今日も今日とて
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前回の日記で「クリスマスも貧乏を楽しもう企画」をきょんに提案し、きょんにもそれを快諾してもらえたじょりぃなわけですが。
何か、ワタシの意図する方向とは微妙に違ってきたせいもあり、貧乏くさいクリスマスで、なんかきょんがかわいそーという気になってまいりましてね。
ワタシはいいんですよ。 欲しいモンないですし。 クリスマスも別に楽しみにしておりませんし。 しかしきょんは、クリスマス、なんだか楽しんでおります。雰囲気だけですが。
なもんで、やっぱ、サプライズを用意しておこうかなーなんて思ったりしましてね。 しかし、値の張るモン買っちゃうと、きょんも義理堅い人間でありますから「あたしもじゃあ何か用意しましょう」なんてことになり、クリスマスをだいぶ過ぎた頃にきょんにお金を使わせることになりそうで心配です。 それにだいたい、「値の張るモン」なんて買える余裕、今のワタシには、ない(・∀・)
じゃあ何がいいかなーと思案。 とりあえず15秒くらい考えました。
よし決まった。
きょんはマグが好きなんですが、特にファイヤーキングの質感やらデザインやらが好きでしてね。 でも自分ではなかなか買えないわけですよ。 ワタシもファイヤーキングのマグは好きです。 そして今回のサプライズとするには、価格も手頃。 ということで、あまり悩まずに決定。
決まれば行動は早いじょりぃ。きょんの出かけている隙にお買い物へ。いそいそ。 最近見つけた、市内にある雑貨屋さんへ。 ここは、「いったいどっからこんなもん見つけてきますねん」と言いたくなるような、70年代レトロな生活雑貨をメインに置いてあるお店であります。 なんだかひどく懐かしいんですよねえ。 「このコップ、子どもの頃に家にもあったよ!」なんてモンもあったりして。 そしてそのお店には、ファイヤーキングのマグがけっこう置いてあるのであります。
店につきまして。 さーて、どれにしようかな。 相変わらず狭い店内だな! うっかり動くと、店中ひっくり返してしまいそうですよ。
とりあえず3分ほど悩みまして。
よし決まった。
きょんが欲しがっていたタイプのカラーマグがあったので、状態をチェックし、いろんな光源の下で色も確認。 状態が非常に良かったので、にこやかにレジへ。
ということで、自ら設定した「今年のクリスマス貧乏ルール」を自ら破って、きょんにささやかなサプライズを用意してしまったじょりぃでありますが。 ルール違反はさておき。 きょんという人。とても感情表現が素直でございますので。
このようにワタシが苦労して(と偉そうに言ってる苦労時間:決断15秒、選ぶの3分、状態チェック3分)サプライズを仕度してもですね、
「あたしこれなら、あれのが良かったなあ」
と平気で言ってのけるのが常でございます。 いや、一応喜ぶんですが。 喜ぶんですが。
顔にも言葉にも、本音出てるし。
なので、せっかくのイブにケンカ沙汰になる恐れもあるわけですよ、このルール違反。 てか、勝手にルール違反したのはワタシなので、喜んでもらえないからといって怒ったりしてはいけないわけですが。 ということを今から心に刻んでおこうと思います(・_・)
さて、今夜はどんなイブになりますか。 って考えてみたら、ワタシ毎年クリスマスの時期は浮かれる人々に悪態をついていたような気が。 今年はけっこう楽しみにしております、クリスマスイブ。
何が違うんだろうと考えてみたんですが、単にワタシが例年よりヒマなだけなんですよね。 なんだ。 いつもクリスマスに心が荒んでいるのは、ワタシが忙しいというそれだけのことだったのか。
ということで。
今年はみなさまがしあわせなイブを過ごせるように願わせていただきます( ^ ∀ ^ )偽善偽善
先日ナナとデエトしたときのことであります。
「准看やりながら高看の勉強となるとさー、あたし、なんか、すごい貧乏になりそうだよー(´д`)」とナナ。 「そうか。しかし貧乏ならワタシも負けないぞ(・∀・) 今後、あなたに今話したような進路に変更すると、ワタシのほうこそ貧乏だ。 貯金食いつぶす生活になりそうだしなぁ」 「困ったもんだねお互いに(笑)」
はははは。 と、貧乏くさい乾いた笑いを交わした後に
「ねえ、じょりぃってさ、ホントの貧乏になったことある?」とナナ。 「ホントの貧乏って(笑) どれくらいの貧乏だ?」 「もう明日から食べるもんないよー、ってほど切実でなくてもいいんだけどさ(笑) お金なくて困っちゃったなーって思うような生活」 「ないねえ。 学生の頃はお金なくてピーピーしてたけど、結局家にはお金あるしね(笑)」 「あたしも実はそういう経験ないんだよね。 貧乏って、実際のところどのへんから貧乏なのかよくわからないんだけどさ」 「うん」 「今までだって、お金使うときにあとさき考えながら使ったことないし」 「ワタシもだー。ないないって言いながら使ってる(笑)」 「でもさ、この不景気だしさ、あたしは実際、出ていくお金がどんどん増えていくしさ。 今までみたいな無神経なお金の使い方って、できなくなると思うのよ、当分」 「それはワタシもそうだなあ」 「いやあねー」 「いやだよねー」
はははは。 と、さらに貧乏くさく笑った後に
「でもさ、あたしはお金ないのも楽しめると思う」とナナ。 「ワタシもなけりゃーないで楽しく過ごせそうだなあ」 「ね。 貧乏も楽しもうね」 にっこりとナナ。 「うん(*´∀`*)」
なんかうれしい。 貧乏くさい話なのに。
さて。 この12月、世の中の不景気はワタシの職業も直撃いたしまして、例年に比べるとかなりヒマ(°▽°) そこそこは忙しいのですが、毎年12月って言ったら、「もう朝目が覚めないでほしい」と思いながら布団に入る・・・というか、布団に入ることもままならない日が続くのが常でございますからね。
もうちょっと慌てなきゃいけないのかもですが、そんなわけでワタシ、「人間らしく生活できている12月」なんて、働き始めてから初めてなもんですから。 なんだかうれしくて。 たぶん、月末になって売上げを集計して「なんじゃこりゃーーー!!!」と現実にかえるのかもしれませんが。 ていうかそろそろ「あらー、どうしようかしら」と思い始めておりますが、フォースが「今はまあいいじゃん、休もうよ(´∀`)」と告げているので、無理に仕事を取りに走り回るようなことをしておりません。 無理に仕事取って、苦労して仕事して、結果、売り掛け金が回収できませんでしたー、なんてことになるのもあながち考えすぎとは言えない、現在の景気状況でございますからね。 何しろ、あちこちバタバタと倒産してますし!
