今日も今日とて
INDEX|過去|未来
我が家は現在、女子バレーのオリンピック予選にはまっております。 我が家っていうか、ワタシがたまたま気まぐれに見始めて「おもしれーーー(・∀・)!」と思い、きょんも巻き込んでしまったのですが。 きょん、いつも巻き込まれてくれます。つきあいが良いです。 プロ野球のときもそうだった。 モーグルのときもそうだった。 NBAのときもそうだった。 ワタシはスポーツ観戦て、基本的にあまり興味がないのですが、その分「おもしろい!」と思うと集中してハマっちゃうのです。 そしていつも、結果的には巻き込まれたきょんの方がハマって、雑誌を買いあさったりきちんきちんと録画したりします。 ホントにつきあいがいいというか、ノリが良いというか、ワタシの上げたトスを「ほいよ!」とアタックしてくれます。
で、先日、きょんと一緒に女子バレーのオリンピック予選を見ておりましたら
「やはりここ一番で、エース栗原が決めたーーーー!!!」
という、アナウンサーの声が。 それを聞いてふと思ったワタシは、きょんに聞いてみました。
「あなたさ、エースというものになって、今みたいにアナウンサーに言われてみたくなあい?」 「うん。言われてみたーーーい」
やっぱり(・∀・)
「バレーボールやるなら、エースがいいんでしょやっぱり?」とワタシ。 「そうよ!もちろんエースよね!」 「ふふ」
きょんは華やかなポジションに憧れます。 それはたぶん、実生活ではなかなかそうはいかないからだと思います。 パッと見、地味ですし。 ってワタシが言っていたことはきょんにはナイショにしてくださいね! ワタシ本気でお願いしてますから。
「あたしが栗原なら、スパイク決めるときに『主役よーーー!!!!』って絶叫しながら打つわ!」ときょん。 「うわー。引かれそうーー(笑)」 「いいじゃないの!名付けて『主役アタック』よ!」 名付けるも何も、そのまんまじゃんか。 「そのときは周りに蝶も数羽舞わせて、花もバックにしょってね」 「あだ名はお蝶夫人にしてもらおうかしら。バレー界のお蝶夫人」
お蝶夫人は「主役よーーー!!!!」って絶叫しないと思うヨ。
「ワタシがバレーするなら、どのポジションを希望すると思う?」とワタシ。 「あーん? 簡単すぎ。セッターでしょ?」 「なぜわかる!」 「ふっ」
ワタシはエースとか「もろ目立つ」というポジションよりも、参謀めいて試合を組み立て、かけひきを考え、うまいところにトスを上げ、それが決まったときに
「実は今の、ワタシの手柄( ^ ∀ ^ )」
と、ひとりでほくほくと満足できるようなポジション、つまりセッターがとても希望。 (※注 えらいセッターはそんなことでほくほくしません) 野球ならキャッチャー。 バスケならポイントガード。
マンガ「エースを狙え!」でも、華々しく世界に羽ばたいていく岡ひろみよりも、それまでの自分のキャリアはさておき、ひろみのバックアップに献身する、藤堂さんやお蝶夫人にシビれます。 うぉーーーかっこいいいいいい!!! ああなりてえぇぇえぇぇええ! と、悶絶。
エース希望のきょんと、セッター希望のじょりぃ。 なんとかかろうじて長いつきあいができているのは、この役割分担(希望)のおかげかしら?と思ってみたりして。 って、今とっさに思いついただけですけど。思いつきで世界に発信。いつものことですが。
ふたりともエース希望(主役アタックの応酬)、とか、ふたりともセッター希望(かけひきの応酬)、とかだったらどうなるんでしょうね。 それはそれで、うまくいくのでしょうかね。いくんでしょうけど。ていうか、人によるんでしょうけど。 しかしいずれにしろ、疲れそうですねえ、なんとなく。
ふたりとも「レシーブこそ醍醐味」な人だと、ずーっと相手にいい球返してそうで、いちばん微笑ましいでしょうか。
「ちゃんと受け止めて、ちゃんと返すよ(*´∀`*)」ぽーん 「あたしもー(*´∀`*)」ぽーん 「はい(*´∀`*)」ぽーん 「はい(*´∀`*)」ぽーん エンドレスに(*´∀`*)ぽーん
ああかわいい。ほほえましい。 なんたる穏やかさ。 そして、地味ながらも技術と度量の必要そうなこのプレイ。 レシーブって、愛(ぅあい)ね!
でもワタシなら途中で飽きて、自分でトスして自分でアタックしちゃうかも。 それでも相手が「レシーブ命」だと、「はい(*´∀`*)」ぽーん ときれいに返してくれちゃったりして。 そんなにいい人なのに、きっとワタシ
「つまんね」
って言って、「ワタシのトスをアタックしてくれる人はいねがー」ってさまよい始めるんだわ! (スポットライトを浴びながら酔いしれつつ独白中)(しかもこの人サイテー)
この流れで思いましたが、自分ではセッターを気取っているじょりぃでありますが、実生活ではなんだかんだ言って、セッター的内助の功はきょんの方が上手みたいです。 いや、決してうまかぁないけど、ワタシよりはずっとマシ。
ワタシの場合
アナ「あー!またセッターがツーで無理矢理押し込んで失点です。 ・・・あの場面は、辛抱してうまいトスをエースに上げないといけませんねえ」
解説「じょりぃ選手の場合、セッターでありながら『自分が自分が』が強すぎるんですよねえ」
アナ「セッター向きと言えるんでしょうかねえ?」
解説「セッターのフリして、心はエースなんじゃないですかねえ? セッター失格ですね」
アナ「セッター向きなのは身長だけですね」
解説「あ、ほら。エースのきょん選手にまたどつかれてますよ。きょん選手、相当怒ってますね」
アナ「無理もありません。今日もじょりぃ選手ひとりのせいでチームの流れもムードも悪くなってますからね」
解説「あ! きょん選手、すごい高さから振り下ろして、じょりぃ選手の頭を殴りました! こーれーは見事に決まりましたね」
アナ「やはりここ一番で、エースきょんが決めたーーーー!!!」 <きょんの念願
解説「見ている我々も胸がスッとしましたね! こうでないと!」
・・・かけひき云々よりも、レシーブをきちんと受け止める練習をしようと思います。 いや、まずは走り込みからだじょりぃ! いいって言うまで帰ってくるな! 走れじょりぃ!
午前中、仕事をしておりましたら、妹から電話が来ました。
「もしもしー」 あら妹よ、ちょっと声が暗い? 「はいー」 「今仕事中?」 「仕事中だけど、大丈夫だよー」 「あのさー・・・」
何やら新しくパソコンを買ったらしくてですね。 セッティングに手間取っているらしく。
「じょりぃちゃんが作ってくれた、売上げ管理と請求書が一緒になってるやつあるじゃない? あれって、新しいパソコンに移せる?」と。
「あーー。あれかーーー。どうかなーーーー」
妹の夫君が自営業でしてね。妹が経理を受け持っているんですが。ていうか、伝票出すだけなんですが。 市販のものだと、なかなか業務形態に合ったものがなくてー・・・と相談されまして。 なので、その業務に合わせて、データベースソフトで伝票&売上管理のフォーマットを、妹のためにだいぶ前に作ってあげたのです。 でも、それを立ち上げるアプリケーションが古すぎる(Win98用…)上に、もう生産されていないんですわ。 で、あーじゃないこーじゃないと説明しても、妹、さっぱりわからないご様子。 「とりあえず念のため、CD-ROMにバックアップはしてさー」と話したら「ばっくあっぷとは、なに?」というくらい、話が通じない。
「とにかく、vistaになっちゃったなら、もうおねえちゃんにはお手上げだなぁ」とワタシ。 そもそも、windowsが使えないんだものワタシったら。
「あ、それがね、あたしも新しいのいやだから、今までと同じXPのやつ買った」
姉妹揃って臆病者。<きょんにわざわざXPを買わせたじょりぃ
「じゃあ大丈夫だよ( ^ ∀ ^ ) CDにデータを焼くのはできる?」 「・・・たぶん・・・よくわかんないけど・・・(´・ω・`)」
か、かわいそう・・・!
「あなたなんだか、ちょっと元気なくない? その作業がイヤでイヤでしかたないのでは?」とワタシ。 「・・・うん・・・あたしは新しくしたくなかったんだけどさ・・・これから月末だし・・・どうしよう(´;ω;)」
か、かわいそう・・・!
「それ、すぐすぐなの? 明後日まで待ってくれればおねえちゃん手伝いに行くよ?」
あ、言っちゃった。
「全然すぐじゃないよ!(・∀・)*+*キラキラキラ」 「今日は動けなくて、明日は出張だから、明後日の午前中なら1時間くらい使えるけど。あなたはどーお?」 「だいじょうぶだいじょうぶ! 明後日で平気?急じゃない?」 「いやいや(*´∀`*)」 「よかったー。ありがとーーー」 「いやいや(*´∀`*)」
ワタシは恋人にも甘いんですが。 怖いことも多々ありますが、基本的に甘いと思います。 ナナにも「やさしくはないが、甘い」と太鼓判を押されております。
その甘さの原点に、妹がおります。
今でもそうですが、ワタシは妹がかわいくてしかたなかったのですよ。 なのでワタシは昔から、妹に甘かった。
以下、幼少時の回想。
ワタシはやさしい姉だった。 妹がいじめられればすぐにすっとんでいった。 近所のみんなと遊んでいて、妹が鬼になると、妹、イヤになって黙って帰っちゃうから、ワタシが代わりに鬼になった。 そしてみんなに謝った。 でも家に帰ってからも妹のことは怒らなかった。 怒らなかったけど「おねえちゃん、代わりに鬼やっといたから!( ^ ∀ ^ )」と恩着せがましくした。 妹は「さすがおねえちゃん。ありがとう」とちゃっかりしてた。 妹が親に怒られるとワタシは必ずかばった。 ちなみに妹がワタシをかばってくれたことは、ない。 妹が怒られて、家の外に出されちゃうときは、ワタシは泣きながら「やめてよー、かわいそうだよー」とかばった。 が、逆のときに、妹が「えへへ」と笑いながら、ワタシを外に出そうとしている母親の背中を押して煽っているのすら見たことがある。 そのときはケンカになった。「おねえちゃんはいつもおまえをかばってるのに!」と恩着せがましく罵った。 何かを選ぶときは、いつも妹に先に選ばせた。 ワタシは欲というものがあまりなかったからというだけだったんだけど、ここでも恩着せがましくしておいた。
・・・あれ・・・?
