今日も今日とて
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本日、会計クンが年末前の経理チェックに来てくれました。
先月中から「18日に行くからね( ^ ∀ ^ )」と言っておいてもらっていたのに、相変わらずの泥縄式で慌てるじょりぃ。 とはいっても、11月に入ってからはこつこつと進めてはいたのですが。 ワタシでなくて、なっちゃんが(°▽°)
なっちゃんはワタシが仕分けしておいた領収書を打ち込んだり、売上げ伝票を打ち込んだりといった実務的なことはせっせとこなしてくれるのですが(それはもう、せっせと)、帳簿の付け方の基本がわかっていないので(ワタシもよくわかっていないんですが)、込み入った部分はワタシの仕事になるわけですよ。 で、それがほぼ1年分たまってたもんですからアナタ。
まあ、早い話が、徹夜になったわけですよ。昨夜。
会計クンとの約束は午前中だったんですが、まだまだ見せられる状態になっていないわけですよ。 でも乙女として、お風呂には入りたいわけですよ。なので慌てて入った。 お風呂から出たら9時を15分ほどまわっちゃってるわけですよ。 何時に来るかはハッキリ聞いていなかったんですが、とりあえず午前中は来るな!とか勝手なことを思ったわけですよ。 なので「この時期会計クンが忙しいのはわかってるんだけど!わかってるんだけど!・・・午後にできない?(´∀`)」と、ずうずうしいメールを送ったですよ。 10分ほどしてからメール着信。 「もうそっちに向かってるところだったんだけど、無理そう?」
ぎゃぼーーーーーん。早っ。 てか、ワタシの言う午前中って、11時〜お昼のことだから! それ前も起きてるけど、脳内ねずみ君がまだ全然滑車を回してないから! それくらいもうわかってくれてないと!<勝手
「うん。無理」 あっさり返信。 さらに「今見ても、帳簿のなんたるかになってないから、ムダだと思う」と、自分の怠慢を棚に上げて、たいした態度のワタシ。
人との約束をなんだと思っているのか。 ていうか、これが女性ならここまで強気に出ないワタシなんですが。 男性相手だと、わがままになる仕様になっております。 まして、いつでもフェミニストでジェントルマンな会計クンでありますので、そこに甘えてじょりぃは増長する仕組みでございますよ。
「わかった。じゃあ、午後に出直すね」 いつでもやさしい会計クン。 「ごめんねー。今度夕飯おごるからー」 <口だけ
とまあ、さんざん振り回したあとにやっと経理を見てもらい、いつものようにワタシから見ると魔法使ってるみたいに、合わない収支をちゃっちゃと合わせてくれたんですけれども。 会計クンの趣味の話なんかをしながら、次のチェック時までにやっておくことを教えてもらい、はい終了ーとなってから。
いきなり、自分の持ってきたUSBメモリをワタシのノートパソコンに差し込む会計クン。 何かしら。 と思う間もなく、USBメモリをパパッと開きましてね。
ワタシ、会計クンが来ているときは、いつも彼の横に椅子を並べて、くっついて画面見ながら彼の作業を見守っているわけですが。 見守るというか、覚えておかなきゃーと必死なわけですが。
このときもいつものように隣で眺めておりましたら、開いたウインドウの中には、会計クンのお客様の名前がついたフォルダが並んでおりまして。
「あ、これってワタシが見てはいけないものじゃない?企業秘密とかさ。席外そうか?」とワタシ。 「ああ、中味見るわけじゃないし(笑) 大丈夫だよ」穏やかににこにこと会計クン。
あらそう。じゃあ何するかわからないけど、まあ見てることにしますか。
って見ていたらですね。
なんか! 見てはいけないであろう、エロめいた画像アイコンを発見しちゃったし! しかもそのファイル名ったらもう。
こ、これは見たって気付かせたらダメよね? ワタシが見たってわかったら、会計クン、恥ずかしくて死 って感じじゃないかしら!
と慌てたんですが、ワタシったら文字を読むのは速いもんで、そのエロめいたあやしいファイル名、3つとも読めてしまってました。
特大チ○ポシリーズ
パコパコママオリジナル182 加納愛34歳 アナル
0930は痴女 ゴールド015
ぎゃぼーーーーん(白目)って、どうしよう!!!
