ひざを抱えたまま。 あなたに包まれて。
広く 広く 広く 広く
広く 広く
あなたに出逢えた奇跡。
覚えているにおい。 それは無意識。
何気なく瞬間。 その無意識につかまるのです。
瞬間。 あなたを意識する。
空は 海は
ずっと続いて。
あなたと わたしを
きっとつないで。
対のサクランボは 甘く香って嬉々として。
息を吹く新しい大切。
幸あれ 幸あれ
君と僕はサクランボ。 幸をつないで未来へ。
湯船から石鹸の泡でシャボン玉 湯気の中泳いで。
はかなく弾ける瞬間に 確かなる在りしの真実。
時間に浮かんで 心の中泳いで。
消えても消えない瞬間の覚え。
背中越しに抱かれて 夢を見て。
晴れた空に手をかざした。
指がピンク色に透けて見えた。
手で水をすくった。
透る水は指の間こぼれていった。
届くものは 残るものは
手のひらを見つめて にぎりしめて。
雨の音が夜に響いていく 雨の音が夜に染みていく
雨の音が あなたを
静かに あなたを連れてくる
雨の音が あなたを
静かに あなたを流していく
眠りつづける気持ちに 息をかけてあげよう。
まっすぐ 見えてくるよ。
目をそらさないで。
ココロは生きてる。
2001年06月16日(土)
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「まぶたを閉じて想ふこと」 |
あなたが居ること
わたしが居ること
呼吸しているといふこと
樹々の涼みに包まれて 窓から見えるブランコは 誰かを待っているようで。
本当の自分はどれ?
どれも自分。 どれもあなた。
あなたはあなただから いいんだよ。
あなたがあなただから。
私は知りたい。
「手。つなぎたかったの。」
「ずっと。」
まばたきと一緒に はにかんで。
突然でもないけれど 私の前に 笑顔で立った彼女は とても穏やかで 少し肌寒い夜に 美しく。
きっと続く出会い。 嬉しいこれから。
また新しい時間がつながるよ。
会いたいと言ってくれるあなたがいるから。
紫陽花の花言葉って知ってる?
移り気
なんだって。
少し驚いて、あぁ、なんとなく。
雨に包まれて色香。
もうすぐ夏です。
昨日の涙は忘れましょう。
今日は こんなにいいお天気。
昨日に続いた今日。 明日に続ける今日。
雨は上がる。
明けていく。 陽は昇る。 空は広がる。
続いていく。
息はリズム。
今を見る。 今を愛して。
今。そこにいるのは。
時を越えるように。
距離を克服するように。
気持ちは手をつないでる。
きっと あなたの力になる時間。
ゆっくり ゆっくり
あなたの歩幅で。 あなたの呼吸で。
熱くほてった肌は誰のもの
触れられた肌は気持ち隠さずに
いつもの時期 甘い果物が届く
想い出す人がいる
あの甘い笑顔は あの夏のすべてでした。
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