今日も今日とて
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2003年07月31日(木) |
そんなことしてるから、怖い夢見るんだよ |
久しぶりに、きょんと軽くケンカ。 しかも朝から。 今になって思えば、たぶん朝から体調が悪かったワタシでございます。そのせいだと思うんですが。 ただ、今日は朝からやることが山ほどあったので、ハイテンションがワタシに体調を自覚させてくれなかったんですね。
歯を磨いていたら、事務所の電話が鳴りまして。
きょんが「出た方がいい?」と訊いてくれたので 「おえあいいあう(お願いします)」と、ぺこり。
歯磨き中だし、当然「折り返し」で段取りしてくれるだろう、と思いこんでいたら 「少々お待ちください。 はい。○○社長から」 と受話器を渡されまして。
なんだかイライラしていたワタシは「折り返しにしてよ」と言い放ち、口を濯ぎに。
その後○○社長に電話をしたら、先方もなんだかイライラしていたらしく、ねちねちと朝からいやらしくいじめられまして。
ワタシのイライラに拍車がかかり、なぜかきょんにやつあたり。
「あのさ。 さっき、どういうつもりで受話器を渡したわけ?」
すんごいイヤミっぽい、イヂワルなこの言い方。 「ああいうときは折り返しにしてね」と言えば済むことなのに。
「は?」 「そもそも電話に出られないから、きょんにお願いしたわけじゃない? 受話器渡すの、無意味じゃない?」 「あたしとしては、そもそも、なんで電話が鳴った時点で、すぐに口を濯がないわけ?と思うけど」 「(ムッ)」 「(プン)」
朝から超険悪ムード。 「行ってきます」も言わずに、ドアをバタンと閉めて打ち合わせに向かってしまったワタシ。
なっちゃんが来るまでの午前中いっぱいクルクルと働きまして。
なっちゃんが来て、打ち合わせして、一件集金に出掛けて、帰ってきたら、なんだか非常に体調が悪いことに気付いたじょりぃ。 アタマの中が気持ち悪い。 なんだかスカスカした感じ。 おまけに手先や足先から、エネルギーやら魂やらがすううううっと抜け出ていってしまっているような。
しばらく頑張ってみたものの、やっぱ、ダメだこりゃ。
「なっちゃん」 「ん?」 「ちょっと横になりたいの」 「うん。寝た方がいいみたいね。顔色悪いよ」 「なっちゃんだけに仕事させちゃうね」 「そんなこと気にしてるとなおさら具合が悪くなるから、とっとと寝ろー」
なっちゃんはいつでもやさしい。 というところに甘えて、横になるじょりぃ。
アタマが気持ち悪い。 眠りたいのに眠れない。 でも起きることもできない。 アタマが枕に吸い込まれてめり込んでいくような、イヤな感じ。 まさに「ううん、ううん」という状態で、寝ているような寝ていないような状態でまどろむワタシ。 なんかつらい。 きょんの呪いか。 てなわけはないんですけど。
うとうとしたと思ったら。
なんとナナが死ぬ夢を見てしまいまして。
夢の中で「じょりぃちゃん、ママ、死んじゃった」 と、長女ちゃんから電話。
え。
悲しみは咄嗟に襲ってこなかったのですが。
これからどうやって生きていけばいいのか、まったくわからなくなりまして。
「ナナはもう、この世に存在しないのか」と思って、アタマの中が、まさにショートしました。
あんな感覚は初めてです。
長女ちゃんの電話が来てから目が覚めるまで、夢の中の時間で正味3秒くらいだったのですが、 アタマの中も体の中も真っ白になって、「ワタシという自意識の死」を体験しました。 夢の中でですけど。 完全にショートしきってしまう寸前に目が覚めたのですが、あれ、夢の中でとはいえ完全にショートしてしまったら、現実で元に戻れるんでしょうかね。 なんだか「マトリックス」みたいな話ですけど。
「きょんがワタシより先に死んじゃったらどうしよう」と、不安に感じることはよくあるんですが。 生活を共にしているわけですし、死ぬまでいかなくても、そばにいなくなってしまったら、すごくさびしいだろうな、と。
でも、ナナに関しては、「たまに会うくらいだし、いなくなっても生活に差し障りがあるわけでないし、もし自分の目の前からいなくなってしまったとしても、案外ダメージないのかもしれないな。要は自分が彼女を好きっていうだけの、ひとりよがりな関係だし」なんて思っていたのです。
が、夢とはいえ、「ナナの死」を体験してみましたら、やはりワタシの存在が消えてなくなってしまうほどのショックでした。 言葉にしようとすると、どうしても陳腐で軽薄な感じになってしまってうまく伝えられないのですが、「ナナが存在しなくなる」というだけで、あれだけの「完全なる絶望」がワタシを襲うとは思ってもみなかったのす。 「悲しい」とか「ショックだ」とかいう、感情的な感情(変な言葉ですけど)以前に、「あ、終わっちゃった」という、真っ白なんだか真っ黒なんだかの、とても単純でとても深い絶望感。 そこには「だんだん悲しみが襲ってきた」というような、段階的な感情も波動もなくて、ワタシの全てが「すぱん」と切り落とされてしまったような、「喪失感」というよりは「断絶感」と言ったほうが近いような、そんな感じ。
「起こるか起こらないかわからない先のこと考えて、不安になってたってムダだよね」という考え方が、きょんの影響で身についてきて、人生が非常に楽チンになったじょりぃだったのですが、久しぶりに「考えてもしょうがない、不吉なこと」=「ナナが死んじゃったらどうしよう」ということを考えてしまい、とにかく不安になりまして。
夜になって、ナナに電話しました。
「どうしたの?」 「あー。うん。 月曜日に出掛ける行き先を考えなきゃと思って」 「そっか」 なんて話始めまして。
「今日、実は後半体調崩して寝込んじゃってね」 「疲れてるんだよ」 「そうなのかな。 で、怖い夢みちゃってさ」 「うん」 「実はそれで、心細くなっちゃって、電話したんだ」 「(笑) そうなんだ。 よく怖い夢見るね」 「うん」 「体調悪かったからだね」 「うん」 「どんな夢だったの?」
ナナが死んだ夢、 なんてそのまま言うと、この人はけっこう気にしてしまうので
「もう会えなくなっちゃうっていう夢」 「はははは。 誰と?」 「キミ」 「(笑) そんな夢が怖いの?」 「うん。 すごくショックだった。こんなにショックなんだって、ビックリしちゃってさ」 「なんで会えなくなっちゃうの?」 「あー・・・・なんでだったかな」 「死んじゃったの?」 「覚えてないけど。 そうだったのかな」 「夢なんてあたし見ないけどな」
このへんで話をはぐらかすナナ。
ちょっとさびしいな、と思ったんですけど、まあ、そんなもんかな、とも。
もうちょっとやさしい言葉を期待していたんですが、相手にしてみれば、ワタシの体験した感情なんてわからないわけですし、ナナ的にあまり突っ込みたくない話だったのかもしれませんしね。 ワタシがナナを好きだ、というような、込み入った話になるのを避けたかったんでしょう。たぶん。
話さなきゃよかったな、なんて思ったりして。 彼女はいつもそう思わせる。 なのに「何も話してくれない」と怒ったり。 もう知らないもんね。 ていうか、もっとちゃんとかまってくれ、ナナ。たまには。弱ってるときくらいは。 と、ちゃんと伝えないワタシも悪いんですけど。
「体調が悪いと、きょんさんとケンカになったりしない?」 「実は今朝やっちゃった」と、成り行きを話すじょりぃ。 「かわいそーーーーーー」とナナ。 「誰が?」 「きょんさんに決まってるじゃん(笑)」 「そうか。そうだよね」 「じょりぃさ、気が利かないとかきょんさんのこと言うけどね、そういうきょんさんだから、じょりぃと一緒に生活できるんだと思うよ」 「ワタシもそれはそう思うけど」 「あたしなら、そんな、今朝のようなことを言われたら」 「言われたら?」 「とっとと出て行くね。 一緒にいたくないね」
気持ちが弱ってるときに、意地が悪いなこいつ。
「じゃあ一緒に生活できないね」 「できない。 きょんさんくらいじゃない?じょりぃと一緒にいられるのは」
できないとかハッキリ言うな。言わなくても知ってるから。
「そうかもしれないね」 「つまらないことで腹立てたりしないでさ、大事にした方がいいよ」 「うん」 「そんなことしてるから、怖い夢見るんだよ」 「・・・・・・・」 「どうせなら、楽しい夢見れば?」 「どうせ人の夢に出てくるんなら、楽しい夢にしてくれればいいのに」 「知るかいそんなの(笑)」