ワタシの母は、小さい頃からワタシにいろんなことを教えてくれました。 今だっていろいろ教えてくれます。 困ったとき、どうしたらよいかわからなくなったとき、いつだってワタシに「答」ではなく「ヒント」を与え続けてくれる、頼りになるおかあさん。
でもこんなときどうしたら良いのか、教わっておくのをうっかりしました。
お母さん!どうしよう!
こういうときに、軽いノリで「やだー、なにこれー?(・∀・)もう、エッチ」とか言えないワタシ。 いや、会計クンがワタシに見せるのを承知で見せてるなら「なにこれー(笑)うけるー。しかも特大て(笑)」とか言えますけど。 日頃の会計クンのジェントルな様子から察するに、露骨なエロを軽やかにワタシに見せるような人ではありませんから。 これはもう、「ぅお!オレったらうっかりこんなもんじょりぃに見られちゃったよ!」って動揺しているに違いありませんですよ! なんか悪いー。 ワタシが悪いわけではちっともないんだけど、それでもなんか悪いー。どうしようー。
ぎゃぼーんぎゃぼーん。 と思いつつ、ずりずりと椅子を少しずつ後ろにずらしてみちゃったりして。 で、なんか、ワタシ、何も見てないんだよねー、みたいに、うつろな瞳で天井の蛍光灯眺めてみたりして。
しかし、ワタシのそんな努力に気付いているのかいないのか、 そのファイルの存在に気付いているのかいないのか、 会計クンはいたって平常心。 もう、あからさまにそのファイルが画面のまん中に来てるっつーのに、隠すことすらしませんし。
・・・・はて? も、もしかして。
ワタシの読みまつがい?(°▽°;) 特大ペ○スとかアナルとか痴女とか、すべてワタシの脳内のみでのできごと? いやいや、確かに書いてあった。こんなもん読み間違えたくないし。
て、ちょっと待てい!!
そのファイル3つ、ワタシのパソコンにコピーしてるんですけど!!!!
心のアゴが外れる勢いであんぐりしておりましたら。 会計クン、爽やかに微笑みつつこう言いました。
「じょりぃと約束してたアダルト動画、やっと持ってこられた( ^ ∀ ^ )コピーしておいたからね」
ワタシと、何を、約束したって?
・・・何言ってるか全然わからない。 ちょっとさすがに、即座に言葉が出なかった。 しばらくたってから「へ?」って、やっと言った。
「すっかり待たせちゃって悪かったねー。 じょりぃの好みがわからないから、適当におもしろそうなの選んできちゃった。 とりあえず、外人の方がいいって言ってたから、それも入れてある」
ちょっとちょっとちょっとちょっと待て! てか、うんと待て! それって、ワタシじゃなくて、誰かほかの人とごっちゃになってなあい? よく考えて! よく思い出してみて! 会計クン! ワタシ一応、清純が売りってことになってるんだから! 「エロい話も対応するけど、いい年こいて清純派☆」、これ、ワタシの対男性時のキャッチコピーだから!
「・・・あー・・・・・・ありがとう」
って、なんでお礼言ってるのよワタシ!むきゅーーー! どうしよう。なんか全然どうなっているのかわからないんですが。 でも、会計クンがワタシにこれらを見られたことについて「やっべー・゜・(ノД`)・゜・。ハズカシー!」って思ってないならワタシも話のしようがあります。 沈黙になるのもなんだから、何か、何か言わないと!
「ええと・・・・・これって無修正?」
何言ってるんだワタシは。
「そうだよ。じょりぃ、無修正がいいって言ったじゃん(笑)」
言ってねえから!
「じょりぃが録ってくれたビデオが無修正だったから、オレも無修正を渡さないとね☆(笑)」
ワタシが録ったビデオ・・・?
はっ!
