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2004年11月29日(月) 登場人物たちの近況報告ふたたび

気付けば「ナナ!、ナナ!」という気持ちの悪い更新ぶりになっております。
いろいろと他にもささやかな事件や笑いがありまして、そういうものに遭遇するたびに「ネタができた」とほくそえんでいるのですが、いかんせん、今のワタシには時間がありません。
あ、でも今日は精神的にはちょいと一区切りできたかしら。嬉しい。

まあそんなわけで、ナナナナ言ってると「じょりぃってもしかしたらナナのことが好きなのかしら」と疑われてしまいますので、また軽く登場人物達の近況報告などをさせていただきたいと思います。

きょん、ナナ、なっちゃんはまあいいとして。


まりあ。----------

おみやげまだ送れなくてゴメンナサイ。
すっごくつまらないもの(謙遜にあらず)を買ってきてあります。
待っててください。



りっちゃん。-------

・・・・・・・・最近会ってないなぁ。
ワタシの態度が急に冷たくなっているのは自覚しております。
でもきっとキミは気にしていないでしょうね。
「また疎遠の波がきたのね。そのうちまたしつこくなるでしょ」くらいに思っていらっしゃるのではないかと。
おみやげ買ってあるので渡しに行くね。  そのうち。



K姫。------------

先日日記にちょろっと書きましたが、仕事でお会いいたしました。
「コナ100%コーヒーをおみやげに買ってきました! でも今日持ってくるの忘れました。えへ」
とワタシが申しましたら
「ありがと。    でもあたし、コーヒー飲めない、って忘れたの?」

忘れてました。
スミマセン。
姫様のことだというのに。

タマリンにおみやげ買ってくるの忘れたから、コーヒーはタマリンにあげようっと。

それとK姫。
仕事の報酬についてなんですが。

ワタシがK姫に弱いってわかっていながら、笑顔と困った顔で値切りまくるの勘弁してください。
社長にいつ
「Kの部署だけ見積が安い。 全部署、この金額に合わせてね☆」と言われるかと思うと、マジで胃に悪いのでございます。

明日、K姫とお会いすることになっております。



iプチ姫。-------------

明日、K姫と会えるのはiプチ姫のセッティングのおかげでございます。
K姫とワタシのお誕生会を開いてくれるのであります。
ていうか、また3人でお食事するだけでありますが。
K姫の誕生日は11月だからギリギリとしても、ワタシは9月に毎度おなじみの23歳になっているのですが、そんなことは社会人のつきあいとしてはあまり気にしなくていいのですよねきっと。
いつもありがとうございます。そのお気遣い。
できれば夫様は連れてこな    なんでもないです。

で、ええと、9月頃から「資料が揃い次第、お仕事お願いしますね」とおっしゃってくださっている件、
まだ揃わないのでしょうか。
またギリギリになって
「どうしよーじょりぃさん!あと一週間しかない! 無理だよね?無理でしょ?寝てないんでしょ? でもお願い☆」
とおっしゃってくださるのを、じょりぃ、楽しみにしております。



不思議ちゃんEさん。-----

ワタシが愛してやまないアニメ「ふたりはプリキュア」に「ポルン」というちびっこの珍獣(正確には宇宙人か?)が出てくるのですが。


コイツの声としゃべり方が、Eさんそっくりなのです。
って、プリキュア見てない人にはなんのことやらさっぱりですが、見ている人なら「え? あの声? マジ?」と思っていただけるはず。
あの高くてぽよぽよして舌たらずな話し声で、常人の何倍もの仕事をこなし、様々なプロジェクトを仕切るEさん。
本当に不思議な人でございます。

昨日の夜、打ち合わせでお会いしたときに「プリキュア見てくれました?」とお訊きしましたら
「日曜朝8時半ですか?・・・ワタシもうその時間には、巫女姿になって境内の落ち葉を掃いてますから・・・」と遠い目をなさっておりました。