なーんてナマイキ言ってて、来月過ごせないかもなー ァ'`,、('∀`)
というような状態ですから、お金、ナイ\(^O^)/ しかし季節はクリスマスですよ。 恋人とプレゼント交換とかする季節ですよ。
クリスマス・・・。 きょんと暮らし始めた頃ははしゃいだものでした。 けっこう大きめのツリー(ニセモノですが)買ってきて、オーナメントは自分で木を切ったり削ったり着色したりして手作りして。 ぴかぴかと電飾もつけて。 クリスマスプレゼントも、サプライズ系で奮発して。 ちゃんとカードもつけて。愛に満ちたメッセージ・・・は無理だけど、照れ隠しにしょーもないこと書いたカードもつけちゃったりして。
が。 年々めんどくさくなってます。クリスマス。 ツリー? んあ? どこしまったっけねえ? プレゼント? 無駄のないようにお互いに欲しいものちゃんと教え合おうよ( ^ ∀ ^ ) なんて具合。
そして最近では、クリスマスプレゼントが3カ月後(欲しいものが決まらないから)とか。 クリスマスじゃねえよそれ。という状態。
しかし、きょんはまだ「クリスマス」という現象にウキウキするらしく。 ワタシの存在はどうでもいいんでしょうけど、イベントとして楽しいのでしょう。 街も活気づいてますしね。 で、今年もチキンがどうだ、ケーキがどうだって計画してくれているのですが、
「あたしねえ、今年はケンタのチキンが食べたいのー(*´∀`*)」ときょん。
ちなみにいつもは、クリスマスはきょんがちょっとしたものを作ってくれるのです。 以前は結構な店のクリスマスディナーを予約したりしてたのですが、女同士いつもクリスマスに現れるって、なんかちょっとどうなのかなーなんて話が出てからは、きょんが料理を作ってくれ、その後はワタシを食べていただく、という具合になりまして。(最後のはさわやかな冗談です) でも今年はケンタがいい、と。 こう主張しておるわけです。
「ケーキはじょりぃが好きなの頼んでいいからさー、チキン、いいでしょ?」と。
ワタシの返答。 「ケンタのチキン? 油っぽくてなぁ(´д`) ケーキはこないだのI沢センセイので既にケーキ欲が満たされて食べたくなくなった」
きょん、こんな顔に(´・ω・`)。
これはいけません。 ワタシのお腹がきょんのそれより丈夫でないからって、クリスマスに恋人をこんな(´・ω・`)顔にするのはキリスト様に何かの門を狭くされちゃうかもしれません。
「あー、チキンはケンタでいいんじゃない?(´∀`) でもケーキはさ・・・ケンタとケーキ、両方食べると、なんかカロリーがものすごいことになりそうでさ・・・」とワタシ。 「それもそうねぇ。 でもケーキないとさびしいって言ってなかった?」 「うん。言ってたんだけど、ホントにこないだのケーキで、もう当分ケーキはパスって感じなのだ」 「そうか」 「ケーキの代わりに山盛りのサラダにろうそく差せばいいんじゃない?」 「じゃあそれでいいか」
サラダにろうそくさせねえよ!とかつっこんでほしかったんですが。
「ねえねえ、じゃあ、プレゼントは何が欲しいー?」ときょん。 「プレゼントねえ・・・」
特に欲しいもんないしなぁ。 てか、欲しいものはみんな6ケタなので、きょんには気の毒でリクエストできませんし・・・。
あ!そうだ(・∀・)
と、ここで冒頭の、ナナとの会話を思い出したじょりぃですよ。 とにかく今、ワタシはお金、ナイ\(^O^)/な状態ですし。 いや、クリスマスプレゼント買うくらいはありますけどね? いっそナイってことにしちゃったほうが、ほら、 今こそ「貧乏を楽しむ」チャンスってことですよ!
「きょんは、欲しいモノあるの?」とワタシ。 「まだ考えてない」 「じゃあさ、今年のクリスマスは貧乏を楽しんでみない?」 「どういうこと?」 「あのね、プレゼントは、1000円以内のものを考えるの(・∀・)」
子どものときのプレゼント交換みたいで、なんか楽しそう! と、ひとりで活気づくじょりぃ。
でもきょんはさびしがるかなあ・・・。
「あ、それ楽しそう! いいかも」 きょん、あっさり許諾。
一瞬アタマの中に「智恵子は貧に驚かない」という高村光太郎の詩の一節が浮かんだりして。
「あなたに欲しいモンができたら、クリスマスに限らずいつでも買ってやるけー(ウソです)、 今年のクリスマスは1000円でアタマを使って楽しもうではないかー」 「うん、そうしようそうしよう」 きょんは貧に驚かない。
にこにことワタシ。 にこにこときょん。
ええと、じゃあ、きょんには何を選ぼうかなぁ。 1000円で買えて、喜んでもらえるものかー。 なかなか難しいけど、選ぶの楽しそうだなあ。
と考えながらクリスマスムードの街を歩いておりましたら、
「あたし、お菓子にしようかな」ときょん。
「え? ナイショじゃなくて、もう言っちゃうの?」とワタシ。
それにワタシ、お菓子1000円分もらっても、なんか全然うれしくないんですけど・・・。
「え? だって、言っておかなきゃじょりぃが準備できないでしょ?」ときょん。
はて(°▽°)
「・・・もしかしてあなた、自分が買ってほしいもの言ったの?」 「うん(・∀・)」 「違くない? 相手の喜びそうなモンを1000円で仕度するんだろうよー(笑)」 「えー?そうなのー? あたし外国のお菓子がいいんだけど・・・じょりぃに任せたら違うもの買いそうじゃん」
うん。 もうちょっとロマンチックなもの考えようと思っておりました。
「なんだー(´д`) ワタシはお互いの欲しいものを考えるところからやりたかったのにー」 とワタシ。 「えー。 めんどくさいよそれー」
それがめんどくさかったら、楽しい部分が全然ないじゃないの!
