今日も今日とて
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2005年05月29日(日) 尻にラブコール

本日、なっちゃんとりっちゃんの3人で、ランチしました。
りっちゃんのお誕生日をかなり過ぎてしまったのですが、ささやかにお祝いしましょうということで。

ワタシは前日のお酒が残っていて、かなりのローテンション。
「すごくつらそう・・・」と、なっちゃんが心配しつつ、でも約束だしねとりっちゃんを迎えにいきまして。
3人で釜めし屋さんへ向かいました。

そのときはりっちゃんを見てもなんとも思ってなかったのです。
ワタシったら、ちょいときぼちわるかったし。

食事をしながらおしゃべりしまして。
最近どうよー、めいた話でございます。
ワタシとなっちゃんは毎日顔を合わせておりますので、自然とりっちゃんが質問責めにされるわけですが。

このときも、ワタシのノリは悪く。
なっちゃんが気を使って、一生懸命話を盛り上げてくれてます。
ああ、なっちゃんのような、やさしくて気の付く人がワタシのパートナーだったら。

だったら。

今よりも甘ったれで人間的に進歩のないワタシがいるだけですが。

まあ、いずれにしても、なっちゃんからは二度も三行半をつきつけられたじょりぃでございますので。
やはり聡明な人はワタシごときを相手になどしないものでございます。
ではきょんはバカかと言いますと、この人も一緒にいるだけでワタシのことはあまり相手にしていないので、いくらかは利口なのかもしれません。

そんな感じで、ふたりがきゃっきゃと話しているあいだ、ワタシは「きぼちわるー」と思いながら釜めしを食し、
「じょりぃちゃん、自分に興味のない話はあからさまにつまらなそうね」などと言われておったわけですが。

ご飯も食べ終わり、そろそろ帰ろうか、と席を立ったときに、じょりぃの活気に変化が訪れました。

立ち上がったりっちゃんの後ろ姿。

デニム地の、腰にまとわりつくようなぴちーーーーっとした、タイトでマーメイドな、膝丈よりちょっと長めのスカート。
お尻のラインがバッチリ出てます。
それがアナタ、もう、それはそれはすんばらしい尻のラインで!

「りっちゃん」と呼び止めるワタシ。
「はい?」
「今日のスカート、お尻がセクシーじゃん」
「え!」
「いいね! それ!」
「え? あ、そう? すごくお尻が出てるのわかっちゃうんだけど・・・」
「それがいいね!」 

細いカラダに丸く突き出たお尻。こう、スカートに締め付けられてるような。

「あ ・・・ありがと」

もぞもぞとワタシの後ろを歩こうとするりっちゃんの腰をぐいっと押し出し

「ワタシの後ろを歩くなっ」
「え?」
「尻が見えない」
「・・・はい」

素直に前を歩くりっちゃん。
アホです。
が、ワタシは嬉しい。

店の出口でワタシ
「ほら、なっちゃん。りっちゃんのお尻見て。いやらしいから」
「んー?」<どうでも良さそうななっちゃん(無理もありません)

が、私たちとすれ違いに入ってきたおっさんは、ワタシの言葉とりっちゃんの尻に反応し、りっちゃんの尻を凝視。

「やめてよーじょりぃちゃん。・・・あの人まだ見てるよ」とりっちゃん。
「見せてやればいいぢゃないか。 そんな格好をしてケチくさいことを言うな」
「やだよー」
「お尻もそうだけどさー、そのスカートって、お腹がぺったんこの人じゃないとはけないね」となっちゃん。
「憎い」とひとこと付け加えておりました。
なっちゃんだって細いくせに。なんだいみんな。<自分で煽っておきながら勝手にいじけるじょりぃ

まずはりっちゃんの家に回ってりっちゃんを降ろし。
りっちゃんが車を降りるときに偉そうに言い渡すじょりぃ。

「またそのスカートをはいてきてくれるなら、近々お誘い申し上げたいです」

何様でしょう。 じょりぃ様です。

「ホント?」

嬉しそうなりっちゃん。 間違えてます。 そこは怒るところです。 かわいいですけど。
きょんなら「あんた何様?」と怒り出すでしょうし、ナナならもう二度とはいてくれないでしょう。


