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2004年04月29日(木) |
逃げ口上は「恥ずかしい話」で |
本日、きょんと食事中の会話でございます。
みなさま、ラバークリーナーってご存知でしょうか。 「え? 恋人をキレイにする装置?」と思ったアナタはステキです。
こういうものなんですが。
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「接着部分からはみ出した余分なペーパーセメントを除去するのに用いる」ものです。 先日、文房具店で買い求めたままバッグの中に入れっぱなしにしておいたそれが、本日ラーメンを待っている間に出てきまして。 それを見たきょん、「わあ!懐かしーーー」と。 ワタシときょんが一緒の職場だったときに、よく使っていた仕事道具だったのでございます。
「これ見たら思い出したんだけどさ、あたし、じょりぃの鼻にペーパーセメント塗っちゃったことがあるんだけど。じょりぃは覚えてる?」 「覚えてない」 「なんでー? すごく驚いてたのに。『ホントに塗るとは思わなかった』って言って、かなりビックリして、おまけにムッとしてたんだよ」 「はて?」 「まだ仲良くなる前でさ、ケンカばっかりしてた頃」 「はて?」
きょんの話でだんだん思い出してきました。
ケンカというよりは、きょんが一方的にワタシのこと、怒ってばかりいたんです。 とにかくワタシのきょんに対する行動の全てが気に入らなかったみたいで。 で、そのときもワタシが何か言ったことに腹を立てたきょんが「いいかげんにしないと、これ塗るよ」と、ペーパーセメントを取り出しまして。 「塗れば?(軽笑)」と挑発したら、ホントにベタッと鼻に塗ってきやがったのです。
このペーパーセメントって、薄めて紙に塗れば「貼って剥がしてまた貼れる」という便利なものなんですが、肌につくとやっかいなんですよ。 ベタベタしてなかなか落ちないんです。
「しかもそれをさー、まりあさんがまたかいがいしく、じょりぃの顔から取ってやってるわけよ」 「ああ」 「ラバークリーナーでも落ちなくてさ、セロテープとかも使ってさ。『あらあら』とか言っちゃって」 「かわいそうなワタシ」 「かわいそうなのはあたしでしょ! いっつもそうだったんだから。ふたりして、わざといちゃいちゃ結託して、あたしの目の前でそーゆーことをしてたんだから」 「ふ。 ワタシのことが好きだったから腹が立ったのだね」<アホ 「違うよ! 2対1だったから腹が立ったんだよ!」
きょん、「思い出し怒り」をしています。不毛です。
「なんであんなに変わった出来事を忘れてられるのかねあんたは」と、きょん。 「忘れてたね」 「まったくもう」プリプリ 「でも、きょんに初めて舌を入れられたときのことは覚えてるよ」 にこにこにこにこ。 「・・・・・・・・・・」 あ、顔が赤くなった。おもしろいです。 「えへへへへへへへ」 「あっそ」 「きょんは?覚えてる?」<しつこい 「・・・・覚えてるよ」 「駐車場だったよね」<やっぱりしつこい 「もういいよっ。その話は」
「ディープキスはキライ」と、きょんとつきあう前から聞いていたワタシは、そーゆー関係になってからもベロチュー(<美しくない言葉ですね)はしなかったんですよ。 でもまあ、とあるきっかけで、きょんからかなり情熱的なシチュエーションでしていただきまして。 ああ、あの頃はよかったなあ(かなり遠い目)。
赤い顔して口数が少なくなってしまったきょんですが、とりあえず、ラバークリーナー事件の怒りは霧散してしまったようです。 めでたしめでたし。
これからも、きょんが「思い出し怒り」をしたときは、この手を使おうっと。 色気のない私たちとは言え、まだこの手の持ちネタはいくつかありますからね。 それらがすべて、遠い昔の話ばかりというところが、なんだか涙を誘いますが。
2004年04月27日(火) |
手術より怖いもの登場 |
さて。 お騒がせしてしまっている、ワタシの右膝ちゃん。 すみませんですねえ。 ちょいとご報告させていただきます。ぺこぺこ。
月曜日、お医者に行ってきたんですが。 また足を持ってぐりぐり動かされまして。
「痛い?」 「痛くないです」(痛いって言ったら手術されちゃう) 「これは?」 「痛くないですねえ」(手術よりは) 「これは?」 「あ"っ!」
たいして痛くないのに。 声が出ちゃうし、体が反応してしまいます。 なんだかいやらしいワタシの体。
「切れてるねこりゃ。絶対」 「でも先生、痛くないんです」 たぶん手術よりは。 「痛くないったってさ。ダメだよそんなこと言ったって。もう引っかかっちゃってるしさ」
何?引っかかってるって。何が何に? きぼちわるい。
痛い!と思う前に、どうしてなのか体がくるりんって回ってしまうんです。 それ以上はダメ!って感じになってしまって。 たいしてひねられてるわけじゃないんですけどね。
感じやすい体って罪ね☆ と、見当違いなことを言ってみたりしてですね。
てなわけで、「検査して手術ね。念のためもう一回注射して猶予期間見るけど」と。
ああ。 コワイ。 痛そう。
落ち込みまして。
でもしかたないかな、とも思いましてね。 と思いつつ、歩けないほど痛いわけでもないので、手術に抵抗のあるワタシ。 なんて具合に葛藤しつつも、入院となったときのために、なっちゃんと仕事の段取り相談したりして。
とまあ、このようにして一日かけて自分を納得させていったわけです。手術しなきゃしょーがないんだよと。 膝が使えなくなっちゃうと困っちゃうんだよと。 自分を脅しながら。
が、本日。
ワタシの母が、夕飯をつくって持ってきてくれまして。 仕方なく膝の話をしましたら「んーーー・・・・」なんて言ってまして。
夜になって、母から電話が。
なんでも、体操の教室をやっている先生に、ワタシの膝の具合を相談したらしいのです。(行動が速っ) 体操の先生ですから、その手の話も詳しいらしくて。 で、先生の話をまとめると、こんな具合↓
・半月板は、ある程度の年齢になれば、みんな多かれ少なかれ損傷している。(ワタシもそうだろうとは思ってました) ・実は自分も若い頃、まだ現役だった頃に半月板断裂と診断され、痛みはたいしたことなかったけれど手術をした。 そうしたら、毎日体を鍛えている現役スポーツ選手であったのに、リハビリしても完治するのに2年かかった。(に、2年!) ・なので、お宅の娘さんのようにまったく運動をしていない人の術後のダメージを考えると、 日常生活に支障がないなら手術はやめておいたほうがいいのではないか。(運動不足ですみませんねえ) ・それより、膝周りの筋力をしっかりとつけられる運動を、少しずつしなさい。(めんど・・なんでもないです)
なーんて具合です。
なーんだ。 やっぱ半月板が切れたくらい、どうってことないのか。
おまけにワタシったら、いまだに母親に頭が上がりません。 きょんとなっちゃんは、ワタシが言うことをきかずに何か無茶をしそうなときは「お母さんに言いつけるよ」と言いますし、 ナナも「○子さん(母です)に言っちゃおうっと☆」と脅します。 ワタシの周辺で、ワタシが母親にたいしていかにヘタレか、母がいかにゴッドマザーぶりを発揮しているか知らない人はいません。 それくらいすごいんです。 ワタシが情けないんじゃないんです。 母が怖いんです。 静かに怖いんです。 微笑んでいても怖いんです。 無理強いはしないのに言うこときかなきゃいけない雰囲気を醸し出せるんです。