しかしワタシもしつこいですから。

「Eさん、ちょっと『あそんでほしいポポ、あそんでほしいポポ〜』って言ってみてください」

と、言ってくれっこないよなと思いながらお願いしましたら、

「あそんでほしいポポ、あそんでほしいポポ〜」

と、感情をこめてしっかりとやってくださいました。
まるでポルンでございます。

「じゃあ今度は『プリキュアが危ないポポーー!!!』って言って」
「プリキュアが危ないポポーー!!!」

つきあいいいですね。
もうひとり別の人が一緒に打ち合わせしていたというのに。

「じゃ、今度は『好き。抱いて』って言ってみてください」

とはとても言えません。
Eさんはそういうところ、潔癖症なのでございます。口きいてもらえなくなっちゃうマジで。


「あたし、昔エルモの笑い袋に似てるって言われたこともあるんです」と、Eさん。

「え? 何に似てるって?」
「セサミストリートのエルモですよー。赤いの。それの笑い袋」

↓ちなみにエルモ。


「意味がわかりません」とワタシ。
「けひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃーーーー!!」
「!!!!」<マジで一歩退いたじょりぃ
「っていう笑い声が似てたんです。てへ」

相変わらず不思議です。



タマリン。---------

先日、きょんと3人で久々に食事をしました。
この人、今、免停なんです。
ええと、ちょっと事故りましてね。しかも、ちょびっとだけアルコールが出てしまったのです。
事故といっても怪我人はなく、本人もかすり傷ひとつ追っていないのですが。
酒気帯びで事故、なんて、社会人としてあるまじき行為でございますから。
本人もえらく反省しておりまして、しかも信用に関わるということでひた隠しにしているんですが。
というわけで、タマリン、現在裁判所通いでございます。 犯罪者です犯罪者。

「で、どうなったの?」ときょん。
タマ「んー。免停は1ヶ月って決まったんだけど、それって行政処分なんだってさ」
じょ「ふむ」
タマ「で、民事で罰金が決まるんだって」
きょ「ほう」
じょ「で、あとはなんだ?」
タマ「よくわからないけど刑事?」
じょ「よくわかならいけどそういうことで話を進めよう」
タマ「それで、その事故の様子とか、今回のことならアルコールの具合とか状況によってさ」
きょ「うん」
タマ「牢屋に入る、とか決まるみたいよ?」

間。

きょ「・・・・・牢屋ってアナタ」
じょ「言うか? いまどき」
タマ「え?  あれ?  じゃ、牢獄?」

刑務所 でいいんじゃないでしょうかね。
子供じゃないんだからさぁ、ろうやは勘弁してほしいろうやは。

こんなタマリンの5年前に亡くなった父君の職業は検事でございました。



ということで。

おかげさまで、じょりぃは毎日楽しく暮らしております。


2004年11月08日(月) 嗚呼、デビルマン

この、暮れに向かってせわしない時期にハワイに行こうなんて考えるのがそもそも間違いなわけですが、ワタシったら忙しくて泣きそうです。
まだ旅行の準備も全然しておりません。
売るほど時間のあったはずのきょんは、自己管理の苦手さがたたったのか、今頃もそもそと旅支度をしています。
明後日(ていうか、もう明日よ?)出発なのに、ワタシたち大丈夫なのでしょうか。
オマケにワタシったら、仕事か支度かしなければいけないのに、このように日記の更新なんてしているわけです。

しかも。

おもしろいサイトを見つけてしまったので、じっくりと読むなどというヒマ人も真っ青な荒技まで繰り広げる始末。
さてここからはヲタク話題でございますよ。すみませんねえ。

で、なんでそんなサイトを見てしまったかというと。
映画「デビルマン」があちこちでひどい言われようなので、ちょいと2○ゃんを覗いてしまったら、後に引けなくなりました。
「ひどい言われよう」と言っても、なんていうんでしょう、普通の「ひどい言われよう」とは少々違った感じなのが気になりましてね。
みなさん、こう、脱力というか、あきらめというか、人生の大切なものを失ってしまったようなというか、まあ、そういう感じ。

掲示板に顔を出してくださるま○こさん(伏せ字にするとヒワイでございます)も、デビルマンの被害に遭われていらっしゃったと思いますが。
どのようなダメージだったのか気になって、調べ始めたらこのていたらく。
すべてはまる○さんのせいです。<相変わらずすべては人様のせいのじょりぃ

で。

「未見の映画の批判をするのはルール違反」なんですけど。
じょりぃは常にルール違反してますから、まあかまわないと言えばかまわないんですが。
いつもはしません、未見映画の批判。たぶん。

が。

この「デビルマン」に関しては「それもアリ」ということになっているみたいです。
2ちゃ○やらあちこちのデビルマン批評やらを見ていると、なぜか手に取るように内容がわかってしまう、という不思議さもあるんですが。
あまりにもひどい言われようなので、もう見たくて見たくてしかたなくなってしまったりするんですけど、そうやって見に行った人が次々と人生の大切なものを失っていく様を見ていると、ちょっとドキドキしてしまいます。
見る人をゾンビ化してしまう、おそろしい映画、デビルマン。

さらに「そのように好奇心に負けて見に行くと、結果、興行成績が上がって、日本映画のためにならない。行くな!DVDレンタルを待て!」と、みなさん真剣に訴えております。

すばらしい。(なにが?)