「じゃあいいよ。きょんへのプレゼントはきょんが欲しいモノ買うから、あとで一緒に買いに行こうね」 「うん。 じょりぃは何がいい?」 「考えてよ」 「えーー? そんなこと言うと、あたしが欲しいもの買っちゃうよー?」 「え!」 「そして『気に入らなかったらあたしに返してもいいからね(*・∀・)』って言いながら、渡す」 「何か違くないか?!」 「あはははは。だからちゃんと考えた方がいいよ、欲しいもの」 「えー? 1000円で買えるものでワタシの欲しいものー?・・・思い浮かばないよう」 「ならばあたしに思い浮かぶはずがなかろう」
正論です。 正論ですが、つまんねー(´д`)
ワタシは久しぶりに「あ、ワタシのためにこういうものを選んでくれたんだー(*´∀`*)」って気分を味わいたかったというのに。 金額が大きいと、外したときに贈った方も贈られた方もダメージが大きいではないですか。 だからこそ、毎年「○○が欲しい」って教え合うようになってしまったわけですし。 でも、1000円なら「わ!そう来たか!(笑)」てものでも安心してお互いに反応できて、そのへんがワタシにとっての醍醐味だったわけでございますよ。
でもきょんが「1000円でもお互いちゃんと欲しいものを」って思っているなら、それを尊重しようかな。と。
「んー・・・。 じゃ、1000円以内で買えるDVDソフトにでもしておこうかな・・・」とワタシ。 「いいね! じゃあ一緒に選びに行こう」 「えー。 それくらい選んでよ。 ワタシの喜びそうなの」 「だーかーらー。それをやろうとすると、あたしは無意識のうちに 『気に入らなかったらあたしに返してもいいからね(*・∀・)』ってモンを選ぶけども?」 「それずるいよ!(笑)」 「だからちゃんと欲しいモノ選べ。 な?(´∀`)」
結局今年のクリスマスプレゼントは、1000円分のお菓子と1000円で買えるDVDソフトか・・・。
貧乏を楽しむはずの企画でしたが、 単に貧乏くさいだけのプレゼント交換になりそうです。
・・・きょんにサプライズ用意しておくかナ( ´_ゝ`) <さっそくルール違反
2008年12月18日(木) |
友の幸せ(オマエノモノ)はワタシの幸せ(オレノモノ) |
先日は友人カップルと会って、たっぷりとお喋りしてまいりました。翌日声が枯れた。 このふたり、M某さんとA子ちゃん、としましょう。 M某さんについては、この後敬称略で失礼させていただきます。
そもそもは、ネット上でM某と知り合い、だんだんと親しくなっていきまして。 このM某、ワタシより随分と年が下なんですが、年に似合わず大人でしっかりしていて・・・と書いてもいいんですが、嘘書いてもアレなんで正直に書きますと、知り合った当初は20代前半で、年頃らしい幼さ(ってのも変かしら)のあるかわいらしい小坊主でした。(女ですけど) 素直さと賢さのあるかわいいあんちくしょうで、ワタシたちはあっと言う間に恋に落ち たりはしなかったんですが。 そのうちオフで会ったりもするようになり、仲良くさせていただいております。
そしてA子ちゃんは、そのM某の彼女であります。 M某がA子ちゃんとつきあうようになって、(おそらく)にへにへと鼻の下を伸ばしながら送ってきてくれた彼女の写真が、実にワタシのストライクゾーン。 でもほら、そういう写真て、特別かわゆいのを送ってきたりするものではないですか。 M某も「かわいいんですよ〜(*´∀`*)」なんてしゃあしゃあと言いやがっていたのですが、自分の彼女なんてみんなかわいいモンですからね。 はいはい、はいよ、と、まあ、微笑みつつ相手をしておったですよ。
そして、ええと、半年くらい前だったかしら。もっと前かな? ひょっこりそのA子ちゃんに会うことになりまして。 と言ってもふたりきりでとかそういう恵まれた状況ではなく、いろんな偶然が重なりまして、M某&A子ちゃん、それに美貌の某おねえさまと4人で飲んだのであります。
会ってみたらこれがぶっさいくでねー、A子ちゃん。 性格も悪い。
とかなら、話は誰が聞いてもおもしろかったんですが。
ワタシの感想は
くやしい。きいっ。
でございました。 だってホントにかわいいんだもんA子ちゃん。あんまりかわいい言うと本人に怒られそうでキョドキョドしながら言ってますがワタシ。 話もおもしろいですし利発ですし。しっかりしてますし。うっかりもしているようですが。 ワタシ好みの毒もありますし。 割とモノをハッキリ言うところも「いいなー」と思ったりして。 M某、とぼけた顔してこんないい子つかまえちゃって、ずるいずるい!ヽ(`Д´)ノ とな。 なんかもう、地団駄踏むほどくやしがった。
そして。 会って1時間ほど話した頃でしょうか。 A子ちゃん、「じょりぃさんに聞きたいことがあるんです」と。 はいはい、なんでしょうナ(*´∀`*)
「きょんさんとナナさん、どっちが大事なんですか?」
すげえ直球! Σ(°▽°)
それも「どっちが大事なんですかぁ〜?(´∀`)あは」な感じじゃないんですよ。 笑顔なんですが、目がきっとして、まっすぐワタシを見て発されたこの言葉。 アナウンサー並に滑舌もハッキリしてた!(先日なんてベトナム語話してるのかと思うほど滑舌悪いときあったのに!) しかもA子ちゃんの発するこの雰囲気。 興味半分で、とかおもしろ半分で、という感じではなく、「こ、この子には嘘とか適当、通用しなそう・・・」と思わせる力強さ。
たじたじ、しどろもどろになりながら、マジメにお答えさせていただきました。 「A子ちゃんがいちばん大事(*´∀`*)」と。(これは冗談です)(ちゃんと「どっちも」ってマジメに答えました)(厳密に言えば違ったけど)
で、ワタシはA子ちゃんに一目置くことになりましてね。 良い彼女つかまえたM某の株も今まで以上に上がっちゃいます。 そしてまた、このふたりが仲良しでしてねえ(目を細めつつ)。 ヘタにベタベタされるとムカついて、ふたりの仲が悪くなるような意地の悪い話の展開をしかけたくなったりする極悪非道なじょりぃなんですが、 このカップルと一緒に過ごすと、その仲良し具合にワタシまでほっこりとしあわせな気持ちになるという、これまたなんとも妬ましい限りでございますよ。 一瞬にしてほっこりしたり妬んだり、相反する感情を一手に引き受ける大忙しのじょりぃでありますが。