ということで、さんざん騒いだ結果。
手術、やーめた。 医者もいーかない。 痛くて死にそうになったら考えよ。 ということに。
これも親孝行のひとつの形ということで。 ワタシが手術怖くてイヤだから、とかじゃ決してないわけです。 手術なんてチョロかったのに。 話のネタになったのにな。 み○きちさんと傷自慢したかったのにな。 もう麻酔なしでざっくりざくざくやってほしかったのにな。
でも
お母さんが言うんじゃしょうがないですからねっ('-^v)
↑三十んー歳の言うセリフ
そんなわけで、運動嫌いのじょりぃですが、膝もこのままというわけにもいきませんので(ナイショですけど、ホントは痛いんですよけっこう)、筋力アップのために少しずつトレーニングをしたいと思います。 まずは割れた腹筋を目指して!<何か間違えてる上に、このぷよぷよ腹がそう簡単に割れ腹筋になるはずもなく
ええと。 「もう二度とじょりぃの心配はしない」と、じょりぃを見限ったかたは・・・・・・・わお。全員手が挙がってます。あらら。
ここで無理をして、また何ヶ月かしたら騒ぐかもしれません。「手術です手術!」とか。 そのときは「この狼少年め!」と罵倒してくださいませ。 素直に泣いて謝ります。
ていうか、そんなことになったら、母を罵倒します。 って、罵倒なんてできるはずないんですが。
手術よりなにより、おかーさんが怖いワタシであります。ぶるぶる。
2004年04月20日(火) |
笑う門には福来たるということで、膝すら笑い始めました |
ワタシ、今膝を傷めておりまして。 昨日病院へ行ってきたんですが。
2月の始めに覚えがあったんですよ。 犬とハードな遊びをしておりましたら、足をひねったときに「ぱき」と小枝を踏んだような軽い小気味よい音がしまして。 いってええええええと思ったものの、ワタシの膝ったらもともとぱきぱきと良い音がするものですから。
放置しておりました。
が、痛い。
でもですよ。 体育会系部活出身者が、膝が痛いくらいで弱音を吐いちゃぁいけないんですよ。
ワタシたちの頃は、スポ根熱血系部活少女でしたから。 練習中に水飲んじゃいけないし、ケガなんてあたりまえで、「痛い」と言えば「自分に負けている!甘ったれるな!」とグランド走らされちゃう様な時代の人間でございます。
痛いのは気のせい、と思っておりました。 いまだに抜けない部活根性。 もはや誰も「いいと言うまで走ってろ!」なんてことは言わないというのに。
でもまあ、放っておけば治っちゃうだろうと思っていたわけです。
なのに、日に日に痛くなるし。
きょんとなっちゃんに脅かされ、自分でも痛くて不安になってきたので、とうとう医者に行ってまいりました。 「なんでもないよー。気になるなら薬出しとくね」くらいのことだろうと思っていたら、半月板損傷でした。 まあ、半月板て損傷しちゃう人多いらしいですけど。特にスポーツ選手と年寄り。 ワタシの症状なんて軽くて、どうってことないといえばどうってことないんですが、医者は当然脅します。
「様子見て、ダメなら手術ね」
イヤです。勘弁してください。
「手術の前に、どっちにしても間接鏡入れて中見て診断するから」
なに? 何をどこに入れるんですか?
「それって痛いんですか?」 「かなり痛い」
イヤです。勘弁してください。
「まあとりあえず、膝に潤滑剤入れて、しばらくは安静にして様子見て」
膝に潤滑剤を入れる? ええと、もしかして、飲んで膝まで届くのかしら?
「どうやって入れるんですか?」 「ん? 注射で。間接に、ちゅーっと」
イヤです。勘弁してください。
「それって痛いんですか?」 「んーーーー。 痛いね」
うわああああああああああああん。
あーどーしよ。あーどーしよ。こわいよこわいよ。
と、ホントにその場で連呼しておりましたら、先生「もしかして、注射で泣く人?」と。 「泣きません。 けど、とてもコワイです。どうしたらいいでしょう」 「まあでもしょうがないから」
きゃああああああああああああああああああ ぷす って、なんだ、平気じゃん。 全然平気。 こんなの痛くないですよ。ははははははは。
ぐすん。
騒がしい患者でスミマセン先生。 注射うまいですね☆
「とりあえず、毎週注射しにきてね」
うわああああああああん毎週怖いよう。
「ちょっと手出してみて」
先生に言われるまま、手を出すじょりぃ。 手のひらに、透明のジェルを出されまして。
「それ、ヒアルロン酸なんたらかんたら。今、膝に入れたヤツ。 ちょっと手につけて伸ばしてみて」
ぬりぬりぬりぬり。
「しばらくすると、ウソみたいに手がすべすべになるよ」 「わあい」 「シワも取れちゃうからね、それ」 「え。 先に言ってくださらないと先生」 「どして?」 「わかってれば顔に塗ったのに」 「じゃ、もうちょっとあげるよ」
素直に顔に塗ってみましたら
「ホントに塗ったねこの人」と先生。 「塗りましたね」と看護士さん。 「塗りますよ。ワタシはいつだって本気です」とワタシ。ぬりぬりぬり。
ホントに塗ったねと言われたのが恥ずかしくて、思わず「ワタシは本気」宣言をしてしまい、恥の上塗りじょりぃ。
しかも、考えてみたら、ワタシ自分でヒアルロン酸の美容液持ってました。 でもさすがに濃度が違うみたいで、先生からもらって塗ったヤツは、見事に手も顔もつるつるに。
来週注射の時に「膝に入れるの半分にして、残りを持って帰ってはいけませんか?」と訊いてみたい衝動に駆られておりますが、さすがにそれは言えなそうです。 でも欲しい。
膝の様子を見ている間について、お医者さんから厳重に注意されたのがこの3つ。
・正座は厳禁。(前日正座に近い姿勢で、長時間草むしりをしてしまいました) ・痛い方の足を、90度以上曲げないこと。 ・スポーツ禁止。
なんだか年寄り臭いです。 しかも「90度以上曲げない」って、聞いたときは「余裕余裕」と思っていたのですが、これってなかなか難しいですね。 気付けば動きがおばあちゃん。 イヤですこんな自分。 でも手術になるとイヤなので、これ以上悪化しないように、しばらくはおばあちゃん動作で過ごさなければなりません。 板についちゃったらどうしよう。しかも意外と疲れます。
鎮痛剤ももらったんですが、痛くなくなっちゃうとつい無理しちゃいそうなので、飲まないことにしました。 痛みがなければ、たぶん正座だろうがスキップだろうが反復横飛びだろうが、やっちまうと思うのでワタシ。
で、たぶん気のせいだとは思うんですが、潤滑剤入れてから、膝がゆるいというか、笑うというか、なんだかすごく気持ちが悪いんです。(今はもうそんな感じもないんですが) 体に何か入れるってイヤですね。 豊胸手術とかする人って、ある意味エライですね。 たまに自分の胸に入っている異質物に思いを馳せて「うええええええええ」とかならないんでしょうか。 余計なお世話ですかそうですか。
まあでもこの程度でよかったです。 「足切るよ」とか宣告されたらどうしようかと、ひとりでビビっておりましたもので。 たいして痛くもないくせに、心配だけは大袈裟にしておりました。しかもこっそりと。