なんだか・・・・・・なんだろな。 いいんですけど。
とにかく、夢のことは話さなければよかった。 バカだな自分。
ナナとの電話の前、録画しておいた「大奥/怪談篇」をきょんと見てたのですが。
レズレズしい話でしたね。 夜8時のゴールデンタイムに、こんな内容を流してくれる世の中になってきたのですね。 この調子で世間様もとっとと「フツウのこと」と認識していってほしいものでございます。
で、その大奥、「好きだったのに、お嫁に行くなんて言うから・・・」ということで、縫子の女中が、恋していた先輩の縫子女中を殺してしまったという内容だったのですが。
「好きが高じて殺してしまうって、ワタシにはよくわからない感情だな。例えかわいさ余って憎さ百倍になったとしても、ワタシには好きな人は殺せない」 と、ワタシがきょんに言いましたら、きょん 「んーーー・・・。でもあたしは殺しちゃうかも」と。 「え!」 「よくも〜〜〜、って感じというよりはさ、ケンカしてるうちにカッとなって、気がついたら殺してた、みたいな」 「ああ・・・・・やりそう、あにゃた」
きょんはカッとなって見境なくなると、暴力人間に変貌してしまうのです。 めったにないんですけどね。 そこに至るまで、言葉の暴力を乱用するワタシがいけなかったりするんですが。
「きょんがカッとならないように、気をつけなくちゃ」 「そうだよ。マジで。 殺されないようにしてね」 にっこり。 「う、うん」
「きょんやナナが死んじゃったらどうしよう」なんて考えてるうちに、うっかり自分が殺されてしまったらシャレになりませんからね。 ケンカも考えながらやらないと、イヤな夢見たり、ヘタすると殺されてしまうよという、大変教訓の含まれた本日のお話でした。
2003年07月28日(月) |
冷たい月と、クールミントガム |
6時半頃、仕事が一区切りし、なっちゃんは帰宅。 彼女ったら、よく働くですよホントに。感謝感謝。
その後、ワタシは不思議ちゃんEさんに届けるものがあり、出掛けることに。 「仕事で使いたいんですが、海の出てくる映画で雰囲気の良いもの、何かないでしょうか」と相談されていたので、バックグラウンドに流すのならこれがいいですよということで、リュック・ベッソンの「アトランティス」をお届けに。
「Eさんのとこに、届け物に行ってくるね」ときょんに伝えると「あたしも一緒に行っちゃダメ?」と。 「ビデオ置きにいくだけだよ?」 「ジャマ?」 「ううん。置いてくるだけだから、ジャマも何も」 「じゃあ、行ってもいい?」 「それなら、ついでに外でごはん食べちゃおうか」 「わあい」
最初から「ついでの外食」が目当てだったのはわかっていたよ、きょん。
車の中で「ねえ、あたしたちってさ、仲いいよねー」と、きょん。 「わははは。いいよねー。 なに?突然」 「だって、仕事の用事にのこのこついてくるなんて、仲良しでなければ、あたしすごいバカっぽくない?」 「バカっぽいかもね」 「なにー!?」 「あいやでもほら、仲良しだから。結局バカっぽくないってことだよねあわあわ」 「あ。そうか」
アホっぽい会話ですが、いい雰囲気ですね。 と、他人事のような態度のじょりぃですけど。 そんな風にとりとめもないことを話しながら、Eさんの会社へ到着。 すぐ済むから、待っててね、と言い置いて、Eさんのセクションへ。
Eさんは、自分だけのスペースを持っておりまして。 そのEさんスペースへひょっこりと顔だけ出して「こんばんは」と挨拶しましたら
「あ〜〜〜〜〜〜じょりぃさんだ〜〜〜〜〜〜じょりぃさ〜〜〜〜〜〜ん」
相変わらずすっとんきょうです。
「はい」
呼ばれたので冷静に返事をするじょりぃ。 ワタシまですっとんきょうになってしまったら、収集がつきませんからね。
「見て見て〜〜〜〜〜」 「はい」
ぜんまい仕掛けのチワワが、ぢっこぢっこぢっこぢっこ動いております。
「・・・・・・・・・動いてますね」 「かわい〜でしょ〜?」 「そうですね。かーわーいー(無表情無感情)」 「これ、iプチさんちの赤ちゃんにあげようと思って買ったんです」 「それがなぜまだここに?」 「黒いから。アイ○ルのくーちゃんが好きだって言ってたから、白いのじゃないとイヤかなと、買ってから思いました」 「なるほど」 「でもかわいいでしょ?」 「ふふ。 ワタシにはEさんの方がかわいいですよ」 「うう」
これ言うと静かになりますね。おもしろい。
「この、まゆげがかわいいんですよ。ほら」 「なるほど、特徴のあるまゆげですね。Eさんみたいじゃないですか」 「この子は平安まゆげなだけです。あたしのはへの字の下がり眉だから違いますよ〜」 「ワタシと正反対のまゆげですね、Eさん」 「人相学的には、じょりぃさんの眉毛の方がいいみたいですよ」 「Eさんの泣きそうな眉のほうが女の子らしいですけどね」 「じょりぃさん、おでこもすごい立派〜」 「(ぽ)立派すぎるんです。友達は『おでこが広いんじゃなくて、ハゲなんじゃないの?』って言いますよ」 その友達とは、ナナのことですあのやろう。
このへんで、そろそろ車で待っているきょんが気になり始めるじょりぃ。 しかしEさんは仕事の疲れのせいか風邪のせいか、なんとなくハイでありまして、いつもより饒舌でございます。
「映画好きのじょりぃさんに、映画に連れて行ってもらいたいな」 「え。 いいですね。行きましょう」
出無精のはずのEさんから、お出かけのお誘いが。
"今月のアナタは、交際運が急上昇! 今までなんとなくステキだな、と思っていた人と、デートに出掛けるような機会が増えるかも!?"
こんな星占いめいたコトバが、ワタシのアタマの中で駆けめぐってみたり。
「ええと、Eさん、何が観たいですか?」 「うーん・・・ジョニー・デップの出てるのはどうですか? 海賊っぽいやつ」
まずい。 あれはナナが観たがっていた。
「そうですね・・・・それもいいですけど、ショーン・コネリー爺の出ている、リーグ・オブ・レジェンドとかなんとかいうの、おもしろそうでしたよ」 「ショーン・コネリー、大好きです〜〜」 「そうだろうと思いましたよ、じいさま好きのEさん(笑)。そのじいさまと、透明人間とかの怪奇モノのヒーローたちが結託して、悪者をやっつけるというモノなんですけど」 「すごくおもしろそう」 「じゃ、それ、行きます? 8月になってからの公開だと思いますけど」 「はい。 そのときに、じょりぃさんのうちに寄って、猫ちゃんや犬ちゃんに会ってもいいですか?」 「いいですよ」にっこり。
にっこり。
この映画はきょんも観たがっていたよなそういえば。
"でも調子に乗ると、痛い目に合うぞ〜う!要注意!ラッキーカラーは注意注意の黄色。"
は。 「なんちゃって星占い」の続きが。
一人で仕事していて人恋しかったのか、なんだか楽しそうに話し続けるEさん。 ワタシもずるずるとつきあってしまうのがいけないんですが。
だって今日のEさん、いつもよりカラダにフィットした服着てるもんだから。 なんてことはもちろん関係ないです。(目をそらしながら主張
せっかくだから、もっとじっくり胸見てくればよかった。 大きさよく知らないんだよなそういえば。 いつもガードの固い服装だからな。
"ラッキーカラーは注意注意の黄色。"
いかんいかん。 もう車に戻らねば。
Eさんと、Eさんの操るちっこいぬいぐるみ2体に見送られて失礼するじょりぃ。 きょんの待つ車まで走りまして。
車を開けると「おかえり〜」と、きょんがのんきにお出迎え。 ほっ。
とはいえ、どんなに待たせても、きょんはたいがい怒らないのですけどね。 気にしない性格というのもありますけど、たいてい怒る前に寝てしまうのです。
「Eさんと思いがけず話し込んでしまって、遅くなっちゃった。ゴメンね」 「仕事の話?」 「んー。あんまりそうじゃなかったかな」 「最近なつっこいね、Eさん」 「そうだね。 でね、映画に一緒に行くことになってしまったんだけど」 「そう。 何観るの?」 「リーグ・オブ・レジェンド。 きょんも観たがっていたやつだから、ワタシ、2回行くからさ。ゴメン」 「ああ。あたしビデオでいいよあれは。 Eさんは好きそうだよね」
あっさり。
「じゃ、行ってきちゃっていい?」 「どうぞどうぞ」 「そのときに、ウチに寄って犬猫と遊びたいんだって」 「げ! じゃ、掃除しなきゃならないね」
掃除のことは憂鬱そうでしたけど。 他のことは全然気にしてないみたいです。 ワタシにはできないなー。その無頓着さ。
