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2008年06月29日(日) 掘り起こされた水色の記憶

記憶とは不思議なもので。
思い出さないと「忘れてる」・・・というより「存在しないこと」になっちゃってるわけですが。
きっかけさえ与えられれば「思い出す」ということが割とできるもので、そうなると自分の中で「存在しないこと」だったモノが、にわかに「記憶」とか「思い出」として存在が認識されちゃうんですよ!
まあ、あたりまえなことなんですが、とっても不思議。
ちょっとしたきっかけによって、ワタシの脳みその中における「それ」の存在のあるなしが決まっちゃうわけですよ。
なんかSF。
しかもワタシってすごく忘れっぽいので、きっと頭の中、これでもかっつーくらいSFな状態になっちゃってます。
すごいすごい!ワタシの頭の中!カッコイー。

ということで、まだミツコとの話が続きます。スミマセンですねえ。
自分的に、忘れてたことが再生されるのが不可思議でおもしろくて、つい。


--------

「じょりぃ、どうして結婚しないの?」とミツコ。

キタ━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!うれしくねー!

「なんで?(笑) 変かな?」
「変だとは思わないけど・・・もったいないじゃん。じょりぃが一人なんて」
「誰かのモノになっちゃう方がもったいなくない?(・∀・)」 <たいしたモノの言い方ですがワタシも
「あはははは。そういう考え方もあるね」
「でしょ?」

ちょっとコーヒーなんか飲んだりして。

「結婚する気ないの?」 まだそれかミツコ。
「なぜそんなに結婚させたいの?(笑)」
「そういうわけじゃ・・・。でも結婚する気ないの?」
「ないね」
「どうして?」
「したいと思わないから」
「したことないのに?」
「してから『しない方がよかった』ってわかるのって、面倒なことにならない?(笑)」
「そうだけど・・・絶対しないの?」

そろそろめんどくさくなってくるじょりぃ。

「まあ、縁があればするんじゃないの?」 テキトーに答えました。
「ほら、縁があればするんじゃん(笑)」

なんだなんだなんだ、なんなんだね?

「・・・結婚て、そんなに良いものですか?(乾笑)」 いけね。敬語になった。ムカついてきているらしいワタシ。
「ていうかさー・・・なんでじょりぃがひとり?って思うと、不思議だから・・・(´・ω・)」

あらいけない。
ミツコがちょっとしょんぼり風味になってしまいました。

「特に理由はないよ(´∀`)(ホントはあるけど)
 それに、ワタシが独身の方が、これからだってミツコに会いやすいでしょ?」
「そうだね(・∀・)
 ・・・あ、じゃあさ! あたしの高校の同級生なんてどうかな?
 独身オトコが3人いるんだけど」


orz ・・・・・・・脱力


「なんでそんなに誰かと結婚させたがるのさ( ^ ∀`^ )
 それに、出会いがないわけじゃないから、心配しなくて大丈夫だよ」
「出会いがないとは思ってないよ! たださ、
 あたしの友だちとくっついてくれれば、これからも家族同士でずっとつきあっていけるかなって思って・・・」

そーゆー考え方もあるのか(°▽°)

「なるほどね(笑)
 でも、どっちにしても、ワタシが独身の方が身軽で会いやすいと思うよ(´∀`)」
「そうか。そうだね」


ほっ。
これでこの話は一段落みたいですよ。
まったく、なぜ世の中の人というのは、結婚しないでいると「なんで?」って不思議なモノを見るような目で見て、同じような質問ばかり浴びせるのでしょうかねえ。
しかもミツコの場合、ワタシとちょっとした仲であったわけですが、それでも

「もしかして、じょりぃってレズだから?」

って思っている風には全然感じられず。そこが不思議です。
ひたすら「どうしていまだに結婚してないの?」と、そのフォーカスだけで「?」を飛ばしているんですよ。
あんまりそのへんに屈託がなさすぎるので、かえってカムアウトしやすい気すらします。
あと2回くらい会ったら「女の子のが好きなんだよねー」って言っちゃおう。その方が楽そう。
今さらショックでひっくり返るってこともなさそうですし、ミツコの場合。


そしてまた、同窓会のときの写真を見ながらおしゃべり。

「そういえば、タエコも来たんだよ」とミツコ。


おお! 懐かしい名前!


タエコは物静かでしっかり者な、やっぱり優等生タイプの女の子でしてね。
タエコとワタシは、中1でまず同じクラスになりまして。
出席番号が近かったこともあり、すぐに仲良くなりまして。割と好みのタイプでしたし。
とはいっても、タエコに対しては友情以外の気持ちはなかったんですが。
確か、中1のときは割と一緒にいることが多かったはず。
二人組になってー、なんてときは、タエコと一緒だった記憶が。

で、3年でまた一緒のクラスになりましてね。
おー、また一緒じゃん、担任まで一緒じゃんサイアクー(笑)、とかなんとか言って、また仲良くしていたんですよ。
このときも、二人組になってー、なんてときは、タエコと一緒だった記憶が。
中学のときは高校以降ほど、まだ一匹狼風(って言うとカッコ良すぎちゃうナ)ではなく、それなりの「仲良しさん」がいたんですねワタシ、こう考えてみると。
あ、でも、中2のときはいなかったかな?
てことは、フラフラしがちなワタシの側に、タエコが懲りずにいてくれたのでしょう。

ここでタエコの人となりをざっとご紹介させていただきますと。
物静かで、いつもうっすら微笑んでいるような娘なんですが、その笑みは常に微妙にシニカル。そしてポーカーフェイス。
マジメでまっすぐな反面、ナナメからモノ言うようなところもあって、毒も少々。
でもワタシはタエコのそんなところが気に入ってました。
そして周りの子よりも、ちょっと大人びていたかもです。
男子からも女子からも、ちょっと一目置かれてるような存在で。でも目立つわけではなく。
ワタシがバカなことを言ったりやったりすると
「まったくじょりぃは」って顔して、シニカルに笑って、締め、みたいな。

そして、中1の頃からずっとつきあっている彼氏がいて、その子のことについていつも何か心配しておりました。
(彼氏はカッコ良くてモテる上に浮気っぽかった)
なんかいつも彼氏のことではしょんぼりべそべそしていて、ワタシは「別れちゃえ!」って言いながらも慰めたり励ましたりしていたような。
でも彼氏の話されるとめんどくさくて「まーたー?(´д`)」って顔にもなってたような。

で、だんだん思い出してきましたが、ミツコやピンクちゃんにちょっかいを出しまくっていたワタシだったわけですが、
それでもよくよく思い返してみると、ワタシの隣・・・というか、一歩後ろ隣に常にいたのは、タエコだったような気がします。
そうだそうだ。
ワタシったらタエコと仲良かったんじゃん!
今まで忘れてたけど! <薄情と言われるゆえん


「タエコかー。へー、タエコ全然変わらないじゃん(笑) 元気だった?」
「うん、元気だよ」
「そういえば、ミツコはタエコと同じ高校だったよね?」
「うん」
「じゃ、あんまり懐かしくないね」
「いや、懐かしいでしょ、十分。 高校卒業して以来だもん」
「そっか(笑)」

ワタシは確か、高1のときにちょっとだけ会ったのが最後だなー。
タエコはバスケ部だったんですが、うちの高校に練習試合に来たんです。
そのときに、お互い「練習を途中で抜ける」という、見つかったら恐ろしい厳罰に処されてしまうスリルをくぐり抜けて
「久しぶり!」「元気?!」「じゃあね!」「またね!」って、かろうじてそれくらいの会話を交わして、それが最後です。


「タエコは今、○○市にいるんだよ」とミツコ。
「へー」 県内にいるんだー
「タエコも独身だよ」
「え!!!?」

次に出た自分の言葉に、自分でびっくりですよ。


「なんで?! なんで結婚してないの?!」


・・・じょりぃさん、あんたそれ、さっきえらそうにこう言ってませんでしたか?