しかし良いこともありまして、きょんがちやほやしてくれます。 「そんなに痛かったんだー。かわいそうに」と言ってもらえましたが、実はそんなに痛くはなかったんですよ、きょん。 先生が「こりゃいいカモだ。しばらく通わせて金取ってやれ」と思ったのか、手術だなんだと大袈裟に脅かしてくれたおかげで、痛み以上に大事にされております。 なんだか得しました。お肌もつるつるになったし。
が、ナナの対応は違ったりします。 こちらの話は次回の「ナナとワタシ」で。
2004年04月18日(日) |
きょんと過ごす日曜日 |
本日仕事から逃避しまくり。 こんなんでいいんでしょうかワタシ。 もちろんよくありません。
今日はきょんがめずらしく甘えモードでですね。 といっても、肩をはだけながらしなしな歩いてきて「ねえダ〜リ〜ン☆」なんて甘えてくれたわけではもちろんありません。 わかってるとは思いますけど。 念のため言ってみました。
「じょりぃは仕事ばっかり。つまんないの」と言われまして。
考えてみたら3日に1度くらいは、このセリフ言われている気がしますが。 ワタシの脳にしっかり届いたのが久しぶりだったのかもしれません。
今日はなっちゃんがお休みだったので、少しこのへんできょんのゴキゲンをとっておかないと、この人の場合うっかりよそに目が行っちゃいますから。
ということで、お昼はきょんの好きなお店にでかけてきまして。 ゆっくりと食事。
帰ってきてさて仕事、と思ったら「あーあ。じょりぃはもう仕事か」と言われまして。 「うん」と答えましたらまたもや「つまんないの」と。
「なにか一緒に行きたいところとかしたいこととかあるの?」と訊ねましたら 「別に。 あたし、犬の毛布類を洗濯しなきゃならないし」と。 「じゃ、仕事するしかないじゃん」 「一緒に洗濯しよ」
つ、つまんないよそれ。
と心底思いましたが「うん」とにこやかに、きょんと外へ。 犬用の洗濯機は庭に設置してあるんです。
きょんが洗濯している横に「ぼーーーーっ」と立っているじょりぃ。
ワタシ、何もしないでいるってできないんです。 すぐにそわそわそわそわ。落ち着きません。 きょんは何もしないで、がらがら回る洗濯機を見ていられる人。 ごきげんそうです。
本でも持ってこようかなとも思いましたが、きょんは一緒にいるときにワタシが読書するのを嫌います。 「つまんない」んだそうです。 アンタ洗濯機見てるだけなんだから、ワタシが本見てようがなにしてようが一緒だろうよと思うんですけど。 違うみたいですね。
「あーあ。そろそろ庭の草むしりしなきゃ」ときょんが呟きました。
ヒマでヒマでしかたないので「ぢゃあワタシが」と草むしりをはじめるじょりぃ。
仕事が山積みなのに、ワタシったら何してるのかしらと思いながら、むしっ むしっ むしっ。
むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ♪
だんだん楽しくなってきました。
ワタシ、今膝を傷めておりまして。 草むしりの姿勢って、膝にとてもやばそうなんですが。 止まりません。
むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ むしっ♪♪
「じょりぃ、もうやめておきなよ。 足痛くなっちゃうよ」 と、きょんが止めてくれても止まらず。
結局きょんを退屈させました。
夜は夜で、食事が終わって仕事部屋に行こうとするワタシを「昨日録ったビデオ、途中まででもいいから一緒に見よー」と引き留めます。 ワタシも見たかった映画だったので「うんいいよ。途中までね」と見始めたんですが。
結局全部見てしまいました。 ああ、仕事が・・・。
その映画、キルスティン・ダンスト演じる小悪魔的な愛人に他に恋人がいるらしいと知った男が、嫉妬に狂って殺人を犯してしまう、というストーリーだったんですが。
見終わった後に
「ワタシもきょんが浮気したら、殺すからね(にっこり)」とワタシ。 「誰を?」ときょん。 「相手を」 「ならいいや。よかった。浮気できる」<あくびしながら
さんざん仕事を棒に振ってきょんにつきあった一日の締めがこのセリフでございました。
お疲れさま。ワタシ。
これは話そうかどうしようか、ほんとにすごく迷ったんですが。 だって、ただの気のせいかもしれませんし。 それに「言霊」という言葉があるくらいですからね。 口に出すことによって、現実味を帯びてしまったりしたらイヤだな、なんても思ったわけです。
でもやっぱり、せっかくなのでお話してしまへー、と。 だって、ひとりで考えてても怖いんだもの。 きょんやなっちゃんに話したくても、ふたりとも怖い話ダメだし。 なので、ここでお話させていただこうかなと。 くだらない話なんですが。
そうなんですよ。
ワタシ、このあいだの温泉旅行で、ちょっと怖い目に遭ってしまった、という、そーゆー話なんですわ。 体験したワタシは怖かったんですけど、読む人にはぜんぜん怖くないかもしれません。 怖くなくても許してください。 とにかくワタシは話してスッキリしたいんでございます。
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宿につきまして。 部屋に入って、はーどっこいしょなんて感じで、まずはくつろいでおりました。 しばらくきょろきょろ部屋を眺めた後に、ナナがワタシをからかうの半分、本気半分で 「どお? 嫌な感じはしませんか?(笑)」みたいなことを言ってきまして。 ワタシも笑いながら「ないねー」なんて返した途端。
ごおおおおおおおおおおおおおおおん と、嫌な感じが。
なんですか? この耳の奥が斜め後ろにひっぱられるような感じ。 貧血? 寝不足だしなワタシ。
ワタシはテレビの音ってキライなんですが、ナナはつけておくと落ち着くみたいで、テレビつけまして。 古ーーーーいテレビですよ。 チャンネルはひとつひとつスイッチになっているやつで、そのスイッチの下に、いちいちそれぞれのスイッチ用のチューナーがついている、という、ワタシは見たことのない型でした。
「映らなかったりして」 と、馬鹿にしながら電源入れましたが、ちゃんと映りました。
しばらくテレビを見てましてね。 そろそろお風呂に・・・なんてことになって、テレビを消すことに。 リモコンなんてないですから、ずりずりとテレビのところに這っていって、プチンとテレビを消したじょりぃ。
画面が暗くなりまして。 そうすると、部屋の様子が画面にうっすら映りますよね。
察しがつくと思うんですが、もうひとりいたんですよ。画面の中に。
手前に大きくワタシが映って、その影になるようにナナ、ワタシが座っていたテレビ正面の席に、長い髪の女性が。 顔はよく見えません。 見えないのに、うつむいているその女性が上目遣いにワタシを見ているのはよくわかるんです。
そりゃあもうびっくりしましたよ。
画面を介して、ワタシったらその女性と目が合っちゃってるんですから。 やっぱ、ほら、女だから、ナナよりワタシの方が波長が合うのかしら。 なんて冗談いってる場合ではなかったりするわけですが。
思わず振り返って確認しましたが、もちろん、テーブルにはナナしかおりません。 画面の中では、相変わらずこっちを見ている女の人。
口説いちゃいますよ?
