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2004年10月23日(土) 地震で携帯について悩むのも変ですか

台風がイッちゃったと思ったら、今度は地震ですか?

ワタシの暮らすところは北関東でございますから、揺れましたです。
屋外におりましたので、特別びっくりいたしました。
デカイ地震がくればどこにいてもびつくりするとは思いますけど。

ワタシ、仕事のつきあいのイベントに参加していて、なっちゃんとりっちゃんと一緒だったんですが。
3人できゃあきゃあ乙女らしく大騒ぎしまして。
「今回は震度5はいったね」と、自信満々で言い合っていたんですけど。

結局震度は4でした。

不満。
あんなに揺れて、あんなに怖かったのに。

なんていうんですか。
車がすごーーーーーく渋滞してイライラしてて、でもその先に事故現場とか見ると「ああ」と納得して満足、ということってありませんか? えらく不謹慎な例えですけど。
で、事故とかでなくてただの自然渋滞だったりすると、ミョーに腹が立ったりして。

それと一緒で、あれだけ怖かったんだから震度5くらいはないと納得できなかったのですよ。
震度4、と知った時点で、自然渋滞と同じ種類のストレスが。

というくらい、体感的には揺れておりました。

で、震度6の地域のかたがたなんですが。
4のワタシたちですら「すげえ揺れ!」「死ぬかも!」と思ったんですから、恐怖のほどはいかばかりだったかと。
今回はリアルにそう感じました。

で、日頃ワタシは日記に地震がどうの台風がどうのとあまり書かないのでございますが。
今日はどうしても言いたいことがあって書いているのであります。

それはなにかといえば。

地震があってすぐに、地震の状況を知りたくて携帯からネットにアクセスしたんですが、案の定つながりません。
みな考えることは一緒です。
で、きょんの無事を確認したかったんですが、こちらも電話がつながらず。

ワタシ、3ヶ月ほど前に、ツーカーからauに乗り換えたんですけど。
あまりにも自宅の電波の状態が悪かったので、愛していたツーカーを裏切ったのであります。
が、ツーカーユーザーだったときは、自宅で携帯を使うのが非常に不便であったのですが、災害時や「ハッピーニューイヤータイム」に電話やメールがつながらなかったことはなかったんです。

なぜなら、ツーカーはユーザーが少ないので、回線がパンクしないのであります。
ああさびしい理由。

auは繁盛しているらしく、ワタシの携帯は今回の地震時は役立たず状態。
なっちゃんとなっちゃんのダーリン・のっぽ君は、すぐに電話でお互いの無事を確かめ合うラブラブぶり。
そう、ふたりともツーカーユーザーなのであります。

きょんはツーカーユーザー。
ということで、なっちゃんの電話を借りてきょんにかけてみましたら。

一発('-^v)

お見事ツーカー。


せっかくauに変えたんですが。
いざというときに使えるツーカーのほうがいいのかしら。
しかし、毎日の使用に支障をきたすのもどうかと。
ということは、2台持つべきなのかしら。

と悩み中。


ツーカーさん。
CMの訴え方を変えてみませんか。


ツーカーはユーザーがすごーーーく少ない。
だから、つながる。
いざというときも、絶対つながる。
ハッピーニューイヤーも、絶対言える。すぐ言える。

だけどいつもはつながらない。

シンプルって難しい。 ツーカー。



でもこれでみんな加入しちゃうとつながらなくなっちゃう罠。
このジレンマを乗り越えたとき、ツーカーの明るい未来が待っているのであります。
ていうか、我が家の真ん前にアンテナ(でいいのかしら)つくってくれればいいんですよツーカー。
聞いてますか?ツーカー。


ここまで書いて、すごくどうでもいいこと言ってる気がしてきたのでそろそろやめます。
明日は早いので早寝します。
地震、もう来なくていいですから。寝かせてください。怒りますよ?