なんか思い出してきましたよ。
あれはオリンピックまっさかりだった頃。 会計クンのお友だちが、とある競技でオリンピックに出場していたのですが。 その中継が、BSアナログでしか放送されないとのことで。 「オレんち、BSアナログ見られないんだ。じょりぃんち見られるよね?悪いけど録画してくれないかなー」 と頼まれ、親切で有名なワタシは「いいよーん」と録画してあげたのでした。
で、後日それを会計クンが取りに来たんですよ。 よくよく思い出してみると、そのとき確かに「動画がどうとか」「ダウンロードがどうとか」って、話していましたわそういえば。 が、そのときってワタシ、超ーーーー忙しかったので、長居してもらいたくなくて適当な相づちを打っていた上に、耳がよく聞こえない日だったんですわ。 なので、よく聞こえない部分はすべて自分に都合良く変換してしまった上に、どうでもいいやということで身を入れて聞いていなかったんですナ。 そして、ノリだけは良く返事をしていた、と思われる会話が、確かにあった。
ということで、だんだん思い出してきました。 てことでそのときの会話を再現。
「お礼に今度、ダウンロードしたアダルト動画焼いてあげるね(笑)」<冗談のつもりだったのであろう会計クン 「わー、ホントー? うれしー」
この時点で、「アダルト動画」の部分をちゃんと把握せず、フツウの映画だと思いこんだんですね。ていうか、どうでもよかったんです。
「え、マジで? 無修正だけどいい?」 「うん。(なんで修正の必要が?)てか、無修正のがいいなー、せっかくなら」 「わかった。どんなのがいい?」 「(とにかく早く帰ってほしいので)なんでもいいよー。あるヤツで」 「外人と日本人、どっちがいい?」 「? 外人かな?」 <洋画 という意味 「わかった。じゃ、今度会うときに持ってくるね」 「ありがとーー。じゃあねー」
あったわ。確か。こんな会話が。 脳内の見えるところには、カケラも記憶が残っていなかったけど。 掘り起こしたら、かろうじて、あった。
いやー、謎が解けた! スッキリした! さっきまでどうしようかと思ったよ! 会計クン、狂ったかと思った。 あははははははははは!
って笑ってる場合じゃないですよ! 「エロい話も対応するけど、いい年こいて清純派☆」なじょりぃにしてみれば。 会計クンの中では、これらの無修正アダルト動画、ワタシが所望したことになっちゃてるわけでしょ?
別に純情ぶるわけではないのですが、ワタシ本当に、この手のアダルト動画って見たことないんですよ。 あんまり興味ない、ということもありますし、ていうか、興味ないことはないんですが、動画のほかにどんなおそろしいモンがくっついて我がパソコンに落ちてくるのかしら!と思うと、危険をおかしてまで見たいとは思わないわけなのであります。 (見る人信じられない!とかは全然思いませんですよ。ワタシがそこまでして見たいとは思わないっつーだけです) さらに言えば、きょんはそのへん、潔癖でありますから、ワタシがネットでそういう類のものを見ていると知れば、おそらくものすごーーーく嫌がるだろう、という恐れもあります。 ついでに言えば、なっちゃんもそういうのダメ。 つまらない連中ですねえ。
ということで、この手の動画には免疫がないじょりぃなもんですからね。 なんか、そういうものが自分のパソコンにあるってだけで、なんだかそわそわ落ち着かなくなっちゃうんですよ。 ふたりに見つかっちゃったら、ワタシ、なんて言い訳したらいいのー?(´д`)
という気持ちがワタシの口まわりの神経を刺激したのか、つい言ってみました。
「ワタシ、アダルト動画って見たことないんだよね」とな。 「そうなんだ(*´∀`*)」
なんであなたうれしそうなのよ。 なんかもう、「じょりぃのアダルト動画処女はオレが貰った」と言わんばかり。<考えすぎ
「けっこう笑えるよ」と会計クン 「そう」 「ちなみにこれとこれは、素人モノだから( ^ ∀ ^ )」 いや、聞いてないから別に。
そして最後に
「オレ、いっぱいダウンロードしてあるから。また言ってね( ^ ∀ ^ ) 今度は好み教えて」
・・・あなた(と書いて、中学時代のボーイフレンド)の口から、そんな言葉、聞きたくなかったわ・・・。
てか、「好みがわからないから」って言いつつ、ワタシのために適当に選んだのが、特大ペ○スとアナルと痴女かよ! もっとソフトなのなかったわけ?
会計クンが帰ってから、事の次第をなっちゃんに話してみましたら(なっちゃんはこのパソコンを使いますので、後でバレるのがイヤだったんです)、ワタシの置かれた状況には大笑いしていたのですが、
「・・・なんか、会計クンへの見方が変わった・・・」
と真顔で申しておりました。
きょんにはまだ話しておりません。
とりあえず、せっかくの初アダルト動画であります。 近日中に、再生してみようと思っております。 自分でリクエストした、無修正外人モノからいくべきかしら。(たぶん特大ペ○ス)
今日は、ナナんちの次女ちゃんの校内合唱コンクールの日でございました。 ナナに会える日であります。
昨日、始まる時間を確認するためにナナにメールしましたら、割とすぐに返信が来まして。
次女ちゃんのは12時半からなんだけど。 せっかくだから、早めに待ち合わせて、一緒にランチでもしませんか?