そんなこんなで、家に帰ってから、きょんにこの日のことをあれこれ話したじょりぃなわけですよ。 で、しばらくそのふたりの話題が続いていたのかもしれません。 そうしたらある日きょんが言いました。
「ずいぶんA子ちゃんにご執心なんじゃないの?」
ご執心て、ご愁傷様? 違う。全然違う。 って、ええええええええええええ???!!!Σ (゚Д゚;)
きょんは寛容なのとワタシにあまりかまわないのとで、日頃ワタシはずいぶんと楽をさせていただいているわけですが。 ナナのことだってうるさく言わないきょんですよ。 特定のレズ友とちょくちょく会ってた、なんてときだって、一抹の疑いも持たなかったきょんですよ。
なのに
A子ちゃんには、なんだか、ヤキモチを妬いている・・・・のかな? まさかねー ァ'`,、('∀`) でもこのときちょっときょんが怖かったのは事実(・_・)
そんなことがあり、つい先日のM&Aカップルとのデエト、実はちょっときょんの顔色をうかがっていたわけなんですが。 前日の時点で 「明日楽しみ?」ときょんに聞かれ 「うん(´∀`)」と素直に答えましたら 「あら。じゃあよかったわねー。楽しんできなー」 と言ってもらえたので、なんだかその件に関してはいつの間にやら一件落着していたようで、安心して出かけてまいったのですが。
またこの日も仲が良くてですね、M&Aったら。 テーブル席にむこうは2人、ワタシは1人で向かい合って座ってるわけですけど、なんか、ぴとっと寄り添って座ってやがるんですよ。たぶん無意識。それがまた憎い。 M某もですねえ、なんていうんですか、こう、1時間に1回くらいは
「あ、じょりぃさんの隣に、A子ちゃんどうぞ(´∀`)」
くらいの気を利かせてくれてもいいんじゃないかな、ってちょっと思ったりしたんですが、M某にそんなこと言う権限はないというのは見ていてひしひしと感じたのであきらめまして。 でもなんか、あんまり仲が良くてあんまり幸せそうにぴとっとしているので、ワタシ、自分の横がなんだかスースーとさびしい気持ちになりましてね。 テーブルに設置してある呼び出しボタンをピッと押して「あ、すみません、誰かひとりワタシの横に」って注文しちゃおうかなとか思ったんですが、かわいい店員さんがいなかったのが無念。 かわいければそのへんをうろうろしている浮遊霊でもいいから、ワタシの隣に来てぴとっと寄り添ってくれないかしら、なんて思ったりして。 しかし浮遊霊すら、ワタシの隣には来てくれない。世の中間違ってます! なんでワタシだけ独り身なんだ!(この時点で家に帰れば自分にも彼女がいることはアタマからすっ飛んでおります)
まあ、ワタシがひとりでスースーしている話はさておき、始終キュートなはにかみ笑いで心和ませてくれるM某(要するに、あまり喋らん)とはまた違い、A子ちゃんはワタシの話を引き出してくれるのが実に上手なんであります。 マジメに質問してくれるので、ワタシもマジメに答えます。 気が付けば、いつもならリアルではあまり人に話さないようなことまで話しております。
で、おふたりの「泣く」状況やパターンについての話を微笑ましく聞いておりましたら、「じょりぃさんは泣かないんですか?」みたいなことを聞かれましてね。
ワタシ、なんだか泣けないんだよね、と、ここでも素直に心情吐露するじょりぃ。
ワタシたぶん、人一倍気持ち的には泣き虫なんです。 気持ち的には「ぶわっ(´;ω;)」と気持ちがたかぶることは多いのですが。 「泣く」ということに対してものすごく抵抗があって、えらい苦しい思いをしてでも涙を阻止してしまうんですよね。
と話す前に、「M某はA子ちゃんの前では、いろんなことで泣く」という話を聞きましてね。 「悲しくても怒っても、嬉しくても楽しくても、泣く」ということで。 他の人の前ではそんなことないらしいんですが。
その話を聞いて、なんだか良い話だなーというのと、「えー、嬉しいとか楽しいとかって、例えばどんなとき?」と興味が湧いてたずねてみましたら。
A子ちゃんがアイロンをかけている姿を見て、M某、泣いたそうなんですよ。
って聞いてもわけわからないですよね。ワタシも最初わからなかった。 泣いているM某を見て、A子ちゃんもびっくりしたそうなんですが。 だって、アイロンかけてただけですからね、A子ちゃん。
M某、A子ちゃんがアイロンかけてるの見たら、一緒にいられるのが嬉しくてしあわせで、泣けてきちゃったんだそうです。 体育座りで膝を抱えて泣いていたそうです。
ええええええええええ!!!!! ワタシじゃありえない!考えられない!信じられない!でも!
なんてかわいらしい話なんだろう・・・。(思わず笑っちゃったけど・・・)
なんか、えらく心に残りましてね、その話。 M某にも「ワタシはそういうことで泣くことはないけど、その場面で泣けてきちゃうM某の気持ちは、なんかすごくわかる気がする」とお伝えし。
そしてこの日、家に帰ってきてから、きょんにその話をしたのです。 M某ねー、A子ちゃんがアイロンかけてる姿見てねー、・・・なんて具合に、なんてことなく話し始めたのですが。
話している途中で、しあわせに涙するM某に激しく気持ちがシンクロしてしまい、話しながら泣けてきちゃって、声が震えちゃいましてね。
あ、ヤバイ!このままじゃワタシ泣いちゃう!ヤダーーー!てか、ありえねえ。カッコ悪い。 どうしよう!
と思った瞬間、大きなくしゃみが出たおかげで、涙が引っ込みました(・∀・)あーよかった
「ワタシ、泣けないんだよね」 「ケンカして泣きそうになると、泣くのがイヤなばかりに、相手を罵倒しまくってでも気持ちを逸らす」とまでふたりに打ち明けたその日に、 こんなこと(M某、失礼)で泣いちゃうところでしたよワタシったら!