夜になって、りっちゃんから「今日はありがとう」のメールが。
じょりぃの返信がこちら。

「ささやかな食事な上に、ゆっくり時間とれなくてゴメンね。
 ワタシったら忙しぶってますが、りっちゃんが今日のスカートはいて呼び出してくれれば、
 すぐに飛んでいきます。アレ好きだー。
 と言うことで、近々食事でもつき合ってください。」

りっちゃんを誘うフリをして、りっちゃんの尻しか誘っていないかのようなじょりぃのメール。
そこはかとなくというか、けっこう失礼な気がします。
ワタシは条件つきでりっちゃんを誘える身分ではありません。

なのにりっちゃんの返事ときたら

「忙しかったのに、ごはんどうもすみません。
 あー、でもあのスカートはいていってよかった。
 早速お誘いしていただいてうれぴーです。
 そういうことでしたら、もうはくな!と言われるまではかせていただきます。」

・・・・・・・。

なんて素直なヒトなんだ。


が、


「絶対はかない」という返事のほうが実は嬉しかった気がするワタシは、やはりどうにもひねくれているんだなあと、今さらながら自覚したのでありました。
それに「うれぴー」がビミョーに気になります。


と、ゴチャゴチャ言ってますが、あの尻には替えられません。
なんとか時間をつくってお誘い申し上げなければ。



こんなに素直に言うこと聞いてくれるのなら、今度はもっと過激な注文を申し伝えてみようと思います。
とりあえず、ナース服着てくれるか訊いてみることにします。(これは多分断られそうな気が)(ウキウキ)



2005年05月27日(金) 釈ちゃんのナース姿に思ふ

阿部ちゃん祭りが続いているきょんにつきあって、「空中ブランコ」という阿部ちゃん主演の単発ドラマを見ました。
おもしろかったです。うまくいきすぎですが。
ちなみに阿部ちゃんは脂ぎってて気持ち悪かったです。
が、いい味出してました。

なーんて、阿部ちゃんのことはどうだっていいんですよ。
このドラマのポイントは釈由美子にあります。

今まで釈ちゃん、どこがいいのかよくわからなかったのですが。
なんでこんなに萌え萌えなのかしらワタシ、と思って考えてみたらというか考えてみるまでもなくわかったのですが、
すげえナイスなナース姿だったんです。

スリット入り。
ちらりと患者にガーターベルトを見せながら、華麗にビタミン注射。(そんなナース、現実にはいません)

しかも、人物設定が「クールで、でもすべてを見通しているような頭の良さのある女性」ですよ。モロ好み。


というくだらない理由で、すっかりゴキゲンになったじょりぃは、きょんに訊ねました。

「ねえねえ。ワタシがナース服プレゼントしたら、着てくれる?」

あら?
ナナにだけ着てほしいんじゃなかったんですかあなた。
とかはもう記憶の彼方に追いやってください。
ワタシはとっくに追いやりました。つい3分ほど前に。

が、きょんの答は案の定 「え〜〜〜? やだよーーーー」と。

ナナ、よく着てくれたな。 
好きなのねきっと。
いえ、ワタシのことがでなく、コスプレが。(言わなくてもわかってますかそうですか)

「なんでー? いーじゃーーーーん」甘えてみるじょりぃ。
「最近足が太くなってきたから、もうダメ」 ・・・ナナに殺されますよアナタ。
「まだ細い! 美しい! だからいーでしょ!」<最近「ちょっと太ったんじゃない?」を連呼している人のセリフ
「やだよー。恥ずかしい」
「わざわざ着る、と思うから恥ずかしいのだ。部屋着にしたまえよ」
「いやだよっ」
「へっやーぎ♪ へっやーぎ♪」 囃し立ててどうなるわけでもありませんが。
「・・・やだって言ってんべー(怒)」 田舎のおっさんになってしまいました。


戦法を変えてみます。

「ねえじゃあさ、きょんが嫌がるからしかたなく、他の人にナース服着用をお願いしてみようかと思うのですが、
 それって許してくれる?」

自分の過去の罪悪感を正当化しようとしている姑息なじょりぃ。
だってきっときょんは「いいよ別に。そんなモノズキがいるならどうぞ」って言うに決まってますからね('-^v)

「えーー・・・・・  それはイヤ」

まあ。  すごく意外な反応が。

「イヤなんだ!?」<あからさまに驚くじょりぃ
「うーん・・・」
「じゃ、着てよ」
「それもイヤ」
「わがままな人だなっ」
「(怒)どっちがだよっ」

おまえだ。(そうかな)