そんなわけで、きょんは全然今日のEさんとのなりゆきも気にしていないのですけど。 まあ、気にするような内容でないといえば、気にするようなことじゃありませんしね。 たかが映画。 仕事仲間と。 ね? って、ワタシ誰に言い訳しているんでしょうか。
しかし、掲示板でもみなさまから「きょんかわいそう」めいたことをアレだったのでですね、 ひとりで勝手に罪の意識が。
「ねえ、きょん。 今日、このあと、予定詰まっちゃってる?」 「へ? もう夜だし。 別にないけど」 「○○沼に行ってみたいんだけど、久しぶりに。 どう?」 「わーなつかしい。 いいよ」
ということで、1時間オーバーになるくらいの遠回りでドライブ。 ○○沼は、きょんとまだ恋人同士になる前に、ふたりで何度か会社帰りにドライブしたことのあるスポットだったのです。
当時ふたりが勤めていた会社で発行していた出版物に、きょんが「冬の冷たい夜、白い月明かりの中で、大好きな人とクールミントガムを食べたい」(すげー寒そう。ガマン大会みたいですね)みたいな、わけわからないコラムを書いたことがありまして。 それを読んだワタシが「今日はすごく寒いし、月もとてもキレイだし、クールミントガムを食べに出掛けましょう」と誘いまして。 「あれは好きな人と食べたいんですけど」と冷たく言い放たれましたが。 結局一緒に行きまして。 クールミントガム食べて、スーハーして帰ってきた、という、思い出深い沼でございます。
思えば当時は、きょんも頑なでしてね。 「あたしの良しとするものと、じょりぃさんが良しとするものが違いすぎます」とか 「ハッキリ言えば、キライなタイプなんです、じょりぃさんて。自分勝手で不実で、見てると腹が立つんです」とか 「なっちゃんやまりあさんが、どうしてじょりぃさんにあんなに献身的なのか、不思議だし不愉快です」とか じょりぃをどれほどイヤだと思っているか、腹が立つか、という話をさんざん聞かされたものですが、 慣れって恐ろしいですね。 いつからこんな、仏様のようになってしまったのでしょう。きょん。
まあ、お互い様ですけどね。 ワタシも昔はきょんに怒ってばかりおりました。 最近はやはり、そういう頻度が全然減ったように思います。
なーんて話をですね。 ドライブしながらふたりでも話しまして。 「なつかしいねー」なんて。 「沼、真っ暗で見えないねー」 「そういえば昔もそんなこと言ってたよねー」 「クールミントガムでも食べようか(笑)」<意地悪じょりぃ。 「やめてよねー(照)。 あたし、なんであんなこと書いちゃったんだろうなーもー」 「若かったということで」
そんなわけで、今日もじょりぃときょんは、なんとか仲良くやっております。 なんて言って、意外とワタシの知らないところで、きょんが浮気してたりするのかもしれませんけどね。
そしたら許しませんけどね。 ワタシは。
自分勝手で不実で、見てると腹が立つと言われようとも。
2003年07月27日(日) |
きょんびいきの方は読まないほうが… |
「8月、忙しいかな? できれば泊まりで出掛けたかったんだけどそれは無理そうだから、一日かけて、ゆっくり出掛けない? 子供ヌキで。 ふたりで」と、ナナから電話。
というところで終わった、昨日の続きです。
「そうだねー・・・んー・・・」 やっぱさすがにちょっとためらうじょりぃ。 「行こ? ふたりでのんびりしようよー」 出た。甘え攻撃。
「いいよ」
じょりぃ、あっさり陥落。
みなさんの軽蔑のため息が聞こえてくるようです。
そもそも、断りベタなんですワタシ。 許してください。 あうあう。
「ホントは忙しい?」 「たぶん大丈夫」 「泊まりたかったんだ。本当は」 「うん」 「でも、パパに訊いたら『またぁ?』って、露骨にヤな顔されたー(笑)」 「無理もないかもね」 「年に2回は無理みたい。やっぱり」
年に2回は無理というよりも。 インターバルが短すぎたんじゃないの? 今月行ってきたばっかじゃん。二人で温泉。 ムダにパパの機嫌を損ねないでくださいよ。
しかし、そんなに焦って出掛けたがっているということは・・・
「夏休みから、もう逃げ出したくなってきたの? もしかして」 「えへへー」 「早くない?」
まだ1週間しかたってませんけど夏休みに入って。根性ないですね。
「出掛ける日さー、前の晩からじょりぃがウチに泊まれば、当日も朝から時間が有効に使えるよ」 「泊まれないよ」 「泊まってよー」 「ムリ」 「ケチ」 「・・・・・」
いつもより甘えモード。 さっきまでのワタシの決心、「ナナとの時間を減らしてでも、きょんを大事にするぞ」がここでも大きく揺らぎます。
「どこに行きたいか、たまにはじょりぃが考えてよ」 「ん。わかった」 「・・・って言って、絶対考えないでしょ」 「考えるよ」 「ちゃんと考えてね。言ってくれれば、あたしが調べるから」 「ん」 「でも考えないでしょ」 「たぶんね(笑)」 「行きたくないの?」 「行きたいよ」 「バスツアーとかもいいよね。じょりぃも運転しなくていいし」 「いいね」 いいなー。バス。 二人並んで、まったりと。
ええと、まあ、そんなわけで、さっそくナナとの約束(しかも一日がかり)が入ってしまいまして。
ワタシの反省はどこに。
でもまあ、一日くらい。 ねえ。 って、ワタシ、誰に媚びを売っているんでしょう。
そしてさらに、次の日。
iプチ姫夫妻とK姫との食事会・・・というか、今回は完璧に飲み会でしたけど・・・がありまして。
ワタシとK姫、隣同士です。 向かいに、赤ちゃんを連れてきたiプチ姫夫妻。
いろんな話で盛り上がって、すごく楽しかったです。お酒も進むし。
話の流れで、それぞれの好きなタイプについて話が及びまして。 K姫はキアヌ・リーブスとSMAPの吾郎ちゃんが好きなんだそうです。 そして何をおいても「年下がいい」と。
「年上だと、あたしよりなんでもできたり知ってたりして当たり前、って思っちゃうのね」 「ほほう」 「そうすると、ちょっとした欠点も大きく見えてガッカリしちゃうのよ」 「なるほど」 「でも年下だと、できなくて当たり前だから良く見えてしまうというわけですか?」とiプチ旦那。 「そうそう。さらに言えば、年下で、なのにあたしよりしっかりしてたり知的だったりして、自分の世界観というものを持っている人が好きなの。ちょっとヘンな、変わってる人が好き」 「芸術家タイプに弱そう」と、iプチ姫。 「そうそう。弱いわよあたし。ちょっと頼りなさそうな、芸術家タイプの年下にはコロッといっちゃう」
わお。
ナイショにしていたんですが、ワタシは実は芸術家タイプなんですよって、誰も信じないと思いますけど。 今適当につくった話だと思われて当然なんですけど。 書いてて情けなくなってきましたけど。
でも、ちょっと頼りなさそうな年下、なら、すっごくワタシです。 オンナですけどねワタシ。 気にしない気にしない。
なーんて心の中で自問自答していひひひと思っていたら、K姫が「じょりぃさんて、ヘンよね」と。 「失礼ですね。ヘンじゃありませんよ。まっとうですよ」 「んー、ていうか、じょりぃさんて、ヘンなこと言うじゃない?」 「ヘンなこととは?」 「そこでそう返すの?みたいな(笑)」 「臨機応変な返事?」 「ほら、その返答もちょっとヘンでしょ」 「間違えてはいないと思いますが」 「でも、なんとなくヘンなのよ」 「ヘンですか」 「流れとしては間違えていないんだけど、なんかわざと、ちょっとずらすのよ」 「・・・それはワタシのそういうところを直せという話ですか」 おそるおそる。 「そうじゃないの。キライじゃないのよ」 「でもスキでもないと」 「好きよ。けっこう好き」 「あ。(ぽ) どもども (ぺこぺこ)」
「じょりぃさんはヘン」という話題とはいえ、「好き」って言ってもらえました。 インディアンが火のまわりで踊るような、はしゃいだ嬉しい心持ちでございます。
って、ただいま反省中のハズのじょりぃでした。しまった。ダメじゃん、自分。
そのうち話がまた変わりまして。海の話に。 「海なんてしばらく行ってないな。・・・じょりぃさんは?いつ行ったのが最後?」 「ええと、おととしの夏の終わりです。海を見に行きました」 「泳がないの?」 「水着になれませんから。 ワタシ、お風呂もダメなんですよ。知り合いとは。えへへへ」 「え? お風呂ダメなの?なんで?」 顔が怒ってますけどK姫。 「な、なにを怒ってらっしゃるんですか?」 「だって、それじゃ、一緒に入れないじゃない、温泉」 真顔。 「え?」
ど、どういう意味かな。