追記-------------------

このあとのニュースで、ワタシの住んでるとこは「震度5弱」に訂正されておりました。
ちょっと満足。
だって怖かったんだもん。
震度4で怖がったと思ったら恥ずかしかったんだもん。



2004年10月10日(日) なんでこんな話に

掲示板で「じょりぃさんは甘えるのも甘えさせるのもヘタなんじゃないか?」という話題を頂戴したので、本日きょんと外食中、ちょっと訊ねてみることにしました。

「ねえ、ワタシって、甘えるの、ヘタかな?」
「は?」

質問が唐突すぎましたでしょうか。

「どお?」
「んーーーー。よくわかんないなー。甘えるってなんだ?」
「んーと、じゃあ、ワタシ、あなたに甘えてますか?」
「甘えてないんじゃない?」

どうも、なんとなく、「甘える」の解釈がずれているような気がしないでもないんですが。
でもまあいいや。めんどくさいから。

「甘えてほしい? ワタシに」
「えー? イヤだなぁ」 ハッキリ拒否するきょん。
「やっぱり。 ワタシのまわり、こんな人ばっかだ(笑)」
「なに? 甘えたいの?」
「ううん。 今のままでもワタシとしては十分甘えてるし、これ以上甘える気もないんだけど」
「ふうん」

間。

「じゃあさ、ワタシ、甘やかすのはヘタかな?」
「はぁ?」
「甘えづらい?」
「考えたこともないや」
「考えて」
「甘えづらいかどうかはともかく、そもそもあたしの中にじょりぃやその他の人に甘えたいという欲求がないのでわからない」

なるほど。

「ワタシにとって、甘えるということの定義ってさ」とワタシ。
「うん」
「他人の領域に、自分の感情に任せて踏み込んでいく感じなのよ」
「なるほどね」
「人んちに勝手に入って、おなかすいたよーとだだこねてごはん食べさせてもらうみたいな」
「あはははははは」
「だから、自分から甘えるというのはちょっと抵抗があるのだね」
「ふうん」<どうでもよさそう
「こう、どんなに親しくなっても、ドアを開ける前はノックをしてから、みたいなさ、そういうケジメが必要なのだな」
「ああ。わかるわかる」
「ドアって、心のドアよ? トイレとかじゃなくて」
「わかってるよ」

これ、あくまでも「ワタシにとって」の話ですから。念のため。

「でもさ、じょりぃはそういうとこ、ちょっと厳しいとこあるよね」ときょん。
「厳しいとは?」
「あたしの前でだらしない姿見せたりしないしさ」
「あなたは見せてますね」
「あたしが本気を出せば、もっとだらしなくできるんだよっ」
「おみそれしました」
「あたし、そのことに関して訊きたいことがあったんだけどさ」
「うん」
「じょりぃ、どうしてあたしの前でおならしないでいられるの?」


は?


あの。
今、なんの話をしていたんでしたっけ?

「は?」
「あたしはさ、じょりぃの前でしちゃったことあるじゃん」
「まあね」 でも10年以上一緒にいて、2〜3回程度ですよ。
「でもじょりぃはそういうのイヤがるからさ、気を付けてはいるんだけど」
「でしょうね」
「でもさー、気を付けてたって出ちゃうから、出ちゃうわけじゃん?」
「はあ」
「なんで出ないの?」
「なんでと言われても・・・コントロール不能なときは出ちゃうよ。寝てるときとか」
「起きてたってコントロール不能なときはあるんだよっ」<怒ってます
「ワタシだってあるよ」
「じゃあ、してもしらばっくれてるわけ?」

あの。
なんでこんな話に。

ワタシはちょっと、甘えについてきょんとディスカッションしたかっただけなんですが。
どうしておならをするだのしないだのという話になるんでしょうか。

「しらばっくれてるなんて・・・・」
「いつもすかしてるの?」<マジメに訊いてます
「すかしても匂いでばれると思うんですが」
「ナゾなんだよねー」
「ワタシよりナナのがすごいと思うよ」<話をそらしました。
「どうして?」
「子供たち、ママのおなら聞いたことないって」
「えええええええ!? それはスゴイね」
「ね」
「ナナはおならが出ないのか?」

出ると思いますけど。
あまり想像したくないんですけど。

「いつしてるんだあんたたちは!」

きょん、なぜか怒ってますけど。


「でもさ、そんな、不可抗力で出ちゃうもん、ワタシだって目くじら立てないよ」とワタシ。
「そうかなあ?」
「あたりまえのようにぶーぶーやられちゃったらすごくイヤだけどさ」
「あははははははははは ってこのへんで『ぶっ』 とかね」
「イヤだね」
「でもじょりぃ、怒ったことあるんだよ」
「おならで?」
「うん」

ワタシは覚えていなかったので、きょんが話して聞かせてくれたのですが。


いつも言っているとおり、きょんはリビングでぐうぐう寝てしまいます。
ワタシはこれが大キライ。
さきほどのケジメの話に共通するのですが、すごくだらしない気がしてイヤなのです。
自己管理がまるでできていない感じで。

