何年もまえの日記を読み返し

号泣する準備ができていた
という本のことが書いてあった。

大人であれば
恋をはじめて、そのあとどんな風になっていくのか
経験で予測できているもの。
恋は
いつか終わる、ということを。

それを
改めて読んで

今の私に、ぴったりと思った。

そして
恋をして
落ちた瞬間に号泣する準備ができているんだから

きっと私はしていたんだから

今。

楽しいと思える時間を
やはり続けていきたいと
今日は思っている。


昨日
彼からのメール。

もう　したくなっっちゃったよ。

って言われて

素直にうれしいと思ったから。


でも

会っているとき絶対そんな事言わない。

しなくてもいい。って
かえる？って
言われる。

私が
ぜんぜん帰りたくないっていうと

大胆だな。

って言われる。


抱くときは

きれいだね
とか
かわいいね
とかは言ってくれるけど

好きとはぜったい言わない。

初めて　一緒に寝たときだけ
すきだよ
って言った。


嫌がることはしないという
同意を求めて
罪を半分わたしにも持たせる。


抱く前から
今の生活を壊したくないと言われていた。


職場の　真面目そうな女の子のことを
誘ったときの話をして

でも　大変なことになりそうだよね

っていう。

私は、遊べるのかと　ちょっとムカつく。



色々なエピソード。

はじめから

やはり私は号泣する準備ができている。
だから

もうすこし一緒にいたいと思う。


そして

今朝。

夫に抱かれる。

中に出して、とお願いした。

子供を真剣に作ろうと

今は思っている。

こんなに
愛してしまって

楽しい時間と
寂しい時間が
一緒にやってくることがわかってしまったら

彼と
わたしが逢うことで

彼の人生をすこし狂わせているとしたら。



何より
彼に子供ができたから
もう会えないと
言われるということが

おそろしくて


そのとき

どれほど自分が傷つくかわかってしまったから

もう遭わないほうがいい。


これで最後にしよう。

と
もう１回だけ。



ときどき
食事をするくらいなら
子供がいてもかまわないでしょ。

でも　愛し合う事は
もう
やめましょうと。



傷つけられるなら
傷つけてしまいたい。


先に子供をつくり

彼に告げたい。

でもそれはきっと無理。



なにより、去年の夏

彼の妻は流産している。

あんなに可愛らしく

細くてか弱いあの妻。あの子が

もっと傷ついたりするのは

私が見たってかわいそうだ。


私が傷つくより
あの子が傷つく方が
だれがみてもかわいそうだ。

わたしなんて
誰が見ても強そうだし。



もう最後。
あと１回だけ。



もう
毎日メールしなくていいよ。

私に気を使って仕事しなくてすむよ。



言えるかな。

抱かれるっていう
幸せと
帰らなくてはならないという
寂しさは
いつも一緒にやってくるものだと気づく。

こうやって始まったことは
どうやって終わるんだろうね

と
最近いつも考えていたことを聞いた。


子供ができたらかな
とかれ。

私が考えていたこととおなじ。

じゃあ
そんなに遠くないね

というと

そうだね、

という。否定されなかった。

そして

それは仕方ないんじゃない？
って
あっさり言われた。



幸せと
寂しさと
虚しさは

いつも一緒だ。


抱かれて
楽しいと思えないのなら
寂しいと思うなら

もう遭わなければいいだけのこと。

十分理解しているのに

からだが
抱かれたいというんだもの。


そればかりじゃないって
いつも彼は主張しつつ
抱きたいと
メールしてくる。


そればかりじゃないって主張をするってことは

好きだということなんだろうか。

私は
あなたの彼女ではないし、恋人ではないんだから
そればかり、でもかまわないんじゃないかと思う。

わたしが
他の男と食事に行ったらやだ？って聞いたら

面白くはないな。と言っていた。


いつもの食事をする店で

前にたべておいしかったスープを頼むと
食べたことないって。忘れている。

だれか別の人ときたんじゃない？って言うから

そうかもね　って言うと

別にかまわないけど

っていう彼。



本当に彼にこんなに愛されていると

先週はメールをしながら自信を持っていたけど

抱かれてしまったり

