馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2007年08月04日(土) ドーナツ オン ステージ

ヴォーカルのレッスン生の発表会。
その中間に何か10分くらいの作品を上演してほしい。
…という依頼。

そんなわけで本を書いて数回稽古して本番。

つっても、
本は短いし、
共演者2人も要領良いし、
公演も1回だけだし。

すべてがサクサク進みました。
なぁ〜んにも問題無く全てを終えることができました。

   ◆

本をどうしようか考えているとき。
稲葉はミスタードーナツが好きなんですが「最近喰ってないなー」とふと思って。
「どうせならお客さんの前で堂々と喰いたいなー」と思って。
だから劇中でドーナツ食べる本を書こうと思いました。

でも「ドーナツである必要は無いよね?」とか、このテの反論は容易に予想できますね。
でもイヤなの。
パンとかクッキーじゃイヤだったの。
ミスタードーナツを食べたかったの。

だから上のような反論を封じるために「天使の輪っか」にしました。
ほら、これならミスドしかあり得ませんよね。

今回一番苦心した点です、これが。

お口モグモグしちゃうし、喉は渇くしで台詞が喋りにくくなるのは覚悟のうえ。
それでもあのオールドファッションは美味かった。

今回は準備も稽古も本番も全てがあっという間に終わりました。
それでもやっぱり、自分にとって大切な作品であることには変わりませんね。

楽しかったです。
美味しかったです。


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稲葉 馨

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