というわけで、ワタシはきょんがリビングで寝始めると一気にフキゲンになっておりました、当時。
最近は、それで健康を害することもないことがわかってきたので、すっかりあきらめて好きにさせておりますが。
当時はまだフキゲンだったようで。

きょんは寝ていて、ワタシは隣でビデオかなんか見ていたらしいです。
で、そのときに、きょんがまあ、ぷうっ となさったと。

「そんな、寝てるときなら不可抗力じゃん。ワタシ、怒らなかったでしょ?」と、話を割って抗議するワタシ。
「いや、怒ったんだよ」
「なんて?」
「あたし、半分寝て、半分起きてる状態だったんで、じょりぃが言った言葉が聞こえたんだけどさ」
「うん」
『最低だな』って、低い声で、吐き捨てるように言った」
「わはははははははははははははははウソだよそれええええ」
「言ったんだよ」
「それは失礼いたしました。 あなたがリビングで寝ることに腹を立てていたピークの頃だったのでは」
「いや。ピークは過ぎていた」 そこまでわかってるなら、ベッドで寝てください。
「怒ったのかワタシ」
「うん。で、あたしもあたしなんだけど、じょりぃのその言葉聞いてさ」
「怒ったの?」
「ううん」
「悲しんだの?」
「あはははははははははははって、寝てたのに大笑いしちゃったんだよ」
「あはははははははは ていうか、何がおかしいんだよ!」
「だって、おならして最低だなって本気で言われちゃうって、あたしバカみたーーいと思ったら笑いが止まらなかった」

こういう人だから、神経質なワタシと一緒にいられるんでしょうね。ありがたいことでございます。

「ワタシもびっくりしたろうな。寝てた人がおならして、そのあと大笑いしたんじゃ」
「いや、それが、軽蔑したような目でちらっとあたしを見た後、無言でテレビ見てた」
「わはははははははははははは」
「あはははははははは」
「あなた、よく怒らなかったねその状況で」
「うん。なんかそのときはそれで済んじゃった。またすぐ寝ちゃったし」

だからベッドで寝ろと。

「もしワタシがきょんの前でおならしちゃったらどうする?」
「喜ぶ」 <どうかしてます


甘えの話から、おならの話になってしまいました。


ホントにワタシは、この人のおかげで神経病まずに済んでるんですよ。


だから、寝っ屁くらい、いくらでもどうぞ、きょん。
もう怒るワタシではありませんので。


2004年10月07日(木) 母性的な女(by an○n)

これ、サーモンピンク・フラミンゴのほうに書こうか悩んだんですが。
悩んだ結果、エッセイというよりも、もっとお気楽にやりたいということで、日記に。
と、ワタシ以外の人にとってはどうでもいい書き出しでございますが。

「とにかく甘えたいの!!」「ならお母さんに甘えろ」という情けないナナワタをアップしたと思ったら、a○anの最新号の特集が「母性的な女」だったので、なんとタイムリーな、ということで買ってみました。

ええと。
ana○編集担当者がここを読んでいるとはとても思えませんが。
まずは謝らせていただきます。 スミマセン。ぺこぺこ。

さて。感想。

すげえつまらなかったです。
最近の○nanは、どんどん安くなってますね。
ワタシが若い頃のa○anは、「ファッション誌」というくくりでありましたが、最近はもう「ちょっとお洒落な女性週刊誌」という雰囲気でございます。
テーマは常に「男にモテるためにはどうしたらいいか」という軸でございます。
違うときもあるんでしょうけど。 多い。 露骨。 飽きたよもう。

というのは、ワタシがオンナ好きだからだと言われてしまえばそれまでですが。
それだけではないはずです。
中身もこう、以前と比べるとやっつけ仕事風。
an○nがセックス関係に露骨に介入し始めた頃って、確かモックンのヌードをばばーーーん! あたりだったと思うのですが、あの頃はまだこう、何か志のようなものを感じたものでしたが。
「女性のオシャレなセックスライフは、あたしたちが引っ張っていくのよ!ついてらっしゃい!」みたいな心意気を感じたものでしたが、最近は「男にモテる法則」をテキトウに盛り込めばそれでOK('-^v)・バカ女どもが食いついてくるでショと思っているフシが見受けられるですよ。