「えー、ごほん。 一緒に行きましょうか。温泉」 にっこり 「いいわよ」 にっこり
わお。 い、いいのかな。
「どこに、いつ行きましょうか」 「温泉より、京都がいいわ」 「いいですね。京都」 「2月ね」 「2月?」 「節分の時期がいいの」 「わかりました。じゃあ2月に、京都に」 「うんっ」 にこっ
や、やったあ。 でも、じょりい、反省中のはず・・・・・。
「ディズニー・シーも行くんでしょ?」 「あ、はい。 ええと、いつにしましょう」 「暑い時期はいや」 「ワタシも暑いのはイヤです」 「海もいいわよね」 「はい」 「でも、もし海に行ったら何するの? 海に入らないで」 「海見て、のんびりビール飲むんです」 「おもしろいの?」 「おもしろいです」 「無駄な時間じゃない?」 「ムダを楽しむんです」 「なおさら暑い時期はイヤね」 「10月はどうですか?」 「10月はけっこう忙しいのよ。 9月は?」 「いいですね」にっこり 「じゃ、9月は海ね」 にっこり
本気なんでしょうか、K姫。 絶対ワタシなんて相手にされないと思って、安心してなついていたんですけど。 一緒に遊んでくれることになりました。あらあら。
ええと、ちょっとヤバイかもですよこれって。 いえ、K姫と何かがどうなって云々、という可能性は全然ないと思うんですけど。 さすがにきょんがなんて言うかなあ・・・。 のんきなきょんとは言え、いよいよ「あたしには時間をつくってくれないくせにー」と怒るかもしれませんし。 きょんはK姫のこと、よくは思っていないので、さらに言いづらいなあ。
あ、K姫の会社の出張に同行、ということにしてしまおうかな。
いや、ウソはいかんよウソは。
それに、なんとなく。 なんの根拠もないんですけど。
ナナに知られた場合の方が厄介そうな気が。
「秋になったら海見てのんびり」も「京都行こうね」も、ナナとの約束に入っている項目。 きょんよりナナの方がそういうところにムッときそうな。
「一緒に行ってくれる人がいるんなら、その人と行けば?」って、絶対言われます。 これからの会話に、「K姫と行ってくればいいじゃん。子供やパパの顔色うかがいながら、ムリにあたしと行く必要ないと思うけど?」というセリフが出てくることが多くなるでしょう。 せっかく最近「きょんさんと行けば?」「なっちゃんだっているでしょ」というセリフがなくなってきたというのに。
とはいえですね。
K姫も、その場のノリだけで約束した、という可能性は非常に大です。 だいぶ飲んでましたし、酔っぱらっていたでしょうしね。 いくら飲んでも顔には出ない人ですが、酔っぱらってないとは言えませんからね。
おまけに、ナナもこれっぽっちもムッとしないかもしれません。 そもそもナナは、ワタシのこと特別扱いなんてしてなさそうなんですからね。 思い出しましたよ、そのつらい現実を。わははははは(乾)
ついつい、ひとりで興奮して、右往左往してしまいました。 てへへ。
そうなると一番のモンダイはですね。
おまえホントに反省してるのかよじょりぃと。 この一言に尽きるのではないかと。
反省してない自分を反省してみました。 さっそくきょんを映画に誘ってみます。 (ということで、きょんとT3観てきたじょりぃだったりします)
おとといの木曜日。 きょんは仕事がお休み。その日はなっちゃんもお休み。 ワタシもめずらしく仕事が詰まっておりませんで。
以前から何度もきょんが「仕事がヒマになったら連れていってね」と言っていた靴屋のことを思い出しまして。 その靴屋というのが、ナナと出掛けたときに、山道をドライブしていて見つけた、場所的にはとんでもないところにあるアウトレットショップだったのですけど。 スニーカーとかが豊富なお店でですね。 その話をきょんにしてからずーーーっと「あたしも行きたいよー。連れてってー」と、かれこれ1年以上言われ続けていたわけですが。
かわいそうに。
もっと早く連れてってあげればいいのにワタシも。 片道1時間半はゆっくりかかるので、ついめんどくさくてですね。行けなかったんですが。
時間とタイミングに恵まれて、行ってまいりました。
そしたら、道中のドライブ中に、きょんが「楽しいなー。楽しいなー」と、大喜び。 「ただのドライブなのに」とワタシ。 「だってなんか、どうでもいい目的で遠出するなんて、ホントに久しぶりだから」 「そうだね」
ほろり。
なんだか不憫だ。 自分が悪いんですけど。
考えてみたら、ドライブって最近は、ナナとしていることの方が多いかも。
罪悪感。
でもだって。 ときたら、これは言い訳なんですが。 きょんは出無精なんですよ。 「○○行かない?」と誘っても「んー・・・・今日はいいや」なんてーのがしょっちゅう。 家でのんびりくつろぐのが好きなんでしょうね。 比べてナナは、外へ外へと関心が行くタイプ。 人と会うのが好き。話すのが好き。知らないところに行くのが好き。初めてのことをするのが好き。 でも運転はキライ。 家族と出掛けるのはめんどい。 なので自然と、便利なじょりぃにお声がかかりがちになるわけです。 決してワタシがきょんを粗末にしているわけでは・・・・ない、と、思いたいんですが。
どうなんでしょう。
帰りの夕飯の買い物も、その足でふたり一緒に。 考えてみたら、一緒に食材の買い物、なんていうのも随分久しぶりでですね。
きょんといろいろ見てまわって、「ああ、なんだかシアワセだなあ」なんて感じるじょりぃ。 こんなつまらないことでシアワセを感じるなんて、もしかして死期が近いのでしょうか。と、一瞬本気で思ってみたりして。 でもホントに、時間を気にせず、ふたりでのんびり時間を共有したのって、久しぶりのことだったのです。
日頃、きょんと一緒に生活しているとはいえ、ゆっくりとふたりで話をしながらすごせる時間は1日のウチで2〜3時間あるかないか。 たまに出掛けても、常に「○時までには家に戻らないと」とか「○時には打ち合わせに出掛けるんだ」という、制限時間つき。 ナナと出掛けるときは、そうならない状況をつくれるときに出掛けるので、たいていゆっくり過ごしてるんですけど。 きょんとの時間は、どうしても日常の「すきま」を縫ってつくっていくことが多いので、きょんには負担だったかもしれません。
きょんが買い物帰りに 「あーあ。 毎日今日みたいならいいのになあ」と。 「毎日じゃ、ケンカになるよ」 「どうして?」 「たまにこうやって、のんびり一緒に過ごせるから『楽しいな、シアワセだな』と思えるんじゃないのかな」 「それって、あたしとずっと一緒にいるのがイヤってこと?」 ムッとしてます。 「そういうことじゃないよ」 「あたしとずっといると、イライラするからケンカになるってことなんじゃないの?」 「そうじゃないよ。(あわあわ) さっき、買い物していて思ったんだけどね?」 「うん」 「こう、日常的なことじゃん、買い物って」 「うん」 「でも、きょんと、酒のつまみを選んでいるようなどうでもいいことが、ワタシにはとてもありがたみのある、幸せな時間に思えたわけよ」 「へえ」にこにこ。 「でもこれ、毎日一緒にこうやって買い物したり、たっぷり時間があってずーーーっと顔つきあわせてたらさ」 「イヤになるかもね」 「うん。ありがたみがなくなって、つまらないことでイライラしたりすると思うよ。たぶん」 「なるほどね」
てことで、これからも買い物などはキミがひとりでよろしく。 なんてちゃっかりしたことは考えてませんよイヤだなあ。
久しぶりにきょんと一日ゆっくりと過ごして、なんだかとってもシアワセで、もっときょんを大事にしなきゃ、二人の時間をつくらなきゃ、なんてしみじみ思いまして。 ナナにかける時間を減らして、もう少しきょんのために使おう、なんて反省ておりましたら。
その夜、ナナから電話。
「8月、忙しいかな? できれば泊まりで出掛けたかったんだけどそれは無理そうだから、一日かけて、ゆっくり出掛けない? 子供ヌキで。 ふたりで」
ワタシの心が見えていて、からかっているんじゃないだろうなおまえ。
ということで。
つづく。(つづかないかも)
しくしくしくしくしくしくしくしく。
ぐすんぐすんぐすんぐすんぐすん。
歯医者に行ったら歯が痛いよう。 今まで痛くなかったのに。 削られたら神経にさわったようで。 せつない痛みがワタシを襲います。
せつない痛みといえば、生理もやってきてしまいました。
しくしくしくしくしく。
と、同情をひきたくてしめっぽいオープニングにしてみましたが、実はけっこう元気なじょりぃでございます。
>>>>>>>ずきーんっ