まったく、なぜ世の中の人というのは、結婚しないでいると「なんで?」って不思議なモノを見るような目で見て、同じような質問ばかり浴びせるのでしょうかねえ。 とな。

まあ、ワタシも世の中の人ですからね( ^ ∀ ^ )イチオウ
というそらぞらしい言い訳はさておき。
ちょっと自分で恥ずかしかったです。

と思っていたら、案の定、ミツコからツッコミが。

「ほら。じょりぃだって、同じこと言うじゃん(笑)」
「まったくだ(笑) いやでもさ、タエコとワタシだとさ、違くない?」
「何が?」
「キャラが。 ワタシは結婚してなくても、なんか納得できるじゃん?」
「そんなことないよ」
「気を使うな(笑) でもさ、タエコは、なんか、早々に結婚して、絵に描いたような家庭を作っていそうじゃないの」
「かもねー」
「ワタシが結婚しないのは別段不思議ではないけど、タエコがしないのは、ナゾだ」
「・・・あたしから見れば、ふたりとも『なんで?』だけど・・・」
「まあ、それはいいとしてさ。 なんで結婚しないのか、タエコには聞かなかったの?」
「聞いてない」

気になる気になる気になるーーーー。
自分がそうだと相手もそうなんじゃないかの理論でもって、急激に、タエコったら実はレズなんじゃないのーー?という極めて勝手な疑いが頭をもたげちゃって気になるーーーー。

「不倫してるとか?」 こうなるとしつこいじょりぃ。さっきまでの世の中を糾弾するワタシはどこへ。
「えー? わかんないけどー。ないんじゃない?」
「なんかワケアリ?」
「わかんないってば!(笑)」
「既に結婚経験済みでバツイチとか?」
「そうじゃないみたいよ?」
「恋人が南極に探検に行ったきり帰ってこないとか?」
「・・・・・( ´_ゝ`)」
「実はタエコは記憶喪失になってるとか!」
「同窓会、ちゃんと来て話もしてたってば(笑)」

「実はレズビアンだとか!」

・・・と聞きたいのは山々だったんですが、ミツコ、なんの情報も持ってなさそうですし、自分で自分の首を絞めることになるので、いちばん肝心なこの問いは飲み込みまして。ごっくん。

「へーー。ふーーーん」 しきりにナゾがるじょりぃ。
「・・・今度タエコと3人で会う?」
「そだね。タエコに会ってみたいなあ」 

レズかどうか確かめたい。違うだろうけど。


ワタシにしてみると、タエコがいまだ独身というのが、ホント信じられなくてですね。
だって、ものすごく結婚しそうな娘だったんですもの。(どんな娘だそりゃ)
保守的だったし。愛する人と自分、てな感じが好きだったし。さびしがりだったし。たぶん。

さびしがり?

はて?
ワタシはなぜ、そんなキーワードを、タエコに使ったのかしら。
ポーカーフェイスで、自分の感情を(彼氏のこと意外では)あまり表さないタエコが、さびしがったことあったかなあ?
彼氏のことでブツブツ言ってるときも、ヤキモチっぽいこととか心配とかは多かったけど「さびしい」って言葉は出なかったような気が・・・。


あ!(・o・)


またですよ!
まるっと忘れていた記憶が掘り起こされました。
ピンクちゃんとミツコのこと、なんてモンじゃないほど、見事に忘れてました。
思い出してみたらびっくり。
なんでワタシ、今までこんなこと忘れていたんだろーーーーー。
思い出してみれば、ものすごく鮮明に思い出せちゃいました。


あれは、中学の卒業式の日。
卒業式が終わって、名残を惜しみつつ家に帰ってきまして。
当時はまだ「卒業」というイベントにしんみりする感受性を持っていたヤングじょりぃでしたから、自分の部屋に入ってから、中学の3年間というか、仲良かった子のこと思い出したり、高校別になっちゃって会えなくなっちゃう友だちのこととか考えて、ちょっぴりおセンチになったりしておりました。
ワタシの仲良しさんて、誰も同じ高校にならなかったんですよねえ。
ブチョーとか、どーでもいーよーなのは一緒だったんですけど。(ゴメンブチョー)

で、そういえば、タエコが何かプレゼントくれたなーと思い出して、それを取り出しまして。
手紙も一緒についていたんですが、手紙にくれたモノのことが書いてあると、包みを開いたときのサプライズがなくなっちゃうなーと、ここでもちまちましたことを考え、まず包みを開きまして。

ええと、ここまで説明をしたのに、何をもらったのか、思い出せません。 鮮明に思い出したはずなのに。おかしいな(°▽°)

で、次に手紙を読みましてね。
一字一句正確に思い出すのは無理ですが、だいたいこんなことが書いてありました。

・1年と3年で一緒のクラスになれて、じょりぃと一緒に過ごせて、うれしかった。
・でも、たまにさびしいときもあった。
 <これのおかげで思い出した
・じょりぃは信じないかもだけど、あたしは、ミツコやピンクちゃんより、きっとじょりぃのこと好きだったよ。


ワタシ、この手紙読んで、実は泣いたんですよ。ナイショですけどね?
なんで泣いたのか、不明。よくわからないまま、泣いた。おセンチになっていたせいもあるかもです。
よくわからないんですが、それでも、タエコに悪いことしてしまった、と思ったのは憶えております。

タエコは「ミツコやピンクちゃんより」って書いてますが、ミツコや、特にピンクちゃんとワタシがどんなカンケーだったかというのは、タエコの想像を超えていたんじゃないかと想像しているんですが。
そのワタシの想像をタエコが超えていたらどうしよう。ってキリがないですよ!
まあとにかく、タエコの言ってくれている「好き」は、あくまでも友情というライン上の「好き」であって、実のところ微妙に土俵がズレていると思うんですよ、ミツコやピンクちゃんのそれとは。本来比べられるモノではないわけです。(ミツコやピンクちゃんのも、友情に毛が生えたようなモンですけどたぶん)
それでも、あのすましたタエコが、プライド高そうなタエコが、最後の最後でこのようにワタシに打ち明けてくれたことに、ワタシは非常に驚きまして。
気が付けば涙。

泣いた理由はわからないんですが(たぶんおセンチ病)、罪悪感はひとつの理由だと思います。それもおこがましいんですが。
いつも影のようにワタシのそばにいてくれたタエコに、さびしいって感じさせちゃっていたのは、これはなんだかいけなかった。
ヒトの心のことだからしょーがないって言っちゃえばそれまでなんですが、ワタシ、本当に無頓着だったんですもの、タエコに対して。
ワタシ、友だちに対しても恋人に対しても「ワタシと一緒にいたいならいれば?いやならやめれば?」という、たいしたスタンスなのであります。
えらそうなんですが、相手の意志を尊重しているという意味合いもあるのです。
もしかしたら、ワタシのプライドがものすごく高いとか、本人にそのつもりがなくても、ありえますけども。
そんなだから、「気が付けば、いつもクラスで浮いちゃってる?(°▽°)」てなワタシだったわけですが。
中1と中3でそうならなかったのは、タエコがそれでもそばにいてくれたからなんですよね、そう考えてみると。
そのへんも、もしかしたら涙の理由だったのかもしれません。ありがたかったのかも。

で。
こんな大事なことを、今の今まで、すっっっっっっかり忘れていたわけですよワタシったら!
タエコの大事な手紙も、タエコが中1中3でワタシのそばにいてくれたことも、今思えば不器用きわまりない彼女の友情も、ワタシの中で存在しないことになっちゃってたんです。
なんで忘れてたんだろ。

たぶん、封印しちゃったんでしょうね。
15歳のワタシの処理能力を超えた感情(てのがなんなのかよくわからないけど、たぶん罪悪感)に、防御システムが作動し、「なかったこと」にしちゃったんじゃないかと。
それくらい、この手紙はワタシをビックリさせたのです。ビックリして封印。好意に満ちた手紙だったというのに。ひどい。
ああ、重ね重ねワタシってひどい。
タエコ、ごめんよーーーーー!
ワタシ、ちょっと大人になったから!
今度こそいい友だちになれる気がする! 気がしてるだけだから、相変わらずダメダメってこともすごくありうるけど!