なんて余裕はもちろんありません。 怖いよ怖いよ怖いよ。
しかし。
ワタシが動揺すれば、ナナなんてビビリまくるに決まってます。 そうなったら、せっかくの旅の思い出が、すべてパー。 お互い、やっと、段取りつけて、時間つくってここまでやってきたというのに。
ナナが気がつかないんだったら、ワタシも気がつかなかったことに・・・・・
って、できませんそんなの。 怖いんだもん、女の人。こっち見てるのに、顔が見えないんだもん。
もう一度画面を見ましたら。 今度は女の人、顔を横に向けてナナを見てます。 しかも、ワタシを見ている時は無表情だったのに、今度は「にいいいいいいいい」という感じで笑ってるんです。 それでも顔はよく見えないんですけど、でも確かに笑ってます。
てことは、ワタシよりナナのほうが気に入ったのかしら。 たぬき顔よりキツネ顔がお好みですか?
って、だからふざけている場合じゃないってば!
当然考えられる善後策としては「部屋を変えてもらう」なわけですが。
予約時に「お客様が今のところ最後のご予約となりますので、お部屋を選んでいただくことができないのですが・・・」と言われていたのでした。
まずい。 まずいです。 ていうか、お姉さん、あなたは誰ですか? ていうか、清算時に3人分ついちゃってたらそれがいちばん困ります。 なんてことはもちろんそのときは考える余裕なんてないわけですが。
「お風呂行かない?」とナナが言ったので、とりあえず部屋から離れられるし「行こう行こう」とワタシ。
「鍵はどっちが持とうか?」と聞かれたので、迷わず「ワタシ」と。
そもそもナナのほうが長風呂ですし。 だいたい、この女の人とナナとふたりっきりになってしまったら、危なくてしょうがないじゃないですか。 呪われちゃうのも困りますが、ふたりがねんごろになってしまったりしたらもっと困りますからね。
と、今はこんな軽口を叩いておりますが、そのときはマジで「ナナを部屋にひとりにしちゃマズイ」と、眉間にシワ寄せて真剣に考えていたじょりぃ。
まあとにかく、お風呂に入りまして。
歴史の古い建物ですから、まあ、何か曰く因縁のあることもあったかもしれません。 ワタシには霊感てありませんが、この建物、そういうかたがいらっしゃれば、もうびしびしと何かを感じっぱなしで大忙し、ということになりそうな風情はたっぷりです。
部屋に戻りまして。 とりあえず見渡したところ、何の変哲もない部屋ですけど。
ひとりだと怖い。 ふたりでも怖いけど。
どうしよう。 見なければいいのかな。 って、テレビの画面のことですよ? あれさえなければ、別になんてことないんですから。 なかったことにしちゃおう。 そうだ。 テレビ、部屋の外に放り出してしまいましょうか。 って、そんなことしたら美人女将に怒られます。
なんて考えてたら、思わずテレビを見ちゃいました。 きゃあああああああああああ。
と思ったら。
なんだ。 何もいないじゃん。
さっきのは気のせいだったんですね。 ほら。ワタシ、仕事が忙しかったもんで、きっと疲れていたに違いありません。 と、一瞬ほっとしましたが、そうなってくると、あんなもんをハッキリと見てしまった自分が、今度は心配になったりして。 とうとう頭がイっちゃったかしら? でもまあ、ワタシの頭なんて、もともと危ない感じだったし。気にしない気にしない。
なんてひとりで一喜一憂しておりましたら。 ナナが帰ってまいりまして。 「露天、気持ちよかったよー」なんて具合に。
そうかそれはよかったねー、なんて返事をしまして、ワタシも腰掛けました。よっこいしょと。
あ。 テレビの正面の席に座っちまった。 と気がつき、テレビの画面を見てみると。
またいますよ。しかもすぐ隣に。
こえええええええええええええええぎゃあああああああああ。
今度はワタシの方にはっきりと顔を向けて、にいいいいいっと笑ってます。 そうなんですよ。年上からモテちゃって困るんですよ。 なんてうそっぽい冗談言ってる余裕はもちろんありません。
でもここで騒いじゃうと、ナナもびつくりです。 そろーーーーっと場所を移動するじょりぃ。 女の人は、ワタシの動いた通りに、上目遣いな角度のまま、顔を動かします。 怖いです。
ていうか、さっきひとりでいたときは、アナタいなかったじゃないですか! なんで今はいるの?
と思った時に。
ナナが連れてきたの?
ていうか、このナナ、ホントにナナなんですか?