いやー、でも、しあわせそうなカップルというのは、ホントに見ていてこちらの気持ちまでしあわせになりますよね( ^ ∀ ^ ) 友のしあわせはワタシのしあわせ。 おまえのものはオレのもの。
( ^ ∀ ^ )----な---も---ん---だ---か---ら----------------
「ふたりを見てるとさー、ワタシも恋人が欲しいなって思っちゃう」と、M&Aに話すじょりぃ。 「いるじゃないですか!(笑)」 「いやー、新しいのがさー」 「きょんさんとナナさんに、それぞれ100%・100%の気持ちなんでしょ?」とA子ちゃん。 「うん」 「そこでもうひとり増えたらどうなるんですか?」M某。 「また100で(´∀`)」 「タフだなーーーーーーっ」<ふたりして
ここでじょりぃが問題提議。
「ねえねえじゃあさ、仮に・・・ものすごく仮によ?(とM某に断り) ワタシがA子ちゃんを好きになりましたー。A子ちゃんもワタシを好きになりましたー。仮にね?(くどい)(このくどさにかえって下心を感じます) そうしたらさ、A子ちゃんは、ふたり(きょんナナ)と別れてよー!って思う?」
『もしA子ちゃんがワタシの彼女だったら・・・(*´∀`*)』という具合に、妄想だけでもしあわせを味わってみたくて、己の欲求を満たすためだけに、恋人を前にして不躾な質問をしてみました。 しかも、『もしワタシたちが恋人同士になったらさー』という、素直でかわいげのある不躾ならまだしも、 ワタシのことを好きでもない相手に「仮に」というおまけつきとはいえ、しょっぱなから「きょんナナ付だけどさー(*´∀`*)どお?」的なずうずうしさ。 2008年不躾大賞とかあったら、ワタシたぶん、イイ線いきます。
「えーーーー?」とA子ちゃん。
「あ、私ちょっとトイレ・・・」<M某
こういう話の流れの中で、自ら席を外すのんきなM某。 のんきというより、おふたりの信頼関係の強さならではでしょうか。 ていうか、じょりぃ相手ならなんの心配もいらん、と判断したのでしょう。正解ですが。
「もうね、A子ちゃんのためなら何でもするよ!何でも願いは叶えるよ!すごく大事にするよ! でもきょんとナナとは別れないんだけどね(´∀`) って、そういう状況ってどうかな?」 「あははははは うーーーーーーん・・・・・」
不躾な質問にも、マジメに考えて答を探してくれるA子ちゃん。 (ワタシがよほどギラギラと真剣に質問していたのかしら・・・)
「それは・・・別れてよー、っては、たぶん言わないと思う」 「そう(´∀`)」 「でも、すごく悲しい気持ちになると思う」
「・・・か、かわいちょーーーーー(´;ω;)」 <かわいちょー、じゃねえよと
「一緒に過ごしてるときは、楽しいなって思ってしあわせかもだけど、 そのあとじょりぃさんはきょんさんのいるところに戻っていくわけじゃないですか。 それを考えると、すごく悲しい気持ちになっちゃうと思う・・・」
「・・・かわいちょーーーーーーー(´;ω;)」 <だから(略
ひょこひょこひょこ 「どう? 決着ついた?( ^ ∀ ^ )」 <トイレから帰ってきたM某。余裕ね!
うん。 あなたの彼女、フルのも上手 ァ'`,、('∀`)まいったまいった諭された
という具合に、しあわせそうなカップルを見ているとこちらまでしあわせになって、 彼女が欲しくなるというか、その彼女ご本人が欲しくなってしまい、 ついつい余計なちょっかいまで出す始末に負えないじょりぃ。 もうホントしょーもないですねぇ。かわいいかわいい、しょーもないじょりぃかわいい。
いつまでも仲良くして、ワタシにもしあわせを分けてね、M某、A子ちゃん。 そしてM某、時々ワタシにA子ちゃん貸しt(ほとんど略になってない略
「じょりぃさんは口ばっかりだから」
ってA子ちゃんに3回は言われたワタシの言うことですから、 ふたりともワタシが何言っても全然気にせずに微笑んでくれていると思います。ええ。
つい先日のことです。
「あたし昨夜、金縛りに遭ってさー」ときょん。
「へー」 「でもほら、じょりぃがいつも『金縛りは怖くないよ』って話してくれるじゃない? だからパニックにはならなかったんだけど」
今までも何度か日記で金縛りについて話しておりますが、金縛りってアタマより先にカラダが寝ちゃって思うように動かなくなり、でもアタマもちょっと夢見状態、というのがワタシの持論でして。 半分起きて半分寝ている状態で、本人は覚醒しているつもりで怖い夢を見てしまうので、あたかも現実にそれが起きていると勘違いしてしまうものだと思っております。
とはいえ、本人は起きてるつもりですし。 そもそもただの怖い夢だって怖い。 理屈でわかっていても、実際体が動かない状態で怖い思いすれば、そりゃー怖いわけです。
なーんて話を、きょんにもいつもしておるわけです。 なぜそんな話をするかといえば、きょんが怖がりだからです。 心霊現象なんぞに怯えられていては、きょんを置いて自分だけ夜遊びとか、しづらくなるからです。<ここテストに出ます 霊の存在の可否についての話になると、それだけで日記3日分くらい語れちゃうので、それは置いておくとして。 とりあえず、「うちには悪いモンいないから」と言い切ってあります。 コウモリとゴキブリとカマドウマくらいですよ、こっちが困る悪いモンは。 邪悪なものっつったら、じょりぃくらい。
とりあえず、フツーに起こりがちな金縛りについては、 「オバケとか怖がらなくていいんだよ(´∀`) それより疲れがたまってるかもしれないから、その日は甘いモノでも食べに行こうね」 と話してあるわけなんでございますよ。
と、前置きはこれくらいにして、きょんの先日体験した金縛り話を。
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きょんがすうすうと寝ておりましたら。 足下に何かが
どさっ
と落ちるように乗ってきて、目が覚めました。
一瞬「ハナコかな?」と思ったのですが、現在ハナコはきょんの部屋に入れないようになっております。 (この事情は長くなるので省略)(後でシロちゃんに関連した話で語らせていただくかもしれませんが)
なので、
「・・・てことは、 なに?!」
と思った途端に、金縛り。 動けません。しかもギリギリ痛い。 そして、何モノかに足もとに乗られているのは確か。 まだ重さも感じております。
やだやだ怖ーい・゜・(ノД`)・゜・。ドウシヨウ と思ったものの、ここでじょりぃの菩薩のような笑顔とともにこのセリフが浮かぶわけですよ。
「金縛りは怖がらなくていいんだよ(´∀`)」 「オバケなんて、このうちにはいないんだよ(´∀`)」