・・・という、まあ、ちょいとキレイゴトめいた気持ちもあるんですが。(キレイゴトめいてますが、ホントに思っているんですよ!)
それよりも気になるのは、

「タエコ、なぜいまだに独身?」

つーことです。
もうほら、仲間だとうれしいなって、先走って期待しちゃうモンですからね。
結婚しない理由なんて人それぞれ十人十色の理由がある、あるいは理由なんてない、とわかっていつつも。
もしかしたらもしかしたら(・∀・;)ワクワク ってしちゃうわけですよ。
タエコ口説いちゃおう☆という気持ちはまったくありませんが。でもうれしいじゃないですか、もしそうだったら。

そして、『タエコがまだ独身→(短絡的に)レズ?(・∀・)』 という勝手な期待感も、この手紙のことを思い出させてくれたきっかけのひとつになったのではないかなー、なんて思ったりします。
とりあえず、友情ライン上とはいえ「じょりぃのこと好きだった」って言葉が入ってましたからね。ここに引っかかってきたのかも。

まあでも。
十中八九。

タエコはノンケですけども。


タエコがノンケだろうがレズだろうがそれ以外だろうが、とりあえず、ミツコと3人で早く会ってみたいものです。
そのときは、独身ふたりでタッグを組んで、ミツコを相手に

「なんで結婚なんてしたの?」

と、逆転攻撃をしかけるのであります。
うん、楽しそう(・∀・) <性格悪い


今はとにかく、タエコの存在がワタシの脳内に戻ってきてくれたことが、ちょびっと心地よかったりします。
今まで締め出してて、ごめんよ、タエコ。



ちなみに、タイトルの「水色」は、なんとなく、タエコのイメージという、ただそれだけのことです。



2008年06月26日(木) 掘り起こされたピンクの記憶

ミツコとのデエト話の続きです。

-------

同窓会の集合写真を見ながら
「同窓会、キンクちゃんも来たんだよ」とミツコ。

キンクって誰?(°▽°)

「キンクちゃん?」
「・・・まさか覚えてないの?」
「・・・はて・・・?」
「ほら、この子」

ミツコが集合写真の中の一人を指さしました。
このキツイ目元は見覚えがあるようn

「ああ!ピンクちゃんか! キンクって聞こえたからわからなかった」 ワタシの耳ったら。
「もうー(笑)」

ピンクちゃん。
こちらでも名前が出たことのある娘ですが。
まあ、早い話が、ミツコと二股かけてた娘です。
早い話にしちゃいましたが、二股とか言っちゃうと、なんつーかその、アレな感じですが、そこはほら、所詮中学生のソレですから、ええとその、全然たいした二股ではないんですが。
でも二股って言えば二股。

「へー。 元気だった?」 <全然なんでもないっつー感じに
「話さなかったからわかんない」

同窓会の集合写真て、学年全部のと、クラスだけのと2枚ありましてね。
ミツコとピンクちゃんは同じクラスだったので、わざわざ集まって写真撮ったはずなんですが。
会話しなかったみたいですね。

ということで、すっかり忘れていた当時の記憶が甦ってきたわけですが、考えてみれば当時からこのふたり、ビミョウな空気を醸し出しておりました。
誰のせいかって言えば、たぶんワタシのせいなんですけど。
ミツコは素直でやさしい性格の優等生タイプでしたから、ピンクちゃんにもフツウに接していたのですが、
ピンクちゃんにその気はなかったらしく。
ワタシも「ミツコとは話をしないでよ」とか言われてました。
ミツコはといえば、ワタシと仲良くしているとピンクちゃんの視線が気になるらしく
「ピンクちゃん、見てるよ。大丈夫かな」とかよくビビってました。

というもろもろのことを、ワタシの脳みそはすっっっっっかり忘れておりました(°▽°)なんと都合の良いワタシの脳。ある意味優秀。

しかし、同窓会に行くタイプとは思わなかったな、ピンクちゃん。


「ピンクちゃんが来るなら 」

ワタシも行けばよかったなー、ちょっと会いたかったかも、 と言おうとして、おっとでもそれってどうなのかしらもう過去のことだけれど、と思い、

「ヒロも来てたのかな?(´∀`)」

慌てて下の句を変更してみたじょりぃ。 ある意味優秀なワタシの脳。
ヒロというのは、ピンクちゃんの親友です。

「どうだろ? あたし、ヒロのことってよく覚えてないんだよね(笑)」とミツコ。
「ほら。これがピンクちゃんでしょ? 隣がヒロだよ」
「あ、ホントだ」


この後、なぜかちょっとの間、無言。


無言の間ワタシが何を考えていたかというと、必死に当時の記憶をざっくざっくと掘り起こしておりました。
ええと。
ミツコは何をどこまで知っているんだっけな!
何をどこまで話していいんだっけな!
思い出さないといけない気が。

いくらワタシが夢見る桃色一色娘だといっても、ミツコが今でもワタシのこと好きだとかはさすがにワタシも思ってません。
が、もしかしたら、ほら、ようじの家も取っておいてくれてたことですし、それにさっきしたプリキュアの話から察するに、ワタシのことはけっこう良い思い出として大事にしてくれているかもしれませんし。


----さっきしたというプリキュアの話-----

「今、娘がプリキュアにはまっててさー」とミツコ。
そう話しながら、バッグから「プリキュア5 GoGo!」の小さいフィギュアを取り出しまして。
おかあさんのバッグはドラえもんの四次元ポケット並でございますよね。
子どもに関するものなら、なんでもわさわさ出てきます。

「ワタシもプリキュア大好きだったよ!いちばん最初のしか見なかったけど」とワタシ。
「それはあたし見てないんだよねー」
「ダメだよ見なきゃ」 ダメ扱い。

「これがキュアルージュ。こっちがキュアドリーム」と、説明してくれるミツコ。
「ふーーーん」 <あんま興味ない
「あのね、ドリームが主役なのね?
 で、変身すればもちろんいちばん強いんだけど、フツウの中学生やってるときは、なんか天然で抜けてるの(笑)」
「へーえ」
「ルージュは普段からしっかりしてて、スポーツがすごくできるの」
「ふーん」
「で、ドリームは抜けててぼーっとしてるから、ルージュはほっとけなくて面倒見てくれるの」
「へーえ」 <紙ナプキンで遊び始めました
「それ見てると、『あたしとじょりぃみたいだなー』って、よくじょりぃのこと思い出すんだ(笑)」
「そうなのかー(*´∀`*)(<紙ナプキンで遊ぶのやめました) で、ワタシがどっち?」
「どう考えてもキュアルージュでしょ?」
「そうなのか!?」
「じょりぃはいつもあたしを助けてくれたじゃん。運動でも勉強でも。
 あたしがぼんやりしてるから、その他のことでもしょっちゅう助けてくれたし」

あの。

それ、ワタシじゃないのでは・・・・。

------------------

という具合にですね。
ワタシが思うところの中学時代のワタシよりも、ミツコの記憶の中のワタシったらちょっと素敵な人になってるみたいなんですよ。
思い出も美しくなっているに違いないです。

で、まあ、この再会が元で長くつきあいが続いていくとして、その中でだんだんと

「なんだ。じょりぃって、こんなだったのか( ´_ゝ`)」

って思う分には、こりゃしょうがないと思うんですよ。(先例:ナナ)
もうあきらめてもらうしかない。
あるいは惚れ直してもらうしかない。<ワタシは自分に都合良くモノを考えるのが大好きなんです

でも、今この段階でうかつなことを口走って
「え! じょりぃ、ピンクちゃんとそーゆー仲だったの?!」
って思わせちゃうようなことは避けたい。なぜか避けたい。

ということで、すっかり荒れ地と化していた、その頃のワタシの記憶をつかさどる脳をざっくざっくと必死に掘り起こしまして。
アウトな話とセーフな話を選り分けなければ!


-----ざっくざっく(ここから先、脳内では100倍速で思考が回転しております)ざっくざっく-------

ミツコ「ピンクちゃんて、じょりぃのこと好きだよね?」
じょり「そんなことないんじゃない?(´∀`)」
ミツコ「あると思うよー。あたしがじょりぃと仲良くしてると必ず見てるし」
じょり「そうなんだー(´∀`)」
ミツコ「気づかないの?」
じょり「うん(´∀`)」 <ウソ。ホントはビビりまくっている

ミツコ「じょりぃって、誰のことがいちばん好き?」
じょり「ミツコ(*´∀`*)」
ミツコ「(*´∀`*)」

ほのぼのとするふたり。


ピンク「さっきミツコとベタベタしてたでしょ?」
じょり「してないよね?(´∀`)」
ピンク「してたよ」
じょり「(´∀`)」

ピンク「あたしとキスしたい?」
じょり「えっ!」 
ピンク「まあ、あたしよりミツコが好きって言うなら無理だけど」
じょり「じゃあピンクちゃんのが好き(*・∀・*)」

ピンク、なぜかというか、当然怒る。


それからしばらくして、ピンクと初キス後。

ピンク「なんか、興奮してない?じょりぃ(笑)」<言われたとき死にたいと思いました
じょり「・・・・うん」
ピンク「このこと、ミツコに話してもいい?(笑)」 こえええええええ