(*´∀`*)スルスルー!
が、待てよ?
そもそも、この日はきょんと一緒に、前々から行きたかったお店でランチしましょう、ということになっていたのであります。 コロッと忘れてた!どうしよう!
でも、次女ちゃんの合唱コンクールは見たい。 なぜなら、今回、次女ちゃんは開会式の全校生徒校歌斉唱で、なんと指揮者となっているからです!(じゃじゃーん)
・・・ちゃんとリズムとれないのに、どうやって指揮するんだろう・・・(°▽°)
という一抹の不安はありますが、それでも晴れ舞台ですからね! 見たい。 それに正直に言えば、なかなか会えないナナと、ランチもしてしまいたい。 しかし、人としての筋で言えば、先に約束していた方が優先されるべきです。 しかし、コトの重大さで考えれば、次女ちゃん(&ランチ)を優先したいというワタシの素直な気持ち。
ということで、きょんにおそるおそる打診。
「あの・・・明日のランチなんだけどさ・・・(´∀`;)」 「あ、ごめん。 あたしもしかして無理かも。なんかちょっと忙しくてさ」 「あ、そうなんだ。実はワタシもダメなんだ!(・∀・)」 「何よそれ! あたしは無理『かも』って言っただけよ? 基本的には行くようにしようと思ってたのに! それにあなたが誘ったランチじゃないの!」 「そ、そうなんだけど・・・実はこれこれこういうわけで・・・」 「ふん。 まあいいよ。 でもすごいね次女ちゃん。指揮者なんてさ(・∀・)」 「うん、そうなのだ」 「まったく。しょうがねえなああんたって人は」 「スミマセン。 この埋め合わせは必ず」
ほっ。
そして今日。 合唱コンクールの日。
昨日の時点で 「ランチOK!(・∀・) 何時に待ち合わせる?」「10時」
はやっ!Σ(゚ω゚ノ)ノランチじゃねえよそれ
と、ナナと10時にランチの約束をしたじょりぃは、9時25分頃、上着を取りに行くために仕事部屋を出ました。
さてさて。 存軽慣れしてくださっている、ありがたいビューワー様がたの中には 「なんで今日の日記、ナナワタでなくてこっちに書いてるの?」と思ってくださるかたもいらっさることと思いますが。 それには事情があるのです。 というか、事件があったのです。
9時25分に仕事部屋から出たじょりぃは、部屋を出てすぐの玄関ホールで、黒い物体が横たわっているのを発見いたしました。 結果を言えば、それはきょんだったんですが、きょんは先ほど「いってきまーす」と家を出ていったはずなので、とっさに理解できず。 そして、きょんだとわかってからは、まずは「またこんなところで寝て!」と思ってしまったんですが。 (玄関で寝ていることに違和感を感じさせない、どうかしているきょん)
一応「どうしたの? 大丈夫?」と、お義理で声をかけてみました。
「・・・わかんない・・・大丈夫じゃないかも・・・」
弱々しい声で、やっとそれだけ答えたきょんに、のんきなじょりぃも異常事態だと認識。
「どうしたの?」<動揺しつつ 「わかんない・・・なんか、動悸がすごい・・・速いみたい、脈」
ワタシはきょんが横向きに寝ころんでいる背中側から声をかけていたのですが。 背中 というか、脇から肩甲骨のあたりを見てましたら、ゆったりめの服の上からも「どっどっどっど」って、すごい速さで脈打ってるのがわかって、ちょっと焦りまして。 焦ったんですが、こういうときってワタシ、日頃のとんちんかんな慌て者ぶりは引っ込んでくれるらしく、「うきゃー」と思いつつ割と冷静になれちゃうんですよ。 で、ゆっくりと話しかけまして。
「話せる?」 「うん・・・今んとこ」 「吐き気は?」 「・・・ない」 「めまいは?」 「・・・ないと思う」 「胸は痛い?」 「痛くない。・・・でも、急に歯が痛くなってきた」 「歯か・・・(気になるな)。 頭は?痛い?」 「・・・痛くない」 「手足がしびれたりする?」 「・・・してない」 「首肩周辺が凝ったりする?」 「・・・しない」
などとやりとりしながら、きょんの脈を取ってみましたら。
速ぇぇぇぇぇぇぇぇえぇぇぇ!!!!!Σ (゚Д゚;) どっどっどっどっどっどっど