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って、わかってるとは思いますが、この話はウソです。 先日、業者さんのところで3時間ばかりひたすら待つばかりの時間を過ごしたときに、ヒマつぶしにこんなもん打ってみました。 あくまでもヒマつぶしだったために、話が尻切れトンボです。 しばらく放置しておいたものの、せっかく打ったのでアップしたのですが、今読み返してみたら、ちっとも怖くありません。ちぇ。 つまんない話につきあわせてしまって、どーもスミマセン。
実際こんな目に遭ったら、大騒ぎして宿を出て、近くのラブホにでも宿替えするであろう弱虫じょりぃであります。
ああ。
それもよかったかも。
ワタシもともと、民間伝承とか都市伝説とか大好きなんですが。 なんだかチープな怖さがたまらないんですよね。 いかにも嘘っぽいのに、ちゃんと「ゾッ」としちゃうとことか。 コワイ話の類でなくても、例えば神田正輝のヅラ疑惑とかでも、なんかこう、ワクワクするじゃないですか。 で、たいていの話には、ちゃんとそれが発生する背景があったりして。 楽しくてしかたありません。
で。
有名な都市伝説のひとつに「3本足のリカちゃん」というのがあるんですが。 こんな話です。
ある女性が公衆便所を利用した時のことだ。 彼女がふと足元を見ると、そこにリカちゃん人形が転がっていた。 なんでこんなところにリカちゃん人形があるんだろう。誰かが捨てたのだろうか・・・ 人形が可哀想に思えた彼女は、何気なくそれを手にとり・・・思わずギョッとした。 なんとそのリカちゃん人形には、足が三本も生えていたのだ。 三本目の足は脇腹の辺りから生えており、不気味な土気色をしている。 彼女は思わず人形を床に投げ捨てた。 するとその人形は、リカちゃん電話でおなじみのあの声で彼女に向かってしゃべりだしたのだ。 「わたしリカちゃん。でも、呪われているの、呪われてるの、呪われてるの・・・」 彼女は恐ろしくなり、その場から走って逃げ出した。 ところが、逃げても逃げても彼女の耳からは先ほどの人形の声が消えない。 まるで耳元で囁きつづけているかのように、その声は何日たっても聞こえているのだ。 これに絶えきれなかった彼女はついには発狂してしまい、自らの鼓膜を突き破ってしまったという。
これは「現代奇談」という、ワタシの好きなサイト様からの抜粋でございます。 そのほかたくさん、この手のお話が検証されているので、興味のあるかたはご覧になってみると楽しいです。 論説もしっかりしていて説得力がありますし。
さて、ここからが本題なんですが。 相変わらずマクラが長いじょりぃをお許しください。
本日きょんを怒らせてしまったので(「どうしてそんなに思いやりがないの?」と、目をうるうるさせて怒ってました)、ゴキゲン取りに食事に連れ出した帰りのことでございます。
きょんの機嫌もすっかり直り、ふたりで笑いながらの車中で、ワタシ、「3本足のリカちゃんて話、知ってる?」と。
ちょっと怖がるきょんを見たかったんです。 きょんはすごーーーーく怖がりなので、ビビらせてやれ、と。 何しろ思いやりのないじょりぃですから?イジワルのひとつやふたつ、当然でございます。
「なにそれ。知らない」ときょん。 「都市伝説でね、リカちゃんの足が3本生えてて・・・って話なんだけど」 いひひひひ。 「は? 3本足?」 「うん」 「3本目が股から生えててそのリカちゃんが実は男だったってだけじゃないの?」
・・・・いえ。
3本目の足は、股からじゃなくて脇腹から生えてるんですが。 ていうか、いきなり下ネタオチですか。 しかもチ○チ○ネタ。
きょんを怖がらせる前に、ワタシが怖くなってしまいました。 ワタシ、こんな下品な人とつきあっていていいのでしょうか。ぶるぶる。
2004年04月13日(火) |
特製リンゴ酢一気飲み |
毎朝、缶コーヒーなんていう、不健康な上に太りそうなモノを朝食代わりに飲んでいるワタシ。 缶コーヒー飲みながらタバコ吸ってると、だんだん目が覚めてくるということで。
が、しかし。
なんか最近、目元の小じわが気になる。ようになってきて。 サイトはじめてから慢性的な寝不足のため、一気に老けたような気はしていたんですが(悲しい)、また一段階進んだのかしらワタシ。
で、ようく考えてみて。
タバコよ! きっとタバコがいけないの! ワタシからビタミンCと潤いを奪っていっているのに違いありません。
というわけで、とりあえず、朝の缶コーヒーをやめて、家に常備してあるリンゴ酢を飲むことに。
「あれ? タバコが原因なのに、なんで缶コーヒーやめるの?」 なんてことは考えちゃいけません。 ワタシだって自分が何考えて行動してるのか、さっぱりわからないんですから。
ワタシ、すっぱいもの、苦手。 でも飲むの。 お肌がキレイでないと、男子からも女子からもモテなくなっちゃうモン。
ぐびぐびぐびぐびぐびぐび。
いつでも飲めるように常備してある希釈したリンゴ酢を、コップに一杯一気飲み。
なんだ。いけるじゃん。
勢いがついたから、もう一杯飲もうっと。 コップにおかわりを注ぐじょりぃ。
とくとくとくとくべろんとくとくべろんとくとく。
なに? べろん て。
ひっ。
うぎゃあああああああああああ。 リンゴ酢の中に、まりも状の物体が! みなさん! 新しい生き物です! 新種発見です! しかもデカイです!