ピンク、余裕。


ちなみに興奮しちゃったのは、ピンクちゃんのキスが、今思い出しても中学生とは思えないほどエロかったせいと、
自分たちのキスしてる姿が、ピンクちゃんの部屋にあったピアノに映っちゃってて、ワタシったらそれを見ちゃったせいでした。


そしてここだけ取り出すと、ワタシったらさもさもモテモテみたいな風情を醸し出しておりますが、
ここにいたるまでに、しつこいまでのワタシの「好き好き攻撃」が各々に繰り出されていた結果がここに反映されているというそれだけのことであります。
それはもう、血のにじむような努力(大袈裟)としつこさ(事実)が実を結んだという、「モテなくたって、押しの一手」というチカラワザの上での、この展開。


---- 一部存軽にしては刺激的な(他から比べれば朝飯の前に赤子の手をひねったかのような)シーンを含む100倍速回想終了-----
(ここからは1倍速に戻ります)

このほかにもいろいろ思い出したんですが。(なにしろ100倍速ですし!)
ミツコは、ピンクちゃんがワタシに好意を持っているというのは知っていたみたいですが。
ワタシとピンクちゃんがけっこう割と、ていうか、本気キスしちゃうくらい仲良しだったことは知らないはず。
てか、ワタシがピンクちゃんを好きだったことすら知らない ような 気が  する。
ピンクちゃんの方は、ワタシがミツコを好きだったことは知っていたので、ワタシ、100倍速回想するまでは
「ミツコはワタシがピンクちゃん好きだったって知ってるはず」
と、うかつにも思っていたのでありました。ごっちゃになってた。

あぶないあぶない。あぶなかった。
って、もしかしたら、別にミツコからしたら、そんなのもうどーでもいーことかもしれませんが。
もしかしたらどーでもよくないかもしれませんし。


で、100倍速回想した結果。

ピンクちゃんの話は、この時点で終了することに決定。
話の流れからすると、なんとなく

ぶつっ

て感じで終わっちゃったような気もしますが。
でもミツコもそれ以上、ピンクちゃんの話を振ってこないことですし。
たぶん、ピンクちゃんのことは何とも思っていないに違いない。うん。

と思っていたら

しーばらく経ってからミツコ、

「ピンクちゃんに会いたい?」と。
「いや、全然」

昔のことなのに、なんだか心臓に悪いわー。
実際、ピンクちゃんに今会いたいとはあんまり思っていないんですが。
ワタシの中でピンクちゃんの存在というのは、あの頃の性衝動にダイレクトにつながってしまって、恥ずかしくていたたまれない感じなのです。
ナナも割とそういう存在だったんですが、こちらはまったくそのような関わりがなかったので、ナナに対するそれというのは、逆に甘さだけを残していつまでもワタシの中で引きずられてしまったわけですが。


で、ですね。

ミツコとこのように再会しても、懐かしさはいっぱいでほのぼのなんですが、今からどうこうなるとは全然思えないわけですよ。
甘酸っぱいひとときを共有した、良い友だち、という見方・つきあい方しかできないと思うのです。

でもしかし。

写真に写ったピンクちゃんを見て。
なんだかあの頃よりずっと「ワケアリ」っぽい雰囲気を漂わせているピンクちゃんを見て。
前のほうがワタシの好みだったなー、なんて思いつつも。

もし、ピンクちゃんと再会したら、ワタシの中の桃色は、きっと発動するであろう。
という、確信に近いものがあったりするのであります。
向こうにその気がないとしても(たぶんおそらく絶対ない自信あり)、そしてもしワタシがピンクちゃんの現在の人間性を好きになれないとしても、
桃色部分だけは反応しちゃう気がするのです。
「なんかヤなタイプの人間になっちゃったな」と思ったとしても、「うわー。ワタシのこと、すごく嫌いっぽい!」と感じたとしても。
たぶんワタシはピンクちゃんに欲情しちゃうんです。
なんかもう、パブロフの犬状態。怖い。
しかもピンクちゃん、写真見る限りでは全然体型崩れてなさそう。罪ねぇ。<勝手に


ミツコと会って話して、眠っていた記憶を掘り起こしたことにより、「ピンクちゃんへの欲情」という過去の遺物であるはずのものが、ミョーにナマナマしく現在のワタシの中で再生されてしまって、なんかえらくおかしな気分であります。


生理前じゃなくてよかった。<これもまたナマナマしい



2008年06月24日(火) 驚愕ふたたび

ようじの家。
・・・ワタシを驚愕させた、過去のおもひで・ようじの家。
みなさま、この話題を覚えていらっしゃいますでしょうか。
ワタシは忘れておりました。 
こちらです→日記「驚愕の過去」

ワタシが中3のときに「手作りのようじの家」をプレゼントした、そしてそれを律儀に今まで取っておいてくれていた、当時淡い桃色な恋心を抱いていたミツコと、フタケタ年ぶりの再会を果たしてまいりました。

同窓会のときにミツコから電話をもらい、そのあと少ししてから、ミツコから住所を知らせるためのハガキをもらいまして。
そこには近況報告の文章と一緒に

「じょりぃが男の子だったら結婚したかったナ・・・なーんてネ(はぁと」

というメッセージもありまして。

「男の子だったら」というのがちょっと引っかかったりもしますが、まあ、ちょいとボーイッシュな乙女レズは頂戴しがちな言葉だったりしますよね。
ワタシは当時から今に至るまで、フリルの似合うブリブリな乙女キャラで来ておりますので、まあ不自然といえば不自然ですが。って言ってみたかったんですスミマセン。

中3当時から「じょりぃが男の子だったらなー」と、無邪気に言っていたミツコでしたので、懐かしさも手伝ってひとこと添えてくれたのでしょう。
ワタシもその言葉を見て、懐かしく微笑みました。
にっこりと というよりは、 にへにへと。 鼻の下伸ばして。 カッコ悪く。
好意をにじませた言葉というのは、やはりうれしいものであります。

で、その後2度ほど「会えない?」と声をかけてもらっていたのですが、ワタシがことごとく都合がつかなくてですね。
先週の土曜日に「月曜日って無理?」と、懲りずに声をかけてくれまして、月曜の午前中なら時間使える!ってことでやっと逢瀬。


ミツコは、まあ、年相応にシワが増えてましたが(中3当時と比べたらそりゃしょうがない)、雰囲気も体型も全然変わってなくてですね。
「あんたダレ?(°д°)」みたいになってなくてホッとしました。
で、店に入って、「マジ久しぶり!」「ここまでの道わかった?」なんてどーでもいーよーな話をひとしきりした後に、ミツコが
「こないだの同窓会のときの集合写真持ってきたよ(・∀・)」と。

おお! 見たい見たい!

「たぶんねー、写真見ても、誰が誰だかわからないと思うよー」とミツコ。
「えー? 見ればわかるんじゃないのー? 名前は思い出せなくてもさ、顔くらいわかるだろー(笑)」

見ました。


驚愕。


ちっともわからねえ。


誰よこのオバサンやオジサンたち。


「うわーーーーーー!!!!マジでわかんない!誰もわかんない!」とワタシ。
「でしょー?(笑) あたしも、名札なければ誰とも話ができなかったもんきっと」


このときのワタシのショックといったらアナタ。
だってだって。
ワタシと同い年の人たちの写真なわけですよ。
てことはですよ。
どんなに日頃若ぶっていたって、ワタシも同じように「どこのオバハンですか?」になっちゃってるってことですよ。


あああああああ・・・・ショックだ・・・・orz

てか、ホントにワタシもこんなにオバサンなの? (そうです)<客観的なじょりぃの声
みんなの化粧とか髪型とか服装とかがいけないんじゃなくて? (どんな格好しても同じです)

ていうかていうか、ワタシわかっちゃった。
女性の場合、「老けてるねアンタ」ということが、どんなにがんばってもバレてしまう一番の要因は。

たるみによる、輪郭変形。 もうこれ。 これで決定ね。
みんなピーマン型か、長四角になっちゃってるのね。輪郭が。
長方形 じゃなくて、ながしかく。しかも、角丸。
さらに言えば、ツリ目の人が減っちゃってるのね。みんな重力に負けて、肉が下がっちゃって。

あとでもね! 化粧! みんな塗りすぎ!
いやそりゃ同窓会っつーことで、いつもより気合いが入っちゃって、ついひと塗り多くなっちゃったとしてもですよ。
なんか違う。 なんか違う。 なんか違う。 <でも何が違うかよくわからないので、とりあえずリピート。連呼。


もうワタシ、ホントに驚愕。
あまりのショックに、もうアンチエイジングに金かけるのやーめた、とか、腐った。
腐りも進んで腐敗臭すら匂い始めた頃。

ミツコが、「実はこれも持ってきたんだよー。へへ」と。
バッグからそーーーっと何かを出しましたよ?
いったい何を持ってきt

うぉぅ!