一緒にいる時間に

こんな風にされると

自信が一気になくなる。





今日は妻とデートをしていた彼。

昨日別の女を抱いて

今日は妻と出かけて

そんなことを考えても仕方ないし

自分にも夫がいるのに




このケダルイ　私のからだだけが

信じられる。

先週は　２回も送ってもらって
でも　何もしなくって　車から降りるときに
私が手を　ぎゅっと握るだけ。

そして　そのあと彼から　
チュウしたかったな　ってメールをもらう。
毎回。


火曜日は、職場の飲み会で
彼が幹事。
なんとか離れようと思ったのに
周りに呼ばれてすぐ近くになってしまう。

微妙に楽しめないし、離すことも気をつかうから
なんとなく嫌だった。


昨日の土曜日は、飲み会で約束した
買い物に同僚と一緒に出かけた。
あたらしくできたアウトレット。

彼にも行くことを、木曜日に送ってもらったときに伝えてあった。

昼ごろ、今から職場で仕事するんだって彼からメール。

彼の好きなＴＫも　アウトレットに入っていて
何か買っていこうか？とメールすると
シャツが欲しいと。
私のセンスに任せるという返事。

じゃあ、と一生懸命選んだ。

彼はデニムはほとんど履かないし
いつもきれいめな格好をしているし
いつも見ている夫とは大違いで

でも人の服を選ぶのは苦手で

私は紺のギンガムチェックがらのシャツがいいな、と思ったけど
襟はポロっぽくてカジュアルで
どうも難しそうな感じもしたので

薄いグレーの　同色の刺繍でドットの入った
しわ加工のオシャレ系を選ぶ。

かなり悩んだ。

サイズは聞いていたからそれを言って。

悩んでいる時
店員に　どんな格好をするひとなんですか？
とか
スーツの時はどんな感じですか？
とか聞かれており

彼女みたいだと思ってしまう。
彼女きどり？？？


帰ってからメール。
まだ仕事をしているという。
誰もいないから、来ちゃう？と。いうメールが来る。

行きたいけど、邪魔しちゃうからと
一回断るけど　
邪魔にはならない、会いたかったな。って。

じゃあ、行くというと
困らせてごめん。こなくて良いよってメール。

返事はせず、すぐに車で職場へ向かう。


入っていくと
ちょっと驚いた顔で
でも　きっと来るとわかっていた顔で
かなり嬉しそうな顔をする彼。
それを見た瞬間　来てよかったと思う。

彼は　感情を表情に出すことはめったになく
メールでは割と大胆なことを言うけど
あと、二人でいるとき　口説きたいときは大胆だけど

仕事中は　本当に嫌われてと思う位冷たくされたりするので
（きっとあまり意味無く　彼にしたら普通がそれなんだと思う）

あんな嬉しそうな顔をされたら
きゅーんとしちゃう。


買ってきたシャツを渡し
差し入れのお菓子渡し

彼がシャツをみてどうするか心配だった。
正直、気に入ってくれたのかよくわからなかった。
でも
体に当ててくれて
とっても似合っていたので　安心した。


隣の課の人が来ていて
こっそり話をして
仕事をしているから、それの説明を受けて
そしたら何と。本来は私の仕事をしているじゃないか。

それをどうするか、上司に相談したら
私がやることになってしまうから
自分がやると申し出てくれたんだっていう。

それを　休日出勤してまでやっている。

申し訳なくって
せめて　実績の数値だけでも出していくよ、と
一緒に仕事を始めた。

彼は
あとでどこかで　チュウしたいと。

職場で？と笑って返してしまう。


１時間くらい　もくもくと仕事をして
７時すぎてしまったので
帰ることにした。

彼も時々　帰らなくていいの？って聞いてくれた。

うん。そろそろ帰る、といいつつ。

何度も、帰ってご飯の支度をしたりするんでしょ。

って言われる。

うん。そうだねって。

でも　やっぱり８時までには帰りたかったので

帰るね、っていうと

もう帰るの？　って　とても悲しそうな顔をする。

送るように立ち上がり
相談室に入って行くから

私はかなり恥ずかしくなり
何もしないよ。　チュウだけだよ。って
自分からキスしてしまう。

そしたら
彼に抑えられて
沢山　でもほんの１分くらいだけど
キスを。
最後に
背が私とほとんど同じの彼が
背伸びをして　おでこにキスしてくれた。

そしてまた
ものすごく寂しそうな顔をして
返してあげる。って。












帰る途中　メール。