強がって元気と言っているわけではないんですよ。にっこり。
>>>>>>>>ずきっ ずきーーーーんっ
(しゃがんで頬を押さえるじょりぃ) (ついでに腹もさすってみるじょりぃ) でも元気。(なみだ
さてさて。 芝居がかった態度はこれくらいにしておいてですね。
ワタシ、けっこう筆マメでして。 リアルのお手紙系のことなんですが。 仕事柄、ご挨拶状を出しまくっているという背景もあります。 が、独立前から、年賀状と暑中見舞い、クリスマスカードなどは、お世話になっている方やお友達にせっせと送るマメマメしさがありました。 電話は苦手なのでなかなかできないのですが、ハガキ程度だと、もらった人も気楽ですし、年に2〜3回は「お、じょりぃ、元気でやってるみたいね」と思っていただければ縁もつながっていそうでですね。 安心したりするわけです。ジブン的に。 そのくせ人づきあいはめんどくさくてキライだったりする、複雑怪奇愉快痛快なじょりぃだったりするんですけど。
で、この夏も出しまして。暑中見舞い。
ほとんどの方が「あ、じょりぃだ」でおしまいで、返事はよこさないんですが。 もちろんそれで全然OKなんです。 もともと「返事くれ」という気はさらさらありませんので。 もらうとかえって恐縮してしまいます。 こっちで勝手に送っているものですからね。自己満足で。
でも、ワタシ以外にも筆まめな方というのはいらっしゃるわけで、律儀に暑中見舞いやら残暑見舞いやらで返してくれたり、 ある人はメールで、ある人はファックスで近況報告などしてくださいます。
用事増やしてスミマセンねえという気持ちになりますが、やはりその人の様子がわかるのは嬉しいものでございます。
そんな中。
高校時代の部活仲間にも必ず出しているんですが。 「ひとことコメント」については、こいつらにはめんどくさいので、全員「元気?」で済ませてしまっております。 どんなに久しぶりに会っても「よーう」で時間と楽しさを共有できる連中でありますから、今さら余分な言葉はこそばゆくていけません。 と言うと、さもさも仲間意識の強いつながりを誇らしげに語っているかのようですが、正直に言えば「こいつらにコメント書くの、超めんどくさい」という、ただそれだけのことだったりします。 部長だった子からは「あんた、筆マメなのはエライと思うけど、もうちょっとなんかコメント書きようがないの?」と何度か叱られております。 ゴメンね。毎回「元気?」だけで。 こういうのは筆マメとは言わないのでしょうかもしかして。
そのメンバーの中に。
ちょっと、ええと、なんて言うんですか、 ほら、あれですよ、という関係だった人がおりまして。 今は全然そんなことはないんですけど。
好きだったな、あの頃は。(遠い目
彼女へのコメントももちろん「元気?」だったんですけど。
そしたらその彼女から、ご丁寧に、ネット用のグリーティングカードが届きまして。
ワクワクしながら指定のURLへアクセス。
---読込中---読込中---読込中---読込中--- ・・・長いな。
あ、出てきた。
なんか、きゃわいいキャラが動いております。
きゃわいいものは苦手なじょりぃ。 でもまあいいや。 「きゃーわーいーー」と思って見てみることに。
けっこう時間がかかるなあ。 あ、キャラがおたおたしている。 もしかして、ここは笑うところかな。あはははは(乾
アニメーションが終わりまして。
さあ、いよいよコメントを読むことができそうです。わくわく。
---読込中---読込中---読込中---読込中---
あ、コメントだ。
元気。
・・・・・・・・・・・・・・・。これだけかい。
笑った。やられた。
ワタシのまわりって、こんな人ばっか。
2003年07月23日(水) |
チャーリーズ・エンジェル/フルスロットル |
観た後、こんなにスカッとした映画はずいぶん久しぶりであります。 そして、観ている間中、こんなににやにやにやにやしていた映画は初めてであります。
「女好き」を自認しているそこのアナタは
観なさい!
と思わずおすぎになってしまいましたけど。 もう、楽しい楽しい。 楽しくて仕方なかったです。 前作は「まあ、尻振ってくれてありがたいけど。バカにされてもしかたないかもー」と思っていたのですが、今回は文句ないですね。
そりゃ、現実ではありえないことばかりですけど。 いいんです。 映画ですから。夢を見ましょう。
爆発するトラックごと空中に放り出されて、空をダイブしながら3人で同じ飛行機に飛び乗るなんてこと、現実には無理だよねーとか、言いっこなしです。
さっきまで腹にでっかいガラスの破片が刺さってたのに、今はきれいな服着てフツウに笑ってるよ!とかも気にしちゃいけません。
そこは笑うところです。 割り切ってください。
しかし、ホントにずーーーっとくすくすわはははと笑いっぱなしでした。 前作といちばん違うのがそこ。 笑えるシーンが多かったですね。 ストーリーも飽きることなく追えたし。 いまどき売れっ子女優たちのハマーダンスが観られるとは思わなかったし。 おーおーおーおーおーおーおーおーおー。 ↑これでメロディが浮かんだ人はエラすぎ。足の動きまで思い浮かんだあなたはハマーにはまってた人ですね。
ワタシ、キャメロンの尻があんなにぷりっとしていて魅力的だとは知りませんでした。 カラダがあんなに細いのに、お尻はぷりっといい感じなんですわ。 ドリューのダイナマイト乳は相変わらず健在でございましたし。ぼい〜んと。 ルーシーのウエストラインもステキでした。 寄り目も見慣れたし。 いやあ、眼福眼福。
あれだけ男性向けサービスシーンがありながらも、男性よりも女性のほうが楽しい映画かもしれませんね意外と。 一緒に観に行ったきょんと、ヘテロ友もものすごく興奮しておりまして。 もう、「楽しかったー!カッコイイ!」の嵐でございます。 ナナのところの長女ちゃんも観に行ったらしいのですが、やはり「おもしろかったー!チャーリーズ・エンジェルになりたい!」と大興奮だったそうで。
女の子の夢と憧れの結晶でございますね。 かわいくて、頭が良くて、強くて、仲良しと。
1億円かけてカラダを改造したと言われている、今回の悪玉・デミ・ムーアに関しては、もともと好きでないのでどうでもいいや。 「お金があれば、美しくて若いカラダも買えるんだなあ」ということは学べました。 ありがとう。デミ。金の力を見せつけてくれて。
早くDVD出ないかなあ。 その前に。もう一回劇場に観に行こうっと。
未見の方は、ぜひ。
メルヒェンな話で恐縮なんですが。
みなさんは流れ星にお願い事をしたことはありますか。
ワタシはあります。
あれは2年前の2月半ば。 ワタシは友人と温泉に行きました。 ただの友人です。念のため。 昔ちょっとなんかあったとか言ってませんよ。
ごほん。
時間が空いてしまったので、友と周辺を散歩。 なんとなくビミョーな関係の友だったので 今夜はどうなるんだろうなあなんてのんきに考えながら、てくてくと。
夜のお散歩だったんですが。
ワタシの目の前を巨大な流れ星が。
流れ星消えるまでに、3回願いを唱えると、叶えてくれるそうではないですか。
なんて考える間もなく消えちまいましたよ、流れ星。
考えてる間はなかったんですが、反射的に願い事は心の中で叫んでました。 1回だけですけど。 3回も言えるはずないじゃないですかお星様。
ワタシが叫んだ願い事。 それは
ナナに会いたい!
でございました。
もうずーーーーーーーーーーーーっと会ってない相手でございます。 話すらしていないし、姿を見ることすらない相手です。
しかもワタシは「今夜はどうなるのかなあふふふ」なんて考えていたというのに。
流れ星を見たとたん、条件反射的に「ナナに会いたい!」と。
我ながらスゴイと思いました。
流れ星さまのせいで、ワタシの軽いヨコシマな心はすっかり醒めまして。 おとなしくいい子に一夜を過ごしました。
というか、ほぼ一晩中窓にへばりついて 「もっと流れ星こないかな。念押しでもう一回頼んでおこう」と。
バカですね。
一晩起きて流れ星待っている根性があるのなら、 とっとと電話の1本もかけて「会おう」と言えば済むことです。
それができないからお星様待ってるんだよっ。 と、ワタシは誰にケンカを売っているのでしょう。 どうも自分に売っている気がします。 買わなければいけませんかねやはり。
で、翌日。
寝不足のアタマで残りのスケジュールを消化し、家に着いたワタシを待っていたのは、なんと
ナナからの手紙でした。
マジ?