というわけでですね。
きょんが着てくれないというので、しかたないです。
ここは涙を飲んでしかたなく


久しぶりに、ナナにナース服着用をお願いしてみようと思います。
1回着ただけではもったいないですからねっ。


と、開き直ったところで
「もうナースごっこはしません」とナナに言い渡されている事実を思い出しました。


人生ままなりませんねえ。



2005年05月19日(木) 結婚して、ン十年で初めての

「両親に対して冷たいんじゃない?」

ときょんに叱られたので、実家に顔を出してまいりました。
「あなた、しばらく実家に帰ってないわよ?お正月以来じゃないの?」ときょん。

しぶしぶ。

と出かけていったのが母の日のことでございました。
帽子好きな母のために、それはもうステキな帽子をプレゼントに持って、いそいそしぶしぶと。

他愛ない話をして、夕飯をごちそうになり帰ってきましたが、
帰り際に母に「顔出してくれるだけでいいんだから、もうちょっと寄ってよ」なんて言われちゃいまして。
今までは「忙しいんだろうから無理しなくていいよ」が常だったので、ああ、きょんの言うとおりだったなぁ、来てよかったなぁと反省いたしました。
母もここのところ体調が悪いので、気が弱くなっているのかもしれません。


とまあ、しんみりした話はこれくらいにしてですね。


確か3月のことだったと思いますが。
両親は客船「にっぽん丸」で一週間優雅に小笠原の船旅をしてきました。
ホエールウォッチングもしてきたそうです。
そりゃあもう楽しかったみたいで、いまだに夫婦してウキャウキャとワタシに「いかに楽しかったか」を語ってくれます。
この人たち、海外旅行にしょっちゅう出かけていて旅慣れしているというのに、この船旅は格別楽しかったらしく、ホントにウキャウキャしていて気味が悪いほどです。

ちなみにワタシは海外旅行なんて、このあいだきょんの研修に便乗したハワイと、会社でごほうびに行かせていただいたハワイの二度しかありません。
何、この違い。
こづかいくれこづかい。
なんて言ったことないですけど。


で、両親してウキャウキャしているんですが、この船旅のときは、実は母はもうすっかり体調が悪かったのです。
どのように悪かったかというと、めまいがひどくて起きていられない、という感じで。
(そういえばMRIの検査結果はどうだったんだろう。訊いてみなくちゃ)
が、どうしても行きたかったらしく「船は揺れているから、自分の揺れ具合と相殺になるんじゃないか」と、かなり自分に都合の良い解釈をして出かけていきました。
このへん、親子だなあと思います。
結局、ホントに海の上にいるときはめまいも少なかったそうなので、母の勝ちなんですけども。

が、父曰く「陸に上がるとてんでダメでさ。魚といっしょ」だったらしく。
ふらふらしちゃって歩けなかったので(だったら観光なんかしないでじっとしてればいいのに)
「僕が手を引いてあげた」と得意そうな父。

さらに、お父さんたら、ものすごーーーーーーーーく嬉しそうな顔でつけくわえました。

「手ぇつないだのなんてさ、初めてだったからさ!」






は?






ええと。



あまりにもあからさまに喜んでいるので、気持ちが悪くて返事が遅れてしまいました。


「嬉しかったのね」とワタシ。
「いやあ。 ははははははは」と父。
「嬉しかったんでしょ。 はじめて手がつなげて」
「いやあ、魚だからさ」
「嬉しかったんだ」
「初めてだからさ」にこにこにこにこにこ


嬉しかったんだそうです。



結婚して30年以上経ってて初めて手をつないだっつうのもスゴイと思いましたが、
それをこんなにきゃぴきゃぴと喜んでいる父もスゴイです。

「お母さん、お父さんたら、手がつなげて嬉しかったんだってさ」
と、父のいる前でわざわざ母に伝えましたら返ってきた返事は

「ふうん。よかったね」

でございました。
まるっきりヒトゴトでございます。


ワタシはお父さんに似たんだなあと思いました。
あんまり嬉しくないかもです。



あーアホらし。
と思いつつ、あの年になって、しかも夫婦でありながら、
「初めて手をつないだ」とはしゃいでいる両親(というか父だけか)が、ちょっとうらやましかったりもしました。