ワタシが妹に甘いという話をしようと思っていたのに、いつの間にか、ワタシが妹に恩を着せてばかりという話になってきてしまったので、このへんでやめておきます。
まあ、幼少時のことはさておきですね。(わざわざ話しておきながら、さておくことにした) 今でもワタシは妹に甘いのです。 何かを頼まれれば断れない。 というか、妹は頼むことすらしません。 「どうしよう・・・(´;ω;)」とワタシに言えば、それでオッケー。
幼少時の回想ではちょっとピントがずれてしまいましたが、実際、親からも親戚からも、とにかくワタシたち姉妹を知っている人ならばですね、 みんな口を揃えて「じょりぃちゃんはやさしいお姉ちゃんねえ(*´∀`*)」と、目を細めたわけですよ。 妹も、自分の友だちにワタシを紹介してくれるときなどは、筋金入りのヤンキーになってからだって
「うちのおねえちゃん、やさしいんだよー」
と、いつも友だちに自慢していたほどだったんですから! ホントですよ! ワタシ、ウソついてませんよ!
だからまあワタシが思うに、今でも妹には甘いわけですし、「やさしいおねえちゃん」なわけですよ。
そして先日。法事の後の会食のとき。場所はカジュアルフレンチ(風)なレストラン。 ワタシの体調が最悪だった、この日記のときです。
妹、体が小さいこともあって、すごく小食なんです。 そしてというか、だからこそ、食事のペース配分、いつ、どのへんで、何を食べ、どれをフィニッシュにするか、ということを慎重に慎重に考えるのです。 小食だけど、出された食べ物を残すのはイヤみたいで。 なので、外食だとちょっと大変そうなんです。 量の加減が難しいですからね。
で、ちらっと隣の妹を見てみたら、「ははーん、今日はこれが大好物か」ってな具合に、ステーキの最後のひとくち、とびきりおいしそうなところと、ライス一口分が残っていたのであります。 ワタシから見ても、パーフェクトな配分。 妹は、いちばんおいしいものはいちばん最後に食べるのであります。 ちなみにワタシは何も考えずに気分で食べます。
妹が最後の一口を前に、ふいーっと小さく深呼吸。 お、いく気だな? いく気ですね? (・∀・)おねえちゃんには、お見通しさ!
そこで叔母から「メエ(妹です)、これ好きでしょ? おばさんのあげる」と。自分のオーダーから差し入れ。
「あ、でも、もうおなかいっぱいだし・・・」と妹。 「入るって! 遠慮しないで食べちゃいな(´∀`)」
おばさん。 妹は遠慮してるんじゃなくて、もうフィニッシュなんです。
妹は断りきれなくてもじもじ。 叔母はそんな妹を遠慮しているものと勘違いして、あげようあげようとします。
しかたない。 アタマ痛いし吐き気もしているが。 ここはワタシが妹を守らねばなるまい。 妹は体が丈夫でないので、胃に無理をさせるのが心配でしたし、なにより、やっぱり今まさにフィニッシュ。 妹の大事な大事な「最後に残した大好物を、おいしくいただく」というイベントを、ワタシは尊重しております。
「おばさん。メエはホントに無理っぽいから、それ、ワタシがいただくよ( ^ ∀ ^ )」
無理した。 ワタシの体調、最悪。 でも大丈夫。大丈夫だと思えば大丈夫。
へらへらと、おばからブツを受け取り、うぇっぷがんばるぞーとか思ってましたら、妹、 にっこりとワタシの方を向いて微笑み
「おねえちゃん、ありがとう。大丈夫?」
って言うのかと思ったら
「あたしのこのステーキは、フィニッシュに大事に取っておいたヤツだから、取らないでね( ^ ∀ ^ )」と。
( ° д ° )げふ <頭痛と吐き気でゲップすら
知ってるよ!!!! だから今、我が身を犠牲にしてるところでしょ!
「おねえちゃん、小さい頃から、あたしをよく騙したからなーー。 あたしが取っておいたモン、『いらないなら食べてあげるね』って、恩着せがましく食べちゃうんだもん」
姉妹のあいだに、 お互いの記憶のあいだに、
かきまぜる前のお風呂の上と下、くらいの温度差があることを、ハッキリと知りました。
ていうか、妹の記憶の中には「恩着せがましい」という部分がクローズアップして残っているようです。 さらに加えるなら「騙す」「ずるい」というのもアリみたいです。 ひどいねーちゃんだなヲイ!
それでもワタシはやっぱりやさしいので、明後日妹のところへ行ってまいります。 そして、ワタシを友だちに紹介してくれるときに「うちのおねえちゃん、やさしいんだよー」って自慢してもらうんです。
げふ。
亀甲縛りならSMっぽくてよかったんですが、金縛りです。 怖い話はまったくダメーーー!って人は、今日は読まない方がいいかもしれません。 でもワタシが体験した話なので、さして怖くはありません。はい。 さして怖くはないんですが、金縛り慣れしているワタシでも、今日のは「うわーぉ」と思ったのでした。
金縛り。 それは、アタマより先に、カラダがぐーぐーとのんきに寝てしまう現象。 とワタシは考えております。ていうか、それ以外ない。言い切り。 金縛りのときに、よく心霊現象に見舞われる気の毒なかたもいらっしゃるようですが、それについても、
「体が先に寝ちゃってるくらいだから、脳みそも夢とうつつの間をさまよってて、よーするに起きたまま怖い夢を見てるだけでショ」
と考えているじょりぃ。 だから金縛りなんて怖くない。全然平気。
・・・と言い切れないのが金縛り。 やはり、「動けない」というのは、恐怖心を煽るものがありますです。 さらに「夢だ」ってわかっていても、おかしな声が聞こえたり、妙なものが見えたりすればやっぱり怖い。 それになにしろ、人によって違うとは思いますが、金縛りって、痛くて苦しくないですか? ワタシのはかなり苦しいです。体中が端からだんだんに絞られていくような苦しさ。 もうね、歯茎とか目玉までぎりぎりと痛くなりますからね。 心臓まできたら死んじゃうのかなっ と、いつも怯えます。死んだことないですけど。 だから当然、ワタシは金縛りがキライ。 前回の日記でも整体の先生に失笑されるほど、金縛りには用心しております。
さて。 本日昼間の3時頃、ワタシは猛烈な睡魔に襲われましてね。 日曜日ですし、ちょっと昼寝をしてもバチはあたらないだろうと、いそいそとベッドに入りました。 タイマー1時間かけて、と。 よし、寝るぞーーーー。
寝た。くぅくぅすぅすぅ。
が、しかし、ちょっと寝たところで。
不思議ちゃんEさんから仕事のメールが来て、けたたましい着信音に起こされまして。 返信して、また寝た。 ら、またEさんから返信。 ワタシもまた返信。
なんてやってたら、目が覚めちゃった!(なら起きて仕事しろ) 制限時間があるんですから、早くまた寝なきゃ!(だから起きて仕事しろって) 目覚まし鳴る前にもう一眠りしなきゃ!(だから略)
ごろんと壁際に向く形で、左に寝返りを打ちました。 左向きの丸まった姿勢。これはワタシの安眠ポーズ。 よしよし、寝るぞ( ^ ∀ ^ )
と思ったら、金縛り、キタ━( ゚∀)━( ゚)━( )━(゚ )━(∀゚ )━(゚∀゚)━!!!!
えええええ? 左向きで寝てて来たか! とまずは状況にびっくり。 ワタシ、金縛りに遭うときは、たいてい仰向けのときなんです。 こりゃまいったなー、早く去ってくれないかなー。 と思っていたら、どうやらいつもより軽そう。 というか、本格的に金縛る前に、金縛りが解けてきました。
ああよかった(´∀`)-3
とホッとしたのも束の間。
後ろ? っていうか、 上? に
なんかいる ?
ていうか、 ある ?
何かが頭上で、かすかに揺れている気がしたんです。 頭上といっても、頭のてっぺんまっすぐ上はベッドの棚部分なので、正確には、ワタシの丸まった肩甲骨の上空あたり。 背後上空、とでも言いましょうか。
いやー、でもね!( ^ ∀ ^ ) そんな位置に、そうそう揺れるモンがあるはずありませんし。 揺れるのはもう、恋心とか乙女心だけで十分。ていうか、持て余してますからワタシ、それらすら。 とりあえず、何もないのを確認して「ほーうらな、気のせいだった」と安心してから、寝直そうそうしよう。
ちらっ
と、首だけ気になる方向に向けました。
え! Σ( ゚Д ゚;)
慌ててまた左を向きました。そりゃもう、すごいスピードで向き直った。
見てしまったのです。
揺れてた。確かに。 揺れてるモンがあった。
ジーンズを穿いた足が、おそらく女性の足先が、ワタシのすぐ上で、ぶらーんとしてました。
普通、幽霊なら、足がないとか言うじゃないですか! それが、足だけ見た! ていうか、あれ、人間の足! 怖くてそれ以上確認できなかったけど! さらに言うなら、あの足の脱力しきったぐったり具合、ぶらーん とした微妙な揺れ具合、 あれ、
首吊った人の 足先 ?
って、うわーーーー!今度は本格的な金縛り、キタ━( ゚Д)━( ゚)━( )━(゚ )━(Д゚; )━( ゚Д゚;)━!!!!
く、苦しい。今度のは痛い。ぎりぎりするよーーーーう。 と、とりあえず、まずはさっき見たアレ、気のせいって思おう! ワタシは起きたまま夢を見てしまいました! なんかワタシの足とジーンズに似てたのも怖いし!予知夢? いやいやだからそういうの考えちゃダメ!状況に負けるなじょりぃ! ・・・てか、ワタシのならまだいい。 ワタシにとって大事な誰かの足だったらどうしよう・・・そっちのがヤだーーー! って、だからそんなのありえないから!
落ち着くのだじょりぃ。まずは経絡に気を巡らす呼吸法だ。深呼吸だじょりぃ。 ゆっくり息を吸って、ゆっくりと吐くのだ。
す、すはー、・・す、すう、は・・・すーはふっすー
じょりぃの弱虫! それちっとも深呼吸じゃない上に、シンコペーションまで入ってるし! 丹田。 丹田に集中して、ゆっくり深呼吸して、良質の気を巡らすのだーーーー!!!!!
すー はー すー はー 気のせい気のせい すーー はーー すーー はーー(繰り返し)・・・・・すぅ すぅ すぅ
って、いつの間にか寝てるし。のんき。ワタシは勝った。何に。自分に?