ようじの家ですよ!!!!!

 ちんまりちまちまっと



「え! これ、ワタシが作ったの?」  またもや驚愕。

作ったの忘れてないよ、ミツコにあげたの覚えてるよ(´∀`)
というフリをしていたというのに、思わず絶叫してしまいました。
だってだって、これ

なかなかご立派じゃないですか?
って自分で言うのもなんなんですけど。
なんかもっと、テキトーなモンを想像していたものですから。


「やっぱり忘れてたんでしょー(笑)」とミツコ。
「いや違う。作ったのは覚えてるよ! でも、どんなの作ったのか、忘れてた。
 もっと簡単なものかと思ってたのだ。作ったのワタシだしさ」
「ちょっとホコリかぶっちゃってるね。ゴメンね」
「全然そんなことないよ! てか、とっておくってことがすごい(笑)。ありがとう。うれしい」

ようじだけでなく、バルサ材も使ってありますねこれ。
煙突やらドアやらまであります。なぜかハシゴまで。

「このハシゴってさ、屋根に登りたかったのかな?じょりぃ(笑)」とミツコ。
「屋根だろうね。寝ころんで星を見る予定だったのではないかな?」
「あたしはサンタさん用かと思った」
「あ、煙突あるしね。サンタ用かもね。
 ・・・ところで、なぜ窓にはグリーンのフィルムが貼ってあるんだろう?」
「ね。緑だよね」


あ!わかった!(・∀・)

窓を作りたかったけど、風が入ってきちゃうような作りにするのはイヤだったんですよ。
たぶん、自分が住むつもりで作ってありますからこれ。(想像)
なので、ガラスの代わりになるものはないかなーと思って周りを見回したときに、ワタシはあるものを見つけたのですよ。
あるものとは

なんかほら、あるじゃないですか。
緑のフィルムをかぶせると、赤いペンでマーキングしたところが黒くなって見えなくなるってやつ。
教科書丸ごと覚えちゃえ、みたいなときに使う、勉強グッズ。

そのフィルムを使ったようです。
受験勉強が(たぶん)終わっていた頃だったので。

さらにちまちましたところをお伝えさせていただきますと。

「これ見て。『たけのこの里』の箱に乗ってるんだよ(笑)」とミツコ。
「ああ、好きだったよ、たけのこの里。でも今はきのこの山のほうが好きだ」 そんなこと誰も聞いてません。
「でね、じょりぃね、家が不用意に動かないように、家のカタチに、ホチキス打ってあるんだよ、ほら」
「え」

見てみましたら、ホントに、ようじの家の内側に沿って、位置決めのためのホチキスが「たけのこの里」の箱に打ってあります。
って、この説明じゃわかりづらいですね。
上の画像をよく目を凝らして見ていただければ、ホチキスが打ってあることをご確認いただけると思います。
一度ワタシが家を持ち上げて位置をずらしてしまったおかげで、ホチキスが露出しちゃってるんです。


自分のあまりのちまちま具合に、めまいがしました。


いやでも。
ホントに、よく取っておいてくれたよなーーーミツコ。
ワタシ、自分で作っておいてなんですが、今日コレ見て「よくがんばって作ったなー」って、感慨深かったんですよ。
自分がどんなもん作ったのか全然覚えてなかったということが、必要以上の感慨をもたらしたということもありますが。
でもミツコが取っておいてくれなかったら、ワタシ作ったことも忘れてましたし、この感慨を味わうことはできなかったわけではないですか。

モノ取っておくってすごい。
偉大じゃんね。
片づけられない女、バンザイじゃないですか!(ミツコも片づけ苦手だったはず)

まあ、モノを取っておく習性、という点では同じでも、ミツコには「明後日じょりぃに会うから、ようじの家出しておこうっと」という具合に、しまった場所がわかるという整理整頓技術があるわけですが。
ワタシの場合、ホントに取っておくだけで、必要なときに取り出すなんて、絶対無理。
迷宮入り。取っておく意味ナシ。ダメじゃんね。
片づけられない女、ちっともバンザイじゃない。役立たず。


「じょりぃ、なんかすごく嬉しそうね、それ見てるの。 返してほしくなっちゃった?」とミツコ。
「いや。いや。いや。そーじゃない。 迷惑でなければまた持っててくれないかな?(・_・*)」
「うん(笑)」
「いや、捨ててもいいんだけど。寒い日とかに燃やしてくれちゃってもいいんだけど。
 でもその場合はようじ一本ずつ燃やしてほしい。呪いの言葉とか唱えながら」
「したくないしそれー」
「じゃあ、マッチ売りの少女に分けてあげてもいいよ」 マッチじゃなくてようじだけど。
「でも、取っておくと、これから価値が上がるんでしょ?(笑)」 ええ。確かにワタシ、あなたにこのあいだそう言った。
「うん。取っておいてくれたお礼に、それの価値が上がる人間になる、ワタシ」

また大きく風呂敷広げたもんですよワタシも。
自分に呆れました。
しかも対象は「ようじで作った家」ですよ。価値が上がるとは思えない。

「ホントーーーー?(笑)」
「ホント。 持ってるといいことあるよ(・∀・)」<まったく何の根拠もありません
「じゃ、持ってる」 <素直
「うん」


ミツコのためにも、ようじの家の価値を上げねば!


さて、てっとり早く、どんな大悪事を働こうかな! (冗談ですから)



2008年06月23日(月) アマアマ親子

まりあが娘と実家に遊びに来ている、とのことで、昨日デエトしてきました。

「ミズ(娘)も連れていっていい?」と打診が来たので、子どもが好きな上に、美少女で素直な性格のミズちゃんは特に大好きなじょりぃですので
「どうぞどうぞ」と大歓迎であります。

でもミズちゃんが一緒だと、まりあに胸触らせてとかハダカ見せてとか甘えられないなー、とは思いましたが。
ていうか、そんなお願いしたことありませんが。
あ、つきあってた頃はしてましたけど。
つきあっていたときにそれらのお願いをする分には問題ないですが、
友だち同士になってからもそれをやったら変態とかセクハラとか言われちゃいますので、じょりぃもちゃんと自粛していたりします。


待ち合わせ場所には、まりあのお母様が車でふたりを送ってきてくださったので、思いがけずお母様にも久しぶりにお会いできまして。
変わりないやさしげなご様子がうれしくてですね。
その節は、ずいぶんと夕飯をごちそうになりまして、ずうずうしくてスミマセンでした。

で、まりあも全然変わってないんですが、ミズちゃんはやはり、前に会ったときより大きくなってまして。
大きくなったというより、伸びたという感じでしょうか。
ひょろひょろに細いですからね。縦に引っ張っちゃった、みたいな感じ。

「もうじょりぃ(の身長)を追い越しちゃうかな?と思ってたけど、まだだったみたいね」とまりあ。
「うん。まだだった(笑)」とミズちゃん。

ちなみにミズちゃんは小学校3年生。

「え!そりゃまだだろー(笑) ミズちゃん、身長何センチ?」


「133センチ(・∀・)」


ワタシに追いつくには、あと20センチは欲しいところだから!<得意気に
まりあもワタシの身長、どんだけ低いと思っていたのか。


で、ワタシは「まりあに会ったら胸に触らせてもらおう(*´∀`*)」と思って  はいませんでしたがさすがに。
しかし、まりあは会うなり触ってきました。
ワタシの

ふくよかな


二の腕に( ´_ゝ`)


まりあは昔から、ワタシのカラダの中のムチムチ部を触るのが好きなのでありました。
エロティックなキモチではなく、「すあま」に触ってほっこり幸福な気分になる、そんなイメージに近いのではないかと思います。

まあ、ワタシもそんな、体の中でも特に太さに自信のあるところをいつまでも触られているわけにはいきませんので。
「まりあ、全然変わらないね!」と話題の矛先をまりあに向けまして。「なんで太らないの?」と。
相変わらずワタシ好みに美しいですし、「細いのにメリハリボディ」も全然変わってないしー。ずるいー。

と思ったら

「変わったわよ!」と。
たいした勢いで自らが太ったことを主張。

ァ'`,、('∀`)そういうの、イヤミだからやめてヽ(`Д´)ノ

と思ったら

「●キロ増えたんだから(笑)」と。

ええええええええ??!!
全然そうは見えない!
どこが増えたの?
てかホントなら、増えた肉の隠し方教えて!