でも考えてみたらワタシもきょんと手をつないで歩いたことなんてなかったので、
ン十年先が楽しみであります。
(永遠につながなかったりして・・・・考えられるなこりゃ)




2005年05月16日(月) 酒と百合の日々

ワタクシ、この土・日を利用して遊びほうけてまいりました。
あまりにも仕事が終わらなくて遊びほうけられなかったらどうしようかと思ったのですが、なんだかんだ言ったって遊ぶんですわワタシ。

こちらでもおなじみの、areyさんとあんじぇさんにお会いしてきて、激しいプレイに及んだりはしなかったんですけども。
ホントのところ、実はareyさんとあんじぇさん、おふたりでコソーリと逢い引きするわけだったんですが、ワタシがそこに
「ちょっとまったああああああ!」と割り込んだわけです。
なーんて、ずうずうしいことはおどおど病のじょりぃにはできませんので、ホントは「どお?」と誘っていただいたんですが。

その「どお?」に「一応声かけたけど、来るな」という意味が含まれていたのか、「ホントはじょりぃさんとふたりっきりで会いたい・・・」という意味が含まれていたのかはわかりませんが。
って、どっちも含まれてないと思いますが。
「どお?」には「どお?」以上の意味はありません。 話が長いなワタシ。

さて、当日の朝。
きゃぴきゃぴと乙女らしく支度していたじょりぃは、驚愕の事実に気づきました。

今日つけていくブラがない。

いや、あるんですが。
正確にはストラップレスのブラがなかったんです。
洗濯してねえよと。
ストラップレスなんていっこしかもってねえよと。
今日の服って、肩が出るんだよなと。

お洋服替えれば済むことなんですが。
しかし、前の晩から「うきゃきゃ☆」と洋服を決めていたじょりぃ。(仕事しろよと)
今さら服を替えるの、たーいへん。
冴えない人間は冴えないなりに、お洋服に悩んだりするもんですから。
やっと決まったコーディネイトを変更するなんてできません。(大袈裟)(ホントはめんどくさいだけ)

いいや。 ノーブラで。(まわりはよくなさそうです。公害)
幸い、ワタシの乳首ちゃんたら、日頃陥没気味なので、まあ大丈夫でしょと。2枚着てるし。

でも、黙ってておふたりに「あれ?」と思われて胸(乳首)を凝視されてもイヤだなあと思い、
「ワタシ今日、ノーブラなんです」と最初に打ち明けたら
「なんでわざわざ言うんですか」「見ちゃうじゃないですか」「あ、やっぱりわかるよほら」と。 大失敗。
わざわざわからないでください。すごい至近距離で見てくれたareyさん。厳重注意です。

「見られたくないから言ったの!」といばってみましたが、「このひとばかなんじゃないの」という感じのおふたりの反応が痛かったです。

なんでワタシはブラジャーの話を長々としてるんでしょう。
このひとばかなんじゃないのと、読んでくださる人みんなに思われてしまいます。


さて。
待ち合わせは新宿アルタ前。 と、arey総長が決めてくださったのですが。
ちなみに常にこの人がしきってくださいました。 言わずもがなと思われるでしょうけど。
ワタシが年長なので、リーダーシップを発揮すべきだったのかもしれませんが、結果はいつも一番うしろをてこてこと歩いていて、心配性のあんじぇさんがたまにきょろきょろとワタシを探してくださってました。
ありがとうあんじぇさん。
後ろを振り返らずずんずん歩いていく頼もしいareyさんもありがとう。
金髪と目つきの鋭さのおかげか、areyさんが先頭に立って歩いてくださると、人が道をあけてくれるので、後ろが歩きやすかったです。(事実)

で、「アルタ前」っつったらアナタ、スタジオアルタ前に行くでしょ? 行きますよね? 行け!
ということで、新宿駅東口を出たワタシは、交差点を渡り、おのぼりさん風な人でごった返すアルタ前へ。
areyさんもあんじぇさんも見つけやすいはずです。
金髪女(総長)と、きょん好みなひょろりとした少年体型な人(あんじぇさん)をみつければ良いのです。