そうだそうだ。これはただの金縛り。 これは夢。
と思おうとしたところで、足もとのソイツ、動き出しました。
きょんの使った表現↓
「貞子が這ってくるみたいに、ずりっ ずりっ ずりっ て、あたしに覆い被さったまま だんだん顔の方に重みが這い上がってきた」
ああ! そのことか!(・∀・)
それ、夜這いにいったワタシだわ。
生理前だったもんで、ちょっと桃色分泌が活発になってさー。 ごめんごめん(*´∀`*)
って、そんな貞子みたいな乗っかり方で夜這いはしませんワタシ。 ある意味すごいサービス精神。エンタメ魂。カツラかぶって白目まで剥いちゃったりしてネ! だいたい布団の上から襲ってどうする。 ということで、その貞子、ワタシではありません本当は。 ワタシがきょんに夜這いをかけるときは、全裸で乳首には★シール、股間には葉っぱをつけて、コアリズムで培った腰フリダンスで踊りながらきょんの部屋に乱入。 セクシーダンスで視覚的に犯してからコトに及ぶのが常ですから。 ってこれもまたある意味貞子よりも恐ろしいサービス精神&エンタメ魂。 ていうより、変態。 こんなことして気分が盛り上がってコトに及べるのは、アダルトビデオの中の陽気なアメリカ人のみです。
話をきょんの金縛りに戻します。 ここからは会話形式で。
「で、『金縛りは霊的なモノではない』ってアタマではわかっていても、怖いわけよ」ときょん。 「そりゃそうだ。その状況はかなり怖い(笑)」 「で、霊は怖がると増長するから強気に出たほうがいいって、何かで読んだ覚えがあったもんだからさ」 「うんうん。どうしたの?」 「とりあえず、『あっち行け!あっち行け!』って」 「言ったんだ?」 「言おうと思ったけど、怖くて声が出なくて、『あうぁ、あうぁ』みたいになっちゃってさ(笑)」 「わはははははは。でもそれわかるー」 「なもんで、気合入れて声出した」 「なんて?」
「やーーーーーーーーー!!!!!!って」
(°▽°)矢?
じゃなくて、「イヤー!」の「やー!」か。 てか、すごい絶叫だな!
「それを3回くらい叫んでさ。そしたら消えた」 「すげー! 追い払ったね!(・∀・)」 貞子も耳にキタんだろうナ。 「じょりぃが起きちゃうかな?って心配なほど叫んだんだけど、聞こえた?」 「なんも( °▽ °) ゴメン、熟睡してたみたい」 「で、その後、怖いよ怖いよー、寝られないよー、じょりぃのとこ行こうかなって思ってたら、いつの間にか寝てた(笑)」 「そんなもんだよね(笑)」
そんなもんだよね、とか余裕こいて笑ってますが、 ワタシが今回のきょんと同じ状況になったら、迷わずきょんの布団に潜りに行っちゃうわけですが ァ'`,、('∀`)
で。
金縛りなんて怖くないよー、と日頃豪語しているワタシなわけですが。 我が家にはオバケなんていないよー、と言い切っているワタシなわけですが。
ワタシが最近遭った金縛りを思い出し、そしてきょんのこの「重みがずりずりと這い上がってくる」話を聞き、
もしかして、なんか、あやかしのものがいたらどうしよう(・_・) と。
この家、築4年の中古で買ったから、4年の間に何かあったのかも・・・。 だいたい、たった4年でせっかく建てた家を手放すなんて、何か事情があるとしか思えなくなってきたかも・・・。
なーんちゃって。 ホントは「何かあったんじゃ」とも全然思ってなくて、つまらない人間でスミマセン。 実際のところ、全然怖くなってないですし。 それでも、こうなってくると「実はワタシもさー・・・」なんて、上記の自分の金縛り話をきょんに話したくなっちゃうではないですか。 それに、きょんが今回のかなり怖いこの体験でも「けろっ」としているので、話しても怖がらずに「わー、そっちもそんなコワ楽しい体験したんだ!」って盛り上がれるかもしれないと思ったのですよ。 共通の話題が増えるのは楽しいですからね。
話したい話したい。 うずうずうずうずうず。 でも、話したせいできょんが怖がるようになって、夜遊びできなくなるのは、これは困る。 せっかく長年の洗脳が功を奏して、きょんがオバケを怖がらなくなってきているというのに。 でも話したい。 うずうずうず。葛藤葛藤葛藤。
数時間後、どうにも辛抱たまらなくなって、きょんにちょっと水を向けてみました。
「ねえねえ、もしワタシもこの家で怖い体験とかしたら、あなたひとりでいるのが怖くなっちゃったりするかねえ?」 とな。 「うん、怖い。じょりぃが怖いって思うことがあったら怖い」 「そうか(´∀`)」
がっかり・ふー( ´_ゝ`)-3
「・・・もしかして、何かあったの?」 「なーんもない。 つまらんねえ」 <自分のやさしい嘘にうっとり 「あたしのことうらやましい?(・∀・)」 「うん。うらやましい」
ホントはうらやましいじゃなくて、うらめしやーがいるかもしれないよ、きょん。(・∀・)キヒヒヒヒ
とにかく貞子! ワタシのところには来るんじゃねーぞ!(夢でも怖いのよアンタは!)
そしてみなさま、あやかしのものに遭遇したときの撃退方法は「やーーーーー!!!!」(絶叫)(気合入り)でございますよ! できれば三連発で。
2008年12月09日(火) |
ワタシのだけちょっとなんか違う |
「昨日遅くに誰かと電話してた?」
ナナの泣きベソ電話の翌日、きょんにこう聞かれまして。
「うん。ひさーーしぶりに、ナナが泣きながら電話してきたので、話を聞いてたのだ」とワタシ。
「夜中の犬出ししてるとき、玄関にいたらちょっと話が聞こえちゃったんだよね」ときょん。
ぎく。
どの
部分を
聞かれたのだろうか ( ´;゜;ё;゜;)
「あ、ホント? うるさかったかな?」 「それは大丈夫」
なにが
大丈夫では
ないのだろうか ( ´;゜;ё;゜;)
「どんな話してた?ワタシ( ^ ∀ ^ )」 <にこやかだけれど、緊張中
「細かいところまでは聞かなかったけど、あたしの名前が出た気がしたから、何かなーと」
ああ!そこか!(・∀・)-3 <安堵
「ああ、それねー。うん、あなたの話、してたよ」 「なんて?」 「ナナが 『じょりぃもこういう風に、よくわかんないような気持ちで、でもすごく悲しくなっちゃうようなことってある?』 って聞いてきたから、『あるよー』って答えてさ」 「うん」 「『そういうときって、じょりぃ、どうしてるの?』って聞かれたから、 『きょんに話を聞いてもらうと割と落ち着いちゃうんだよね』って話してたの」
ウソ偽りなく報告できる話でよかった(´∀`)
「なんだそんなことか」ときょん。
何よ! いい話じゃないの! もっと「へー、じょりぃったら、かわいいとこあるじゃん」って頬染めるとかしなさいよ!