と詰問しましたら

「隠せないけど、置いてこられるの(・∀・)」 だそうです。

それこそ教えて。お願い。

きょんにこのことと「相変わらず胸が大きくてウエスト細くてステキだった」ということを報告しましたら
「じゃああれだな。増えた体重分は、全部胸にまわしたんだな」
と申しておりました。真顔で。
さらに「あたしは胸なんていらないもん」と。聞いてもいないのに。
さらに「でもウエスト細いのは憎い。きいいっ」と。「内臓どこにしまってるんだよヽ(`Д´)ノ」と。
それも家に置いてきてるんじゃないかしら(・∀・)


で、席についてからは、まりあとワタシのつもる話もありますし、ミズちゃんもそろそろナマイキ盛りの3年生ということで、話もおもしろくなってきましたし、おしゃべりも上手になってきたので、こちらもよく話します。忙しいです。
ワタシがまた、子どもの話を聞くのが好きでしてねえ。
まだ社会的な固定観念などを持たず、10年にも満たない経験や知識の中で語られるお話は、ワタシからするとちょっとしたファンタジーです。
意外性の連続ですし。とても楽しい。

ミズちゃんとおしゃべりしながらも、まりあに仕事の相談に乗ってもらったりしてですね。
まりあの夫様はワタシと同業なんです。
稼ぎは雲泥の差ですが。同業と名乗るのが申し訳ないほどの差なんですが。
アドバイスしてもらったり「うちはこうだったみたい」なんて実例を教えてもらったりという大人の話の間は、ミズちゃんはおとなしく、ワタシのために(強調)絵を描いてくれてましてね。

そのうちまりあがトイレで席を立ちまして。
ミズちゃんはそのままお絵描き。
ふたりっきりになると、急に照れくさくなったりしちゃうものです。
なもんで少し黙ってミズちゃんのお絵描きを見ておりましたら、ミズちゃんが絵を描きながら

「かわいくていいなー」と。

ワタシはよく意味がわからないまま「そうだよねー(´∀`)」とテキトーに応えてしまったのですが、
よくよく考えてみたら、かわいくていいなーの対象となるのが、ワタシしかいないんですよ!

なので子ども相手に真剣に

「今のって、ワタシのこと?」と聞いてみましたら

「うん。じょりぃさんのこと。 かわいくていいな」と。ちょっと恥ずかしそうに。


美少女に、かわいくていいなって言われたーーーーー!!!! 


トイレから戻ってきたまりあに、「今ね!ミズちゃんにかわいくていいなって言われた!」と自慢。
これがナナだったら「どこがだよ(冷笑)」というリアクションが返ってくるところですが、相手はワタシにアマアマに甘いまりあでございます。
にこにこと話を聞いてくれるばかりか、さらにワタシを調子づかせることを言って喜ばせてくれます。

えへえへえへえへ(*´∀`*)しやわせーー


・・・・もしかして、親子してワタシにアマアマなのかしら・・・。
ミズちゃんのリップサービスかしら。
ミズちゃんに「趣味は?」とたずねたら
「片づけ。友だちの部屋でも散らかってると気になって片づけちゃう」
という思いもしない答が返ってきて、ああ、まりあのDNAがバッチリ入ってるんだなーと感慨深かったのですが。
「かわいくていいな」もDNAのなせるワザなのかもしれません。


で。3時間ほど一緒に過ごしまして、お開きの時間になりまして。
お開き手前でミズちゃんが、「不思議ペン」(勝手に命名)でワタシにメッセージを書いてくれました。
「消しゴム付きの水性ボールペン」です。
ワタシ知らなかったんですが、今そーゆーのがあるんですってね。
消しゴムによる摩擦熱で消せて、冷やすとまた浮き出てくるんですって。
何そのスパイグッズ!!!
で、ミズちゃん、そのペンで最後に、「冷やしてから読んでね」と、お絵描きの下に見えないメッセージをつけてくれたのです。
これは楽しみなおみやげであります。何を書いてくれたんだろう(*´∀`*)
ワタシなら「♪見るバカがいるー」とか書いておくところですが。


家に帰ってからまりあにメール。
「楽しかったー」「ミズちゃんかわいい」ということと、「実は(まりあの)セクシーな胸元をチラ見していた」ということをしゃあしゃあと。
さらに言えば「もっとよく見たかったけど、ミズちゃんいたから遠慮した」と書きたかったんですが、それは変態っぽいので控えておきました。

で、その後けっこうな時間がたっても返信が来なかったんですよ。
「久々の地元を楽しんでいるのかなー(´∀`)」なんて最初はのんきに思っていたんですけれども。
途中からハッ!と思いつき、にわかにビビり始めるワタシ。

ナナんちみたいに、ミズちゃんもまりあの携帯、フツーに見ちゃう子だったらどうしよう! と。

ナナんちの、マセた娘どもに見られるならまだしも。
ていうか、そっちの方がある意味問題かもしれないけども。
ていうか、一度見られちゃってるわけだけれども。

あの、純真で純粋で純情な、純が三拍子揃ったようなミズちゃんに「実はセクシーな胸元をチラ見していた」なんて読まれちゃったら!
ワタシの罪ったら深すぎる。天国の門は狭いと聞いているのに!この罪深さ!困った!天国行けない!
てか、天国なんてどうでもいいくらい困った! 
どうしよーーーーーーーーう(´д`;)アワアワアワ
あまりにもまりあに申し訳ない。


と、こればっかりはさすがにきょんに相談できないまま、ひとりで悶々と悩んでいたのですが。
夜になったら、まりあからフツウにやさしいメールが返ってきておりました。

よかったーーーーーー(*´д`*)



ちなみに、ミズちゃんからの秘密のメッセージには


かわいい!(じょりぃさん) またあおう


と書かれておりました。

またあおう が男らしくてステキです。
そういえば、まりあもたまに、間違えたかのように男らしいときがあったものでした。
「そうだろ?」とか。 たまにびっくりした。
だろ は男らしいだろ? 違うのかしら。
ていうか、またミズちゃんにかわいいって言ってもらえた! 事件事件!


まあ、長々と書いて、何がいちばん言いたかったかというと、
美少女にかわいいって言ってもらえたという、早い話がそこんところでございます。
そこんところを訴えれば訴えるほど、
いかにワタシが日頃かわいいって言ってもらえていないか、という事実が伝わってしまう皮肉は十分承知なんですが。ええ。



2008年06月17日(火) ショートの色気

髪型の好みってみなさまにもあるかと思うのですが、ワタシは見る分には、長めの髪の女性が好きであります。
とはいえ基本的に、似合っていればなんでもオッケーなんですが。
それでも、ショートの蒼井優とロングの蒼井優どちらかあげるよ、と言われれば、迷うことなくロングの蒼井優の手をにっこりと取ることでしょう。

長めの髪はですねー、割と誰でも様になると思うんですよ。女性ならば。
いや、男性でもいいんですけどね? 様になるのは女性よりも難しいはず。
下手すると原人めいてしまうはず。

でも、ショートって、短ければ短いほど、人を選ぶように思います。
アタマの形、輪郭、首の長さ細さ、そして体型。
どこかひとつ外しても、「ショート似合うね!」という風にはなかなかいかないものです。
なんちゃってショート、くらいでしたらそんなこともないんでしょうけど。
だから、ショートが似合う人って、体の造形的に恵まれているんだと思います。うらやましい。
ワタシも若い頃は似合ったんですけどね、ショート。って自分で言ってりゃ世話ないですが。
加齢により体型に変化が出てきたら、端的に言えば肉がついてきたら似合わなくなってきました。
でもこの夏は久しぶりにショートにしたいなー、なんて密かに思っているんですが。
思ってはいるんですが、なんか太っちゃったのでできないかもしれません。しくしくしく。


さて。
ワタシ先日、きょんが見たいというので、「サイレント・ヒル」のDVDをレンタルしてきて観賞いたしました。
「ホラー見たいなんて、めずらしいねー。なぜ?」ときょんに聞いてみましたところ