いねえ。

じょりぃ、迷子。
携帯でareyさんに「ワタシは今どこにいるんでしょう」と訊ねましたら「知りませんよ」と言われました。当然です。

結局areyさんはアルタ前広場におりました。 ウソツキ。
都会人にとって「アルタ前」といえばアルタ前広場なんでしょうか。田舎者にはわかりませんが。

あんじぇさんはこの時点で、新宿駅という迷宮にとりこまれておりました。
これだから田舎者は( ´_ゝ`)。(以前あんじぇさんと東京駅で待ち合わせたときに、さんざん迷子になったじょりぃのことは記憶から抹消)


今日のメインの目的は3Pだったので(信じますか。信じてください。ウソですから)、まずはホテルへ。
そして荷物を置いて昼食へ。
なーんか混んでいて、3人であやとりをしながら待ってましたというのもウソです。
しりとりしてました。というのは案は出ましたが実際はやりませんでした。
で、ランチ食べながら大ジョッキでビール飲み、よーい気分になってまたホテルへ戻って時間つぶし。
ホテルでまた飲んで。ふたりともよく飲みますねえ。

ワタシは前の晩に生理になってしまったので、鎮痛剤が手放せません。
ヤクが切れたとき、そのときはうずくまって唸るときです。
なので、お酒はひかえる決意で家を出たのですが。

結局、このランチから翌日の夜まで、ひたすら飲み続けたような気が。
アルコール依存症っていやあね。

夜になったので、軽く食事でもということになり。
近くのダーツバーへ。

ふふふふふ。ダーツか。

この勝負、もらった!!!!

だって、ワタシったら、マイダーツ持ってるんですもの☆ オモチャのじゃなくてよ?

が。
不慣れそうにひょろひょろと投じる、あんじぇさんがうまいんですわ。
きっと今頃はまっちゃって、ヤフオクでマイダーツ購入しちゃったんじゃないかと思います。(買ってないと思います)
areyさんは、店のすべてを破壊しつくす勢いで投げておりました。さすがは姐さん。
投げて刺す、というよりは、ぶつけてます。
ぶつけるなら、思いの丈をじょりぃにぶつけてくださればよいものを。

このときに、ダーツの指導をしてくれた店のおねえさんがやさしくてきれいだったので、じょりぃは大変ゴキゲンでした。
どんなときでもどんな場所でも、幸せなひとときを見つけるしあわせ探しの上手なじょりぃ。

そんなわけで、いつまでもその店にいて、おねえさんの笑顔に癒されていたかったじょりぃだったんですが、本日のメインイベントである、ニューハーフバーのショータイムの時間が近づいてきましたので、食事とアルコールを摂取した3人は、新宿の夜の街へと繰り出しました。

ニューハーフバーは楽しかったです。とてつもなくきれいな人もいましたし。
あんじぇさんはその一番の美人が気に入っていたようでした。
この、メンクイさんめ☆
areyさんはノリノリで楽しんでらっしゃいました。
ワタシは「サービス業の本質を見た!」とか言って、サービスと営業についてのなんたるかに思いを巡らしながらお酒を飲んでいたので、やましいこととかまったく考えず平然としておりました。本当です。本当です。本当です。

で、お店の女の子と話していて気になった話があったのですが。
「ワタシたち、レズなんです」とカムしたときに、とある女の子(areyさん一押し)(あ、ワタシもだったか?)が言ったのです。

「レズビアンバーもねー、女の子の友達が一緒に行ってくれて、ちゃんと紹介してくれれば行けるんだけどー」と。

「へ? どういう意味? 紹介ないと入れないんですか?」と訊ねましたら
「あたしは女のつもりなんだけどー、生理学的に男だからダメなんだって。男性厳禁てことで」と。

なにそれーーー、と、ワタシ、非常にイヤな気分。
女同士でまったりしたいから、男子は来ないで!という気持ちはわかりますが、その子って、女の子ですよ?(声太いけどさー)
日常でも、女の子の友達のほうが多くて、女の子といるほうが楽しい、という人で。

「ヘンなのー! だって、FtMはいいんでしょ?」とワタシ。
「そうなの」
「そっちのが男じゃん」
「ねー」
「なんだそりゃあ。気分悪いなあ」

FtMの人も、男子禁制のお店に入れるということは自分が男性として扱われていないわけですが、それで満足なんでしょうか。
なんか、線引きとかのあまり好きでないワタシだからなのかもしれませんが、よくわからなくて不愉快。
レズビアンバーすべてがそういうお店とは限らないでしょうけどもちろん。

