今日も今日とて
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長かったイベントも昨日で終わり。 ワタシはスタッフと撤収作業に取りかかっておりました。 昨日は日曜で会社が休みだったりっちゃんを半日手伝わせた上に(使えるものはなんでも使う非情なじょりぃ)、お休みだったなっちゃんも、撤収時には夫ののっぽ君を連れて手伝いに来てくれました。
とにかくなんだか撤収を急かされましてね。 みんなしてあわあわしながら作業しまして。
まずはのっぽ君が車を回してくれて荷物を積み込んで、ワタシも急いで自分の車を取りに行き、会場に横付けしてわっせわっせと荷物運び。
なっちゃん夫妻が先に事務所めがけて出発。 ワタシとりっちゃんは2台でつらなって「ぷっぷー」と遅れて出発いたしました。
さて、落ち着いて携帯に来たメールやら電話やらの確認をしましょう。
と思ったら。
Σ (゚Д゚;) 携帯がない。
焦るワタシ。 待て。落ち着いて探すのだ。 と思い、混んだ道路に車を横付け。 後ろからきたりっちゃんもワタシの後ろに止まりました。
探せ探せ探すのだ。
・・・・やっぱりない。
車を降りてりっちゃんのところへ。 りっちゃん、なんだか怯えた顔をしております。
「携帯がないの。ワタシの携帯にかけてみてくれる?」とワタシ。 「うん。わかった」<本気で怯えてます
しかし、ワタシの荷物から携帯の音は聞こえてきません。
「うがー! 会場まで戻る。教授つかまえる。待ってて」<有無を言わさぬ口調 「う、うん」
走るワタシ。 教授(イベントの担当者で会場の鍵を持っている)、お願い、まだいてください。
いねえ。 orz
教授の車が置いてある駐車場までまた走るじょりぃ。 すごい。こんなに走れるなんて。ワタシもまだまだ捨てたもんじゃありません。
が、教授は去ったあとでした。 orz
りっちゃんのところに戻りながら、どうしようどうしようと思うワタシ。 だって。 携帯の中には秘密がいっぱい!
てこともないんですが、やっぱほら、拾われた人にメールなんか読まれちゃったら一巻の終わりという感じはあなたにもあなたにもあなたにも経験はありますでしょ? あるでしょ? あるはずだ!
メール以外にも様々な「どうしよう」を渦巻かせつつ、りっちゃんの元へ。 りっちゃんは自分の携帯で電話中でした。が、すぐに切って「あった?」と。 「・・・ないよぅ(むすっ)」 「今、ずっとじょりぃちゃんの携帯にかけてたんだけど・・・音しない?」 「しない(むすっ)」 「なっちゃんのほうの荷物にあるのかも・・・」 「なかったらどうしよう・・」おたおたおた 「・・・そんなにまずいの?」
ぎく。
「まずくないよ!」 「はい」 「なっちゃん、電話つながらない?」 「今かけてたんだけど・・・」 「(むすっ)まあいいや。とりあえず事務所に帰ってみる」 「はい」 かわいそうなりっちゃん。
ものすごく不安な気持ちで運転。
以前、お知り合い様がやはり飲んだ先で携帯をなくし、夜の新宿をさまよい続けたというお話を聞いたときは 「わははははは。まあ、携帯なくすと不安ですよね。あはははははは」 てな具合だったじょりぃなんですが。 「なーにをそんなに、携帯に秘密がつまってるんですかあ?ふふふ」 とか言ってた記憶があるんですが。
ごめんなさい、KRGさん。 今になってあなた様の気持ちがよーーーーーーくわかりました。 ワタシもいっそさまよいたい。 ていうか、そのときに美しいあなた様と一緒に新宿をさまよいたかったです。 って、関係ないところで妄想を炸裂している場合じゃないんですよ!
結局、なっちゃんの車の荷物に携帯はありまして。
「なんかねー、荷物の中でブルブルしてるから、あーじょりぃちゃん心配してるだろうなーと思ったんだけど、連絡しようがないしさーあははははは」
だそうです。
「りっちゃんには電話したんだけどね。教えてもらえなかったの?」
りっちゃん!ヽ(`Д´)ノ
「え。 だってほら。 お互い運転中だしさ。 事務所につけばわかることだしーと思って。・・・どうにもできないでしょ?」<怯えきってます
「じょりぃちゃん、久しぶりに怖かったよ?」とりっちゃん。
ゴメンナサイ。
「いったいそんなにどんな秘密がつまっているの?その携帯」とりっちゃん。 「秘密などないっ」
なっちゃんは「何を今さら」という顔で相手にしてくれておりませんでした。
良い機会なので、携帯の中身をきれいさっぱりリセットしちまおうかなと思っております。 もういらない。 こんな携帯。 と携帯につまったワタシの秘密。
携帯なくして真っ青になったことのあるかたは手を挙げてください。
うわ。
そんなに?