「ローリー・ホールデンが出てるから」と。

ローリー・ホールデン。
ニポーンではイマイチメジャーではないこの女優さん、ご存知でしょうか。
ジム・キャリーの映画「マジェスティック」に出ているのを見たのが、ワタシ(ときょん)と、ローリー寺西 じゃなくて、ローリー・ホールデンとの出会いでした。
この人がまあ、ワタシの好みでしてねえ。

こんな具合。




目は離れてるし、鼻の下は長いし、全体の顔立ちやら、女性らしい気品あふれる感じ、それでいて少女性も感じさせるローリー寺西に、ぽーーーっとなったのでした。
この人はたいてい、このように、長めの金髪で品のあるセクシーさを醸し出しております。


で、先日きょんと二人で劇場まで見に行った「ミスト」という、やっぱりこれもホラーなんですが、それにも準主役扱いというかヒロイン扱いで出ておりましてね。
ちょっと老けたかな?と思いましたが、やっぱりフェミニンで、しかも気丈でステキ。
マジェスティックほどフェムフェムしてませんでしたが、後ろに束ねた髪のほつれ具合やうなじ、そして胸元などに
「おー、ローリーたん(*´∀`*)」と満足したのでした。

で、そのローリーが出てるから、「サイレント・ヒル」見たい、と、きょんが申しておるわけですよ。
きょんが女優目当てで映画を見たいなんて希望するの珍しいんですよ。

「サイレント・ヒル」については、レンタルビデオ屋にてきょんの思いつきで借りたので、予備知識は「ホラーゲームが元になってできた映画」くらいのもので、ゲームをしないワタシにとっては予備知識ゼロと言っても過言ではない状態です。

で、なーんもわからないまま見始めたわけです。

そのうち、主演のラダ・ミッチェル演ずる主人公ローズが、娘を車に乗せたままガソリンスタンドにお金払いにいきましてね。
そのときに、白バイに乗った警官がやってきまして、親子の様子を不審に思ったのか、車に近づいていったんですよ。
で、ワタシこの時点では「ずいぶん細身の男性だなー」って思っていたんですが、
車に乗っている娘に話しかけた声が、低くキメた女性の声。

 
「お嬢ちゃん、大丈夫?」かなんか。


女かよ!
えらいカッコイー人だなあヲイ!
と、この時点で思いまして。
で、特徴のある横顔を眺めているうちに

「あら、これって、ローリー様?」

と思いまして。

あらまあ、カッコイイのねー。
女性が警官の制服に身を包むと、割とむっちりしがちなんですが、この警官はスラッとしていてホントかっこいい。


で、さらにもう少し話が進み。
ローリー演じる警官が、敵に銃を構えましてね。

 

その後、のっぴきならない理由により、ヘルメットをがばっと脱いだローリー様。
当然、いつもの長くて美しい金髪が、ヘルメットからはらはらとこぼれて落ちるのだろうと予想しておりましたら。

 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓
 ↓

  

超・短・髪・☆


きょんとふたりして「きゃーーーー!」「なんかステキーーー!」と黄色い声でございますよ!
いつものローリーと違うー!
カッコイイーーーーー! 
抱いて!



最初に出てきた「マジェスティック」のローリー様と比べてみてください。



キャラも「女ゆえに持てる男気」がありましてね。声も低くて。


きょんもこのローリーにノックアウトされたらしく

「ローリー・ホールデンが見たいから」

というだけの理由で、何度もサイレント・ヒルをおさらいするという事態に。
「だってカッコイイんだモン」てな具合に。
ワタシもノックアウトですよ。


まあ、ワタシの場合、そもそもの最初の出会いがこのサイレント・ヒル的ローリーだとしたら萌えなかったのかもしれませんが。
あくまでも、マジェスティック的、超フェミニンなローリーが好きという下地があって、だからこその「短髪の意外性」という部分でヒットしてしまったのかもしれません。

しかししかし。
そんな下地があろうともなかろうとも。

サイレント・ヒルのローリー/ベネット巡査ならば、ワタシきっと、恋に落ちます。
とっても魅力的なんですものー。


ローリー様のようなわけにいくはずがないのですが、この映画のおかげで「ショートにしたーい」熱が高まってしまったのは事実です。
しかししかし。
髪を切る前に、なんとかして痩せなければーーーーー。


・・・ってことは、実質、この夏のショートは無理っぽい・・の かし  ら。  お頭。


・゜・(ノД`)・゜・。ヤセタイ...



あー、ちなみに。


もしローリー様の勇姿を目当てに「サイレント・ヒル」をご覧になってみようという方がいらっしゃいましたら


グロいのダメな人は、やめておいた方が、いいです。
おこさまには ぜったい みせないでください。



でも、ベネット巡査はホントにステキですよ(*´∀`*)



2008年06月03日(火) 呆れた挑戦

『スーパーサイズ・ミー』を見ました。DVDで。
スーパーサイズ・ミーとはどんな映画かと言いますと。
めんどくさいので、ウィキから引っ張ってきました。

2004年に公開されたアメリカのドキュメンタリー映画である。監督・出演はモーガン・スパーロック。
モーガンが一日に3 回、30日間、マクドナルドのファストフードだけを食べ続けたらどうなるかを記録したものである。
この間、健康のための運動はやめ、彼の身におこる身体的・精神的な影響について記録している。



映画自体は、おもしろいとかつまらないとかよりも、「まあ、勉強させていただきまして、どうも」という感じでしょうか。
マックが体に悪い云々というピンポイントなことよりも、アメリカの食事事情とか、給食事情(これ、最悪)の話なんかがおもしろかったです。
アメリカに住んでて太らずにいるって、これはたいした自己管理能力だなーと思いましたし。

スパーロック監督は、この実験により一ヶ月で12キロ太って、EDにもなり、鬱にもなりハイにもなり、コレステロールや血中なんたらや肝臓機能やらが大騒ぎになり、21日目にしてドクターストップがかかってます。
食べっぷりも、ことさら苦しそうでしてね。
まあ、実際苦しいと思いますよ。
毎食マックだからっつーよりも、マックだけで一日5000キロカロリーも摂取してるんですから。油と糖メインで。
マックでなくたって、そんだけ食ってりゃ苦しいだろうし、具合も悪くなろうというものです。
別にマクドナルドの味方するつもりはさらさらないんですけど。


で、『スーパーサイズ・ミー』を見てたらですね、
スパーロック監督がマック食ってる最中に車の窓からゲーゲー吐く姿と吐いたモノまで見たばかりだというのにですね、


自分でもやってみたくなってしまったんです キタ━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!


マック食べたくなった! もういらねーってほど食べてみたくなった! 

ただですね。
体も心も、ついでに言えば根性も弱いじょりぃには、こんなハードなこと、無理。無理ですよ!

だって、映画『スーパーサイズ・ミー』のルールはこんなです。

1.マクドナルド店内に存在するメニューしか口にしてはならない。水も含む。
2.スーパーサイズを勧められたら断らない。
(今はもうスーパーサイズないそうです)
3.全てのメニューを必ず一度は食べる。



さて。
では体も心もついでに言えば根性も弱いじょりぃは、どんなルールでやろうかな、と(・∀・)

なにしろまず、太るのは絶対イヤです。 これ以上もういらない。体重も脂肪も。
ならこんなの挑戦するなよボケ、という話ですが、「太るのイヤ」というルールでやってもなおかつマック食ってりゃ太るのか、それはちょっと実験してみたい気もします。

そして。
ワタシ、胃が弱いんです。毎日マックは無理。
でもやっぱりそれなーのに、これっぽいことに挑戦したい気持ちは満々。

そういうことを吟味して、結果、以下のルール及び挑戦となりました。


■じょりぃ版の挑戦

毎食マックを食べて、連続で何食までいけるか、試してみよーーーう。


■じょりぃ版のルール

1. 各食事の主食は、マックのメニューのどれかにする。
2. 他はすべて自由。
3. 「もう無理」となった時点で、終了。



ワタシはファーストフードって、キライではありませんが好んでは食べません。
そして飽きっぽい。
そんなワタシが、果たして何食続けてマックを食べられるかという挑戦であります。

スパーロック監督に比べると、ゆるゆるすぎる挑戦ですが、まあそこはそれ。
どうなるか楽しみです(・∀・)ワタシだけは

では、エンピツの文字数制限の許すところまで、経過をこのまましたためていきたいと思います。

-----------------

6月3日(火)

【お昼】
 スタート━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!
(赤字はマクドナルドメニュー)