ていうか、かーなーりー古かったようで、リンゴ酢の中に藻が発生しておりました。
うえっ。
この藻の成分が、お肌にすごーーーーーく良い! という結果を望むしかありません。 うえっ。
お腹は心配ないと思うんですよね。 ワタシ、一人暮らししていた頃も、ウーロン茶のペットボトルに発生したまりもをゴックンしてしまったことがあるのですが、全然無事でしたので。 そのときの喉ごしったらアナタ。
みなさまもお気をつけください。
とりあえず、急にお肌の調子が良くなったら、またまりもを育てて飲み続けようかな、なんて思ってます。 カスピ海ヨーグルトみたいに売り出せるかもだし。
うえっ。
-----------ちなみに-----------
なっちゃんにこの話をしたら 「もー、じょりぃちゃん。 大人なんだから、この世には賞味期限があるってこと、覚えてよー」 と言われました。 「これで何回目ー? 気をつけてねー」と。 まりもの現物を見せたら「うえー」と本気で言ってました。気の毒に。
きょんにもまりもを見せつつ話しましたら、まずは 「え!・・・・・ゴメン」 と、なぜか謝られました。 そして「でもほら、体にいいカビもあるらしいから。きっと健康になるよ!よかったね!」と言われました。
こんなことの反応でも、性格って出るんですね。
iプチ姫のお誕生日会でのできごとを。 恒例のメンツ、iプチ夫妻・K姫・ワタシで飲んで参りました。
その日はちょっと遅れ気味に家を出まして「うえーん遅刻だー」とばかりに、車すっ飛ばしてiプチ姫との待ち合わせ場所まで向かったのですが。 お店の場所がわからないワタシのために、iプチ姫がわかりやすい場所で待ち合わせを設定してくれたのです。 そこに着くなり携帯がぷるる。
「ごめんなさーい。遅れます。夫はもう向かってるんですけど、彼も遅れるみたい」と、iプチ姫からです。 「あ、じゃあ、K姫だけ先に着いてしまったりすると申し訳ないので、ワタシ先に店に向かってますよ。道教えてください」 と、iプチ姫に道を教わったんですが、ワタシも彼女も超方向音痴。 教えて貰ったとおりに進んだら、きっちり迷いまして。
待ち合わせ場所から1分もしないで着くはずなのに、ワタシどうして7分も走っているのでしょう。
もう一度iプチ姫に訊いても同じ結果になりそうですし、iプチ夫に電話するくらいならやっぱりK姫に電話したいと思うのは、じょりぃにしてみれば当然の願望でございます。
ということで、K姫に泣きつくことに。
「はい。Kです」 「じょりぃです」 「ゴメン。 まだ事務所なの。遅れちゃうみたい」 「それはいいんですけど。 あの。 迷子になっちゃったんです」 「(笑) 今どこにいるの?」
状況を説明するじょりぃ。
「あたしもそのお店行ったことないんだけど・・・近くに花屋さん見えない?」 「あ! あります」 「その裏だと思うんだけど」 「 あ、あった」
待ち合わせ場所の裏でもありました・・・。
「どうしたら迷えるの?」と、呆れるK姫。 「いろいろと複雑な事情があるんです」 ないですけど。 「じゃあ、大丈夫ね」 「K姫、遅くなるんですか?」 「もう出るところよ」
わあい。
K姫の事務所からは近い店なので、ほどなく着くはず。 今日はK姫の隣に座るんだー。 前回はうっかりiプチ夫の隣になっちまいましたからね。
4人揃う前にK姫と一緒にお店に入れば、隣同士になれる確立が上がります。 というわけで、店に入らず、駐車場で待機するじょりぃ。
誰も来ないし。 今日も、遅刻してきたというのに、相変わらず「ひとりでぽつーん」なじょりぃ。 みんな、時間守りなさいよ! って、ワタシに言われてどーすんのよ。
は。
iプチ夫、到着。
K姫と一緒に店に入りたいがために、車の中で伏せて、身を隠すじょりぃ。アホです。姑息です。滑稽です。
こそこそと様子を見ていると、iプチ夫、しばらくキョロキョロしたあとに、店内へ。
K姫まだかなあ。 もう着いてもいい頃なのになあ。
と、油断していたら、窓がコンコン。 「何してるんですかじょりぃさん」
iプチ夫に見つけられてしまいました。けったいな姿勢のまま。 じゃあ今度はワタシが鬼ね☆って、かくれんぼじゃないんですから。
渋々車から降りて店内へ。
席に通されるなり、
「今日は、夫婦で隣同士座ってくださいね。iプチ姫の誕生日なんだし」
と、命令するじょりぃ。理不尽な上に横暴です。
「えーー。別にいいじゃないですか」 「ダメ」 「なんでですか」 「今日はワタシ、K姫の隣になりたいのよ」 しきるじょりぃ。 「え? なんで?」 「む・・・・は、話があるんですよK姫に」 「なんの?」 「教えられない秘密の話だから、隣になりたいのっ」
えらく感じ悪いですがワタシったら。 男性相手だと、どうしてもいばってしまうじょりぃでございます。
「なんだそれー」と笑いながらも、iプチ夫、承諾。
「K姫遅い。 もう出るところって言ってたのに」と文句を言うワタシ。 「あの人、絶対遅れてきますよね」とiプチ夫。 「そうね。今まですべて遅刻ね」 「一人で待ってるのが絶対にイヤなんでしょうね(笑)」 「K姫らしいけどね」 「ホント」
読まれてますよ、K姫。
ほどなくして、メンツが揃って飲み会開始。
と思ったら 「料理は頼んであるんでしょ?」とK姫。 「いや、まだですよ」とワタシ。 「さんざん時間があったくせに、どうして頼んでおかないのよ」
さんざん時間があったのは誰のせいかはともかく、言われてみれば気がきかなかったワタシとiプチ夫。
「・・・何頼んでいいのかわかんないんですもん」とワタシ。 「自分の食べたいもの頼めばいいんでしょ? 簡単じゃないの」とK姫。 「・・・・・・・・・」 好き嫌いが多いのは、どこのどなた様でしたっけね。
「じょりぃさん、食べ物注文するの、苦手って言ってましたもんね」 と、iプチ姫から助け船が。 ありがとう、iプチ姫。
「あたし、カルパッチョ食べたい」とiプチ姫。 K姫「お肉とお魚、どっちがいい?」 iプチ姫「お魚ー」
ワタシとK姫が一緒にメニュー見てたんですが。
「お魚ね・・・白身と帆立があるけど、どっちがいいかしらね」 「・・・・・・・・」 どっちでもいいじょりぃ。てか、好き嫌いある人が決めて下さいK姫。 「じょりぃさんは? どれがいいの?」 「ええと・・・・よくわかんないですね・・・」 「自分の食べたいものがわからないの?」K姫、ため息。 「・・・・・はい。 スミマセン。 待ちくたびれて何もわからなくなってしまいました」
K姫、ジロリと。横目でじょりぃにゆっくりと視線を向けました。
「嘘です。スミマセン。待つの大好きです」 「そうよね」にっこり。
なんて会話を展開しておりましたら、iプチ姫が
「なんかさー、ふたりの会話って、おもしろいねー」と。
「おもしろいとは?」とワタシ。 「なんかー、もう関係がガッチリできあがってる感じ」 「関係?」 関係? 「どんな関係?」とK姫。 「んー。 主従関係。完全に力関係決まってますね。おもしろい」
主従関係。 すごいですね。
「えーと、主がワタシ?」 とりあえず、ボケてみましたら 「そんなはずないでしょ」と、K姫。