いかん。
ちょっと言い方がキツくなっているわワタシ。
だってだって。
利口な、モテ系の人が今のana○読むとは思えないんですもの。
と思ったけど、モテる人は「こうすればモテる!」なんて記事は読まなくてもいいから、そもそもターゲットになっていないのか。
でもだとしたら、やはり「ファッションリーダー」としての役目はもう終えてしまったと判断されても無理もないのでは。

とまあ、○nan談義はここまでにして。


今週の特集記事「母性的な女」のサブタイトルとして「究極のモテ技はここにある」とあります。

やっぱりモテかい(゜▽゜)



で、ぢゃああたちもモテなくちゃ!とはもちろん思わずに「どれどれ」と中を見てみましたら。


ワタシは何を隠そう、というかまったく隠せていませんが、母性的な女性が好きであります。
そのワタシから見ると「はぁ?」という感じ。

部分を拾って紹介し、それを批判するのはフェアでないのは承知でやっちまいますが。
ということなので、「じょりぃ、何を勝手なこと言っているのか」というかたは、是非ananを買ってください。
と、お詫びに宣伝してみるじょりぃ。

まず、「惹かれずにはいられない!時代が求める母性的な女の条件」という記事のポイント羅列のタイトルですが。

1. 別の価値観を受け入れる、柔軟さと許容量のある心。
2. 他人に依存しない、一人でいられる強さ。
3. 華やかでどこか緩い、フレンドリーな外見。
4. 人の痛みを推し量れる、痛い経験をしている。
5. 間や空気を読めるだけの、経験や場数を踏んでいる。
6. 男心のツボをこころえ、うまくつく術を持っている。
7. 尊敬の気持ちを抱かせる秀でた何かを秘めている。
8. 大丈夫な気分にさせる、明るさと責任感がある。
9. お互いを客観視できる。冷静な恋愛感覚がある。
10. 人を惹きつけ魅了する、揺らがない自信と自我。



あの・・・・・・。
これって、別に、母性に限ったことではないのでは・・・・。
「惹かれずにはいられない!時代が求める女性同僚の条件」でも良さそうですし、「時代が求める最高の女友達の条件」でもまったく問題が起きなそう。

というか、この羅列を見て「母性」とピンと来る人がどれくらいいるのか。
ワタシはこのへんの感覚的には男性と近いものがある自信がありますが、「ふうん、母性ってそうなんだー、へー、あそー」としか思えませんです。
世の男性は「そうそう!これだよこれ!キターーーーー!!!!」とか思うんでしょうか。

思わないとしたら、ピントがずれちゃってますよね。

このへん、女性編集者が「母性萌え〜」の感覚がわからず、理詰めで行っちまったな、という感が強いのですが。
もちろん、リサーチなどなさって苦労したのだろうとは思いますが。 でもなあ。


で、もうひとつ。
「男が母性を感じるポイント」だそうです。

笑顔
綿素材の服
曲線的な眉
無駄な脂肪
甘い匂い
丸いお尻
切り揃えられた爪
ソーイングセット
手のひらの温かさ
豊かな胸
ロングスカート
ナチュラルメイク
鞄に入れた文庫本



脱力。


あまりにもステレオタイプなラインナップの中に「あまりにもだから意外なセンも入れておこう」という感じが見え見え。
ああ、ゴメンナサイ、a○an。 ワタシ止まりません。
女性の母性にメロメロメロンな立場としては、「むきーーー!!」とならずにいられないのであります。

特に「ふふ。どうよ?」という鼻息が聞こえてきそうでイヤなのが「綿素材の服」「手のひらの温かさ」「切り揃えられた爪」(レヅですか?)、極めつけは「鞄に入れた文庫本」!!!!!

官能小説を常に鞄に入れている前の会社の常務(♂)は母性的だったのかぁ、と、ひねくれたイヤミのひとつも言いたくなります。

なんで文庫本かというと、「自立した雰囲気を醸し出すのが、鞄の中からちらりと見える文庫本なのだそう」 なのだそうです。
一人上手を演出して、母性のアピールにつながるのだそうです。なのだそうです。

もう、何がなんだかわかりません。


その他、ぼつぼつと蕁麻疹が発生してしまいそうな記事が続くわけですが。


その中で、ワタシが「うん!これなら納得!」と思った記事が。

それは「みうらじゅんさん、しりあがり寿さんが指南 男を子どもに帰らせる、一撃必殺の母性的殺し文句」という記事。
タイトルはまたもや「はふー(脱力)」ですが。
みうらじゅんとしりあがり寿が、母性についてのしょーーーもないことを対談している記事です。