寂しくなっちゃって、困ったという。




いいのかな。
とうとう
職場でまで　キスをしてしまった。




大丈夫かな。私たち。

先週　心配していた土曜日は

一緒にでかけた。

前日、遅くまで残業していて

かれは一度帰ったけど、忘れ物をとりにきて

そのままいた。　送っていくよって言われたけど

結局仕事が遅くなり　妻も帰るじかんになったから

送れない　ごめんね
明日　会う？

と書いてあるメモを持ってくる。

うん。というと　どっち？　っていうから
両方。

ちっさな声で　帰ったらまたメールするよって

すごく悪い事をしている気分になる。




土曜日。

朝　迎えに来てもらい　群馬に行こうという。

関越にのり、適当なところ　それほど遠くない藤岡で降りる。

そのまま　看板表示でみつけた　庚申塚公園に行ってみる。

まだ桜が満開で　ちょうどよく

ミニ動物園もあったり　展望台もあったり。

展望台は　誰もいなくって　回りから見えなくて

しばらく座って　チュウをしたり。手をつないだり。

展望台にたどり着くまでの　山道が結構大変だったけど

手をつないで、あまりよくない道を　一緒に登った。


普通のデートみたいだけど

こんなマイナーな場所なら　誰にも見られないからいい。

安心して　サングラスも掛けないで　一緒にいられる。


それから蕎麦をたべて　帰路へ。

道が空いていたのと

彼曰く、私が帰りたくなさそうだったから、という理由で

川越でおりて　少し休憩。


あれから一週間経った今

思い出すのは　一緒に寝たことではなく

あの山道を　笑いながら二人で登ったこと。


何度も何度も思い出す。

楽しかったなあ。




その時、来週も妻が仕事だと　言っていたのを

聞き逃さなかったけど

それ以来なにも言わないから私も触れず。

昨日、朝。

仕事に妻を送った彼から電話。

私が仕事をしに行こうかな、と言ったから　職場の様子をつたえてくれた。

今は仕事をできない状況ということがわかり

なにするの？って聞かれ

どうしようかね。と答える。　彼に　仕事するんでしょ？と聞くと

うん。家でね。　って言われちゃうから

会ってとも言えず

彼も会いたいけど　また今度ねって。

ものすごく　会いたいって言えばよかったとあとから後悔したけど

もう。手遅れだと思っている所に彼からメール。


本当は会いたかったと。でも我慢して今日は仕事をするよっていう内容で

先週に戻りたいって。


これって私も会いたいって言っていいのかなと

思うのに

そういうメールしたら

返事がなく

しばらくして、今日は我慢するよって。



私にそこまで言わせたのにごめんねって。



もう

面倒だから　会うの止めたいと思ってみたり

それはとても辛いと思ってみたり

本当にすきなのかな、とか思ってみたり

職場で見ると　この男を本当にすきなのか？

と思ったり

この男がメールをしている男と同一人物と思えなかったり


もしかしたら　身体が目的なのかもしれないな。

もちろん　私が。

今週　年度はじめで　席替えをした。

私から、座っていると見えなくなった。


かれは　寂しいと言ってくれたけど

私はすこし安心した。

彼が近くにいると、緊張して仕事にならない日もあって

効率が悪いと感じていたから、安心して仕事ができる。

といいつつ　やはり寂しいけど。離れてしまったからね。なんとなく。



昨日、早退して病院へ。

たしたことないのに、かなり心配されてしまう。



今週末は、
妻が仕事だと聞いていた。

誘って欲しいと　本気でおもっているけど

かれが心配しているから

大事にしなさいと言われる　きっと。

会えるかと　思っていただけに辛いし

もう、前回会ってから２週間以上たってしまい

夜会ってからは、明日で４週間だから

いつもなら食事に行くタイミング。


もう　今週はずっと会いたくて会いたくて

毎日夢見ているし

会いたくてしかたない。　とても辛い。


会えるかもと思ってしまったら

余計だ。



今日は送ってくれた。


会えるとよくばりになってしまうと　メールする。


彼もよくばりだから　もっと一緒にいたいし
欲しくなっちゃうよ　と　メールくれる。





ありがと


愛しているよ。



きっと　本気。私。