そうですか。ご主人様。
で、宴も進みまして。 そのうち「結婚」の話題になりまして。
K姫「あたしは絶対したくないわ。誰かと一緒に暮らすなんて、想像しただけで息が詰まりそうだもの」 iプチ「慣れちゃえば空気みたいなもんですよ」とiプチ姫。 K姫「んー・・・。そうね。ペットみたいな人ならいいかも」 iプチ夫「好きそう・・・(笑)」 K姫「ペットになってくれるかわいい人ならいいわね。でも頭が良くなくちゃいや。頭のいいペット、飼いたい」 じょ「わんっ」 アピールです。
無視されました。
ペットにはしてもらえなそうでございます。 首輪にも対応しちゃうのにじょりぃなら。
バター犬にもなりま <品がないです。失礼。
K姫の望みが叶えば、年下で甘いマスク(くっきり二重)で頭が良くて稼ぎもいいペットのような人と暮らすはずです。 キアヌ・リーブスに首輪つけたようなものを想像中ですが。
楽しみでございます。K姫の人生。
2004年04月05日(月) |
ディアボロスに見る我が家のすれ違いぶり |
本日、仕事から逃避したくなり、逃避する余裕もあったじょりぃは 「今日は久しぶりに、一緒にのんびりビデオでも観ましょうか」と、きょんに提案。 考えてみたら、年末からこっち、ふたりでゆっくりビデオ鑑賞、なんて時間もままならなかったワタシときょん。 なのに、温泉行ったりトランプ合宿行ったりする時間はあるんですから、人生とは摩訶不思議なものと言わざるを得ませんね☆
「じゃあ、ビデオはじょりぃが選んでね。あたし、夕飯仕上げちゃうから」という、まるで白いレースのエプロンつけた若妻のような口調で(実際はジャージで作業しているんですが)、ちょっぴりごきげんなきょん。
なーんて言ってて、実は「ちぇ。今日はじょりぃとビデオかぁ。あたしはひとりで何度でもNBAオールスターの録画を観たいっていうのによう」と思っていたかもしれませんが。 ホント、毎日バスケの、しかも同じ試合観てるんですよ、きょん。
で、ビデオなんですが。 ジョゼフ・ファインズの顔はきょんが気に入りそうだし、
 きょんの大好きなコリン・ファースも出ているしということで、
 きょんに気をつかって「恋に落ちたシェークスピア」でも観よう、とチョイスしたじょりぃだったんですが。
テレビでやってた「ディアボロス」を、結局観てしまいました。 今までの長いマクラ(しかも画像つき)はどうしてくれるんでしょう。って、自分が悪いんですかそうですね。
で、これ、キアヌ・リーブス&シャーリーズ・セロンが夫婦役やってるんですが。 なんかこう、いっちゃいっちゃしてましてね。 べったべったと言いましょうか。
それを観ていたきょんが「気分わりーなー、このふたり」と。 「なんで? いちゃいちゃしてるから?」 「うん」 「ワタシはあのように暮らしたいものだがなあ」 「あそ」 「きょんは?」 「イヤ」
カップルのありかたに対する姿勢の、まずはすれ違い。
そのうち、キアヌが仕事仕事で妻を顧みなくなってまいりまして。 妻・シャーリーズがだんだん情緒不安定になり、まあ、かわいそうな事態になっていくんですが。
それを観ていたワタシ「奥さんを放って、あんなにさびしい思いをさせて、悪いヤツだな、キアヌ」と。 「そうね」 「・・・あ、でも、うちも似たようなもんか」 「そうだよ! 人のこと言えないよ。 ホントにあたしのこと放っておいてるよねー」
日常生活のすれ違い。しかも墓穴。
で、シャーリーズ妻が、だんだん気がふれたようになってきてしまいまして。 ホントは気がふれてるわけではなくて、妻のほうが真実を見ているワケなんですが、夫キアヌ、取り合わず。 「あーあ、ノイローゼになっちゃったよ。まいっちゃったなー」てな具合。 まあ、現実では考えられないようなことで取り乱しているもんですから、キアヌの気持ちもわからないではないんですが。
でもワタシなら。
「ワタシならさー、きょんがあーゆーふーになっても、きょんがおかしくなったなんて思わないよきっと」 愛情をアピールしてみました。 「そーお?」 「うん。 きょんの言ってることを信じると思うな」 「ふうん。 でもじょりぃさ、ケンカしたときとか、本気であたしのこと『ちょっと頭がおかしいんじゃないの?普通じゃないよそれ』とか言わないっけ?」 「は。 そういえば」 「『キ○ガイ』って言われたこともあるよあたし」 「じょりぃって最悪。信じられないね☆」
すれ違い、というよりは、自覚なさ過ぎ・自分を知らな過ぎなじょりぃ。
で、この映画って、乳がぽろぽろ出てくるんですが。
特にお色気うっふん系の女の乳が出たとき、ワタシときょん、同時に、 じょりぃ「あ、 乳だ。わお」 きょん「あれ、ニセモノだね。仰向けに寝ても同じ形してる」
乳に対する意識のすれ違い。
というわけで。
久しぶりの、ふたり仲良くビデオ鑑賞アワーだったわけですが、どうもやけにすれ違い感が露呈した2時間強でございました。
よく飽きずに12年も一緒にいるものですね。 ていうか、こんな感じだから飽きないのでしょうかね。
とりあえず、ケンカしたときにきょんのことをキチ○イ呼ばわりするのはやめようと心に誓いました。 今だけですけどきっと。
2004年04月04日(日) |
変換候補から読むワタシの日常 |
たまにはきょんのことでも書こうかなと思うじょりぃなんですが、なんていうんですか、ワタシたちったら仲良すぎちゃってなかなか事件が起きないものですから。ネタがないんですよねえ。
と、場を一気にしらけさせてみるじょりぃ。
今朝、きょんがお風呂上がりにブラを装着しているところをドアの隙間からのぞいて 「すげー胸小さいね!」と思わず発言して「うるせえ!見るな!」と怒られたこととか、 その際にちょっと胸をかがませて、ブラの中に胸を寄せてる作業を見て「エロい。 あ、かろうじて谷間ができた」と興奮して「見るなって言ってんだろ(怒)」とさらに怒られたこととか、他人が聞いてもおもしろいとはとても思えません。 ちなみに今日のブラは白と水色のコンビで、年齢の割にやけにかわいいものでした。 ワタシはかわいいのよりセクシーなの希望ですが、もちろんワタシの希望なんて反映されるわけがありません。
それにしても、いくらかわいいブラをつけても「うるせえ見るな」では困ったものです。 「やん☆」とかにならないんでしょうか。 絶対なりませんけど。
さて。 きょんをバカにするふりをしたノロケはこれくらいにしてですね。
本日、携帯メールを打っていて気付いたんですが。
最近の携帯って、すごく賢く変換してくれるではないですか。 「あ」と打っただけで、今まで変換したものがずらずらと出てきたり。
ワタシ、携帯メールってスキじゃないんですよ。 いえ、もらうのはスキなんですが、打つのがもう、めんどくてめんどくて(めんどいって方言?)、打っている途中で携帯を壁にぶつけて破壊したくなるほどでございます。 携帯にいただいたメールの返信をPCから行うくらい、親指メールがめんどくさいのです。 しかし、この変換機能になってからは、めんどくささがかなり軽減したので、これでもかなりマメになりました。 と、関係者各位に言い訳してみたりして。 「携帯にメールしても返事がきやがらねえ」とお怒りのかた、じょりぃはこんな人間です。