ナナから手紙なんて、ただの一度ももらったことがありませんでしたから。 どうしても現実感をもって納得することができず。 しかし、よく見ると変な封筒。 なんか、きゃわいらしい女の子のマンガのキャラみたいなのがいたりして。 色、ド派手だし。
読んでみたら「子供のマンガの付録をもらって書いた」と。
この時点で「本物のナナだ」と納得。
え。
手紙に「じょりぃ会いたい」って書いてある。 「会って、話がしたい」と。 「どうしてるかなって、心配になって」と。
どうしたことでしょう。 まったくわけがわかりません。
そうか。 お星様だ。
と思ってはみたものの、ナナがこの手紙書いたのって、ワタシが願いをかける前です。 なんだか時間軸がちぐはぐなんですが。
でもこれって、流れ星のおかげだと思ってるんですよ勝手に。 メルヒェンで恥ずかしいんですが。 だって、ナナがワタシに急に思い立って手紙を書いて「会いたい」と伝えてくるなんて、ちょっと考えられないですからね。 お星様、ワタシが願かけるの見越して、先払いしてくれたのではないかと。
手紙が来てから何日か後には電話も来て、その何日か後には再会が叶いました。
そして今に至ります。
流れ星、あなどることなかれ。
そのあとに見た流れ星には 「ナナと××!」とお願いしてあるんですが。
まだ願いが弱いんでしょうかね。 当分叶いそうにないです。 頼みますよお星様。
行ってまいりました大阪。 暑くなくてたいへん助かりました。
が。
前の晩「明日はいつもより早いから早寝しよう」と、1:30頃床についたワタシだったのですが。 少しうとうとしたあと、ものすごくキモチが悪くなりまして。 吐き気で目が覚めました。 う”う”。ぎぼぢわるい。
昼間、悪くなったまんじゅうを食べてしまったので。 そのせいかなと。
考えてみたら、ナナと温泉に行って来たのは1週間前。 そのときに買ってきたおみやげのおまんじゅうが余っていたので食べちまったんですが。3時に。
「このおまんじゅう、なんだかすっぱいね」とワタシ。 なっちゃん 「え! 悪くなってるんだよそれ」 とびつくり。 「でも気のせいかな。 ぱく。 もぐもぐ。 うーん、やっぱりすっぱいかな」 「じゃ、もう食べるのやめたら?」 「うーん。でも気のせいかも。 ぱく。 やっぱすっぱいのかな、わかんないな」 「あたし、食べなくてもいい?」 「ちょっと、ワタシだけじゃわからないから食べてみてよむぐむぐむぐ」 「やだよー。悪くなってるかもしれないもの食べるなんて」 「だって、おまんじゅうなんて、そんなに悪くなるものではないよね」 「でもさじょりぃちゃん、それ、温泉行ってきたときのでしょ?」 「うん」 「暑い部屋に放置しておいたよね?」 「うん」 「なんか、2日以内にお召し上がりくださいって書いてあるけど」 「何かあると困るから、そうやって書いておくもんなんじゃないの」 「えー・・・気が進まないなあ・・・って、今二つに割ったら糸ひいたけど!」 「え!」 「絶対悪くなってるよこれ」 「納豆まんじゅう?」 「ただの温泉まんじゅうだから」 「じゃ、すっぱいのは真実だったんだね。さすがワタシ」 「ていうかさ、最初に『すっぱい』って言ってから、何口か食べてたみたいだけど、だいじょうぶ?」 「う、うん」 「明日、大阪でしょ?」 「う、うん」 「濃い緑茶入れようね。殺菌作用があるらしいから」 「はい。 どうも」 「吐いてくる?」 「吐くのはイヤ。まんじゅうごときに当たってたまるかという感じだし」 「心配だなあ」
というささやかな事件がありましてね。
翌朝も気分は最悪でした。 新幹線の中でリバースしちゃったらどうしようとか心配ですし。 しかも気持ち悪くて眠れなかったんですよねえ。
そんなわけで、コンディションとしては最悪な状態だったのですけど。 まあ、なんとか持ちこたえて、ひいひいと旅してまいりました。 ひひひひ、と旅したわけではないですよ。 どうでもいいですかそんなこと。
道中、とにかく不思議ちゃんEさんがなつっこくてですね。 自分が思っていたよりも気に入られていたようですワタシ。 電車の中でも移動中でも、ワタシがひとりでいれば 「お久しぶりですじょりぃさんふふふ」とやってきます。 「やあどうもごぶさたしてます」とそのたびにワタシも答えていたんですが。 最後の方はあまりにもマンネリかなと思い「そういうあなたは誰ですか」と変化をつけてお答えしてみたり。 「ひどいっ」とか言う顔が嬉しそうでですね、Eさん。 なんだかよくわからないEさんでありますが。
で、ワタシはといえば、気がつけばK姫を追っているわけであります。 Eさんとはしょっちゅう会えますが、K姫とはなかなか会えないのです。 思えばK姫に会うのは随分久しぶり。 ちょっと太りましたかK姫? でもいいです。キレイだから。
集団行動ですから、K姫と歩いたりEさんとシュールな会話をしたり、iプチ姫と雑談したり、デザイナーNさんと冗談言ったり、社長に肩を抱かれたりしながら、それはもうばらばらに組んで行動していたのですが。
なんと言いましょうか、おそらく「ちゃっかりしている」と言うんだと思うんですけど。 「じゃあひと休み」なんて座るときとか、食事の時などといった要所要所では、いつのまにかK姫の隣に位置しているおそるべきじょりぃ。 意識していたわけでんはないんですが、それだけワタシが無意識のうちにひっついていたのでしょう。
それはまあいいんですよ。 うまいことやったなじょりぃ、という、それだけのことです。
しかしなんだかそのたびに、Eさんに悪いなと思ってしまう自意識過剰じょりぃ。 別に将来を誓い合ったわけでもないし(当然です)、「あたしたち、仲良しよねー」と話したわけでもないのに、この罪悪感はいったい。 そして、Eさんはなんとなくさびしそうに見えるし。 おかしいなあ。 このあいだEさんのことを日記にちらっと書いたとはいえ、そんなに意識してなかったはずだしワタシ。 Eさんがワタシのこと好き、なんてはもちろん全然考えておりません。 EさんはもともとデザイナーNさんと仲良しですから、私が一緒にいないとひとりぼっちでさびしそう、というわけでもありません。
なんでだろーなー。 むむむ。
と今考えてみてちょっと思い当たったのですが。
「Eさんが行くなら、ワタシも行きます」 「じょりぃさんが行くのなら、私も行きます」
なんて会話があったですよそういえば。
そのあとのメールでも「じょりぃさんが一緒に行ってくれるなら、私はとても安心だし、すごく楽しみ」と書かれていたりですね。
ワタシにしてみれば、いつものちょーしの良さと軽さを発揮したまでだったのですが。 もしかしてちょっと、軽薄だったかな、と。 こう、中学高校の頃の「女の子の仲良し」の難しさを思い出すじょりぃ。
でもまあ、気のせい気のせい。 と、いったん思ってみましょう。
K姫もたいへんワタシをかまってくださいましてね。 この人は「怒った顔」と「微笑んだ顔」だけでその場の会話を仕切れる、という特殊能力を持っている方で。 それに踊らされたりわざと表情を変えさせてみたりと、それはそれはもう楽しくて大変でございます。 「もうっ」なんておでこを『ぺちん』と叩かれてみたりですね。 ぶつマネされたりですね。 アタマなでられたりですね。 って、書いていたら、これってまるで動物を取り扱っている人ですね。 人間扱いされていないという落とし穴がありました。しまった。
帰りの新幹線の席は、なんとじょりぃはK姫とEさんの間の席。わお。 偶然ですよもちろん。 嬉しいような。気苦労なような。 K姫はEさんに対して普通に友好的なのですが、Eさんは以前ワタシに「K姫と机を並べて仕事をするような事態になったら私は会社をやめます」とまで言ったことがあるので(なぜにそこまで…)、やはりちょっと気詰まりそう。
けっこう大変なんですよ。こういうのの真ん中って。
EさんはK姫の存在をほとんど無視して、ずーーーーっとじょりぃに話しかけ続けます。 相変わらずシュールな話です。 ワタシとしては、K姫もいるのにEさんとばかり話すのはどうなのかなと思い、そのシュールな話をK姫にも振る、という荒技を繰り出してみたり。 すごーーく疲れましてね。 なんだか汗ばむし。むーんむーん。 別にワタシ、誰に気兼ねすることもないはずなのになあ。 気の使いすぎ、気の回しすぎだというのはわかっているんですけどね。 バカですね。 なんだかすごく長かったです。新大阪→東京間。