みなさん、何をそんなに悪さなさってるんですか?もう。
2005年09月23日(金) |
きょんの体育の成績の真実 |
ワタシときょんだと、もちろん、ワタシの方が運動神経がよろしいです。
きょんはそれが気に入りません。 一緒にスポーツなどしていると、すぐにプンスカします。 恋人がスポーツで「きらりん☆」とカッコイイところ見せたときなんて、「ステキ☆」と目に星を飛ばしてもいいもんじゃなかろうかとワタシなどは思うのですが、きょんは「おもしろくねえ!ヽ(`Д´)ノ」と大暴れしてしまいます。
で、もう何年も何年も前ですが。 やはり運動神経のことで言い争いになりまして。(ヒマなのねワタシたち) どっちのほうが運動神経がいいか、という争いです。
ワタシは運動能力テストを引き合いに出しまして。 これだときょんは全然まったくワタシにかないません。 そうしたらきょん、「じゃあ、高校のときの体育の成績は?」ときたもんです。
「10」と余裕でワタシ。(10段階評価でした) 「・・・全部?毎回?」 「たぶん。 一度くらい9があったかなあ。体操関係がメインの学期とか」
ワタシ、カラダが固いんです。
「あたしも9取ったことあるよ!」
ワタシがほとんど10と言っているのに、9を取ったことがあるということで鬼の首を取ったように鼻息を荒くするきょんの神経がさっぱりわからないんですが。
「へえ。すごいね」<既にどうでもよくなってきている 「そうだよ!あたしだって9取れるんだから!」
でもアナタ、勝負になってないんだってば、そこだけ取っても。
と、ここまで伏線です。
*********
本日イベント関係の仕事で会場につめていたアテクシ。 きょんは仕事が休みだったので、ワタシの仕事につきあわせておりました。 かわいそうなきょん。
もう夕方になってから、ひとりの初老のおじさんが入ってきまして。 わけわからないことをべらべらと喋っております。 ワタシ、あまりにもわけわからないし、場違いな話ばかり長々としているので途中からうんざりしまして。 トイレ行くフリして黄色い救急車でも呼んでこようかなと思っていましたら、
「・・・田中先生ですよね?」ときょん。
何あなた! このわかわかんない、頭がイっちゃってるようなじいさんとお知り合いなの? ていうか、先生って何事?
「ああ。そうだけど。 なんだ?あんたオレの生徒だったのか?」 「ええ。高校で」 「こんな美人なら覚えているはずだがなあ」
頭はおかしくても、社交辞令はわきまえているらしいじいさん。 きょんはすごくゴキゲンそうです。単純( ´_ゝ`)
「で? あんた何年生まれだ?」と田中先生。 「ええと、●年です」 「え? だってまだ20代そこそこだろ? 計算合わねえぞ」
またもやゴキゲンなきょん。アホか。
「だってあんたはまだ学生だろ?」と、今度はワタシに田中先生。
本当に頭おかしいんだこの人。 とは今度はなぜか思わず「なんていい人だろう」と思うじょりぃ。単純( ´_ゝ`)
「ええと こちらの先生に何を教わったの?」と、きょんに質問してみました。 「体育」 体育かい。今までスペイン語について喋ってたけどこの先生。
そしたら田中先生、「オレ、あんたに成績何点つけた?」ときょんに。 「9です」 誇らしそうなきょん。 「だろ? 美人だからな。9だよ」
は?(°▽°)
「あの、先生は、顔で点数つけてたんですか?」とワタシ。 「おう! でも顔だけじゃねえよ。スタイルもな」 「そうですか」気持ちはわかりますが。 「どんなに運動ができてもさ、ダンゴみてえな女じゃつけても7だよ」
やっぱキ●ガイだこの先生。
「えー。 先生、顔とスタイルで点つけてたんですか・・・」ときょん。 「あたりまえだろ!」先生、堂々と即答。
きょん。なんだか落胆しております。 無理もありません。 自分の運動神経の良さを唯一証明する高校時代の体育の成績が、ガラガラと音を立てて崩れていったのです。 たいてい、ルックスをほめられるのがいちばん嬉しいはずのきょんなので(ホントはたいしたことがないからすごく喜ぶのです)、ここで落胆したということは、かなりのショックだったのだと思われます。
「で、先生、今はどこの高校で教えているんですか?」ときょん。 「オレか? オレはな、クビになった!ははははははは!」 「・・・え・・・・冗談・・・ですよね?はははは」 力無く笑うきょん。 「本当だよ。悪さしちゃったんだ」
たぶん、美人でスタイルのいい女の子にいたずらしちゃったんだろうな。
と後できょんに話し、きょんに「悪いよそんなことー」とたしなめられるかと思いましたら
「あたしもついそう思った」と申しておりました。