で、その変換機能。 なんというか、その人の日常会話がかいま見れると思いませんか? 思うでしょ? 思ってください。 だって、最近変換したものとか、頻繁に変換するものが候補に挙がってくるわけですからね。
というわけで、ワタシの携帯の変換を、ちょいとチェックしてみようかな、なんてくだらないことを思いついたのが、本日の日記。
変換候補のリストアップについては、似たようなものは1個だけ挙げてあとは省略(意図的なものは例外)。 たいていはビジネス用のコトバですが、「なにこれ?」と思うモノは色を変えて強調してみました。 どうでもいいような内容ですけど。ちょっとやってみたくなったんですよ。スミマセンねえ。
では、いってみよー。(<いかりやに捧ぐ)
「あ」 あらら、(人名)、アドバイス、甘い、アナタ、 アツアツ、(たまたまさっきメールした相手に使っただけで、年中使ってるわけではありません。ホントです) ありがとうございます、 あんま、(ナゾです。なんだろこれ) あらためて、ありませんが
「あ+α」 愛、(誰に何を送ったのでしょうワタシ) 会い、合い、相変わらず、挨拶、 愛情、(何が愛情だよ) 開いた、間、相手、アイテム、 アイドル、(何?アイドルって) 青い、赤い、明るい、秋、明らかに、 悪、(誰に何を送ったのでしょうワタシその2) アクセス、朝、朝一、朝日、足、明日、汗、 遊び、遊ぶ、遊ぼう、遊んで、(なんだかすごく遊んで欲しそうです。ナナ宛か?) 値、与える、あたし、当たった、新しい、辺り、当たり前、 暑い、熱い、暑かった、(ずいぶん暑そうです) 扱い、後々、後で、穴、あなた、兄、 アニメ、(ひい。ヲタですか?) 姉、あのね、あまりに、甘さ、 網、(漁師みたいです) 雨、嵐、新たに、あらゆる、ありませんが、ありがと、アリ、 歩いて、あるいは、ある程度、アルバイト、アルバム、 ある人、(なんだかイヤな言い方です) アレ、(カタカナで書くといやらしいです) あれから、あれは、泡、アン、あんがと、案件、安心、安全、 あんた、(はすっぱです。誰に送ったのかしら。心配です) 案内、あんまり
・・・・・・・・・。 タグ作業が大変なばかりで、あんまりおもしろくない気がしてきました。 でも始めてしまったので、飽きるまでいってみたいと思います。
「い」 いや、いいんでしょうか、 言う、言えない、言いたくても、(もう、言いたかったり言えなかったり大忙しです) 今も、いかに、 淫、(自分がイヤになりました) いれば、いただけたらなと、色々、いいほど、今、 愛しくて、(ぎゃあ。何送ったんだろ。ワタシの思ったことではないと思うんですが)
「い+α」 いいえ、いいの、いいや、 イイ、(カタカナで書くといやらしいですその2) 医院、委員会、イエス、言おう、いかが、以下、 生きる、(誰に何を語ったんでしょうか) 勢い、行く、育成、いくつか、いくら、池、行け、 いけない、(なにがいけなかったんでしょう、気になります) 意見、行こう、以降、石、意志、意識、 移植、椅子、忙しい、いただいた、 痛い、痛かった、痛く、痛み、(ここまで出てくると、痛いのがスキでしかたなさそうです) 1、位置、いちいち、一応、一時、一度、一年、一番、一部、一覧、一律、一流、 いつか、いつでも、いつも、以内、犬、命、違反、衣服、今すぐ、今まで、 意味、移民、イメージ、妹、いやあ、 イヤ、(カタカナで書くといやらしいですその3) 嫌々、嫌だ、いよいよ、以来、依頼、イラスト、いらっしゃい、入口、医療、威力、 いるんですね、いれば、入れる、色、いわゆる、印刷、印象、インストール、 インタビュー、インターネット、インデックス、引用
飽きてきました。
「う」 うれしかった
「う+α」 上、受ける、後ろ、(こうやって並ぶと、体位の話みたいですが、違いますから) 薄々、嘘、歌、内、打ち合わせ、内々、宇宙、美しい、美しさ、 馬、うまい、生まれ、海、裏、占い、うらやましい、 うるさい、うるさかった、うるさく、うれしい、嬉しく、噂、運、運営、運転、運動
さらに飽きてきました。 読むかたはもっと飽きるでしょうね。
「え」 エライ
「え+α」 永遠、(ひいっ。一体どんな内容で…) 映画、映画館、影響、営業、英語、衛生、映像、英雄、駅、液晶、駅前、 閲覧、エネルギー、選ぶ、選んだ、エラー、エリア、得る、円、延々、 演出、援助、エンジン、延長
「え」は、なんだか利口そうでした。
「お」 怒ります、(何をいばっているんでしょうか) お化粧、おきましたし、おります、思って、乙女、面影、 おりますですよ、(携帯でもこの口調かワタシ…) 思いながら、落ち着きましたか、覚えて
「お+α」 追々、おいしい、おいしかった、おいしく、おいしさ、おいて、 王、王国、王子、黄金、(ワタシったらホントはジパングの王子なんでしょうか) 応援、応募、応用、多い、多かった、大型、大きい、大きく、大きさ、お送り、大幅、 お母さん、お陰、おかしい、おかしく、 お金、(下世話です) 沖、お気に入り、お客様、送った、送って、 お断り、(えらそうです) 行う、行い、行われる、行え、(くどい上に、最後、命令しているのが気になります) お酒、押して、教え、お仕事、お支払い、お正月、お知らせ、押す、オススメ、 お世話、遅い、遅く、おそらく、お互い、お誕生日、落ち、落ち着いて、落ち着く、お茶、 お疲れさま、音、お問い合わせ、お父さん、弟、 男、(なんの話をしたのかしら) お届け、大人、お友達、同じ、同じく、お名前、 鬼、(誰にむかって放ったコトバなんでしょう) お願い、各々、お話、おはよう、お久しぶり、お昼、オフ、オフィシャル、オフィス、お部屋、 おまえ、お前、(誰にむかっていばっているのやら。きょんにもナナにも使いませんが) お待ち、お店、お見舞い、おみやげ、おめでとうございます、思い、重い、思い出、お申し込み、 おもしろい、おもしろかった、おもしろさ、お持ち、表、主に、思わず、親、 おやすみなさい、(いやらしいですね) および、お読み、オリジナル、 俺、(ワタシの一人称ぢゃありませんよもちろん) お礼、オレンジ、終わった、終わり、オン、音楽、温泉、温度、 女、(なんの話をしたのかしら) オンライン
完全に飽きました。 読んでくださったかた、エライです。ありがとうございます。 だからなに?という感じですが、そこはかとなく、じょりぃの日常が垣間見えるかしら?なんて思ったんですが、そんなの知ったところでおもしろくもなんともないかもという事実に、今気付きました。
でも、ネタに困ったときにまたやるかも。 自分の日常を振り返って、思いがけずおもしろかったので。 特に「王、王国、王子、黄金」のあたりは、どこかアラブの方の王族が、こっそりワタシの携帯を使って秘密のメールを送ったかのようで、さっぱりナゾなところが楽しいです。
どうもお疲れさまでございました。 特に自分。
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