そして、東京駅から地元へ戻る電車が、2階建ての電車(っていう言い方あるのかな)だったんですよ。 ワタシはそれを見て大変ワクワクしてしまいまして。 ホーム歩きながら小躍りでございます。
じょ「2階だ2階!」 iプチ姫「下の段のおじさんたち、ウハウハかなあ」 じょ「パンツ見えちゃうってこと?」 i「うん」 K姫「見ないでしょ」 じょ「ワタシがオヤヂなら見ますが」 K「じょりぃさんじゃないから」 じょ「2階に乗りたいなあ」 i「乗ればー(醒)」
なんて話しながらですね。乗り込みまして。
社長が先に乗り込んで、下に行っちゃったもんですから、みんな後ついていっちゃいまして。
「え! みんな、2階に行かないの? 上行こうよ上ー」と甘えてみるも、無視。 でもK姫が 「なんだか上はいっぱいそうだけど、見るだけ見に行ってみようか? ダメなら下にすればいいんじゃないの?」と。
ありがとう、K姫。
そしたら座れちゃった。ふたり並んで。いえい。
当然窓際を譲るじょりぃ。「どぞどぞ」と。 「いいわよ、じょりぃさん窓際で。 乗りたかったんでしょ?2階に。景色見れば? って、真っ暗だけど(笑)」 「いいのかなああああやったあ」 ごきげんじょりぃ。 走り始めてしばらくして 「うわああ。ホントに真っ暗だなあ。何も見えない。残念だなあ」 「・・・・じょりぃさん、このへん、地下だから。何も見えないと思うよ」 「・・・・・・ホントだ」 なんだかK姫に大ウケでしたこれ。
ふたりで並んで、いろいろおしゃべりしまして。 「大阪の男の子はみんなかわいい」という話題もありました。気さくでいいですね。大阪男子。 そんな話題の中で、仕事の連絡すらK姫とはなかなかつかないことに苦情を申し立てるじょりぃ、というのがあったのですが。
「有線も携帯もダメというときがありますというか、多いです」 「困ったわね」 「ファックスも見ないとおっしゃってましたよね」 「うん」 「メールも」 「気が向いたときだけかな」 「それで仕事になるのでしょうか」 「なってるみたいね(笑)」 「携帯のメアドを教えていただくことはできませんか」 「でもほら、携帯の電話機能すら役になっていないんだけど(笑)」 「むむむ」 「教えるのはかまわないわよ。 でも、自分のアドレス、知らない…(笑)」 「いるんですよ、こういう姫体質の人」 「じょりぃさんに、あたしがメール送ればいいのよね?」 「送れるんですか?」 「(にこ)」
携帯を差し出されました。 わかりました。ワタシが操作いたしましょう。
ぴろり〜ん。
「あ、来た。やった」 「じゃ、それで」 「ちょっと待ってください。ワタシも送っておきます」
さきほどのおしゃべりで「ここ何年か、泊まりの旅行どころか、まだディズニー・シーにも行ったことない」と言っていたK姫に 「ディズニー・シー、一緒に行きましょう」と図々しくメールするじょりぃ。
ぽろぽろぴろりん。
K姫、ワタシのメールを見て、返信している様子。
が。
えらい時間がかかっております。
「大丈夫ですか?」 「うん。たぶん」
しばらくして。
ぴろり〜ん。
K姫からです。
「うん。」
やった! デエトの約束です。 春のお花見も実現できなかったワタシとK姫なので、まったくあてにならない約束ですが、それでも「うん。」です。
「やった。ふふふ。 でも、うん だけですか」 「うん」 「えらく時間かけて打っていましたけど。ぴっぴっぴっぴと音がしてましたよ」 「(笑) 『まる』が打てなかったの。やっと探せたー」 「・・・・・・・なるほど」
幸せなひとときが終わり、駅につきまして。
行きと同じように、K姫の車にワタシ、Eさん、iプチ姫で乗り込みまして。会社へ。 Eさんが「じょりぃさん、電車の中にいなかったー」と。 「ああ。2階に行ってたんですよ。Eさんも来れば良かったのに。絶対上のがキモチ良かったのに」 「ふんだ」
ふんだ。 とは。 糞だ! とかだと踏まないように気をつけなければいけなかったりしますが。 車の中ですから、たぶん、「あんたなんか知らない」の「ふんだ」ですよねこれ。
「ふんですか」 「なんとなくー」 「Eさん、こっち来ないのかな、ときょろきょろして待ってたんですけど」 「ふんだ」
女の子(子じゃないけどもう)って、ムズカシイですね。 というのが、この視察旅行の一番の感想でした。 しょーもなくて失礼。
----おまけというか、嬉しかったこと(新大阪にて)-----
なんとですね。 新大阪駅で、掲示板によくいらしてくださる、「あきさん」にお会いしてしまいましたよみなさん。 運命っておそろしいですね。 ワタシとあきさんは、新大阪駅で、7月14日に出会う運命だったらしいんです。トランプ占いによると。 と、ひとりで「運命」の話をつくっているじょりぃでありますが。 実はあきさん、新大阪駅付近にちょうど発車時刻前くらいにご用があったそうで。 「もしかしたら顔見るくらいできるかもね」ということで。 たぶんお互い「無理だろなー」と思っていたと思うのですが。 会えましたね。 なんだかその、「無理だろうけど、まあ、そのへんふらふらしてみるわ」という感じが、大変スマートでですね。 ワタシの忙しさをまず考えてくださりつつ、そういうことはこれ見よがしに口にせずですね。 この人、すごくデート運びに慣れているのではないかなと、そんな印象でございます。 会えたーと喜んでいるじょりぃでありますが、ワタシは某会社に拉致拘束の身の上。 団体から「ちょろ」っと抜け出して、ホントに「はじめまして」「さようなら」という感じでしたが。 時間にして2〜3分でしたか?あきさん。
とにかく、あのareyさんが「美人だ美人だ」言ってらしたあきさんです。 でもこう、そういうアナウンスがされてしまう人って、ある意味損じゃないですか。 「どどどどどどどんな美人だろうわくわく」ってされちまいますからね。 ワタシも当然期待したですよ。あたりまえじゃないですか。
そしたらですね。
実際、キレイな方でした。 マジで。 「かわいキレイ」という感じでしたねワタシには。 すごく細っこいんですよ。 「細っこいですねー」と言ったら「細っこいて」と笑われてしまいました。 どうやらまた方言炸裂したらしいですねワタシ。 顔なんかもトテーモ小さくてですね。 書き込みでは、じょりぃ、いつもたじたじの勢いのあるあきさんですが、ご本人は「ちょっとシャイな娘さん」という感じでした。 ワタシはキンチョーしてるわ酒入ってるわで、ひとりでべらべらしゃべってた気がします。 スミマセンでしたねえあきさん。 お会いできて嬉しかったですよ。 ネットで知り合い、オフでお会いするというの、ワタシ初体験だったので、アナタはワタシの初めての人です。ぽ。 しかし、恥ずかしくて、あきさんの顔よく見られなかったんです。残念。 お子さんの顔ならよく覚えております。 赤ちゃんの顔ばかり見ていた気がする。あのスナオそうな子。かわいい。
ワタシはまた大阪に行きます!(今度はゆっくりと) たるさん、今度はぜひ、3人でデートしましょう。ふふふ。
ちょっと、奥さん! って、ワタシ誰に呼びかけているのかよくわからないんですが。 自分はセールスの人に「奥さん」と言われただけで「あ”?」と態度が急変してしまうんですが。 日頃女所帯だということがわからないように色々工夫してるくせに、そんなときには「アタシ、独身なんですけど」と言わなくてもいいことを言ってしまったりするんですが。
あれ? 何を話そうとしていたんでしょう。
そうそう。 明日、大阪なんですけどね。 ワタシ、あんなにお金かかるなんて知らなかったんです。大阪まで。 以前勤めていた会社の研修で、タクシーでちょろっと通り過ぎただけしか行ったことなかたし、 自費で行くのは今回が初めてなんです。
東京までは1時間半くらいなので、電車賃もそれほどかからないんですよ。 で、なぜかワタシの思考回路が 「東京も大阪も大都市だから、電車賃もそう変わらず行けるだろう」 と、ワタシに思いこませていたんですね。
無茶苦茶な思考ですが。 なぜかそう思ってしまっていたと。 壊れていたんでしょう、ワタシ。
東京までは、急行に乗っても往復4,000円で十分お釣りが来るんですが。 大阪まではなんと40,000円弱。
10倍もかかるんですか。 ウソだ。ウソだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!