・ハンバーガー
・コカ・コーラ ゼロ



しょっぱなからショボい献立でスミマセン。卑怯と言ってもいい。

それでもですね。
たかがハンバーガー1個のために、片道10分車を走らせてマクドナルドに向かったわけですよ! このガソリン代の高騰している折に!
そしてドライブスルーのマイクに向かって「ハンバーガーと・・・・あー・・・それだけで
と、恥ずかしいオーダーをし、さらに「お客様のお会計、100円になります」というさらなる辱めを受けたわけですよ!(自分で勝手に100円だけ買い物しちゃっただけなんですが)

受け渡し窓口で、「そうだ、エコ!エコよ!」と気づいたワタシは
「あの、袋いりませんから」と係のオバサンに申し伝えましたら無表情に「はい」とだけ言われました。
その「はい」という素っ気なく短い返事の中に、「100円なら袋なくて当然だろこのボケ」という意味が見て取れたんですが、どうなんでしょうか。
100円マックだけの場合、袋になんて入れないのがフツウなんでしょうか。
とりあえず、タダだというウワサのスマイルはつけてほしかったよオバサン。

で、時間がないので、そのまま駐車場でもそもそ食べました。よく噛んで食べました。
冷蔵庫から持参したコカ・コーラゼロと一緒に。<どうしても行動がちまちまとセコいじょりぃ。

食べ終わって家に向かう途中、口の中に残った味がやけにケミカルなことが気になりました。
たぶん、ケチャップですね。
それともコカ・コーラゼロかしら。いや、これはいつも飲んでるけどそんなことないもんナ。<既にジャンクに冒されているらしい舌


とまあ、この調子で、仕事と遊びとセックス(見栄)のスキを見て、マメに更新していきます。
更新した時は、トップページでお知らせします。
おつきあいくださいませ。
たぶん、あっという間に終わります。
この企画で何が証明できるかというと、ワタシの根性のなさだと思います。


---------
ここまで書いて、夕飯前にアップしようと思っていたのに、バタバタと忙しくてままなりませんでした。
アップできないまま、夕飯はきょんと一緒にマックへ行ってきます。
ちなみに、お昼もマックだったことと、このたびの計画のことはきょんには話しておりません。
絶対反対されるに決まってますので。
では、行って参ります。やる気満々です。でもホントはちょっと既に胃がもたれてます。



--------帰ってきました。

【夜】 
(赤字はマクドナルドメニュー)

・ベーコンレタスバーガー
・プレミアムローストアイスコーヒー


まずは言いたい。騙された。マックに。

店に入ってまず目に飛び込んできたのが、このポスターですよ。



うわー、きれいなグラスーーー。あれで飲みたいーー。って、乙女なワタシは当然思ったわけですよ。
で、寒い寒いと厚着して出かけていったにも関わらず、このビジュアルに惹かれて、無理してアイスコーヒーを頼んだんですよ。

そしたら、出てきたのがこれ。



詐欺じゃんか。

「あのグラスで出てくるのかと思ったヨ・゜・(ノД`)・゜・。」とワタシ。
てっきりきょんに「アホか。ありえない」と言われるかと思ったら「あたしもそうだと思ってた」と。
そーおだよねーーーえ?

で、2食目のマック。もりもり食べました。なんか余裕。
『スーパーサイズ・ミー』を見てるときに、「ワタシ、3日間くらいなら毎食マック行けると思う」と宣言したワタシでしたが、なんか一週間はカタイんじゃないの?(・∀・)えへへのへと

ちなみにきょんのオーダーは
・ベーコンレタストマトのサラダセット(サラダとホットコーヒー)
・ストロベリーサンデー

・・・ホットコーヒーのほうが、カップが素敵・・・。

 ホットにすればよかった。

で、食べ終わりまして。
しばらくおしゃべりしまして。
さて帰りましょう、と、車に乗り込んだら。


気持ち悪い。
胃が痛い。
もたれる。

さらに、その後本屋さんに寄りましたら、猛烈な偏頭痛に襲われ、しゃがみ込む始末。

たぶんマックのせいではないです。
だってまだ2食。
これで影響出ちゃったら、学生なんて死人続出。
単にワタシの体調があまりよくないのでしょう。

しかし気持ち悪い。胃が痛い。
だけどワタシはマックチャレンジ中。
そんなこと言ってられない。がんばらなきゃ。
がんばらなきゃ。 がんばらなきゃ。 がんばらn





やっぱ、 やーーーめた。 と。 (・∀・)もう無理<終了の鐘





だってマジで胃が痛いんだもん。
根性ないし。

それに、なんか、ええと、正直なところ


既に飽きた。


というわけで、
毎食マックを食べて、連続で何食までいけるか、試してみよーーーう。
という挑戦は


2食。


で終了となりました。
連載するはずが、一日で終了。
自分でも呆れた。
ワタシがワタシの恋人なら、別れを告げたくなるほどの企画倒れ。飽きっぽさ。

なんだったのかしら、今日の日記。
ほぼ一日がかりで意気揚々と書いたというのに。
マシマロにも意気揚々とこの企画を前フってしまったというのに。恥知らずなこと甚だしいです。

お昼を食べた時点で「この企画で何が証明できるかというと、ワタシの根性のなさだと思います」と書いてますが、そのとおりになってしまいました。
自分を知っているって、大事なことですよね( ^ ∀ ^ )


(´・ω・`)


胃薬飲んで、仕事に戻ります。


2008年06月01日(日) 離婚と結婚と貧乏

夕ご飯を食べながら、「行列のできる法律事務所」(っていうんでしたっけ?)を見ました。
途中からだったんですが。
そしたら、今日のテーマが「離婚」。(でいいのかしら)
離婚時に発生する訴訟問題について、あれこれやってましてね。

番組も終わりまして、きょんが言いました。

「あたしたちが別れるときって、どうなるんだろうね」と。

「え! 何が? 慰謝料とか?」

「慰謝料っていうかさー、財産分与とか」

ていうか、分与する金、ないし。

「でもあなたさー、そういうとき、お金欲しがるかねえ? ワタシはとりあえず、いらない」 

ていうか、分与される金、ないし。

「お金のことはわからないけど、DVDソフトとかCDとか、どうしよう、って思って」


そんなことかい(°▽°)


「これはあたしの」「これはワタシの」ってちゃんとわかっているものが大半ですが。
中には、どっちが買ったんだっけ? お金出し合って買ったんだっけ? という「?」なものもけっこうありまして。
それらをどうしよう、とまあ、こういう話でございますよ。
ていうか、ふたりにとって別れるときに争いのタネになる一番の財産がDVDとCDって、侘びしくて泣けてくるものがありますが。


貧乏って、素晴らしいですね( ^ ∀ ^ ) 争うモノが、ない。
別れるの、楽。



離婚でついでに思ったんですが。


結婚。
それによって権利が生じたり、損得勘定が生じたり、相手の顔がお金や、何かの約束手形のように見えてしまうかもしれない、「結婚」というシステムが、ワタシはやっぱり個人的に好きではないなあ、と思ったりしました。
近年特にこの傾向が強くなってきてましてワタシ。 
年とともに偏屈ばばあになってきているのでしょうか。ありえるけど。
実に実に個人的な意見なので、結婚しているかたを否定するものでは全然ございませんですよ?
こんな風に考えてしまうのは、ワタシがひねくれたり愛情を美化神聖化しすぎたりしているキライがないとも言えませんし。
それに、自分の死後も法律によって経済的に相手を守ってくれるものであるらしいですし、結婚、良いことであります。
さらに言えば、この結婚というシステムと、家族という単位がなくなったら、現代社会は破綻してしまいますしねえ。

わかっちゃーいるんですが。

結婚によって、精神面以外の何か具体的な利益が、どちらかに、あるいは双方に発生する場合、みんなは相手の気持ちに対して余計な猜疑心は生まれないのかしらー、なんてホントに余計なことを思ったりする、性根の曲がったロマンチスト・じょりぃなのであります。


今のところワタシには、きょんの顔はきょんの顔以外には見えずに済んでおります。
なぜなら、精神的満足以外、何の恩恵も受けていないからであります。
私たち、なーーーんの得になるモンも持ってないからであります。


貧乏って、素晴らしいですね( ^ ∀ ^ ) 得するモノが、ない。
損得勘定が入り込む余地がありませんや。


・・・読み返してみたら、貧乏人の負け惜しみにしか聞こえない文章であることに気づきました・・・


いやしかしホント、ゼニがねえ。 困ったわー(°▽°)



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