「うん。そしたらナナ、 『そっかー・・・きょんさん、やさしいもんねー』って言ってたよ」
「えー、そうなの?・・・ありがとう、ナナー(*´_`*)」
ナナには頬を染めるのね。軽く嫉妬('∀`)
で、ついでに、ナナが忙しかったり追いつめられたりでパンクしちゃったんだよー、なんて話をしまして。
「パパに用事を頼みたくても、パパが嫌がるだろうなって思うと悪くて頼めないんだってさ」 「えー。大変なら頼めばいいのにね」 「自分が忙しくてしたくないようなことは、パパもイヤだろうなって思って言えないんだって」 「ずいぶん気を使うんだねえ・・・でもナナはやさしいからなぁ」
何よこのふたり。 やさしさをたたえ合っちゃったりして。 誰かワタシのこともやさしいって言いなさいよ!<この主張も既にマンネリの域に入ってきました
で、またちょっと話しまして。
「次女ちゃんの受験がこれから追い込みだからさ。 塾まで週に4〜5回は日付変わってからのお迎えになるんだってさ。 塾はK市だから、けっこう遠いんだけどね」とワタシ。 「えええええ!! 塾ってそんな大変なの?」 「ねー。 長女ちゃんがもうすぐ免許取れるから 『ママ、次女ちゃんの送り迎えはあたしがするからね』って言ってくれてるらしいんだけど」 「どーしたの、長女ちゃん、やさしいじゃん」 「うん。反抗期過ぎたみたいだしね(笑) もともとやさしい子だし。運転もしたいんだろーし。 でもほら、免許とりたてで、深夜の運転なんてさ、おっかないじゃん?」 「そりゃそうだ」 「だから長女ちゃんにそれをさせるつもりはないみたいなんだよ」 「大変だねえ、ナナ」 「うん。だから『遅い時間なら動けるから、お迎えだけでよければワタシがするよー』って申し出てみた」 「なにーーーー?! だって、塾のあるK市からナナんちのM市まででしょー? マジで?!」
と驚いたあと、きょん。
「あんたがいちばんやさしいな(´д`)-3」 <呆れ口調で
やった。 やさしいって言ってもらえました( ^ ∀ ^ )なんかちょっと雰囲気違うけど
それにしても、 ナナに気兼ねなく「きょんのおかげでストレスないんだ( ^ ∀ ^ )」と話し、 きょんに気兼ねなく『ナナのために』せっせと働くことを話しているワタシって 本当にのびのびしてると思います。
ちなみに次女ちゃんのお迎えは、ナナも恐縮しまくりで辞退してました。 後でキレて泣いちゃうくらいなら頼めばいいのになぁ。
昨夜、洗濯したハンカチを畳んでいて思いました。
アイロン。
と。
ワタシは日頃、ハンカチにアイロンてかけません。 アイロンがびしっとかかってパリッとしたハンカチを持ちたい、という野望は常に持っているのですが、自分でアイロンをかける気にならないので、よれよれのハンカチを持つことになります。 アイロンがけ、今となっては仕事で必要なときしかしてません。 どうなのそれって。 でもだって、アイロン、そもそもの始めで苦手意識を持ってしまったんですよ。
それは中学のとき。 制服がブラウスだったので、中1の終わり頃から、母が「自分でやんなさい」と、正しい教育意識を発動し、ワタシにアイロンかけを教えてくれました。
最初は楽しかった。最初って、ホントに最初の最初ですけど。 教えてもらってる日の、それもかけ始め。
ワタシったら、変なところで「キッチリ几帳面!」なので、洗濯して少々よれっているブラウスが、アイロンがけによって
ぴっしーーーーーーっ
となっていくのは、快感といってもよかったんです。 うわー!楽しいー!と、うきゃうきゃと喜ぶじょりぃ。 これなら、毎日家族の分までアイロンかけしてやってもいいぜ!って思った。 靴磨きを覚えたばかりの頃は、やっぱり靴が「ぴっかーーーーっ」となるのが楽しくて、ヒマさえあれば家族の靴を磨いていたりしたんですが。 アイロンも、同じ運命を辿るのだろう、と信じていました。 父親が「いやー、娘がアイロンかけてくれるんだよねー(*´∀`*)」と、会社で得意そうに自慢する顔まで浮かびました。
初めてのアイロンがけ、後半にさしかかるまでは。
なんかね。 端っこの方、どうしてもよれるのね。袖口とかさ。 隅から隅まで、ぴしーーーっと、できないのね。 「シワひとつありません!」て、アイロニることができないのね。 どっちかというと、何カ所かは「いっそ、アイロンかけない方が良かったのでは・・・」という風情すら。 だって、ぴっしーーーーっと、シワになるから。
でも、お母さんがやるとちゃんとできる。 様子を見ていた妹が「あたしもやるー」っつって参加したんですが、これまた上手。 ワタシがやると、数カ所にシワが、わざわざアイロンにより、刻印される。
まあ、ワタシって、なんでも「とっつき」がヘタクソですので。 母も「だんだん上手になるよ」って励ましてくれたんですが。 結局最後まで上手にはなりませんでしたが、それでもとっつきの頃よりはいくぶんマシになりました。 今アイロンかけろ、って言われたら、ほぼとっつき状態ってくらい、もうしばらくかけてないのでやっぱりヘタクソだと思いますが。
この「とっつき」の要領の悪さは、特に「算数」の世界でのびのびと発揮されましてね。 もうワタシ、本当に、算数が苦手でした。 特に応用問題。
母は数学が得意な人だったので、ワタシに根気よく教えてくれたものでしたが。 ワタシねー、あの当時の母、えらいと思うんですよねー。 それでも教えている後半はかなりイライラしていたみたいですけど。
例えば今でもよく覚えているのがこういう問題。
太郎くんがりんごを6つ持っています。 これを友だち3人と分けることにしました。 りんごは一人にいくつずつになりますか?