ワタシ、よく怖い話を読んでいて、えっらい怖い目に遭ったくせに「いつの間にか寝てました」とか書いてあるの見て
「それって怖くねえんじゃねえの?(°▽°)プッ」
とバカにしていたんですけれども。 怖いのに寝られるかよ、と。
でも、今日わかりました。 怖いと防衛本能のスイッチが入って、眠くなるのかもしれません。
猫がよく気持ちよかったり安心しているときに「ごろごろごろ」って喉を鳴らしますよね? きょんが教えてくれたんですけど、あれって、不安なときとか、体調がものすごく悪いときなんかも鳴らすんですって。 メカニズムはきょんもよくわからないらしいんですが、これは事実らしく。 「たぶん、自分を安心させるために、安心な状態の自分になるのではないかなー?」と推理していたのですが。
それと、きっと、同じ。 怖いよう!安心したいよう! ∴すぅすぅすぅ ね?(・∀・)d
とはいえ、すぐにまた起きちゃったんですけど。 そして、振り向くのが怖かった。 怖かったけど、もうアレはいないだろう、という確信もあったので、平気な顔を演出しつつ寝返りを打ってみました。
らば!!!
やっぱり何もなかったです(・∀・)ナーンダ
冒頭で述べましたとおり、ワタシは金縛り中や夜ベッドで見る「あやかしのもの」って、夢だと思っているので、今となってはもう怖くないんですが。 見たときはやっぱりビックリしました。 しかも脛から下の足先だけって。 ちょっと想定外でしたし。 いや、上まで視線をずらせば、もっと何かドラマティックなものが見えたのかもしれませんが。 足先がかすかに「ぶらーん」て揺れてるのを見ちゃった時点で、瞬時に心のシャッターを降ろして、左向いちゃいましたもんでねえ。 落ち着いた今となっては「もっとよく見ておくんだった」なんて思ったりしますが。 せっかくの「ま・さ・に!現実としか思えない夢」だったというのに。もったいないな!あははははは!
夢だ夢だって思いこもうとしてるんでショ?(・∀・)クスクス なんて思ってるそこのアナタ様に、ワタシはハッキリと言い放ちたい。
ええ。 そのとおりです。
きょんやなっちゃんに話すと本気で怖がってしまいそうなので、話せません。 でも誰かに聞いてほしい。 「ねえねえ聞いてよ!」って話したい。 ろうそく右手に持って話したい。 話し終わったらろうそくを吹き消したい。 はい、次の人ー。今ので98話目だよー。
サイトやっててよかった( ^ ∀ ^ )話を聞いてもらえたー と、つまらない「自分だけ怖い話」につきあっていただき、じょりぃは本当に感謝しております。
ああ・・・ 早くあの映像が脳みそから消えてくれないかしら。
2008年05月15日(木) |
ハードプレイ・シンデレラ |
また整体に行ってきました(・∀・) なぜなら、なんだか腕が上がらなくなってきてしまったからです。 こ、これは、ウワサに聞く40肩とか50肩とかハタチの原点とかだったらどうしよう!とか焦ったのです。
ていうか、自己診断では「目」が原因にほかならなかったのですが。 腕、上がらなくなることあるんですってね、目の酷使で。 たぶんこれ。きっとこれ。ウン十肩とか、ワタシ、縁ないから!23歳だし!
ほかにも首肩背中がヤられちゃってましたので、さらに言えばまたそれらのせいでビミョウにウツ入ってきちゃったので、潔く整体行き。
せっかくだから、前回とは違うところに行って、未知の体験をしてみようそうしよう。<相変わらずちっともウツじゃないハリキリぶり
で、ググった結果、女性向けのソフトで雰囲気の良さそうな整体院を発見。 前回が地味ーでちょっと貧乏そうな整体院だったので、今回は「女性のかた、ぜひー!」みたいな、オサレなこの整体院に行ってみましょう。 さて、料金はいくらかな? へい、クリック、と。
1時間、 ろ、 ろくせんえん・・・・(°▽°;)<ビンボウ
前回は4000円でした。50分でしたけど。 2000円は、10分+オサレ代かしら・・・。 でもまあいい。今日はここに行きます。フォースに従え!
隣の市まで30分車を飛ばして到着。こんにちはー、と。
・・・今度の先生もネズミだ・・・。
しかし、今回の先生は、ハンサムで南国風味なネズミ。 この南国具合、なんか、繁殖率良さそう。
前回は「動きやすい服で来てください」ってことでそのまま施術だったんですが、ここではピッタリ目のスウェットに着替えることに。 ・・・なんか、このサイズ、ええと、特に横に大きい人の場合、無理なんじゃないかしら? っつー感じだったんですが。 ワタシが店に入ってから、一度先生、奥に引っ込んだんですけど、そのときにサイズをぱぱっと変えたりしてるんでしょうかね? 身も心も打ちひしがれた状態で整体に来て、用意された服が入らなかった、なんて悲劇、ていうか喜劇、あたしゃゴメンですぜ?
「これに着替えてください」としか言ってもらえなかったので、着替えの途中、更衣室から「下着は外すんですかー?」と聞いたら「はい」と。 そうですか。と、ブラをはずしまして。鏡に映った自分の胸にうっとりしてから上を着替えまして。 下を着替えようと思って、止まった。
パンツは・・・? 下着だけど・・・。外すのかしら? でも直接スウェットって、ちょっと、どうなのかしら。 なんかこう、玄関にぺらっぺらの網戸しかないっつーくらいの、治安的な頼りなさ。
しかたないので聞いた。 「パンツも脱ぐんですか?」
「(笑)今まで聞かれたことなかったですけど、どちらでもいいですよ」
聞かれたことなかったとか言われて恥をかかされた上に、質問に答えてないからセンセー!
治安上、穿いてることにしました。
で、最初に歪みチェックなんてしましてね。 左の骨盤が随分歪んでいるそうですよ。 そして、背中と腕の関節が、先生が「え?」って言うほど固かった。屈辱。
てかさー。 腕が上がらなくて来たんだからー、決して今のそれがワタシのベストコンディションていうか、普通だとか思ってほしくないわけですよー。 と言いたかったけど、ガマンしました。真に言いたいことは常に飲み込むじょりぃ。ごっくん。
「前にも整体とか、かかったことあります?」と南国ネズミ先生。 「あ、はい」 「それはどんな感じでした?」 「えーと・・ソフト整体とか言ってた気が」 「ソフト整体が好きなんですか?」 「あ、いえ、別に」 詰問されるじょりぃ。たじたじ。
さらに先生、濃い顔でワタシの目をびしっと見つめながら
「今日はソフトとハード、どちらでいきますか?」 瞳キラリン☆
何のプレイの話ですか先生。
「あのー・・・(わかんねえよそんなの)・・・何もわからないので、あの、おまかせします」
わからないので、おまかせマグロ処女プレイ希望。
「じゃあ、ハードでいきましょうか。 痛気持ちいい、って言葉もありますしね」
い、痛いの?! 処女だっつってんのに!(言ってません)
と、ちょっとびっくりしてみましたが、まあワタシもオトナですし。 イタキモチイイってのも、キライじゃありませんし。 上手にやっていただければ、言葉責めだってオッケーですし('∀^v)
って、ホントに痛ぇし!!!!
途中、ロープつかみそうになりました。 いえ、ロープなんてないんですけど! ギブギブ!ってベッド叩こうかと思った! 整体受けてるというよりも、ワザ決められてますよワタシ! レズだけに、卍固め?
先生も先生で「ホンットに腕かたいなこりゃ」ってビックリしてましたけど。 かたいだけあって、うん、痛い(;∀^v)
「肩甲骨、うまっちゃってるよー?」 「・・・それは肉のせいではなくて?」 うぐぐぐ痛いー 「違う。歪んで埋まっちゃってるんだよ。どうすりゃこんなになるんだー?」 「・・・・(ワタシが知りたい)・・・」 むぐぎゅー痛いー
「それとねー、肩が前に出ちゃってるねすごく。前後にも左右にも猫背になっちゃってる」
前後はわかるけど、左右て。 どうやら左に湾曲しているらしいです。
曲がったりひねくれたりしているのはココロと根性だけかと思っていたんですが。 背骨周辺もヤバそうです。 ていうか、そんなに姿勢は悪くないつもりでいたんですよワタシ。 ちょっとショック。
でも、毎日仕事していて、姿勢が固定されているのは確かなんですよ。 右手伸ばしてマウス握って(そしてその右手はカッチカチンに緊張状態)、左半身はビミョウによよよよと左に流れている、という感じで。 お出掛けのときに、すまして姿勢良くしていてもダメなんですねー。 って、本人はすましているつもりでいても、歩いている姿の写真なんて見ると、いつも首が前に突き出ているというカッコ悪さなんですが。
で、次に首周辺に移動した南国ネズミ先生、またもやビックリしやがってるんですよ!
「うわー! すごいことになってるね!」
でしょーーーーー?(得意) そこはね、ワタシも自信あったんですよ。 ダメダメな自信が! 最近、視力がガクンと落ちてましたし。頭痛はひっきりなしですし。 「肩凝ったー」って感覚すらなくなるほど、ガッチンガッチンになってましたし。 「肩凝ったー」を通り過ぎて、腕が上がらなくなってきていたんです。だからここに来た!
先生、未知との遭遇、てな感じで、ワタシの首周辺に取り組んでくださり、 ワタシはとってもまんぞ くっ!ぐきっ
痛い先生それ!
