へい太の日記

2006年04月15日(土) ことば美術館にて

ありふれた言葉の中から道具を選ぶ
風に刻む ことばの彫像
人を傷つけることはない
誰かが刻んでくれるのならば
見つめるだけでもいい

あふれだす思いで張り裂けそうになる
言葉の指で捏ねる塑像
大きさはいらない
見つめてくれる場があるのなら
どこへでも持ってゆく

こめた思いは誰にも負けまいと
印画紙に言葉を定着させてゆく
恐れる事は何もない
心ひかれるものがあれば
いつまでも見つめてくれる





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