「救急車呼ぼうね」 とワタシ。 「・・・えー・・・・それは待って。もうちょっと待って」 「でも、何かあってからでは困る」 「んー・・・・でもただの不整脈かもしれないし・・・」 「かもしれないけどね。 たぶん大事ではないから安心していいよ。(とはホントは思わず、かなり心配していたワタシ) でも、救急車は呼ぼうね」 「・・・もうちょっと待って」 「えーー・・・心配だなぁ。 でもじゃあ、少しだけ様子見ようか。顔色はいいからね」 「うん」
ってやってるあいだも、きょんは苦しそうです。 痛みによる苦しさはないみたいですが、急に脈が上がっちゃうのってワタシもやったことあるんですけど、ものすごく怖いし、マジで「死んじゃうのかな」って思うんですよ。それが苦しい。不安で苦しい。自分の脈が怖い。 それにワタシのときと違って、服の上からでもどっどっどっどがわかるくらいですから、苦しいことは苦しいでしょう。
なんかもう気が気ではなかったんですが。 きょんはほら、高血圧の持病を持ってますからね。 両親ふたりは心臓病持ちですし。 ワタシが「もしかして死んじゃうのかしら。そこまでいかなくても、なんかヤバイのかな」と心配してしまった気持ちをお察しください。
しかしとりあえず、胸の痛みがなかったことと、顔が蒼白になったりしてなかったことは安心材料でしたので。 ワタシはいったんきょんから離れて、いつ救急車を呼んでも良いように上着を取りに行きまして。 きょんに毛布をかけてやり。 また脈を取ってみて。
まだ速い。 全然落ち着いていない。 ちょっと長くないか。 きょんが玄関に倒れているのを発見してから、少なく見積もっても5分は経っています。 ストレス性の動悸にしては長いような気が。
「あなたいつからそこにいたの?」 気を失われるのも怖いので、話しかけるじょりぃ。 「ん・・・?」 「いったん出かけなかった?」 「・・・車に乗ろうとしたところで、おかしくなって、しばらくドアあけたままうずくまってたんだけど。 玄関まで戻って、玄関前で少し休んで、そのあとここで横になった」
だとすると、7分以上はどっどしてるわけか・・・。 急な歯の痛みも気になります。
さいわい、きょんが横になっているところと仕事部屋のパソコンが近かったため、ちょっとネットで検索。 「動悸 歯が痛い」でググッ。
狭心症、出たーーーーー!!!
・・・でも、胸の痛みがないから大丈夫かな・・・でもどうなんだろな・・・。
「胸の痛みはない?」 もう一度聞くじょりぃ。 「ない」 「でも救急車やっぱり呼ぼうかな」 「・・・でも待って。 落ち着いてきたような気もする・・・」
脈を取ってみましたら。 うん、確かに、さっきより随分いい。 きょんも安心してきたようです。
カラダが冷えてしまうのも心配なので、ヨガマットを持ってきて、きょんの下に敷いてやり。 また脈を測ってみたら、かなり普通な感じに。
「・・・じょりぃ、もう出かけていいよ。出かけるところだったんでしょ?」ときょん。 「そうだけど、今日は出かけないことにするよ(´∀`)」
いくらワタシが鬼畜だ極悪非道だ人非人だと言われていようとも、ここでナナとデートに出かける気にはなれません。
「次女ちゃんかわいそうだよ。 じょりぃが来るの楽しみにしてるよきっと」ときょん。
こんなときに、次女ちゃんの心配なんてしなくていいのだよキミは。
「まあともかく、いったんナナに電話を入れておくね。もう約束の時間には間に合わなそうだから」 「ごめんね(´・ω・`)」 「そんなこと気にしてるとまた頻脈になるよ(笑) あなたの症状、話すのイヤ?」 「イヤじゃない。てか、聞いてみてほしい」
まあ、ナナは医者でもなければ、まだ看護師にもなっていないわけですが。 ワタシよりは知識があるでしょうからね。
「もしもしー」とワタシ。 「あ、どしたの?」 「や、実は、きょんの具合がおかしくなっちゃって・・・」 「! どしたの?」 「あー、 これこれこういう感じでさ」 「胸の痛みは?」
から始まって、ワタシがきょんに確認したようなことを聞かれまして。