「もっとちゃんと力抜いてー」
はい。
「パソコンの仕事でしょ?」と先生。 「はい」 「ここまでなるとは、相当だねー。一日中パソコン?」 「はい」 「おそろしいなー」
ホント、パソコン、おそろしいですよね。 だからワタシ、ホントに転職したいんですよ。
で、また腕に戻って。
「力抜いて」 「はい」 「抜いてないよ」 「あら?」 「まだ抜いてない」 「ええと・・・」 「あのね、僕に気を使って、手足を差し出したり浮かせたりしなくていいから(笑)」 「あー・・・」<やっと自覚 「じょりぃさんね、今日施術してても、ずっとそんな感じね。ちゃんとリラックスしてもらわないと」
わかっちゃいるんですが。 「ちゃんと」リラックスしようとすると、なぜか力んでしまうんです。
「・・・力を抜く、というのが、ジャンルを問わず苦手かもしれません・・」とワタシ。 「うん、そうだろうね。体の力を抜くのが苦手な人は、人間関係でも間違いなく力入っちゃってるよ」 「はあ」 「だから余計からだが凝っちゃうの」 「はあ」
ワタシ、美容院でシャンプーとかしてもらうときでも、すんげぇ首に力入れてるんですよ。 なんか、重くて悪い!とか思っちゃいません? 人間の頭部って、重いってウワサを聞いたもんですから。 さらに言えば、美容師さんがついうっかりシャンプーで手を滑らせて
「あ」 ごんっ! <じょりぃの頭がホーローに激突した音
なんてなっちゃったらおそろしいじゃないですか! 後頭部がパックリ割れて、ダーラダーラと流血したって、きっとワタシ「大丈夫です大丈夫です。あはははははは!」とかやっちゃいますからね。 その様を見て「じょりぃさんて、陽気で寛容でいい人ね☆」って思ってくれる人って少ないと思うんです。 どっちかっていうと
「こ・・・怖・・・!」
て、たぶん後ずさりされます。そして、その美容院の伝説になるんです。頭カチ割って大笑いしてた人 って。
そういえば思い出してしまいましたが、昔勤めていた会社のパートさんで、空気の読めない明るいオバサンがいたんですが。 その人、郵便受け周辺でかがんで作業をしていて、ひょいっと頭を上げたらポストの角に頭を強打しましてね。 もう、額、ぱっくりなんですよ。 しかもすごい流血。頭ですからね。 みんなびっくりして、最初は一歩下がったほど。 でもやはりほら、心配だからみんなで「大丈夫ですか?!」と駆け寄るではないですか。 救急車呼ぶようかなとか本気で思いましたし。 そんな中、そのオバサン
「頭上げたらポストがあって!ぺらぺらぺらぺら(大音量で状況説明)(アクションも大きい)ぺらぺらぺら くひひっ! くひひっ!(笑い声) まさかここにポストがあるなんて(状況説明)ぺらぺらぺらぺらぺら くひひ!くひ!ぺらぺら(エンドレス)」
って、自分がケガをした状況を細大漏らさず説明しながら、途中で「くひひっ!」って笑いを挟み込むもんですから、今度こそみんな本気で後ずさりしてました。 「あ・・・喋らないで・・・あの、ちょっとそこに腰掛けて・・・」とか、誰か言ってみても止まらない。 もちろん、流血も止まらない。
そのオバサン、会社を辞めてからもずっと「流血大魔王」って呼ばれて、社内で伝説になってました。
という状況に怯えるわけですよ、ワタシは美容院のシャンプー台で! ちょっと話が長かったですけど!
・・・ということで(話を元に戻します)、相手へのピントはずれな気遣いと、相手を信用しきれないがために、リラックスというものがなかなかできず、ワタシのカラダはますますカチコチになってしまうわけですが。
で、顔。ていうか頭側面を、ぐーいぐーい手のひらで押されまして。
「痛いかな?」 「きもちいいですー・・・・・あがっ」 「ここでしょ?」 「そこです。 ていうか、一昨日あたりから、急に痛いんです、そこ」
どこかというと、左の顎の間接です。
「急に? 寝起きが特にとか?」 「あ、そのとおりです。 顎関節症とかになっちゃったのかと怯えてるんですけど」 「うーん、違うと思うけど。 寝るとき、こっちばっかり下にしてない?」 「あ、そのとおりです」 「それで負担がかかっちゃってるんだと思うよ。骨盤の影響もあるけど。左だしね。 だいたい、横向きで寝るの良くないですよ。仰向けで寝て下さい」 「仰向けで寝ると、金縛りに遭っちゃうから・・・」 「なに?」 「金縛り」
「寝姿の指導をしていて、金縛りという言葉が出てきたの、初めてですよ・・・」
その口調、ワタシのことを尊敬しているのかしら。それとも呆れているのかしら先生。 ていうか、金縛りなんて誰でも遭うじゃん! みんな、何とぼけてるんですか! ちゃんと申告して、明日の整体界の発展に寄与しないとダメよ! ていうか、マジ痛ぇーーーーーー!!!! ギブギブ!
でもさすがは先生ですよ。 終わったあとは、非常にスッキリ。 でもアレかなー。 このスッキリは「ああ、体が楽になりました(*´∀`*)」というよりは、「喝を入れられて体が目覚めた」っつー感じに近いかも。 だいたい、あんなに痛くちゃリラックスできないって。 ワタシのカラダが悪いんだろうけどー。 とはいえ、「ワタシのカラダ、特にこことここ、全然ダメじゃん!」という自覚はしっかりできたので、良い体験でした。 痛かったけど、また行きたいなと思います。喝入れられるの好き。文化系の皮を被った体育会系ですし。
「どうですか?楽になったでしょ?」
楽になったかはギモンなんですが、「でしょ?」って聞かれたら「はい」って言わないとー、って思っちゃう、力を抜くことが苦手なじょりぃの対人関係。
「はい。なんていうか、間接がミント味になったって感じです」 <これは正直な感想。スッキリさわやかになりました。 「変わった感想ですね・・・」 「あー、じゃあ、スッキリさわやか!で。はい」 「ミント味のが良かったな」
じゃあこの感想、おたくのHPの「お客様の感想」ページに掲載してもいいですよ。6000円で。
で、終わって。 また着替えまして。 ここで忘れ物をしがちなのがじょりぃですから。 ちゃんと持ち物チェックもしまして。 うん、大丈夫。 とりあえず、忘れたらいちばん恥ずかしい、ブラも装着したし! パンツは脱がなかったし!
ちょっと先生と雑談してから、「どうもありがとうございましたー」と、2階テナントの小洒落たレンガの階段をしずしずと下りまして。 階段を下りきろうというところで、なにげなくお店を見上げましたら、先生ががばっとドアを開けて、真剣な表情でワタシを見ています。 ん? 先生が右手を高々と挙げております。 そして、ワタシのほうに走り出そうとしております。
まいったなー。 また男性をトリコにしてしまいました。 ワタシ、ほとんどレズなのにー。
とホントは思ってないですけど、一応先生を見て優雅に微笑みましたら
「じょりぃさん! 靴! 靴忘れてる!」
確かに、先生の右手には、ワタシのガラスの靴・・・じゃなくて、スニーカーが。 そしてワタシの足には、店のスリッパが。
最後の最後で、リラックスしすぎました。
昨日は寝坊しました。 起きられませんでした。 起きようと思ったらハナコがふとんに入ってきたので、ますます起きるタイミングを逃しました。
何やってんだ早く起きろよと自分を責める反面、
疲れているんだよおまえー、すこし休めー、という自分を甘やかす声も。
あ。 電話鳴ってる。 枕元の携帯鳴ってる。 見てみたら、お客様から。 そして絶対催促の電話。
・・・気づかなかったことにしよう・・・
すぅすぅ うーん、うーん。 <結局自己嫌悪でうなされている
仕方なく10時頃のそのそと起きまして。 風呂入りまして。 それでもまだ、さっきの電話に折り返す気にならず。
午後になってなっちゃんが来まして。 なんかすごい具合悪そーとか言われまして。 いやいや、寝坊してまだ調子が出ないだけなのよ、と打ち明けまして。 はっ、そうだ、朝のお客様に電話しなきゃ。 でも、電話に出なかったこと、なんて言い訳しよう。 なんか大袈裟なウソついちゃおう。そうしよう。
さて。 なんと言い訳しようかな。
何も電話に出られなかったことをいちいち言い訳することもないんですが、 このお客さん、そのへんちまちま「なんで?」って聞いてくるんですよねー。
病気だったことにしちゃおうかな。病院行ってたとかさー。 携帯忘れて出かけてたことにしようかな・・・って、それはもう、この人相手に2回ウソついてるからやめておこうっと。 ええと、どうしようかな、どうしようかな。
ぷるるるる ぷるるるる
「はい、もしもしー? ○○です」 「あ、じょりぃですー。朝は電話に出られなくてごめんなさーい」 「ああ。 なんで出られなかったの?」 ほらきた。
「スミマセン。寝てました」
ウソつくのめんどくさくなったのでした。 前半悩んで損した。
ワタシ、若い頃はウソがけっこう得意だったんです。 ウソを上手につくには、記憶力とマメさと面倒がらないココロが必要なんですよね。 若い頃には、ワタシにもその能力があったんです。
年取ってきて、記憶力が衰え、何事も面倒になってきた結果。
ワタシ、どんどん正直者になってきてます。
いくつウソを重ねても、すべての辻褄を合わせられたあの頃が、キラキラと眩しい。 眩しいよあの頃の自分!と思いながら、今のワタシの右手には金の斧、左手には銀の斧。
・・・を手にできるほどには、まだまだ正直者にはなりきれていない、中途半端な現在のじょりぃなのであります。
前回の日記を書いた後、きょんと出会い系の話をいたしまして。 ちなみに「出会い系のすべて」について話したのではなくて、 自己紹介のところに例えば「エビちゃんに似てるってよく言われます☆」とかだいそれたことを書いてしまう人が多い現象について、ピンポイントに話をしてみたわけです。
「なんかさ、芸能人の誰々に似てますとかって、信用ならないよね」とワタシ。
「まーねー。しかもたいてい美男だったり美女だったりするわけでしょ?似てる対象が」
「そーゆーモテ系がさ、出会い系に書き込むのかっていう、 そんなうまい話があるかいなめいた、マルチ商法的な疑いが頭をもたげるよね」
「あたしたちが疑い深いってのもあるとは思うけどね。でもあたしはやっぱり、用心しちゃうなー」
「でもさ。ワタシが出会いを求めて出会い系を見ているとしてさ、 『蒼井優に似てるって、たまに言われます。服装とかも、そんな感じ』って自己紹介だったら、 会いてーーー!ってコロっと思うような気がする」
「おろかだね」
「おろかだ。人間の業だ。そして言ったモン勝ちだ」
その夜、パソコンにメールが来ました。↓
はじめまして。 わっちは、東京のどっかで料亭のおかみをしてる者でやんす。 服は何系かというと、着物に襟巻が気に入っとるでやんす。 長い髪が自慢だす。でもたまに、客に出す汁物のお椀に べっとり浸かってしまうでがんす。 顔は蒼井優に似てるって言われるっちゃ!