「あんたら明日もいるのか?いる? じゃあ明日もまた来るからな!来ねえかもしれねえけど!はははははははは!」 と、田中先生は去っていきました。
ワタシたちと一緒に会場の番をしていた大学教授が 「今の、高校の先生だったんですか・・・」 と、妖怪でも見るような目で田中先生を見送っておりました。
今後、もうきょんが運動神経についてワタシと張り合うことがなくなりそうなので、 その点についてだけは田中先生に感謝しております。
ていうか、 明日はもう来ないでね、先生。
地震コワイ。台風コワイ。おかあさんはもっとコワイ。
というわけで、今回の台風も大変な被害に遭われた方々もいらして、本当にお気の毒でございます。 自然災害はオソロシイ。 ということで、だいぶ前にきょんと「災害時にどうしたらよいか」というのを話したことがあったのですが。
きょんと夕食をとりながらテレビを見ておりまして。 避難場所には動物を連れて行けない、というのを聞いて、きょんが「どうしたらいーんだろー」と。 台風が来るときなども必ずふたりして「どーしよー」と悩むのですけど。 今までは「避難所に行かないで野宿でもしてればいいや」と思っていたのですが、なんですか?避難所に行かないと水も食料も配給されないらしいじゃありませんか。
困った。
うちの犬、一頭は大型と言ってよいでしょう。 一頭は大きめの中型。 しかも大型のほうは大きくなってから我が家で保護したので、いまいちしつけが入り切らなくて、いつもはいいこにしてるんですが、興奮したりすると手のつけようがありません。 デカイので、力業で押さえつけることもできず。噛んだりはしないんですけどね。 でも大きいから、ちょっと吠えるだけでまわりの人は怖いです。
中型のほうはおとなしいんですが、「じょりぃに性格が似ている」と言われるだけあって、神経質で弱虫。 (ちなみに大きい方は性格がきょんに似てます。よく食うしよくキレるし) 集団生活のストレスに、人間よりも先に参ってしまいそうです。
で、猫が一匹。 おとなしいですけど、猫はどこ行ってしまうかわかりませんしねえ。 おまけにこの子は毎日朝晩、てんかんのクスリを飲ませてあげなければなりません。 クスリがなくなっちゃうと、泡吹いてひきつけ起こしちゃったりして、すごくすごくかわいそうです。 うぎゃうぎゃ走り回ったりしちゃいますし。 最悪の場合、死ぬかも。
あときょんもねー。 高血圧のクスリ飲んでるもんですから。 年寄りクサイですね。 遺伝らしいですよ、高血圧。 その日ニュースを見ていて「あたし、被災してクスリが手に入らなくなったらどうしたらいいんだろー」と困ってました。
ワタシ。 ワタシは健康体ですが、精神が弱いですよこりゃまいった。
とまあ、そんな話をしておりまして。 「動物連れていけないの、どうしたらいーんだろー」に戻ります。
「やっぱりテントを買っておこうか。野宿用に」とワタシ。 買っておいても大地震でもきちゃえば、テントを使う間もなく家の中でみんなで潰れるだけかもしれませんが。 「うん・・・でも、食料は避難所まで行かないともらえないんだよ?」と、やはり食うものの心配をするきょん。 「困ったね」 「困ったよー。まあ、避難所までてくてく歩いてもらいにいったとしてさ、ペットの分までもらえないよね?」 「もらえないだろうね。人間の分すら不足してるでしょ?きっと」 「もらったおにぎりとかを、5人(正確には2人と3頭です)で分けるのかな」 「いーじゃん。 犬はさ、人間のうん○を食べさせれば」<マジ 「(笑)そりゃ犬は喜んで食べそうだけど」
犬は喜んで食べちゃうんですよ本当に。
しかしさんざん悩んだあと、きょん、何かが吹っ切れたらしく
「まあいいか。いざとなったら家族で共食いしちゃえば。あははははは」
あははははって。 あなたならできるでしょうけど。
ワタシはイヤですよ?
でもワタシ、ここでハッと気付いたんですが。
きょんの中で、大事なものの優先順位はどう考えても「動物>じょりぃ」でございます。 ということは。
食べるモノがなくなったときに、真っ先に食われるのはこのワタシ。
災害が起こったら、その被害によるダメージも心配な上に、ワタシったら家族に食われてしまう心配までしなければなりません。 あんまりです。
というわけで、災害の神様。 そろそろ我ら愚かな民をお許しください。 地震も台風もイヤです。 食われるのはもっとイヤです。
もし災害のあとにパッタリとサイトの更新がなくなったら 「ああ、ついにじょりぃ、きょん(と動物)に食われてしまったか」と思ってくださいませ。 (ワタシ本気で言ってますから)
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