「歯の痛みがひっかかるんだ。狭心症?」とワタシ。 「胸の痛みがないなら大丈夫だよ。狭心症なら苦しくてそんなもんじゃないはず」 「でも、きょんのお父さんが心筋梗塞の発作起こしたときは、痛みがなかったんだって」 「そうか・・・遺伝があるとなると心配だよね。 でも、痛みはなくてめまい痺れもなくて顔色もいいなら、たぶん大丈夫だと思うけど・・・ストレス性のものかな?」とナナ。 「かもね。 でもちょっと心配でさ」 「高血圧あるしね、きょんさん。 血圧が急に上がって、脈も上がったのかも。 医者に診てもらうのがいちばんだね」 「うん・・・なもんでさ、とりあえず、10時の約束には間に合わなそうなんだ」 「あ、いいよそれは気にしなくて。 実はあたしもひどい風邪をひいていてさ。気管支ぜんそく中だし」 「・・・大丈夫かよ・・・(あっちもこっちも・・・) で、次女ちゃんのには、行けそうなら行く、ってことでもいい?」 「それも気にしないでいいから。そっち優先にしてください」 「悪いね」 「気にしないでよ。 お大事にね。 心配ないと思うけど。 きょんさん、定期的にお医者通って、検査もしてるって言ってたよね?」 「うん」 「ならなおさら大丈夫だと思うけど。 行けるならそこに連れて行ってみれば?」 「うん。ありがとう」 「うん、じゃあね」
きょんのところに戻ると、「あたし、もう大丈夫そうだから、行っていいよ」と。まだ横になったまま。 「うん。まあ、それは気にするなー」
しばらく、玄関でふたりして時を過ごしまして。
どうやら本格的に大丈夫になったきょん、「実家の用事を済ませなきゃ」と立ち上がろうとしまして。 ゆっくり立ち上がるように注意したあと「それらは今日、ワタシがすべてつきあうから。あなたは運転しちゃダメ」とワタシ。
「大丈夫だよーもう(笑) ごめんね。ホントに平気って気がしてきた」 「ワタシが出かけてるあいだにぽっくり逝かれても困る」 「やめてよ!(笑) 逝かないから大丈夫。 それに次女ちゃんかわいそうだよー。せっかくの晴れ舞台なのに。 じょりぃが来るの、きっと楽しみにしてるよ」 「そだね。 次女ちゃんのは、あなたの様子見て、行けるようなら行くから、それはまあ、キミは気にするな」 「でもー」
ぐずぐず言うきょんを説き伏せ、無理矢理実家の用事へついていくじょりぃ。 「さっきのことは、実家には言わないでね。心配かけちゃうから」とのことだったので、ワタシホントに何しに来たのかわからない人になっていたのですが、それでも実家の用事を済ませ。 「自分ひとりで行けるからー」というきょんをこれまた無視し、きょんのかかりつけの病院へ。
ラッキーなことにすいていて、すぐに診てもらえました。 所見はナナの話していたこととほとんど同じ。 「ストレス性のものじゃないかなぁ? ただ、動悸の時間がちょっと長かったのが気になるけど・・・。 それでも今回が初めてならまず心配ないと思うけど、続くようならすぐにまた来て」ということで帰されました。
ほっ (*´∀`*)-3
これできょんもワタシもやっと安心しましてね。
「よかったね。 でも今日一日は過保護にさせてもらうよ(´∀`) 3時のアポが入っている、●●市の打ち合わせまで、あなたも一緒につきあわない? ドライブしよう」とワタシ。 「ありがとう(笑)・・・でもあたし大丈夫だから。じょりぃのペースに戻して?」 「あなたのために言ってるわけでなくて、今日はワタシが一緒にいたいのだよ。デートしよう」<しゃあしゃあ 「ありがとう(笑) ・・・でもさ、それより今からなら次女ちゃんの、間に合うんじゃない?」 「んー、むむ。 微妙かな?」 「行ってあげてよー(´д`)」 「・・・そだね。じゃあとりあえずナナに電話してみる」
一緒にいたい、デートしよう、と言った舌の根も乾かぬうちに、ナナと会うための段取りの電話をする、将来大物になること間違いなしのじょりぃ。
ナナになりゆきを話し、今からなら行けると伝えましたら
「じゃあ、12時20分には会場入りできるように、砂利の方の駐車場で待ち合わせよ?」と言われまして。
時間、間に合うか間に合わないかといったところ。
「が、がんばってみます」とお答えし。
きょんを家まで送り、出かけようとするワタシにきょん、 「ごめんね・・・ナナとも久しぶりに、積もる話もあったでしょうに・・・(´-ω-`)」と、しょぼーーーん。
そ、そんなこと謝らないでよ! これは何かの遠回しな攻撃ですかな!<とはホントは思ってませんが!