おせんから出会い系メール来ちゃった!(・∀・)
って、きょんがワタシをからかって送ってきただけなんですが。
ちなみにこちら、おせん。 老舗料亭のおかみ。
「へぃっ、わっちが壱升庵のおかみ、おせんでやんす」
そして、給仕中のおせん。
「ふろふき大根でやんす」
このシーンを見たときに、きょんが 「食い物屋があんな髪型で給仕してどうすんだよ!髪、まとめろ!」とまあ、怒る怒る。 まあ、ワタシも同意ですが、この「長い髪を片方にまとめて前に垂らす」って髪型が、グランド3周走れちゃうくらいのエネルギーをもって大好きなので、「まあまあ」と諫めたんですが。 それでもきょんがあんまり怒るんで
※この映像はイメージです
って、テレビ画面にマッキーで書かなきゃかなって思ったくらいですよ。
ちなみに今日放送分の「おせん」でも、このだらりと垂らした髪型をしてまして、きょんが「髪!髪!ヽ(`Д´)ノ」と怒ってました。 ワタシはそんなことよりも、畑で大根の世話をしているおせんの「もんぺ」姿に心奪われました。 今の若い女優で、あそこまでもんぺの似合う女優がいるだろうか。いや、いない。
で、上記の、ニセおせんからの出会い系メールなんですが。 おせんのフリしてる割には、どうもビミョウに、ホンモノと言葉が違う。
「わっち」と「やんす」は実際におせん、言いますけどもね?
「だす」とか「がんす」とか、あげくの果てには「言われるっちゃ!」って。 それ、ラムちゃんだから。
「そうだっちゃダーリン」
「がんす」は怪物くんのオオカミ男だから。
「そうでがんすー」
「だす」は大ちゃんだから。
「その通りだス、にゃんこ先生ー!」
おせんなのかラムちゃんなのかオオカミ男なのか大ちゃんなのか。 気になるので、ワタシ、たぶんこの人に会います。
そしてたぶん、蒼井優にだけは似ていないんだと思います。 おそらく大ちゃん似。
それでも「もしかしたら蒼井優」という期待は捨てきれない。 捨てきれないので、やっぱり会いたい。
なるほど。 ちょっと出会い系にハマる人の気持ちがわかりました。 もしかして
ギャンブル?(・∀・)
ちょっと体験してみたくなっちゃいました、出会い系。 でもワタシ、ギャンブル運ないからナー。 それに恋人持ちじゃ失礼ですよね。相手にも恋人にも。 でも「実際はどんな人なんだろー(*´∀`*)」っていう、ドキワク感は、ちょっと味わってみたい気がします。
きょんと別れたら、はりきって参加してみようと思います。 もちろん、同性愛の出会い系だスよ、にゃんこ先生ー!
2008年05月12日(月) |
マディソンなら橋よりバッグで |
きょんが仕事から帰ってきて「聞いてよー」と。 はいはい、聞きますとも。
「今日、石田さんから 『きょんさん、ビリヤードとかダーツとかあるバーに飲みに行きませんか?』って誘われたのよ」ときょん。
石田さんとは、きょんの職場の同僚のトリマーさん。 良い人なんですが、なんつーか、イマイチちょっとズレてるというか。空気読むのが苦手というか。 ちなみにルックスは、ええと、すごくオバサン。 ワタシときょんよりずっと年下なんですけどね。自分で言うのもナンですが、ワタシたちより、ずっとオバサン。
きょんにとっては石田さんて、実はちょっとだけ苦手なタイプなんですが、石田さんはきょんを慕ってくれてます。 そうするとやはりこちらも心を開くものではないですか。 それに同僚ですしね。仲良くしてます。 仲良くしてますが、たまに「違うんだよーそこはそうじゃないんだよーっ」と、家に帰ってきてからキレます。ワタシに。 同僚づきあいも、なかなか大変そうです。
そして最近、ネットで知り合った男性と秘密で楽しいメールのやりとりをしているらしく、ひとりで罪悪感にうちひしがれ、そんな自分に少々酔いしれているらしいご様子。 打ちひしがれたり酔いしれているだけならまだしも、仕事になってません。メールばっかしてるらしいです。 あ、石田さん、結婚して子どももいます。
で、きょんはそんな話聞きたくねえっつーのに
「こういうのって、人に言っちゃいけないことですよね・・・」
と深刻に言いながら、きょんに聞いてほしそうに話を振るそうです。 「どうしたの?」と言ってほしそうに、ことさら大きくためいきついたりとか。
「マディソン郡の橋って映画、見たことあります?・・・あたし、あの気持ち、今になってわかるんです」とか。
マディソン郡でも地球防衛軍でもいいから、とにかく人に言えない関係なら人に言うな、というのがきょんの理屈でして。 不倫するなとは言わないと。でも黙ってこっそりやれと。あたしを巻き込まないでくれと。それがきょんのスタンス。 スタンス、無視されっぱなしみたいですけど。
でまあ、そのマディソン石田さんに「これこれこーゆーとこに飲みに行きませんか?」と、きょんが誘われたと。
「えー、それって、ちょっと楽しい場所ってこと?(・∀・)」ときょん。 「ええ、遊ぶのには飽きないみたいですよ。田崎さんも誘って、3人で行きません?」と石田さん。
田崎さん。 覚えていらっしゃるでしょうか。 こちらの日記で、きょんのなけなしのゲイダーでもって「レズっぽい気が」と言わしめた、美人トリマー田崎さん。
ここでじょりぃ、「えー、田崎さんも行くなら、ワタシも連れてってー(*´∀`*)」と。おねだり。 きょん「まあ、黙って聞け」 はい(・_・)
で、きょんは「うん、いいですね。行きましょー」とお返事。 ちょっとめんどくさいけど、石田さんも仕事と育児で大変で、羽を伸ばしたいのかな?と思い、 よし、たまには気前よくつきあっちゃるか!と。 そこで「で、場所は?」とたずねてみましたら。
「F沢です」 と、マディソン石田。
「飲みに行くには遠くない?!」とワタシ。 「K県のF沢市でしょ?」と。
家からさくっと片道3時間コース('∀^v)デス☆
「そうなんだよ。で、あたし車出しますからーとか張り切ってんのね」 「電車じゃダメなの?」 「バーだと夜からだからさ、終電なくなっちゃうじゃない?」 「あ、そうか。 でもさ、F沢なら、きょん、うまくすればS先生とも会えるじゃんね?(・∀・)」
きょんの憧れ・S先生は、現在F沢の大学にいらっさるのであります。
「まあ、黙って聞け」 「はい(・_・)」
で、きょんは「S先生のことはさておき、ていうか会いたいけどー、まあたまにはみんなで遠出で遊びに行ってもいいかーくらいに思っていた」そうです。 そんな風に飲みに行くのも久しぶりだしーと。 そしたら石田さんが次に言い放ったのがこちら。
「あたし、そこのバーの経営者男性と、最近ネットで知り合ってー。 で、遊びにおいでって言われたんですよー」
それって知り合いって言うのかよ! と、きょんはびっくり。 そのためだけにF沢行きかよと。
「えーーー? どのくらいの知り合いなんですか?」ときょん。
飲み物に変なクスリ入れられたらおしまいじゃん!と、変なところで用心深いきょん。 でもまあ確かに、石田さんの人を見る目って、こういっちゃなんですが全然アテになりませんので。 自分にちょっとやさしくしてくれる人は、みんないい人なんです、あの人の場合。 ワタシなんて人当たりだけは良いですから、石田さん、ワタシのことも「すごくいい人」って言ってるくらいですから。間違ってる。
「いい人ですよー?」と石田さん。
いや、それ、質問に答えてないし。 さらに
「で、その人が、『年下の独身女性を紹介してよ』って言ってるんでー、 田崎さんを紹介しようかと思って、それで行こうかなって」
待てい。 ときょん。
「あたしも年下の独身女性なんですけど? って、ちょっと思ったわけよ!」と。 「言われてみればそうだ」 「まあ、でもそんな紹介、もちろん全然されたくないからいいんだけどさ。 それにしても、石田さんらしい無神経さだなーって思って、ちょっとムッとした」 「まあねー」 「じゃああたしは何しに行くんだよと」 「だよね。萎えるね。 でもあなた、もう行くって言っちゃったわけでしょ? どうすんのよ」 「まあ、聞け」 「はい(・_・)」 「で、そっからは実りのない会話がちょっと続いたのよ。 あたしは『その人信用できるんですか?』、石田さんは『いい人なんですよー』、とな。何往復か」 「ふむ。 ・・・田崎さん本人はそのことを知っているのだろうか。そして何と返事したのか気になるなあ」
ほら。ワタシとしては「田崎さん、お仲間だといいなー」って思っちゃってるじゃないですか。 そんな「男性紹介するから行きましょ」という誘いに、なんと返答するのか。 その反応って、レズ的にちょっと気になるではないですか。ねえ?
「えー?マジですか! 行く行く行きますー」なのか[ノンケ決定] 「あー、それはちょっと、あたしはいいですよー」なのか[ビミョウ] 「あ、そういうの興味ないんで。(はい終了ーみたいな口調で)」なのか[割とレズ寄り]
あるいは20代後半に、結婚しないワタシを心配した父親が「今つきあってる人がいないなら、良い人がいるんだけど」と言ってきたときに、父を睨み付けながら、めずらしく抑揚たっぷりにワタシが言い放った名セリフ
「どういう意味? ワタシがモテないとでも思ってるワケ?」なのか。[見栄っ張り]
太字の部分を強めに発音し、最後の「ケ?」は「ケ〜?」と、下から上をなめるような感じで読んでみていただけると満足です。
父、ものすごくおどおどして、後ずさりまでしちゃってました。 そしてその後二度と、その手の話を口にしたことがありませんでした。 たぶんワタシの人生の中で、あの瞬間がいちばん迫力あったのではないかと。 「鬼龍院華子の生涯」の夏目雅子の決めゼリフに匹敵するほど、なめたらいかんぜよだった。 ってちょっとワタシ、いつの間にか話がすごく逸れてるから!