そもそもワタシはふたりとも大好き。
だって、ふたりともアホなんだもん。知的なアホ。しかも日頃から本気でアホを追求しております。
この、アホにマザコンがかかったふたりの対談でございます。
どれくらいアホかというと



園児服着てます。って、これはたぶん用意されたものを撮影用に着たんでしょうけど。
ふたりとも、園児服を着せられてとても嬉しそうなあたり、好感が持てます。


で、すごく期待して読んでしまったのですが。
期待しただけにショックが大きかったらどうしようと思ったのですが。

このページだけは納得でした。

やっぱり、母性愛萌えーなんて言ってるのは、基本的に甘ったれのアホなのであります。
その自覚がちゃんとある本物のアホに語らせてこそ、「母性とはなんぞや?」というものがちゃんと見えてくるのではないかと。
しょせん「ばぶばぶむにゅー」したいけど、それしちゃったらメンツ立たねえし、でもしたいし、だからそのへん、うまくやってよ俺たちバカなのわかってんだからさー頼むよー、という、母性萌えなんてその程度のモンではないかと。求める側からしてみれば。

どれくらいわかりやすかったかというと、


by みうらじゅん


このイラストだけだとわかりづらいかもなので、記事から一部抜粋しますと

みうら:みんなで飲んでるときに、突然彼女に「もうお酒飲んじゃダメ!」とか言われると、
    「もう一杯だけだようぃ」とか言いながら、むくれたりして。気分は少年ぽい感じで。
しりあがり:フフフ、その注意される感が嬉しい(笑)



そうそう。それよ。
「もう、ダメな人ね」と言いながら、それでも「バカ」と思いながら一緒にいてくれる、この感じ。
これがワタシの求める母性。ワタシだけかもしれませんが。あ、みうらじゅんもか。

で、これ↓も納得だったのですが

しりあがり:でも、心配してくれるのはいいんだけど、絶対に言っちゃいけないのは
      「アンタのために言ってんのよ!」っていう、恩着せがましいひと言。
      それを言われたら冷める。


そうなんですよねー。
そして、今週のan○nを読んで「よし!母性もらったああああ!」とガッツポーズをして男子にすり寄っていくような女子は、絶対にこの手のミステイクをやらかすはず。
賭けてもいいです。100円。


そして、さらにもっとわかりやすいのがこれ。


by しりあがり寿


そう。
これだけでいいのですよ。
恥ずかしいほどわかりやすいですが。
「なんだかすげーうれしい!!」という言葉にすべてが込められている気がします。理屈ではないのです。
そしてこの際、胸が大きいとか小さいとかではないのです。
好きな人の胸ならいいのです。
甘えたいと思っている人の胸なら最高なのです。
あ、別に胸でなくてもいいのかもしれませんが、胸はやはり象徴です。


とまあ、ana○の悪口ばかり言ってしまったのでもうひとつ褒めさせていただくと、「大阪おかんに見る"母性の花道"」という記事もおもしろかったです。
大阪の人が読むと「違う!」と思われるかもしれませんが。
でもこの記事も、「ますだおかだ」「アメリカザリガニ」という男性芸人の対談になっております。
どうしてなのかしら。やっぱり萌え側に語らせないとダメなのかしら。


とまあ、さんざん好き勝手言わせていただきましたが。
「じゃあ、おまえにとっての母性って、いったいなんなんだよこのぬりかべ野郎が!」と当然思われることでございましょう。


んーーーーーーーーーー。 (ここで○nan編集者の苦労が1%ほどわかったじょりぃ)



『カッコ悪い部分こそ、「しょーがないなあ」と引き受けてくれる懐の深さと強さ』


かな。


と、カッコ悪いとこばかりの自分にとって都合良くまとめてみて、言い逃げさせていただきます。

そして

罪悪感が生じてしまったので「みんな!anan買おうよ!!」と最後に力強く媚びを売らせていただきます。





2004年10月05日(火) 合併?(笑)

今日はちょっとお仕事の話を。つまんないと思いますけど。

先日焼肉チケットを買わされた同業者から、電話が来まして。
と、「焼肉チケット」の話は掲示板でした話だったので、なんのことやらわからないと思いますので、掲示板より抜粋。



今日、移動中に同業の仕事仲間から電話が。
「じょりぃさん、焼肉○○に行かない?」

○○は、そこんちのお客でもある焼肉屋さん。
何度かそこで彼らにおごってもらったことがあるので、「めんどくせえ」と思いつつもつきあいで「いいですねー。行きますー」と答えましたら。

