょ?」
なんだなんだ。 じぇにぃとは、ワタシの姪の名前です。 母にとっては、孫。
「・・・じょりぃだよ・・・?」 とワタシ、おずおずと。
「あ、かけ間違えちゃた!! ごめんごめーん」
ワタシがどんだけ安堵したことか!!!!!
「じぇにぃちゃんにかけようと思って、じょりぃさんにかけちゃったみたい」と母。 「あははははは。じゃあ、じぇにぃちゃんにかけ直してあげてー」 「ごめんね、朝から。じゃあね」
よかったあああああああ・゜・(ノД`)・゜・。ボケてなかった・・・
と、そのときは思ったものの。
なんかまだドキドキしちゃってましてね。また眠れなくなっちゃった(・_・) とりあえず、じぇにぃちゃんにかけようとしてじょりぃにかけちゃってとんちんかんなこと言ってた、というのはわかりましたが。 ワタシと姪の名前は最初の一文字が漢字も読みも一緒なもんで、母の携帯に並んで登録されている可能性がありますから、これはまあ間違えちゃうのはわかります。 それでも、こんな朝早い時間に、孫のじぇにぃちゃんに「学校行くでしょ?」って、母が電話をかける意味が、わからん。 どういうことだろう。 おかあさん、大丈夫なんだろうか。 ドキドキドキドキ。
でもまあ、そのうちまた寝ちゃったんですけどね。
で、本格的な朝がきて、ワタシの一日の活動も始まりまして。
おかあさんに電話して、今朝のはなんだったのか確認してみたほうがいいのかなぁ、なんて思うワタシ。 しかししかし。 確認するのがなんか怖いーーー。
しかしひとりで勝手に想像して心配しててもしょーがないですし、ホントにボケちゃったのだとしたら早いうちに治療を始めるほうが有効ですしってことで、午後になってから勇気を出して電話してみました。 とはいえ、やたらな話し方をして「おかあさん、ボケちゃってない?」みたいな心配が伝わってしまったら、ボケてるとしてもボケてないとしてもなんだか気の毒だと思い、あらやだどうやって話そうかしらとか思ったりして。
「あれからじぇにぃちゃんに電話つながったの?(・∀・)」 と切り出してみました。
「あ、今朝は悪かったねー(笑) まだ寝てたでしょうに。お騒がせいたしました(笑)」
あ、この調子なら大丈夫そうかな。
話を聞いてみましたら、夜から朝にかけてけっこう雪が降って、道路にも積もりましてね。 なもんで、学校まで遠いじぇにぃちゃんを心配して、「お父さんとお母さんが忙しそうなら、おじいちゃんが学校まで車で送ってあげるよ?(´∀`)」って電話をしてあげたんだそうです。
わかってみればね、 朝起きて積雪を見て孫のことを思い、しかも雪道に車出すぜ!という、かなりしゃっきりしたじーさんばーさんということで何の心配もいらなかったという話なんですが。
「学校あるでしょ?」って強い口調で言われたときゃー、あたしゃもう、全身の毛穴が開いちまったっつーの。 しかももしこれ、うちの母がボケたらこういうボケかたなんじゃないかって、妙にリアリティがあったんですよね。
ということで、ホントにびっくりドッキリしちゃった、ワタシにとっては大事件だったんですが。(事件にもなってなかったわけですが) しかし、めずらしい体験ができて、これはラッキーだったかもです。 「母親がボケるかも」って心配は、そりゃワタシだっていくらかは覚悟してますが、それでもうちの両親は同年代の方々と比べてもまだまだしゃっきりしている…ように見えるので、まあ、対岸の火事だったんですよ、ワタシにとって親のボケという事態は。 それを、一瞬とはいえ、ものすごいリアリティをもって体験することができたのは、なんだか貴重でした。 「あれ?もしかして・・・ボケた?」って感じたら、ワタシ、頭が真っ白になって二の句が継げなくなるんだな、ってことがわかりました。 それは今までに感じたことのない感情だった、ということも知ることができました。 死んじゃった、とか、重い病気にかかっちゃった、というのとはまた違う感情でありました。 親御さんが痴呆症になってしまったかたの気持ちが、ほんのちょっっっっぴりだけわかった気もします。 無理矢理ひとことで表現するなら「せつない」感じでした。一瞬にして津波のようにわき上がった、不透明なせつなさ。無理矢理言えばですけど。 毎日お世話するようになると、せつながってるヒマもないんでしょうけれども。
そんなわけで良い予行演習にはなりましたが、できればボケずにずっといてほしいなあと思います。 そのためにも、ワタシはこれからも「この子大丈夫かしら・・・心配」てな具合に、親が気を許す間のないダメ娘でい続けようと思います。
やー、ホント、びっくりしました。 がっぷ。
さて、バレンタインデー目前でありますよ。 今年もチョコレート会社の目論みに乗っかってやろうじゃありませんか。はーよっこいしょっと。
もう毎年の恒例になってまいりましたが、今年もやっぱり 「きょんはチョコレートが好きだから、バレンタインの方が良いのではないかしら」 と、思ってしまったタワシ。じゃなくて、ワタシ。マジでミスりました。
もうね、毎年これをきょんに伝え、 「うーん、でもやっぱりあたしはホワイトデーでいいや」 と言われているんですから、いいかげんワタシも「そういうもんだ」と思えばいいんでしょうけれども。 ついつい変化球を投げたくなるんですよワタシったら変化球投手だったもんで。
で、「何かきょんが喜ぶような素敵なチョコレートはないものか」なんつって、ネットで検索しちゃったりして。 ワタシってかわいいオンナね☆ 「お、これいいんじゃないの?(・∀・)」ってモンを見つけたので、少し前にきょんにまた聞いてみました。
「今年はワタシがバレンタインデーにチョコあげようか?」とな。
そうしましたら
「えー、イヤよそんなの!」 と、きょんの答。
Σ(゚ω゚ノ)ノ なんでそんなに強く否定? てか、なんでそんなに役割固定?