・・・ていうか今思い出したけど(話を戻します)、田崎さん、石田さんには「結婚のために仕事辞める」って話していたはずですけど。 それなのに男性を紹介なんてしちゃっていいのかしら。 もう「あれは口実」ってタネ明かし済んだのかしら。 いくらなんでも済んでるんですよねえ。 済んでないのにこれって、いくら石田さんが空気読めないとしても、あんまりですもんね。
「『田崎さんは何て言ってるんですか?』ってあたしも聞いたさ」ときょん。 「で?(・∀・)」 ワクワク 「最初誘ったときは『いいですよ』って言ったらしいんだけど、 最近は何度かメールしても、田崎さんからメールの返事が返ってこなくて困っているらしい」
逃げたな、田崎。
きっときょんと同じ流れだったんでしょうね。 飲みに行く、ってだけなら「いいですよ」だったんでしょうけど、紹介の話聞いて、回線閉じたと。 何度もメールもらって返信しないって、カンヌキまでおろしてそうな回線の閉じ具合。 夜逃げ屋本舗に発注かけたんじゃないかってくらいの、見事な逃げっぷり。
「えー、じゃあさ、やっぱレズ疑惑消えないね、田崎さん(・∀・)エヘヘー」とワタシ。 「それは一概に言えないけど。 フツウの感覚の人なら、石田さんがいい人って言ってるだけの、ネットだけのつきあいの人に、 わざわざ遠征してまで会いに行くかぁ? 田崎さんが出会いに困ってる人ならともかくさ。あの人ならモテるでしょー」 「そうか。そうだよね。 ちぇ」 「それにしてもさー。石田さん、あれ、いつか痛い目に遭うんじゃないかなー、ネット」 「そういえば、石田さんて、ダンナさんとはどうやって知り合ったんだっけ?」 「出会い系」
(°▽°)ダンナもか
いや、出会い系だからどうこうってわけではないんですが。 出会いは出会いですからね。いわゆるひとつのチャンス。 そのチャンスを結婚まで育んだのは、これはたいしたもんだとも思いますし。 そして、石田さんのダンナ様は、やさしくてとっても良い人なんですよ。 こんな出会いがあるなら、出会い系もいいじゃんね、っつー感じの。
が。
また、今、ネットで不倫中。 マディソン郡の橋ごっこを堪能中。 それはそれでいいから、周りを巻き込むなと。 それに言わせてもらえば、田崎さんは、こっちの仲間だから。(希望的決めつけ)
でもまあとにかく。
紹介したい独身女性、の白羽の矢がきょんにはかすりもしなかった、という事実。 どういう意味だこら石田ー。(金八先生の声で) パートナーとして、一応怒ってみるよ?
単純に、きょんとワタシの関係が、空気を読めない石田さんにすら読まれてる、というだけかしら(°▽°)ワカリヤスイカラナー
今日も小ネタです。 忙しいときほど日記を更新したくなる摩訶不思議。でも忙しいので小ネタ。
夕方。というか夜。 昨日の頭痛を、結局今日も引きずってしまったじょりぃは 「クスリを飲まないブーム」なんていうものは、とりあえず裏庭にいったん埋めて、その上に丸い石かなんかを乗せておきまして。 ちーん、とか線香たてて拝んだ後に。 本日二度目の鎮痛剤をごっくん。
その上あろうことか、ハナコがくつろいでいる横にごろんと寄り添い、ハナコをいじり倒すという、やってはならないことをやってしまったんです。 疲れているときに、寝不足なときに、しかも鎮痛剤という少々の眠気を誘うものを飲んだ後に、寝転がりながら猫を触るなんつーことは、やってはならなかったんですよ。 なぜなら、以下のような展開になるからです。
携帯が鳴って、ワタシは目が覚めました。 むむー、眠ってしまったか。 無理もないですよ。 鎮痛剤飲んで横になって猫をいじっているなんて、冬山で遭難したも同然です。 寝ないわけない。 冬山遭難と違って「寝たら死ぬぞ!」ってわけでもありませんし。 それはもう、空高い国のお花畑のような心地よさに包まれてしまうわけですよ。 だから寝た。何が悪い。おうっ。
てなわけで電話なんて出たくなかったんですけど、まあしょうがない、出ました。 出る前に、誰からかかってきたか見ますよね? ワタシも見ました。寝ぼけながら見ました。 見てびっくりしました。 びっくりしたので一気に目が覚めて、すごい勢いで電話に出ました。
「もしもし?!」 <ワタシ。 なぜか怒鳴った。 「あーもしもしー。H本ですけどー」 「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」
いきなりのごめんなさい三連打。 もう謝ることしか頭になかったです。
なぜなら、その時点で午後9時30分。 電話のH本さんと打ち合わせの約束をしていたのが、午後8時30分。
既に1時間経過。
「いえ・・・ていうか、大丈夫?じょりぃさん」 H本さんは、とってもとってもやさしい人なんです。 「大丈夫です! すぐ行きますから!」 「今どのへん?」
ぐ。
聞くか。 それを聞きますか。
「あの・・・居眠りしちゃってたんですワタシ」
質問に全然答えてないし。
「え?」 「居眠りしちゃって、寝過ごしました。 なので、ええと、今、家です・・・」 「あ、そうなんだ(笑) どうする?日を改めます?」 「いえ! すぐ行きますから!ホントにすぐ! H本さんの時間が大丈夫なら、まさに今すぐ!」 「オレは大丈夫ですよ。じゃ、待ってますねー」 「すみませんすみませんすみません」
今度はすみませんの三連打。
なんつーか、さくっと2時間弱、熟睡してしまったらしいです。 結局、1時間20分の遅刻。
「すみません・・・寝過ごしまして・・・」
と、夜の9時50分に「寝過ごし」という理由と共に待ち合わせ場所に現れるじょりぃ。 こんなとんまなワタシに、やさしいH本さんは
「いや、オレは、なんか事故にでも遭っちゃったのかと思って、それが心配だった(笑)」と。
ほろり。
「じょりぃさんでもそんなことあるんですねー(笑)」
ええと。 寝坊で遅刻、つーか、 打ち合わせ時間に現れないワタシに業を煮やした先方様からの電話で目を覚ました、という事件が、独立してから今まで3回もあるワタシなんですよH本さん。 でもさすがに、夜にこれやっちゃったの初めてでしたけど。
もうね。 クスリの説明書に、きっちりと書いておいていただきたいです。 「約束のある方は、本剤服用後、猫をなでたりしないでください。寝過ごすことがあります」と。 大きな文字で。わかりやすく。 あやうく、製薬会社に損害賠償請求を起こすところでしたよ。 H本さんがやさしい人で、命拾いしたな!大●製薬!
なんでも人のせいにするの、ホントにもうやめようって、毎日思ってるじょりぃです。
小ネタです。
今日昼間、 「あらっまーーー、本当にまあお久しぶりで! お元気でした?」 とご挨拶したくなるくらい久しぶりな、まれに見る猛烈な頭痛がワタシを襲いましてね。
朝起きたときに既に 「うっ。 あたまいてえ。ぐう」 となっていたのですが、今日ったらワタシ、法事に出席しなければならなかったのです。 法事といえば、まあ親も親戚も来ますから、そんなときにあまり具合のよろしくない様をさらすのもいかがなものかとか思って、ひたすら耐えたんですよ。 しかも、最近「クスリを使わずに!」というのが自分の中で、1960年に流行ったと言われるダッコちゃん並にブームでしてね。 なもんで、朝の時点でクスリ飲んでおけば良かったものを、 「いや、ワタシはクスリを使わずに乗りきれますから」 と、そのへんの空気に得意そうに宣言して、素で出かけてしまったんです。丸腰。 今になって考えてみれば、水も持たずにタクラマカン砂漠に赴くようなものですよ。 無茶でした。
でもまあ、法事のときは良かった。 ていうか、親戚一同の中で「ちょっとお茶目なミルキームードメーカー」という役目を仰せつかっている立場上、テンションを保つために無理していたので、頭いてぇーーと思いつつも何とか大丈夫だったんです。 法事が終わって、会食が終わって、家に戻るために車に乗って、一人になった途端
吐くかと思った。 今食べたごちそう、ちょっとしたフレンチを、あまりの頭痛のためにぞろっとリバースしちゃうかと思った。
でもそれはあまりにももったいないのでやめておきまして。 頭痛と吐き気と戦いながらの帰路。 途中、あまりの頭痛に、右目から涙が出てくる始末。 それに何より気持ち悪い。つらい。
ということで、家に着いて、それでも笑顔でなっちゃんに
「すまないんだけど、ものすごく体調悪い。ちょっと横になってきていい?」と。
なっちゃんは常にやさしいですから「うんうん!一刻も早く横になりなよ!」と。 そしてワタシは朝に飲むべきだった頭痛薬を飲み込み、ベッドへ。 寝ててもつらい。 さっき法事をした寺に身代わり地蔵みたいな坊様の像が置いてありまして
「具合の悪いところをさすって、平癒してください」
って書いてあったので、10円お賽銭入れて、愛しい人をかわいがるかのように坊さんの頭をガン撫でしてきたというのに。 ちっとも効いてない。 逆に、今まで坊さんの頭を撫でてきた人たちのいろんな悪いものを吸い取って帰ってきた、そんな波動。
小ネタのはずが、マクラの部分であるはずの頭痛の描写で、既にこんなに長く。 日常会話では「話はしょりすぎ!」とよく怒られる人物とは思えない、ネット上での話の長いワタシ。
でもまあ、クスリのおかげか、気づけば眠っていたわけですよ。 そして夢を見ました。 そして起きました。 そして思いました。
いつも思うんですが。
きょんとえっちした夢を見た後って、他の人とえっちした夢を見たときより疲れた気分になるのは、いったいどうしてなんでしょう。 さらに言うなら、なんか、損した気分。 どーしてせっかく夢なのに、あえてきょん? あの人とかあの人でもいーじゃんヽ(`Д´)ノモッタイネエ みたいな。
どーゆーわけか、風邪ひいて熱がある、とか、頭痛くてー、とか、気持ち悪くてー、とか、具合の悪いときに、よくきょんとえっちする夢を見ます。 フツウそういうときって、悪夢見ませんか? てことは、これって悪夢なんですかワタシにとって。
夢自体の内容は、別にどうってことないんですが。 やはり「なんか損した」感が、ワタシを疲れさせるのかもしれません。 それもまあ、安泰という意味に捉えておけば良いのでしょうか。 きょんとえっちした夢見た!うきゃーー!信じられない!ラッキ! なんてはしゃいだ事態になる方が問題かもしれませんしね。 いや、清純派のワタシのことですから、えっちってしたことないんですけどね?
ちなみに先ほど、きょんに「きょんとえっちする夢見た」と報告しましたら「あっそ」で終了でした。 眉毛ひとつ動かしませんでしたよあの人。 こっち見ることすらしなかった。
これも安泰という意味に捉えておけば良いのでしょうか。 盛り上がり期ならきっと、この報告が「スタート☆」の合図だったと思うんですが。
とにかく、頭痛は治りました。 よかった。
2008年05月07日(水) |
蒼井優の悪口を言う試み |
なんかちょっとですね。 ていうかですね。
まあ、蒼井優ですよ。
もともと初めて見たときから「わー。可愛い子ー」って思ってたんですよ。 でも、何と言いましょうか、あまりにも好みだったので「ここで乗せられてたまるかっ」というですね、踏ん張りが、ワタシにはあったんです。 意地があったんです。 いったい何に対しての踏ん張りとか意地なのかはさっぱりわかりませんが。 あえて言うなら
「ワタシは顔だけで女の子好きになるような浅はかな人間じゃないんです!」
という、もうホント「え?今のセリフ言ったの、いったい誰?」と聞き返されても、もじもじ恥じらってのの字のの字と書くしかできないようなじょりぃなわけですが、なんかそう思っていたんですよ。 蒼井優ってそんなにかわいいかー?って声はもちろん津波のようにあるとは思うんですが。 ワタシ的にはすごく好みだったわけですよ。 なもんで逆に、「まーたあーゆータイプ? はいはい」とか言われるのもシャクでしたし。意地張った。 だからこう、距離を置いて接していたわけです。蒼井優とは。 わざわざ置くまでもなく、ワタシと蒼井優の距離なんてキロとかマイルなんて単位じゃ到底及ばないほど、そもそも遠いわけですが。 あえて単位を言うなら、光年?