たぶん、こんなニュアンス。細かい部分は違うかもですが。
答は「2つ」でしょ? 「2」でしょ? 今となってはわかるんですけども!
当時は、ワタシには難解だったんですよ。 ていうか、母はもっと難解だった。ワタシに教えるのが。
問題を前にして、ワタシはうーんうーんと考え込むわけですよ。 ちなみに「6÷3=2」という計算は簡単にできる娘だったんです。 でも、応用問題になるととたんにダメ。
「どこがわからないの?」と母。 「太郎君の友だちは、男の子なのか女の子なのか・・・」
そういうところ、気にしなくていいから、幼じょりぃ。
「それはここでは関係ないでしょ?」と母。
しかし、何で関係ないのかがわからない。 で、黙る。
「じゃあ、みんな男の子だったとしてさ」と母。
今度は、なんでおかあさんが勝手にそれを決めていいのかがわからない。 と伝えると「いったんそういうことにしておいて、ね?」と母。 でもここで、いったんそういうことにできない自分がいるわけですよ。 そのへんを曖昧にしているこの文章が気持ちが悪い。し、問題を解く上で幼じょりぃには大事なことだったんです。 さらに大事なのが
「じゃあ、太郎くんの友だちは、年上?年下?同い年?」とこうくるわけですよ、幼じょりぃ。
母、「この子はすごくユニークなのか、ちょっとまずいのかもしれない」と思ったそうです。 前者ならまだ見込みがあるけど、後者ならホントにまずいと。 算数・・・のちの数学という大海を渡っていくのは難しいんじゃないかと。
で、母は当然聞きますわな、「それは問題を解くのに大事なことなの?」と。
大事だからつかえているんですよ、幼じょりぃは!
この頃になってくると、目に涙がたまってきます。 ワタシがバカだから、おかあさん困ってる・・・と思って、悲しくてならなくなるのですよ。 でも、問題を解こうにも、そこが解決しないと解けないんですよ。
べそべそしてくると、母も「まったく・・・(´д`)」て感じになってきます。 小さい頃のじょりぃはすーーぐ泣きましたからね。 でもここでもう少し根気よく「どうして大事?」と聞いてくれます。
「年上の子の方に、いっぱいあげなきゃならないから」とじょりぃ。長幼の序。 「男の子と女の子の違いは?」 「男の子のほうが欲しがるから。取られたりしちゃうし」
算数の世界では、そういう感情的な部分は排除して考える、というルールが、なかなか飲み込めなかったんです。
で、たとえ目先の問題である、みんな男の子で誰が年上で誰が年下でって条件がクリアになったとしたって、もちろん答えなんて出るわきゃーないんですよね。 そんなしょーもない、いろんなしがらみを考えてたら。 結局、応用問題、解けないの。
「じゃあさ、みんな男の子で、みんな同い年で、平等に分けっこしたいな、と思ったら、ひとりにりんごはいくつ?」と母。
ここで素直に「6÷3=2」と考えればいいものを、またワタシが勝手に物語を作りたがるんですわ。
「りんごは、どうやって切るの? いくつに切るの?」
りんごを丸で、という頭がなかった。 子どもの前に、というか、ワタシの前に「食べ物としてのりんご」として登場するのは、きれいに切ってある形であるわけですよ。 そして切り方によって、ひとりあたりに渡る個数というのは違ってくるではないですか。 で、また悩む。
足し算引き算のときもつかえたんですよ。
花子さんは、ビー玉を3つ持っています。友だちに1つあげました。花子さんが今持っているビー玉は何個ですか?とかね。 もう、難しかった。
何が難しかったって、花子さんが家にいくつビー玉隠し持っているか、ワタシにはわからなかったからですよ! だから応用問題、ほとんど解けないんですわ。
けっこうですねー、こういう子どもって多いんではないかと思うんですけど、いかがなもんでしょ?(ワタシだけ?!) 子どもって、自分の体験した世界と本で読んだ世界くらいしかわからないではないですか。 「その世界のルール」というのに、疎い。 なので応用問題に、自分の生活や経験を反映して考えちゃうわけです。と思うんです。(ワタシだけ?!)
そのうち母がワタシのこのミョーな考え方の根っこに気づいてくれたようで、
「算数の応用問題って、テストのために作ってあるの。 だから応用問題のときは、物語は考えずに、数字だけ見て問題を考えるようにすればいいんだよ。 問題の文章の中に物語を読むんじゃなくて、『どの算数を持ってこようとしてるのかな?』って考えてみれば?」
と教えてくれまして、それからは「なんだ!そんなことでいいのか!」と開眼し、ワタシは応用問題という底なしの泥沼から抜け出すことができたのですが。 それまでは本当につらかったです。 割とお勉強はできる子だったんですが、どうしてこんなに算数の応用問題はワタシだけわからないんだろう、と、テストや宿題のたびに泣いてましたから。
ワタシはとにかく、「とっつき」が苦手なんですよ。 ってハンカチ見たらそれを思い出して、それだけのことが言いたくて、長々と文章をしたためてしまったのですが。 しかしこれじゃオチにならないなー。 どうしようかなー。
そうそう。 とっつきの悪さは、セクースにおいても同様なわけなんですよ。(やっぱオチは下ネタかなと思いついたじょりぃ) まあ、ワタシがえっちヘタクソとかそれだけの話なのかもしれませんけどー。 ひとりひとり違うじゃないですかー。 違わないよとか言わないで、話合わせてください。(無理矢理) 上手な人とか慣れてる人なら、ひとりひとり違っても最初からパーフェクトストームなのかもしれませんけども。 それになんか、恥ずかしくていけないわけですよ、初めての人とするえっちなんて!(清純派だし!)
だからですね。 最初のえっちの印象だけでワタシをすべて判断せずに。
最低でも10回くらいはお手合わせ願いたい、と。 <清純派の吐くセリフ
とりあえずナナにでも言っておこうかしら。(オチに困ったらナナかきょん)
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