とまあ、そんなこともありましたが、ショータイムもお見事でしたし、満足でした。
乳揉まれちゃったけど。 ま、いいか。 ていうか、金よこせ。

で、今日になって、しっかりそのお店から来店のお礼と「また来てね」の電話がきました。
またもやサービス業の、営業のなんたるかを思うじょりぃ。

でもアレですよ。
夢と魔法の国・ネズミーランドと一緒で、その店にいるときはまるで別世界。
女の子たちは「あなたは大事なお客様」という愛に満ちた瞳でもてなしてくれて。
ワタシは醒めたところがあるのと仕事柄で、常に「売上を上げるためのシステム」について思いを巡らせてしまうせいもあって「まあ、彼女たちも仕事だし」という気持ちで店にいるのでイマイチのめりこめないのですが、日頃さびしかったり会社で不当な扱いを受けていたり、「営業用」だと気づけない人なんかは、つぎ込んじゃうかもしれませんねえ。
ホストに入れ込む女性の心理が、なんとなくわかりましたですよ。
ワタシにはありえませんが。<こういうのがかえってアブナイんですわ

で、ホテルに戻り。

今回おふたりとお泊まりして自覚したのですが、ワタシってわがままでマイペースなんですね。
すみませんねえ、ふたり。
どのベッドに寝るか決めるときも、結局ワタシ駄々こねてたし、お風呂も最初に入らせていただいたというのにやたらと長かったらしいし。
日頃ワタシよりもわがままな人と一緒に住んだり(きょん)旅行に行ったり(ナナ)しているので、今まであまり自覚がありませんでした。

しかも、ホテルに帰ってからは、仕事の疲れもあって電池が切れたのか、やたらと無口になった自分に気づいておりました。
が、しゃべる気なし。少しは努力しろと。
おふたりが、気を使わなくて済むすばらしい人間性をお持ちだから、ということもありますが。(持ち上げてみた)
夜もぐっすり眠れて(一週間ろくに寝てなかったからというのもありますが)、ワタシの枕元でなにやらアラームが鳴っていたことにも気づきませんでした。
何が鳴っとるんやろ、と、あんじぇさんが様子を見に来てくれたことも、「ん?もしかして、あのときかな?」くらいにしかわからないほど熟睡。
areyさんに犯されていたことにも気づきませんでした。(ウソです)


で、朝。
areyさんとあんじぇさんのお顔がやたらと疲れて見えたのは、ワタシが熟睡中になにやらおこなったせいではないかと。
というのは冗談のつもりで話していますが、実際どうだったのかはわかりません。
なんか、大人のオモチャが落ちてましたし。ウソですけど。

ブランチを食べて、新宿駅でお別れ。
名残惜しかったです。
あんじぇさんは家路に、areyさんは「せっかくだから」と映画に。
ワタシはハシゴで別の知り合いがたと約束を入れていたので、そちらへ向かいました。

もう、お酒はいいやー。

と思って次の会場へ向かったのですが、気がつけば、着いてから30分もしないうちに「うわーっ。まわったーーーー」となるくらい飲んでました。


そんな風にして、じょりぃの「酒とバラの日々」(酒と百合か?)は幕を閉じたのでありました。
areyさん、あんじぇさん、楽しい時間をどうもありがとうございました。


2005年05月08日(日) 「遊郭記」暫定一覧

遊郭好きのみなさまこんにちは。

みなさまが書いてくださった「遊郭記」の数々を当サイトでまとめま〜す、と宣言したものの、仕事の高波がワタシを襲い始めましてなかなか思うように進みません。

なので、こちらに暫定的にそれぞれの方の遊郭記URLを一覧にしておきます。
掲示板にお知らせしてあるままですと、どんどん流れていってしまいますので。
「転載はいいけれど、リンクは困る」というかたがいらっしゃいましたら、お手数でもじょりぃまでご一報くださいませ。

以下、書かれた順番で一覧にしておきます。


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遊郭記

●お嬢様と姫(じょりぃ)

●書生M吉の場合(みやきちさん)

●白樺の爪先(アヤコさん)

●鋭利な夕月(areyさん)

●番外編〜Jolie's whorehouseへようこそ〜(未完)(みやきちさん)

●五番町女狸衣楼(カンマさん)

●娯楽(あきさん)

●なんちゃってフランス娼館風(NORIさん)

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お楽しみくださいませ。


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