そしたらたまたまつけたテレビで映画「花とアリス」の、しかもたまたま蒼井優のダンスシーンなんてやっちゃってたんですよ。 ダンスっていうか、バレエ? ワタシったら踊る娘とか死霊の盆踊りとかに憧れる娘なもんで、口からハートは飛び出すわ、耳から血が出そうになるわになって、一気に蒼井優に乗っかったわけですよ。 たぶん、騎乗位というより、正常位で乗った。気持ち的に。 品がないながらも、なんとなくわかっていただけそうなこの表現なんですが、いかがでしょうか。
で、さらに映画「フラガール」で、また踊りやがった、蒼井優。
しかも「フラガール」ではフラとか言うだけあって、フラフラフラフラ腰を振りっぱなし。 挑発するもんだから、つい。 じょりぃ、陥落。
で、昨日、蒼井優主演のくっさいドラマ「おせん」があった火曜日なわけですが。 「もう見ない」と言った舌の根どころか先っぽも乾かないうちに、きっちり録画しているワタシなんですよ。 最近死ぬほど忙しいもんですから、リアルタイムでは見られないので、まあ、そこは録画。 そして今日も忙しいので、時間ないし、とりあえずこのドラマのいちばんの見どころである、オープニングの旗振りおせんだけ見ようと思ったら、結局オープニングだけ7〜8回見てるわけですよ。 本編見る時間もあったんじゃないかと、つい、自分に問うた。
でもですねー。 こんな風に、サイト管理人が、ファンサイトでもないのに特定のげーのーじんのことを、しかも犬っころみたいな顔した若すぎるだろうって女子に、黄色い声でモノ書いてるのって、果たしてどうなのかなって思うんですわ。 ワタシが読者なら、そんなの読んだところで、すごくつまらない。 しかもワタシが読者でこれがキ●タクだったりすれば
「じょりぃ、キム●クなんて好きなんだー・・・がっかり」
って、もう読まなくなる可能性大。 それは悲しい。 なけなしのビューワー様が、ワタシが蒼井優蒼井優とフルネームで叫ぶたびに減っていっているかもしれない。 ものすごく、存軽的に危機。
ちなみにワタシがいつも蒼井優をフルネームで呼ぶのは、ワタシの中で「優」と言えば「早見」という世代なので、早見さんに敬意を表して蒼井もきちんと発音しております。 だいたい「ゆう」って名前、多すぎますからね。 ワタシの「ゆう」って言えば、上は「あおい」と、ここはハッキリと提示しておきたい。 でも「あおい」だけだと「宮崎」かもしれないし「輝彦」かもしれないというキケンがありますでしょ? だからやっぱりフルネーム。 フルネーム長いじゃん、とか、あんま気になりません。 「あおいゆう」と全部言ったところで、たった5文字。 ワタシの苗字分しかない。 なんかすごく、蒼井優に勝った気分になりました、今。
というどうでも良いことはさておき、存軽的に危機なわけですよ。 蒼井優のせいで。 何でも人のせいにするの、もういいかげんやめよう、大人なんだし、と思うんですが、「蒼井優のせいで」ってちょっと言ってみたい病的な自分が明らかにいて困ったものです。
というわけで、存軽的危機を脱するために、今日は蒼井優の悪口をいっぱい言ってみよーーーーー! という試みに挑戦しようと意気込んでいたのですが、マクラだけでこんなに長くなってしまって、もうタイムリミット。 仕事に戻らねばならなくなってしまいました。なによ!意気込んでいたのに!
ちなみにどんな悪口を言いたかったのかと言いますと。 まあ、タイムリミットなので端折りますがね?
妖怪並に、顔、小さすぎね? とか 首、細長すぎてイヤミだよね、とか 手足が長くておまえは女郎蜘蛛か、とか 右目にふたつも泣きぼくろこさえて色っぽいにもほどがある、とか そのでこっぷり、ワタシのでことガチンコ勝負するか?おうっ、とか その鼻の丸さは何か政略的なものですか、とか くちびるーーーー、とか へにょへにょ話してたと思いきや、急に凛とした発声をするのは、フォーリンラブ的心臓麻痺を狙った暗殺計画なのか、とか なにより「鼻の下の溝クイーン」の座を、松島菜々子から奪う意気込み満々だね!、とか
まあ、いろいろ言いたい悪口はたっぷりあったんですよ。 って、全然悪口になってないし。
ただですね。 あの髪。 あの長い、ちょっとウェーブめいた髪。 ストレートでもごはんおかわりしちゃうけどネっていう長い髪。 実はですね、あれこそが、蒼井優の弱点であるわけですよ。
いや、ワタシは大好きですよ、蒼井優のロングヘア。ほわほわした、少女っぽい、お人形さんのようなあの髪。 清楚という言葉を欲しいままにしていそうなあの髪。 あれ、最強のウエポンであり、しかし弱点でもあると思うんです。
なぜなら
蒼井優は
髪を切ったらおしまい。
だと思うわけですよ。
長い髪だけでかわいく見える。 世の中にはそーゆー女子が、たまにおるわけです。 そして愚かなじょりぃは、よくその罠にハマるわけです。勝手に。 勝手に罠とか言って、よろこんでハマると。
蒼井優も、そーゆーカテゴリに分類されると思うんですよね、かなしいかな。 哀しい仲、だと、立派な回文になります。ってそんなのはどうでもいいんです。
たぶん、蒼井優からロングヘアを取ったら、クリープのないコーヒーみたいに味気ないモンになるはずです。 ワタシの数値計算によると、確かにそういう値が出てます。 ということをしっかりと検証するために、ワタシ探してみますね。 ショートめいた蒼井優。
ググッ ☆ ググッ ☆ グーグルーーーーーー☆☆☆ <一応魔法の呪文
あ、あった。

ヤバイ。かわいい。 犬度アップ。
や、犬じゃちょっと人間でないような気もするので。 弟にしたいくらいかわいい。 て感じに述べておきます。 ていうか、もうちょっと具体的に言うと、
「ずっとナイショにしてたけど、この子、あなたの弟なの」 と母親に言われ、初めてご対面する蒼井優は上記。 へー、すんごいかわいー弟ー。 まあ、よろしくね。 所詮、弟だし。男の子だと、まあ、ちょっとつまんないけどー。
と思ったら。
実はその弟・優は、中国マフィアの追っ手から目をくらますために男装していた美少女・優なのでありまして。 えー? じゃ、妹だったの? えー? かわいいし困っちゃうなー。 とか思っていたら、えー?なのはそれだけでなく、母親からいきなり 「ごめん、おまえは実は、橋の下で拾ってきた」とか告白されてしまったじょりぃ。 がーんとか一瞬思うものの、じゃあ、ワタシと優ってば、血のつながりもないし、しかもこの子美少女じゃん・・・! なんて思ってたら、優がうつむき加減に、へにょへにょした声でワタシに言いました。 「血がつながってないならあたしも安心して言えるけど・・・じょりぃお姉ちゃん・・・て、ホント最低」<最後、凛とした発声でもって
という展開が望めるくらい、ショートの蒼井優もかわいくて、悪口作戦失敗。 ていうか、最後、ワタシが蒼井優に悪口言われた! ひどい!
とまあ、悪口を言う試みはことごとく失敗。 「つまんね」とか、今、声聞こえました。
上記の妄想劇場はつまらない上に、ワタシの立場からすればもっとつまらない結果に終わってしまいましたが。 先日見た夢はすばらしかった。すばらしくシェイクスピア。
なんとワタシはジェダイ。 フォースとか使える身分。 ライトセーバーも「う゛ぉぉおん う゛ぉぉおん」とか、思う存分に音させて使える身分。 ちなみにライトセーバーの色は、ピンク。 ってことは、ダースベイダー仕様。悪かワタシは。
そして蒼井優は、敵方の「くのいち」。 早い話が、女忍者。 ちなみに所属は伊賀でした。甲賀とか風魔とかでなく、伊賀。 蒼井優の武器はブーメラン型近未来的手裏剣。
ジェダイ vs 伊賀くのいち。 壮大。でもないか。 どっちかというと、ルーカスよりも山田風太郎テイスト? ジェダイ忍法帖。
で、なんか、ロミオとジュリエットめいた展開でうっとりしました。 うっとりしたけど、蒼井優が容赦なく投げた手裏剣がワタシに刺さった。痛かった。 ワタシはといえば、「えー? えー? ホントに戦っちゃうのー? ちょっと無理っぽくない?」とか言って、ライトセーバーを構えることすらできず。 そんな風にぐずぐずしてましたら、結局手裏剣投げられちゃったんですけど。
しかしまあ、くのいち姿の、黒ずくめの、蒼井優の美しかったことといったらアナタ。 あ、またつまらなさに加速度。 すんませんすんません。
ああ。 好きなことをハイスピードで書けたので、 満足して仕事に戻ろうと思います。 ここからの時間は地獄。
ああもうホントに仕事がイヤです。 ジェダイに転職したい。 なんならヨーダの肩だって揉みますから。弟子にして、ヨーダ。 当然ヨーダには「やだよーだ」とか言われるんです。すごくお約束のオチとして。
小ネタです。
今日はきょんの仕事が休みでした。 そして、なっちゃんも、保育園が連休になるのでお休みしてもらっています。 「子連れ出勤でもよければいつでも声かけて!」と言ってくれましたが、赤ちゃんいるとやっぱり仕事になりませんしねえ。 誰がって、ワタシが。 赤ちゃんがいればかまわずにいられないではないですか。ばおばおばぶー。べろべろーー。
きょんとなっちゃん両方お休みで、ワタシもきょんも時間を作れるときは、たいてい一緒にランチすることになっておりますので、今日もお出掛けすることに。 きょんが何日か前に「行きたいお店ができたー」と言っていたのを思い出して、そこにしようかと提案しまして。 なんか、古ーい昔の工場だか倉庫だかを再利用したオサレなベーカリーカフェらしくてですね。
「場所はどこだっけ?」とワタシ。 「K市のH町」 「いや、もうちょっと具体的な場所は?」 「それがよくわからないのよー」
どうやって行けと。
「それじゃ難しいなぁ」 「K市はあなたの育った町でしょー。何とかなるんじゃない?」
そんな乱暴な。
「でもH町なんて、あんまり縁がなかったしなぁ」 「あなたの高校が近いじゃないのー」 「近くもないよー。・・・でもまあ、H町なら、店がありそうなところは少ないから、行けばわかるかな?」 「うん」 「で、店の名前は?」 「忘れた(・∀・)」
どうしろと。
しかしまあ、ワタシったら頼りがいはあるわやさしいわという評判ですからね。ワタシの中で。 なので車をぶっぶーと運転しましたですよ。
「一応行ってみるけどさー。見つからないかも、ということも想定しておいてね」とワタシ。 「えーーーーーー?」 えーーーーー?ってあなた。 「もしなかったらさ、H町なら、前に一度行ったあのお店でお昼にすればいいよね?」 「H町のお店? 何の店?」 「あれは何の店だったかなぁ。 思い出せないけど、ほら、なんか雰囲気良かったじゃん?ランチ向きでさ」 「イタリアン?」 「いや、全然思い出せない」
少々の間。
「そのお店、あたしと行った店?」 ときょん。 「え」
あらワタシまたやってしまったかしら。
「あれ? そうだったと思ったんだけど・・・」 冷や汗たらーりなじょりぃ。 「今、冷や汗たらーりってしてない?」
あんたは超能力者かΣ(゚ω゚ノ)ノ それともわかりやすく顔に出ていたのでしょうかワタシ。
「わはははははははは」<とりあえず笑ってみたじょりぃ <怪しいじゃんね 「冷や汗たらーりってしたよね?(・∀・)」 「してないしてない」 「あたし、その店行ってないと思うんだよね」 「あー、そうだったのかな。 あ、もしかしたら、なっちゃんとりっちゃんと行ったのかも。うん、そうだ」
うん。なんかそんな気がしてきた。
なんでワタシが、ヤキモチやきでもないきょんを相手に、冷や汗たらーりしたかと言いますと。 きょんは「じょりぃだけ、あたしの食べたことないモン食べた」「じょりぃは記憶力がない」ということに関してムッとしがちだからであります。 だから、誰と行ったとかはあまりこだわらないので、素直に「なっちゃんりっちゃんと行ったのかも」と申告したのです。 が。
「ホントはナナと行ったんじゃない?」 ときょん。
Σ (゚Д゚;) なんでここでナナが?