この「映画・デビルマン」に関しては、こちらのサイトがいちばんわかりやすくまとめてありますので、もう、ぜひぜひご覧になっていただきたい。
特に、マンガ「デビルマン」に多少なりとも心を動かされた人は、ぜひご覧になってください。


ワタシのように、泣きたくなります。


デビルマン、それは、ワタシの幼少時代のヒーロー。
最初の出会いはアニメでした。 主人公アキラは本当にかっこよかった。ハンサムでした。恋してました。
その後、原作マンガを読んで、ワタシの人生観はひっくり返ってしまったのです。
何これアニメと全然違うよ。 怖いよ、うえーーーん、と。
あんなに救いのない、しかしテーマの深い物語を読んだのは、生まれて初めてだったのでございます。


デーモンは、そりゃ怖いけど、ホントに怖いのは人間なんだ。
怖いよ怖いよ。
正しい心を持って正しい行いをしていたって、このあいだまでにこにこ話していた人たちに、つるしあげられてバラバラにされてしまうこともあるんだ。うえーーーーーん。

マンガ「デビルマン」は、小学生だったワタシの心に強烈な、トラウマに似た恐怖を残しまして。
が、怖いだけでなく、なにかこう、「それぞれの正義」とか「理性とはなんだ」とか「まっすぐ生きていれば幸せになれる、とは限らないんだな」とか、そういった人生の深淵を垣間見る機会を与えてくれたわけでございます。
人間のせいで人間が残酷に不幸になるような状況を見聞きするたびに、ワタシの心にはデビルマンがよぎったりもしました。
狂ったような目で同胞を血祭りに上げる、あの絵ヅラたちがまざまざと浮かんだりしたわけです。

で、映画のデビルマンですよ。
映画化が決まったとき、たいていの原作ファンと同じように、ワタシも楽しみにしておりました。
大人になってからデビルマンを読んで、やはりある種のショックを受けたきょんともども「見に行こうね★」とウキウキしていたわけでございます。


そして繰り返しますが、こちらのサイト

読むと原作ファンとしては悲しい気持ちになってきますが、「恋も友情も危機に陥れるデビルマン」のスレッドは楽しかったです。
映画って、ケンカの原因になるんですよねえマジで。
高校時代、齊藤由紀主演「雪の断章」をなっちゃんと見に行って、大ゲンカしながら自転車漕いで帰ってきたことを思い出しました。


これも笑った。↓

【好奇心が身を滅ぼす】スレより


「ネットの評判なんて、信頼できるかっ!」
って、家を飛び出していった旦那。
夕方、デーモンとなって帰宅。



・・・理性を滅ぼされてしまったんでしょうね旦那。お気の毒です。


とまあ、うっかり好奇心に負けて、あるいは「他人の勝手な批評なんて信用できない!自分の目で確かめる!」と正義にかられて見に行ってしまった場合。
みなさんほぼ例外なく、デーモンに体を乗っ取られてしまうような状態、すなわち「人間としてのまっとうな理性」をなくしてしまった状態、すなわち怒りに怒って帰ってくる、と。

すごいですね!

この映画を撮った監督は、デーモンの手先としか考えられません。


というわけでですね。


明後日(ていうか、だから明日)出発だというのに、いまだにナナから留守電吹き込みをしてもらえないじょりぃは、デビルマンのことで頭がいっぱいなわけでございますよ。
映画好きとしましては、やはりここで映画館に足を運んでデビルマンを見に行くのは、長い目で見て日本映画界のためにならないと思うので(偉そう)、ひたすらDVD化を待つじょりぃであります。

なんて言ってて、ガマンできずに見に行ってしまうかもしれませんが。
でも、ワタシがバケイションを楽しんでいるウチに、打ち切りになっちゃいそうですねこりゃ。



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