「気にしないでよー。じゃ、いってきまーす。少しでも変な感じがしたら、すぐに携帯に連絡入れてね」 「わかった。飛ばさないでねー。事故らないでよー」 「はーい」
と、返事だけは良いじょりぃですが、飛ばしまくらないと間に合いません。
・・・長くなってしまうので、ここから先、合唱コンクールの顛末については、あとでナナワタに書くとしまして・・・。
ナナと別れた後、今度はばびゅーんと家に戻りまして。 途中から「終わったよー。具合どう?」ときょんに連絡しましたら「いいよー」と。ほっ。 その後ワタシがお昼を食べ、仕事を放ってきょんと一緒に「のだめカンタービレ」のDVDを少し見た後、3時の打ち合わせへ。 1時間ちょっと車を走らせ、先方に着きまして。
「このへん、お店多くて楽しいから、携帯さえいつでもつながるようにしておいてくれれば、好きにフラフラしていていいよ( ^ ∀ ^ )」とワタシ。 「んー・・・打ち合わせ、どれくらいかかる?」 「相手も忙しいから、たぶん30分かからないと思う」 「じゃあ、車で寝て待ってる」 「そう?」
ワタシは打ち合わせを済ませまして。 その後、きょんと近くのミスドへ。
新商品がたくさん並んでまして、きょんはウッキウキでございますよ。 朝、死にそうだった人はどこへ? ワタシはアップルパイをひとつ取り、きょんは新商品を4つチョイス。
「せっかくデートだし、店で食べて行こうか?」とワタシ。 「うん」 「じゃあ、店で食べるの、どれにするか決めて?」
お持ち帰りと分けておいて、店員さんに説明しないといけませんからね。
そしたらきょん、「全部!」と。
4つ? 全部? いっぺんに食べるの? 朝、死にそうな騒ぎだった人が? ちなみにこの人、お昼もちゃんと食べているんですよ?
「全部はダメ」とワタシ。 「血糖値とか、なんかよくわからんが、心配だから」と。 「えーーー(´д`)・・・わかったよ・・じゃあ、これとこれとこれ(・∀・)」
それでも3つかい!
「・・・店員さんにひとつだけ袋に入れてもらうのも気が引けるから、2つにしない?」とワタシ。 「やだ。 3つ食べたい」 「・・・カラダは大丈夫なんですか?」 「うん」 「じゃあ、とりあえず2つ選んでさ。2つ袋に入れてもらって、3つめは袋から出して食べるのではどうかな?」<指示がちまちま 「それでもいいよ・・・」<不服そう
結局、こってりドーナツ3つを、ワタシのアップルパイ1個よりもペース良くぺろりと平らげ、にこにことゴキゲンなきょん。
夕方以降のきょんの用事は、きょんひとりで済ませてもらいました。 なんかもう、これなら心配、全然なさそう。 てか、最初から心配なかったのかも。
夜になって、ナナに「今日はごめんね。そして安心させてくれてありがとう看護師さん☆」めいたメールを送りまして。
ナナからの返事は
・きょんさん、良かったね。 ・張りつめてお仕事してるんだろうか? だから家の中でぐうたらしちゃうのかな? <大きなお世話
さらに
・今回のことでなんかちょっと二人の将来が心配になったので、可愛い養女でも紹介しようか?