「3000円のチケット買うと2万円得するっていうヤツの販売頼まれてるんだ。よかったー。で、何枚買ってくれる?」

営業かよ。

「ワタシのまわり、お肉食べる人いないんです(事実)。とりあえず、1枚」

そのあと「どうして3000円で2万円も得するのよ」とか「最初から1万7千円分タダで食わせてください」とちょっとゴネてみました。
だってあたち、今ビンボーなんだもん☆




・・・ということだったんですが。

同業といっても、あちらのほうがよほど手広くやっておりますし、社員数なんかも違うので、うちはライバルとも見なされていないわけですが。
が、あちらがいっぱいいっぱいで仕事がやれきれないときや、うちのほうが得意そうな仕事のときに、「仲間仕事」ということで仕事を振ってくれたりしているのでございます。

が。

けっこう金にならねえのでございますこれが。
「仲間価格」になってしまう上に、企画段階から関わったりすると、途中で企画がぽしゃったりプレゼン失敗したりしたときはゼロ。
内情がわかるだけに「それでも手間賃よこせ」とも言えず、タダ働きすることも多く。
まあ、これはそこんちに限った話ではないんですが。
ワタシの実力不足といえばそれまでですしね。

と、ここまで前置きでございます。長い。


で、電話ですよ。

「もしもしー? D社の福(仮名)でーす」<男性です。
「あー、どーもー」
「このあいだはチケットありがとねー」
「いーえー」
「じょりぃさんさー、今って忙しい?」
「んー。 フツウです。余力はあります」
「頼みづらいんだけどさー・・・仕事お願いしたいんだけど」

頼みづらい、なんて言うもんだから。
ワタシったら、つい、無邪気に、無防備に、無神経に、ぽろっと言ってしまったのです。

「えー? またお金にならない仕事ー?」



受話器の向こうが凍りました。
凍ってから「しまった」と思ったのですが。
これはいくらなんでも失礼です。
お金になる仕事だってたくさんいただいているんですから。
じょりぃ、失言。

「・・・・・・・・・」
たいていのことは冗談で明るく返す福さんも、なんだか黙ったまま。
困ったわ。

「冗談ですよー。ゴメンナサイ。 やだー、本気にしないでくださいよー」

ちょっとかわいこぶってみました。

「あは・・・あはははははははは」<福さん
「あははははははははは」
「いや・・・あの・・・無理なら」
「無理なんてとんでもない。 喜んで」 お金になる仕事なら。<くどい
「今日、こっち来られる?」
「うかがいますよー」

ちょいと事情を聞いてみましたら。
主力スタッフが2名やめてしまうとのこと。
残るうち1人は事務員さん、1人は福さん。
福さんは営業一本槍の人。
仕事が取れても、形にすることができません。

なるほど。
これは困ったことでしょう。

「代わりの人間が見つかるまで、じょりぃさん、助けてくれない?」とのことで。
困ったときはお互いさまでございますから。「もちろん。ワタシを思い出してくださってありがとうございます」とお返事をし。

でもホントはちょっぴり憂鬱。
ここんちの仕事はやたら難しい上に、短納期、さらにお金はシビアなんです。
しかしまあ、仕事があるのはありがたいことですし。
単にワタシが利用しやすいという理由でご指名をいただいたのだとしても、クォリティの高いこの事務所の仕事をワタシに任せようと思ってくれたのもありがたいことでございます。
なんて考えるからいいように利用されてしまうじょりぃですが。

夜、先方へおじゃまし、引継を済ませ、コーヒーを飲みながら福さんと雑談タイム。
きょんがおなかすかせてないかなー、と気にしつつ。

最初はなんてことない、景気の話やら仕事の話やらしていたんですが。
県内の景況DIはすごい勢いで上がってるみたいですよー、と、本日県の会議で仕入れてきた話をさっそく披露して、福さん(と自分)を励ましてみるものの、
「うちの業界は最後だからね・・・」と、福さんにしては沈滞ムード。
まあ、確かにそのとおりなんですが。
オマケに彼、今はスタッフが去ってしまったりなんだりで、相当へこんでおりますしねえ。

