2001年12月30日(日)
「今日と明日の間」


目が覚めたら
また太陽の熱が届いてる

伸びをして息を吸う

身体も感情も歩き流れ

普通は特別を連れてくる
時間がすべてを創りゆく

目をつぶったら
ほら満月の熱が冷めてく

おやすみ
また明日

2001年12月29日(土)
「君の視界」


君は見えないものさえも見ようとする。
そして遠くを眺めて溺れてしまうんだ。

まぶたを閉じてごらん。

きっと聴こえている。
きっと届いている。

君は独りで怯えているけど
君を包む波動を忘れないで。

君が映す世界は遠い。


2001年12月20日(木)
「冬のある日」


貴女が凛と青い空へ逝く

貴女の道を祈る夜が開く


2001年12月09日(日)
「伝わる時」



想い編んで帯になる



2001年12月07日(金)
「見つめて」


夜の湖に浮かぶは月

揺れる姿に手を伸ばす
音は無し
水の紋が描かれゆく

月の雫に浮かぶは影

揺れる心に声を掛ける
音は打ち
体の脈が拡がりゆく

目の前に居るのは誰






sleep   pieces    walk

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