へい太の日記

2003年09月21日(日) 君の横顔 見つけたと思った

歩み続けて来た道を 少しだけ逸れてみよう そして
歩み続けて来た道に もう一度戻ってみる
同じ道を 歩き続けて来たつもりだったのに
いつの間にやらここは違う道なのか 道行く人を眺めてしまう
いつも通りの道のはずなのに
何も変わらないはずの道なのに
何もかもが変わってしまったよう
この道を歩いていくことはもうできないのか
いつか歩いた道はいつの間にか遠く離れてしまったのか
前の道に もう戻れないのなら
あきらめてしまえばいいのか
忘れてしまえばいいのか
きっとこの道もまた別の道へ続くはず
あきらめなくてもいいのだろうか
忘れなくてもいいのだろうか
通りかかる横顔 眺めながら
一緒に歩いてきた横顔見つけるまで
道から逸れたまま 道ばたで
この道 再び歩き出せる時まで
道行く人よ どうぞ歩いていってください
横顔 見つけるまではしばらく


踊り続けていた部屋から 外に出て深く呼吸をする そして
踊り続けていた部屋に もう一度戻ってみる
同じ部屋で 踊り続けていたつもりだったのに
いつの間にやらここは別の部屋なのか 踊る人々を見つめてしまう
いつも踊る部屋のはずなのに
何も変わらないはずの部屋なのに
何もかもが変わってしまったよう
この部屋で踊り続けることはもうできないのか
いつも踊り続けた部屋はいつの間にか消えてしまったのか
前の部屋に もう戻れないのなら
あきらめてしまえばいいのか
忘れてしまえばいいのか
きっとこの部屋でも人々は踊り続ける
あきらめなくてもいいのだろうか
忘れなくてもいいのだろうか
踊り続ける横顔 眺めながら
一緒に踊った横顔見つけるまで
部屋から離れたまま 窓の外で
この部屋で 再び踊り出せる時まで
踊る人々よ どうぞ踊り続けていてください
横顔 見つけるまではしばらく



2003年09月20日(土) 岡山駅15番ホームにて

ハトが一羽 エサを求め ホームの端を歩いてる
スズメが一羽 そのあとをついてくる
電車待ちのホーム ハトはベンチの前へ
スズメはいつの間にかいなくなる
ハトは首を前後に揺らし バランス取りながらやってくる

ハトを見る
ハトの足に目をやる
ハトの足って ピンク
ハトの足って 指もピンク
ハトの足って 指が前三本 後ろに一本
このハトの足には 指が ない
このハトの足 左足のくるぶしから先がないじゃないか
まるでピンクのマッチ棒みたいに くるぶしから先がない
ピンクの棒のような左足と指のある右足で
ハトはくるくる歩き続けている 首を前後に揺らしながら歩き回る
時には立ち止まり 羽づくろいまで
フラミンゴみたいに一本足で立ち止まってみたり
尾羽を使い 三点で体を支えてみたり
エサを求め さらに人の足もとを歩き回ってる

ハトがホームの端っこに立つ
ハトがホームの端っこで伸びをした
ふいに
飛び立つ
向かいのホームへ
飛べる
そんなことも忘れて足を見ていた
向かいのホームにハトたちが集まっている
おばさんがポップコーンをばらまいてる
岡山駅16番ホーム



2003年09月18日(木) 岡山駅15番ホームにて

一羽のハトと一羽のスズメ エサを求めて 並んでホームの端を歩いてる
電車待ちのホーム ベンチの前へと近づいて
首を前後に揺らしながら バランスを取りながら
ハトの方が やってくる

ハトを見る
ハトの足に目をやる
ハトの足って ピンク
ハトの足って 指もピンク
ハトの足って 指が前三本 後ろに一本
このハトの足には 指が ない
このハトの足 左足のくるぶしから先がないじゃないか
まるでピンクのマッチ棒みたいに くるぶしから先がない
ピンクの棒のような左足と指のある右足で
ハトはくるくる歩き回っている 首を前後に揺らしながら歩き回っている
時には立ち止まり 羽づくろいまでしてる
フラミンゴみたいに一本足で立ち止まってみたり
尾羽を使い 三点で体を支えてみたり
エサを求めて さらに人の足もとを歩き回ってる

ハトがホームの端っこに立つ
ハトがホームの端っこで伸びをした
ふいに 飛び立ち 向かいのホームへ
飛べる そんなことも忘れて足を見ていた
向かいのホームにハトたちが集まっている
おばさんがポップコーンをばらまいてる




2003年09月13日(土) 君の横顔を見つけたと思ったよ

歩み続けて来た道を 少しだけ逸れてみよう
歩み続けて来た道に もう一度戻ってみては
同じ道を歩き続けて来たつもりだったけど
いつの間にやら違う道なのか 道行く人を眺めてしまう
いつもの通りの道のはずなのに
何も変わらないはずの道なのに
何もかもが変わってしまったよう
この道を歩いていくことはもうできないのか
いつか歩いた道はいつの間にか遠く離れてしまったのか
前の道にはもう戻れないのなら
あきらめてしまえばいい
忘れてしまえばいい
きっとこの道はまた別の道へと続くはず
あきらめなくていい
忘れなくていい
通りかかる横顔に
一緒に歩いた横顔が見つかるまで
道から離れたままで
この道を再び歩き出す時まで
どうぞ歩いていってください
横顔を見つけるまではしばらく


踊り続けていた部屋から 外に出て深く呼吸をする
踊り続けていた部屋に もう一度戻ってみる
同じ部屋で踊り続けていたつもりで
いつの間にやら別の部屋なのだろう 踊る人々を見つめてしまう
いつも踊ってる部屋のはずなのに
何も変わらないはずの部屋なのに
何もかもが変わってしまったよう
この部屋で踊ることはもうできないのか
いつも踊り続けた部屋はいつの間にか消えてしまったのか
前の部屋にはもう戻れないのなら
あきらめてしまえばいい
忘れてしまえばいい
きっとこの部屋でも人々は踊り続ける
あきらめなくていい
忘れなくていい
部屋の隅に見つけた横顔に
二人で踊った横顔が見つかるまで
部屋から離れたまま
この部屋で再び踊り出す時まで
どうぞ踊っていてください
横顔を見つけるまではしばらく



2003年09月07日(日) あきらめ?

あきらめるとは

あきらめている
なにをあきらめた?
あきらめとは
主役の座を得ることを
踊らせることを

あきらめてはいない
何をあきらめていない?
踊ることを
仲間と共に

この地ではまだ力を得ていないのだ私は
よそ者なのだ
よそ者が眺めている
では、よそ者らしく眺めていようではないか

何か方法を考えよ
状況は何も変わらない
40日たっても何も状況は変わっていない
むしろ
あきらめろ そして あきらめるな

わすれろ そして 忘れるな

必死に動け

別のところで主役になればいい
でも、主役は君たちなんだ
何も言わない何もしない主役なんてあると思うか?
消え去ろうとするものたちを主役の座に引っ張り上げる
あきらめているけどあきらめちゃいない
外にたっているけどじっと見つめてる
何も期待しちゃいないけどいろいろ試してみようやってみよう
はるか彼方到着点を目指して
その到着点はなんであるかはわからないけれど


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へい太 [おてがみ] [へい太のほむぺ]

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