ちなみに福さんはワタシと同い年なんですが。
とてもそうは思えない恰幅と貫禄の持ち主でして。
「同い年」と頭ではわかっていても、どうしても「お父さん」と話すような気持ちでいつもいてしまうワタシであります。
やり手ですしねえ。強引ですしねえ。
ワタシは女性でおまけにきゃわいい☆せいか(しらっ)、ワタシに対しては強引さは出さずに、大切に接してくれているのですが。

あるタイミングで、福さんが「ねえ、うちとじょりぃさんとこで、合併しちゃわない?」と。


合併。


って、もっと大きい企業同士の話なんじゃないの?
特にうちなんて個人事業だし。
合併というより、あからさまに吸収のような気がするんですけど。

「あはははははははは」<ワタシ
「社名もさ、○○××ってしちゃってさ」 うちの社名と福さんの社名をドッキングさせてます。
「変な社名。 あははははは」
「でもどう? 悪い話じゃないと思うんだけど」

そうかしらぁ。
悪い話かどうかはわからないけど、あんまりいい話とも思えません。

「んー、 よくわかんない」 バカのフリをすることに。
「俺、本気で言ってるんだけど」 愛の告白みたい☆
「どうも(笑)。 でも、ほら、ワタシったら、自由を求めてビンボー生活送ってるわけですから、自分の好きにやれなくなるのはちょっとなあ」
「ハッキリ言うなあ。 いいんだよ、じょりぃさんは今までどおり好きなようにやってて」
「でもー、なら今までどおりでいいんじゃないですか? お互い困ったときは声かけあえるようになってるんだし・・」
「いや。そこはさ、やっぱり、ひとつ屋根の下で」


要は。
ワタシを社員にしたいんでしょ?
ワタシとなっちゃんを実働部隊としてほしいんでしょ?

うちのメリットって、何?
給料制になって安定するってことかしら。
でもワタシ、この業界にさんざん勤めて思ったのですが、一定の給料のために「いつ死ぬんだろう」みたいな生活を送るのはもうイヤなんですよ福さん。
年だし。


結局やんわりと断るものの、この話を3往復くらい聞かされまして。
そのたびに「どう思う?」と。
だから、あんまり乗り気になれないの。
でも福さんは、「このままじゃ、こんな田舎で少ないパイでさー、共食いになっちゃうよ。それだけは避けたい」と。

共食い。
したい人はしちゃえばいいんじゃないかしら。
と思うワタシはもちろんのんき。
でもそれが資本主義というものでございます。

「ワタシ、この仕事にあんまり執着してないんです。共食い現象が起きたら、身も心もボロボロになる前にやめちゃうから、いいみたい」

やる気なし。
こういう事業所がまっさきに潰れるんですネ☆

結局2時間ひきとめられて(同じ話をリピートで)帰るときに。


「俺、じょりぃさんのこと、ホントに好きなんだよ」 なによ突然。 騙されないわよ。
って、先日騙されて焼肉屋のチケット買わされたばっかりですけど。

「ワタシも福さん、大好き☆」<テキトウ人間



ワタシ、合併まではいかなくても「ウチの傘下に入らないか」とか「一緒に組んで別会社つくって、もっと手広く稼ごうよ」とかいうお話をいただくのは、実はこれで4回目なんです。5年のあいだに4回。これはけっこう多いのでは。
これって、決してワタシの実力を買ってくれてるわけではないと思うんですよねえ。
みなさん、いつもは信頼関係をもって仕事をさせていただいているので、まあ、ある程度「こいつなら使える」とは踏んでくれてはいるんでしょうけど。
結局のところ、女ひとり(なっちゃんがいるとはいえ)でやってて、そこそこ仕事まわってて、という状態なので、なんかこう、狙われるみたいです。
何をどう狙われているのかはよくわかりませんが。

以前、占い師さん(美人)に見てもらったときに
「じょりぃさんは、『使わず、使われず』という状態で仕事をしていくのがベストみたいですよ」と言われたことがありまして。
これはうまい表現だなと思ったのです。
まさにその通り。ワタシにはしっくりきます。
それをキープするためには、今の状態がベストなんですよね。
というわけで、どのお話も「よくわかんなーい。えへへ」でごまかしてきたのですが。

