目が覚めたら また太陽の熱が届いてる
伸びをして息を吸う
身体も感情も歩き流れ
普通は特別を連れてくる 時間がすべてを創りゆく
目をつぶったら ほら満月の熱が冷めてく
おやすみ また明日
君は見えないものさえも見ようとする。 そして遠くを眺めて溺れてしまうんだ。
まぶたを閉じてごらん。
きっと聴こえている。 きっと届いている。
君は独りで怯えているけど 君を包む波動を忘れないで。
君が映す世界は遠い。
貴女が凛と青い空へ逝く
貴女の道を祈る夜が開く
想い編んで帯になる
夜の湖に浮かぶは月
揺れる姿に手を伸ばす 音は無し 水の紋が描かれゆく
月の雫に浮かぶは影
揺れる心に声を掛ける 音は打ち 体の脈が拡がりゆく
目の前に居るのは誰
|