「いや、ロケーション的に、あのふたりとだと思うよー。ナナとはH町方面行かないもの」 「えー? ホントはナナとじゃないのぉ?」
なぜしつこいのだろう。
「違うと思う」 「あたしはナナとだと思うんだけど。ナナと行ったってことを隠そうとしてない?」 「してないよー。意味ないじゃん」 ( ^ ∀ ^ ;)たらーりたらーり
なぜそういう話にしたいのだろう。
後ろめたいところのある身としましては、ここからはもうホントに冷や汗たらーりでございますよ。
そしてきょんの行きたい店はなかなか見つからず。 しかしワタシは冷や汗たらーり状態ですから、いつもの3.7倍はきょんに対してやさしくなっております。 必死に店を探しましてね! そして見つけましたよ!すてきなカッッッッフェーーーを!
しかし、超満員。 少し離れた第二駐車場とやらにも、車を置くことすらできません。
いつもなら「混んでる。帰るヽ(`Д´)ノ」なワタシですが、今は冷や汗たらーりじょりぃですからね!
「ちょっと市内をぐるっとドライブして時間つぶしてから、また来てみようか( ^ ∀ ^ )」 もう限りなくやさしい。 「うーん・・・・でもじょりぃ、仕事が忙しいし、いいよ・・・」 「いいっていいって、仕事なんてどうにでもなるから( ^ ∀ ^ )」 「? 今日すげー忙しいとか言ってなかった?」 「夜がんばればいいし( ^ ∀ ^ )」 「・・・でもいいや・・・今日はあきらめる・・・(´・ω・`)」
あら。 冷や汗たらーりはさておき、なんだかかわいそう。
「いいじゃない、ちょっとドライブしてさ、ね?」 「ううん。今日はいい」 「じゃあ、連休終わったら、平日に来ようよ、ね? 平日の、きょんの最初のお休みの日に来よう( ^ ∀ ^ )」 「・・・? ずいぶんやさしいのねあなた」
しまったやさしくしすぎた(°▽°;)たらーり
ていうかでも、この調子なら、さっきのアレは気にしないで良さそうです。 ああよかった。
それともホントは気づいているのかしら。 いやいやそれはない。 と思いたい。
たらーり たらーり
2008年05月01日(木) |
愛は紙粘土で作られる |
なっちゃんに赤ちゃんが産まれて、初めての5月の節句であります。
赤ちゃんに名前つけないと日記上で不便ですねえ。どうしようかな。 以前掲示板で何かに決めた気がするんですが、覚えておりません。 どうしようかなどうしようかな。
太郎にしよう(・∀・)日本男児だし <同じ流れで猫の名前をハナコにしたワタシ タロちゃんでいいや。これで決定。
で、タロちゃんの初節句ということでですね。 数日前になっちゃんが
「5月人形とか、買うべきだろうか」
とつぶやいたのですよ。「どう思うー?」と。
「そうねえ。まあ、あるに越したことはないんじゃない?」とワタシ。 「だよねえ」 「でもさ、まだ本人、買ってやってもわからないね」 「それあたしも思うんだよね。 もともとなんか、その手の『わざわざ感』が好きじゃないしー。 でもやっぱ、コドモ出来てみると、節句に何もないのもなーって思っちゃって」
気持ちはわかります。
で、こういうものって、じーちゃんばーちゃんが買ってくれるお宅も多いではないですか。 でも、なっちゃんの夫ののっぽ君はもう両親とも亡くなってしまいましたし、なっちゃんちもお母さんがもう亡くなってます。 お父さんはご健在ですが、男親はこういうことに疎いですしねえ。 そしてなっちゃんも、お父さんの財布をアテにするつもりはさらさらないらしく。
で、それからふたりして、いくらくらいするモンなの? げー高いねー、かわいくないしー とか、ネット見ながらヤンヤンしていたのですが。
「どうせまだタロちゃんもモノの価値わからないんだしさ。 鯉のぼりー、とか、かぶとー、とかわかるようになるまでは、小さいものをなっちゃんとのっぽ君で手作りしてあげれば? で、毎年違うもの作って飾るの。それを大事に取っておいてさ。大人になってから見せてあげちゃったりして。 親の自己満足も満たされるし、毎年作品が増えていくの、なんか楽しそうじゃんね?」 とワタシ。
「あ、それいいかも。 ・・・でもあたしたちじゃ上手に作れないなーーー」
ちら っとワタシを見るなっちゃん。
「ワタシもダメだよ! 特に立体モノは苦手だし!」 「えーーーーーーー。だってどうやって作ったらいいかわからないよー」 「それは一緒に考えるからさ」
そしてふたりでまたネットへ波乗り。 とある陶芸作家さんの素朴な作品を見つけまして。 鯉のぼりと、紙兜をかぶった金太郎めいた赤子をモチーフにした、小さな陶製の人形です。 これはかわいい。 それに、自作のための良いお手本になってくれそうです。
「これ作ってじょりぃちゃん!」となっちゃん。 「だから、ワタシ立体はダメだって」 「絵付けが問題って気がするんだよねー。じゃあそれだけやってくれない?」
問題の部分をワタシに任せるとは勇気のあることですナ!
「んー・・・じゃあいいよ。なっちゃんが紙粘土でカタチを作ってくれたら、ワタシが塗るよ」ちょっと参加したいし(・∀・) 「ホント?」 「うん。アクリル絵の具で色つけて、ニス仕上げにすれば、雰囲気としてはこれにかなり近いモノになりそうだよね」 「わーい」
と話していたのが、4月の終わり頃。
そして今日。
ワタシ、徹夜明けだったんです。 そしてその前の日もその前の日もその前の日もろくに寝ていなくてですね。 頭痛が痛い。 が、マシマロにも書きましたが、今日はなっちゃんの誕生日でありますから、あそこが痛いのどこがだるいのと言いたくないではないですか。 なので元気にしていたのですが。 していたつもりだったのですが。
「じょりぃちゃん、顔色がすごく悪いよ。なんかぼーっとしてるみたいだし」となっちゃん。 「んー。寝不足だからかな?」 「徹夜だったんでしょ? 少し寝てくれば?」 「でも、なっちゃん、仕事終わっちゃったでしょ? まだ次の仕事の支度してないし・・・」 「あ、じゃあさ。 じょりぃちゃんが昼寝してる間に、あたしタロちゃんの紙粘土作ってていい?(・∀・)」 「あ、それはいいね! じゃあちょっとだけ寝てこようかな」 「うん」
これが夕方頃だったんですが、結局ちょっとのつもりが、2時間ほど爆睡してしまいましてね。 それでも途中で一度「し、仕事・・・」と起きたのですが、
「まだ寝てなよ。あたし適当に時間になったら戸締まりして帰るからー」となっちゃん。 そしてオコトバに甘えて寝ちゃったんですが。
目が覚めたらもうなっちゃんは帰ってまして。 仕事部屋に行ったら、なっちゃんの机の上に、「後は色をつけて、パーツを接着するだけ」になった粘土細工が置いてありました。
へーーーーーーー。 すごいよくできてるじゃーーーん。 がんばったな!なっちゃん!
あ。 でもここ、乾いてない今のうちに穴を開けておいた方が接着がスムーズにいきそうだな。 あ、ここも切れ込み入れておくと明日の作業が楽そうだな。
と、手が出そうになりましたが、ここでうちの親父様を思い出しましてね。 今勝手に手を加えたら、ワタシもあのおせっかいな父親と同じ過ちを犯すことになります。 いかんいかん。それは避けたい。 おとうさん、良い反面教師になってくれてありがとう。 この部分は、明日、なっちゃんと一緒に苦労することにします。
しかしホントによくできたなー。
これ、明日、色つけもなっちゃんにしてもらおう。 明日はなっちゃんの仕事はあまり忙しくなさそうですし。 全部おかあさんの手作りにしたほうがいいよね。 うん。 そうしよう。
愛情たっぷりの、鯉のぼりと、金太郎風の赤子の紙粘土細工。 明日の出来上がりが楽しみであります。
しあわせに健康に育っておくれ、タロちゃん。
|