新しいデジカメを購入しようともくろんでいたのですが、あきらめました。 だって4万ですよ。
社長! 誘ったときに「自腹」ということと「4万」ということを言っておいてください。 「大丈夫、領収書出るから」って、 領収書いらんから金くれ。
はぁはぁ。
しかも、その社長からさきほど届いたメールによると 新大阪着が12:53。 まあ、そこまでは良しとしよう。
が、1件視察するだけなのに、なんで帰りの新幹線が19:53発なんですか。 もっと早く帰ろうよう。 だって家に着くと、日付変わっちゃうし。 取引先と行くわけだから、車中居眠りしていくわけにもいかないし。
ええんええんしくしくしくしく。
なんだか今日は色気のないグチグチ日記になってしまいました。 しかもビンボーくさいわ。 ぷうん。 スミマセンねえ。
遊びに行くのなら、すごーーーく楽しそうなのになあ、大阪。
大阪ラプソディごっこ、したかったな。 ぐすん。
2003年07月11日(金) |
不思議ちゃんEさんとワタシ |
こんばんは。たわらこーたろーです。 今のギャグを「古っ」と思ってしまったあなたは
いえ。なんでもないです。 危うくたくさんの人を敵にまわすところでした。
------
本日は不思議ちゃんEさんと打ち合わせでございました。 最近、Eさんと接触が多くてですね。 めっきり仲良しっぽい感じになってまいりまして。 相変わらず超不思議ですけど。 会話が噛み合っているのかいないのかよくわからないんですけど。
しかしまあ、仲良しになったとはいえ「よく働く、優秀な、かわいらしいお嬢さん」(お嬢さんという言葉がぴったり)程度の認識しかなかったのですが。
6月の終わりごろ。
ワタシとEさんは、共同で進めている仕事でお互いへろへろのふらふらな時期だったんですが。 お互いに「朝いちばんなら、なんとか時間が取れそう」ということで、9時にEさんの会社にうかがったときのことです。
Eさんは、いつも黒か茶かえんじの、丈の長めなスカートのスーツに、スカーフを合わせたり、首の詰まったものを着たりという、かっちりしたお嬢様系の服装が多いんですが。 その日のEさんは、スカートの上に白いブラウスだけの超シンプルな装い。 しかも、胸のボタンがけっこう開いてまして。
あらめずらしい。
こういう、いつも露出の極端に少ない人が、たまに見せてくださると、こう、色めき立ったりしませんか。 しませんか。 するでしょ。 しますよね。 よし。
おまけに、どうも徹夜明け。 一夜を事務所で過ごしたらしい雰囲気。 なんだか、髪がいつもより乱れ気味で。 顔も異常に疲れているっぽくて。 荒れた空気がEさんを包んでおりまして。
普通の人なら「今日はだらしないなあいつもより」と思われてしまう感じだったのですが。
Eさん、すごーーーーーーーーーーーーく、色っぽく見えまして。 疲れ顔が。 ちょっと乱れた長い髪が。 極めつけは、なんだか開いちゃってる胸元が。
いえい。
ようこそEさん。 じょりぃの射程距離内へ。
と言っても、別に好き好き攻撃を仕掛けるとか、でへへな視線を送るとか、そういうことでなくてですよ。 ワタシはみなさまと違って、オクテで純情ですからね。 ごほん。
ただ、昨日までは「女の子らしいほわほわした、不思議ちゃんのお嬢さん」としか見てなかったんですが(とにかく不思議だったので)、その日からは「女」扱いとなりました。 今までより仲良くしようね。Eさん。と。 勝手に言ってろ。と。
それにしても、淫靡でございましたよ。 無造作にはだけている胸元。 滅多に見られない胸元。 日頃「清純」という言葉のみをまとっているような人の、思いがけず見せちゃってる胸元。
とはいえ、もちろんEさんは今も相変わらずのEさんなんですが。
「営業課長がミニチュアダックス飼ってるんですってどうしましょうじょりぃさ〜〜〜〜ん」 どうしましょうと言われても、良かったですねとしか返事ができなかったりしますが。 「チワワ〜〜〜〜かわいいの〜〜〜チワワ〜〜〜〜」 あれはちくわと読むんですよとボケてみても、聞いちゃいませんし。 でも、以前よりずっとなついてくれています。
そして今日。
「じょりぃさん見て〜〜〜〜。ずっと見せたかったんですこれ〜〜。かわいいでしょえへへえへへ」
Eさんのセリフは半オクターブ高い声で読んでください。
「え〜〜〜どれですかえへへえへへ」 おちゃらけないとやってられません。じょりぃは「かわいいもの」が苦手なんですから。 「ほう。かわいいですね」<感情が足りません。 「でしょー?」 「でも、こういうものをかわいいと喜んでいるEさんの方が、ワタシにはかわいいですよ」 しゃあしゃあと。
このよく回る口は、どうしてナナにはうまいこと使えないのか。
「あたしはかわいくないですよ。あたし的には不適合です」 あ、目そらされちゃった。 「おもしろいし」 「おもしろいのはおもしろいかもしれませんねバカだから」 「これ、猫の置物じゃないですか」 「そうです。ベビーダイアンちゃんです。かわいいでしょふふふ」 「ふうん。犬が好きなのに?」 「犬になりたい。えへ」 「でも、Eさん、性格は猫ですよね」 「そうかも。よくつかみどころがないと言われます」 「ないですよね」 「つかまれたくないし」 「つかんでみましょうか」 「こわいこわいえへへ」
なんてやっているうちに、一緒に打ち合わせをするお客様がいらしたので、話は終了。
打ち合わせ中、例の愛人プロジェクトを取り仕切る社長が来まして。
「じょりぃさん。ひさしぶりー」 「お久しぶりです」 「今度の月曜日、ボクと一緒に大阪行こ」 「は?」 「大阪の、うーーんといいところに行こうよ」 「USJ?」 「バカ。違うよ」 本気で言ったのに。違うのなら行かない。
そのプロジェクトに関係する施設の見学が許可されたということで、「見ておかないとダメだよ」と。
行きたくないです。
「予定が。 社長、急すぎますよそれー」 「行こうよう」 「行きたいけど、無理です。アポ何件か入っちゃってるし」 「他んちの仕事するなー」 と言いながら、腰をつついたりなでたりするの、やめてください昼間から。 夜ならいいというわけではありませんが。 どうも、宴会があったらしく、お酒が入っている様子。 「みんな行くのに行かないなんてダメだぞー」 「みんなって、誰が行くんですか?」
聞いてみましたら。 Eさん、iプチ姫、それに美女・K姫まで。 (これらが誰のことかさっぱりわからんという方は、登場人物紹介及び愛人プロジェクトをご覧になってください) あと社長の愛人疑惑のひとりであるFさんと、デザイナーのNさん。それに社長の奥さん。 他の人の名前もありましたが、他はどうでもいいです。
「社長、ワタシ、アポの会社に交渉してみます」
メンバーを聞いたとたん、態度急変のじょりぃ。
「そーお?」 「なるべく行けるようにしますから」 「うん。その方がいいと思うよ。大事なツアーだからね」 「ていうか社長。大奥ツアーですねこれ」 「え?」 「社長の大奥を、大阪に持っていく感じ?」 「あはははははははははははは」 「社長、いつも楽しそう」 「ボク、楽しいよー」
おかげさまで、ワタシも楽しくなりそうな。 ありがとう、社長。
この話が終わって、Eさん他との打ち合わせに戻ると 「大丈夫ですかじょりぃさん? 社長と話してるとき機嫌悪そうでしたよ」 とEさんが気を遣ってくれまして。
「いえいえ。そんなことないですよ。 月曜日の大阪、Eさんも行くんですか?」 確認するじょりぃ。 社長に騙されて実はふたりきりだった、とかだとかないませんからね。 「どうしようかなと思って、まだ返事してないんですけど・・・」
ほらやっぱり。 社長のうそつき。
「Eさんが行かないなら、ワタシも行きたくないな」 しゃあしゃあとその2。 「じょりぃさんが行くのなら、あたしも行きます」 「そうですか。では決定ですね。行きましょう」にっこり。
楽しみです。駆け足日帰りツアーとはいえ、大阪。 大阪のみなさま、じょりぃは月曜日、そちらにうかがうですよ。 ワタシ(と社長)的に華やかなメンバーで。 ちょろっと思い出したりしてみてください。
しかし、ちょっと気になることが。
EさんとK姫は、実は犬猿の仲。 ふたりともプライドが高く、なんだかとにかく仲が悪くてですね。 すごく、おっとり・ねっとりした闘いぶりという感じですが。
たぶんK姫と仲良く話していれば、Eさんに「じょりぃさんてやっぱりお調子者」と思われ、 Eさんと仲良くしていればK姫に「なんだ。じょりぃさん、結局誰にでもいい顔するのね」と思われるでしょう。 たぶんね。 何も思われなければそれに越したことはないんですが。
Eさんには「Eさんと仕事するのがいちばん楽しいんです」と言い K姫には「K姫と会えるなら、K姫の事務所の草むしりでもします」と言い iプチ姫には「やっぱiプチさんと組む仕事が最高ですよ」と言っているじょりぃ。
今後みんなにいっぺんに軽蔑される可能性もありますね。 あ、その前に、みなさまに軽蔑されているのでしょうか今ワタシ。
こわいこわいえへへ。 <Eさん風
まだ仕事終わらない。 現在、2:00am。温泉の、・・・・もう当日じゃんか。 そうです。朝が来れば温泉小旅行の日。
なーのーにー。
まだ仕事が終わらないワタシ。
おまけに。 いつものことなんですが。
誰か教えてください。
ワタシとナナ、明日何時に出掛けるのでしょうか。
「前の日に電話するから、そのときに時間決めよ?」って言ったの、誰だーーーーー。 って、ナナですよ。
12時頃、シビレを切らして「明日何時にする?そちらの都合に合わせますよ」とメールしたものの、返事がきやしません。
行けるんでしょうか、明日。
さてと、仕事しなければ。
すごーーーく幸先悪そうです。 みなさん、楽しみにしててください。 けけけけけけけけけけ <壊れた
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