・・・何考えてるかわからん(°▽°)
でも、心配してくれているのはよくわかった。 ていうか、心配かけちゃって、正直スマンカッタ、ナナ。 迷惑もかけた・・・。
きょんは先ほどベッドに入りました。 おかげさまで、元気であります( ^ ∀ ^ )なのでとりあえず養女はいらない
2008年11月02日(日) |
セブンイレブン的日常 |
いつものように。 ワタシは近所のセブン・イレブンへ。 車から降り、入口を通過し、入ってすぐのカゴを手に取り、ふんふんとお買い物。
まずは、なっちゃんが買っておいてくれたポテトチップスを、昨夜ワタシが勝手に食べてしまったので、それを弁償するためにカゴに入れ。 豆乳が切れていたのでカゴに入れ。 余談ですが、健康を考えて牛乳を無脂肪乳に変えて飲んでいたじょりぃでしたが、今度は豆乳に変えてみました。 まるで健康オタクのようなのに、どうしてワタシの顔色はいつも灰緑色なんでしょうか。 次に野菜ジュースをカゴに入れ。 缶コーヒーをカゴに入れ。<灰緑色のモト 今日のお昼はカップ焼きそばにしましょうと、焼きそばを入れ。<灰緑色のモト
レジに向かいました。
レジにはいつもの女性。 年はワタシより5〜7歳くらい下なのかな? 色白でメガネかけてて。感じの良い人です。
商品を手に取って「ピ」。 次の商品を手に取って「ピ」。 次の商品を手に取って
「うわぎゃっ!」
「ピ」ではなくて、珍妙な叫び声が、レジ女性の口から!Σ(゚ω゚ノ)ノ そのままレジから逃げて行きまして。
「びっくりしたー。びっくりしたー。びっくりしたー。どうしよう!」と。
な、な、なにごと・・・?(°▽°;)
彼女の様子からすると、カゴの中に何かいたみたいです。 あのビビリようからすると、ゴキブリかなんかかしら・・・。
おそるおそるカゴの中を覗いてみましたら。
「にょ!」
ワタシも奇声を発してしまいました。
カゴの底に、こんなもんがいたのです。
↓
↓
↓
↓
でかいのよー
たぶんヤママユガ。 みなさまご存知でしょうか。 本州に棲息する蛾の中では特大級です。 ワタシの手のひらくらい、余裕でありました。 柄も、なんか、くっきり、スゴイ。
ホントは自分の携帯でカゴの中にいたこやつをバッチリ撮影したかったのですが、 いかんせん、このときはケータイを所有してなかった、うつけ者じょりぃ。
で、それを見たワタシ、なぜか
「あ・・・びっくりさせてしまってスミマセン」
と、店員さんに謝りまして。 店員さん、ワタシの声など聞こえていないかのように
「無理。無理。無理」
とかつぶやいてます。
無理と言ってしまうのも無理もありません。 順調に商品を「ピ」ってやってて、さて次の商品・・・てな具合にこやつを手に取ってしまうところだったんですからね! 心臓が弱い人なら発作が起きていたかもしれませんし、尿道の締まりの悪い人ならチビっていたかもしれませんよ。
しかし、謝ってしまったあとに、「これではまるで、こやつがワタシのペットのようではあるまいか」と思ったワタシはちょっと慌てましてね。
「あ、ワタシのじゃないんですけど」
と言い添えてみたりして。
さらにその後落ち着いて考えてみたら。
ワタシ、巨大蛾をカゴに入れたまま(おそらく始めから入っていたに違いない)、ぽんぽんと買い物していたわけですよ。 巨大蛾の上に、ゴキゲンな顔して商品を乗せていたわけですよ。
ぞわわ〜〜〜〜〜((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル 飛び立たなくてよかった・・・
結局、違う店員さんが来て、レジを済ませてくれました。 その店員さんも 「まるでモスラですよね、こいつ・・・」と。 それくらいデカかった。
おやつの時間にポテチを食べながらその話をなっちゃんにしましたら、
「袋にりんぷんついてたかもしれないじゃん!」
とプリプリしてましてね。
「つかないってー、りんぷんなんてー(´∀`)」とワタシ。 「つくよー」 「だいじょぶだいじょぶ。ポテチは蛾から離れていたから」 「ホントー?」
うん。ウソ( ^ ∀ ^ )
でもほら、りんぷんなんて、そう簡単につかないって!
と思っていたら、ワタシの豆乳にしっかりついてました。
まあでも、ストローで飲むものですし。 気にしませんでした。
が。
今朝、その豆乳を飲んでましたら、てろっとストローの差し口から豆乳がこぼれましてね。 「床にこぼしたくない!」と、思わずぺろっと豆乳の箱を舐めてしまったあとに、りんぷんのことを思い出しました。 りんぷんがついてたところ舐めた、ワタシ。
ヤママユガのりんぷんは、苦かったです。 ウソですけど。
みなさまも、買い物時はカゴの中を確認してくださいね☆ 何がいるかわかったもんじゃありません。
今日のセブンではおまわりさんの聞き込みに遭遇しました。 近所で下着ドロが出たらしく
「白っぽいトレーナーに黒っぽいズボンの男を見ませんでしたか?」
と、なんとも答えようのない質問をされました。 もうちょっと特徴ないのかしら。
今日もワタシのセブンはにぎやかです。
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