今回はちょいとしつこそうな気配でございます。


帰りの車の中からなっちゃんちに電話して「こんな風に言われちゃってさあ」と報告しましたら

「えーー? そういうのは、福さんところが絶好調のときに言ってくれないとねえ。
 今言われても、巻き込まれてウチまで悪い状態になっちゃいそうだよねー」

と、福さんが聞いたら立ち直れないようなセリフを、やさしい声で言い放っておりました。
でも、そう。 そのとおりなのよ。

福さんとこがいい状態のときでも、ワタシはたぶん「よくわかんなーい。えへへ」なんですけどね。


今回、オチなしです。
なんかもやもやしたので、吐き出してみました。
と、日記らしい使い方をしてみました。   おえええええええ。<吐き出し中


2004年10月01日(金) 昇格しました

きょんの動物好きは、きょんを知る人にはもう、「動物といえばきょん」というくらいの、きょんという人を語る上で外せないものであるわけなのですが。

そしてさらに言わせてもらえば、ワタシときょんの関係を知る人がこの言葉を発するのは、一度や二度ではありません。
その言葉とは

「せめて(飼っている)動物たちと同じくらい、じょりぃちゃんのことも大事にしてくれればいいのにね、きょんさん」



・・・・・・・・・・・・。


ワタシも大人げないんですが、このことに関しては過去に何度かきょんとケンカをしております。
そのたびに「動物と張り合ってどうするのか」「じょりぃは人間なんだから、自分の世話は自分でできるでしょ? 動物は飼われてしまったら、飼った人が面倒見てあげないと生きていけないんだよ?」などと怒られてきたわけでございます。

わかってるけどさーそんなの。
あまりにも扱いが違いすぎるんですもの。

犬は毎朝散歩させてるのに、じょりぃのことはゆっくり寝かせておいてくれるんですよ?

ということではありませんよもちろん。


きょんの心の中の、「大切なモノ比重」の問題なのです。
ワタシの独断で比重を発表させてもらえば

動物5:自分2:仕事1.5:じょりぃ1.5

くらいでございますよ?

もともとワタシはいじけるのが得意なんですから、そりゃあ「け」という気持ちにもなります。
陰で動物に「おいしそうでしょー。でもあげない。ぱく」とかいやがらせのひとつもしたくなります。


と、ここまで前置きでございます。



本日。夜。
頭が痛くてリビングに薬を取りに行きましたら、「じょりぃがここに座らないかなー」と、自分の隣をぽんぽんっと叩きました。

あらめずらしい。

「それは、ワタシのことが好きで好きでしかたないということでしょうか」と、「バカじゃないの?」と返されるのを承知で訊ねてみましたら、なぜか「うん」と言いましたので、
これはもう、何か悪いウィルスにでもやられてしまったのかもと心配になって、隣に座りました。
が、頭痛のひどかったワタシは「横になっていい?」とことわり、ソファにごろんと。

「んー、じょりたん、かわいしょかわいしょ」 ぽん ぽん。

どうしたことかしら、とさらに不気味に思ったじょりぃですが、頭痛で弱っている人間、という扱いでこのようにやさしくしてくれているらしいです。ただそれだけです。
きょんにやさしくしてもらいたかったら「かわいそう」になるか「弱いとこ見せる」に限ります。
ということで「もうダメです。死にます」と言ってみたら「死なないから」と冷静に返されましたが。


で、軽く我が家のペットたちの話をしまして。
このときの話題の中心はネコちゃんだったのですが。
ワタシはこのネコにメロメロ。メスだから、ということもあります。
きょんは犬ばかりかわいがっているように感じたので(犬は2頭とも野郎です)、

「きょんはさー、犬と猫なら、やっぱ犬のがかわいい?」と訊いてみました。

「うーん・・・・・同じかな」

「ふうん。   じゃあ、犬とじょりぃならどっちがかわいい?」

「えーーー。 どっちも同じくらいかわいいよ」

「やったーーーーーー!!!」 <ガッツポーズつき

「あははははははははははは」


笑われてやっと気付いたのですが。
犬と同じ、と言われて喜ぶのもどうかと。

でもほら。
「きょんにとってじょりぃは動物以下」というのは、ワタシもまわりも認めるところでございましたので。
「同じ」というのは嬉しかったのでございますよ。

きょんもきょんで
「昇格したね」  と。



確かに昇格なんでしょうけど。
一瞬本気で喜んでしまいましたけど。



何か間違えているような気がしてきました。




さらにかわいがってもらえるよう、動物の着ぐるみパジャマの購入を本気で検討しはじめたじょりぃであります。
ナナにはナース服を着せようとし、きょん相手の場合は自分が動物の着ぐるみを着ようとするワタシ。


アパレル業界は、ワタシでもっているといっても過言ではありません。(過言です)








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