と思ったら、続きがありました。
「バレンタインデーもホワイトデーも、あたしが貰う係がいいわ!」
ダメ。それ却下。ずうずうしすぎ。
ってことで、なんとなくうやむやのうちにまた例年通りになりまして。
それからしばらくして、もうすぐバレンタインデーじゃんねって頃になって、ワタシ、きょんに聞いてみました。
「えーと、あの。 バレンタインデーは、もしかして、手作りチョコなんですかね?」
もうずっと存軽をご覧になってくださっているかたはご承知かと思いますが。 ワタシはこれ、手作りを期待して聞いてみたわけではございません。 ゲリラ的な意表をついた手作りチョコはイヤだな、って、そう思ったので聞いてみたのです。
最近、きょん、とっても忙しくてですね。 仕事も忙しそうでうし、休みの日は自腹で研修受けたりですね。 なので、「うーん、今年は無理かなー」なんて答を期待していたんですが。
きょんの答は
「ふふふふふふっ」
でした。
このふふふふも、存軽をずっとご覧になってくださっているかたならば、記憶の片隅にもしかしたら潜ませてくださっているかもしれませんが。 きょんのこのふふふふ、これは何かを企んでいるときのふふふなわけでございまして、 この問いにふふふで答えたってことは、また手作りチョコを、それもゲリラ風味なものをお考えになっていらっさるに違いない、とまあ、そういうアレなわけですよ。
「でも忙しいからなぁ。もしダメだったらゴメン」 ときょん。
作るとも作らないとも言われていないのですが、これは、「忙しかったらふふふできないよ」ってことなので、きょんが忙しければゲリラに遭遇しないということです。
確か、バレンタインデー周辺は、休日出勤にプラスして、研修も入っていたはず。 こりゃ、ふふふは無理っぽいですよ( ^ ∀ ^ )
そして今日。 今日はきょんが「ぽこ」っとお休みだったので、ふたりでちょっとだけドライブへ出かけまして。 ランチしながら 「ワタシ、帰りにブックオフに寄りたいんだよね」ともぐもぐとお伝えしまして。 そうしましたらきょんも 「あー、あたしも、スーパー寄ってほしい」と。
「あいよ。 で、スーパーで何買うの?」とワタシ。 夕飯のおかずはなあに?くらいの気持ちで軽く聞いてみたんですが。
きょんの返事がない。
そのうえ、きょん、こんな顔したまま、固まってるんです。
( ・ _ ・ )
なんかですね、目の焦点が合ってない。 そのうえ、きょときょとと視線が異様に動き始めました。 首も前後にゆらゆらと揺れております。
こ、この人・・・・
とぼけようとして、大失敗しています。
この珍妙なおとぼけ具合から察するに、スーパーで買いたいものとは、手作りチョコの材料だったのでしょう。 しかも、ワタシにこっそりと買うつもりだったご様子。
なぜにその「こっそり買い物」を、ワタシと一緒のときにしようと思っちゃったのかはナゾですがっていうか、きょんがアホなんでしょうけど。 だって確か、このときもそれやっちゃってましたよね、きょん。
「わははははははははははは」 ワタシは思わず大笑いですよ。 笑っても、きょんは相変わらずこんな顔 ( ・ _ ・ ) したままゆらゆらきょときょと。
「一緒にスーパー寄るんだからさ、なんか都合の良いウソ、考えておきなよーーわはははははははは」とワタシ。
「え? なにが? ( ・ _ ・ )」
「いや、その顔、ヘンだからやめて。わはははははは」
「あたし、顔、なんかヘンなの? ( ・ _ ・ ) 」<ホントに自覚がないらしい
「あなた、ホントにウソつけないんだねえ」
「( ・ _ ・ ) 」
「まあとりあえず、スーパーでは別行動にしようか」
「別にどっちでもいいけどね ( ・ _ ・ ) 」
でも結局、スーパーで一緒にひとつのカゴで買い物しちゃったので、材料バレバレでした。 ワタシの推察によると、ゲリラ度は小。 たぶん、ワタシの好きなものを作ろうとしてくれております。
が。
ワタシが今心配なのは。
作ろうとしていたものを察されてしまったきょんが「なんかつまんない」とか思ってオリジナリティを発揮してしまって、 結果的に「ゲリラ度:大」なものが当日目の前に現れるんじゃないか、ってことであります。
梅干しチョコみたいなのは、もうホント、勘弁してほしいんですが、どうなることやら。 と言いつつ、チョコの味はともかく、日記のネタ的には大変おいしいので、ゲリラ度が高くなるのも少々楽しみではあるんですけどね。
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