馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2005年09月11日(日) 大選挙〜投票・出口調査

始まりも結果も歴史に残るような選挙でした。
勝つだろうとは思ったけれど、ここまでいくとは思わなかったよ自民党。
産経新聞の予測で300の数字が出たときは鼻で笑ったのに。

そんな選挙。
行ってきました、投票。
バイト前にサクッと投票。
いつもより30分早くに家を出て、坂の上の投票所へちんたらちんたら。
朝のお散歩の風情で悪くないものがあります。

   ◆

投票所ってどうしてあんなに静かなんでしょうかね。
そりゃ騒がしいのがダメなのはわかるけど、ピアノの調べくらいはあっても良いよね。

投票用紙の紙って特別な素材なんですね。
折っても勝手に開いていくっていう。
これのおかげで開票作業がとてもスムーズになるそうです。

用紙に書くものを書いて、折る。
投票箱に持っていく前に記入台で勝手に開く様子を眺めました。
面白いね、あれ。
1つ折りならあっという間にピコって開いちゃうの。

あんまりピコピコやって遊んでると不審がられますからね。
気をつけないと。
小選挙区・比例代表・裁判員国民審査と3枚で1回ずつ遊んで速やかに投票。

   ◆

投票所を出ると出口調査をくらいました。
「○○社の者ですがアンケートよろしいでしょうか?」と若い女性。
○○には誰もが聞いたことある報道社の名前が入ります。

出口調査って本当にやってるんですね。
いや、やってるのは知ってましたけどね。
すごいサンプル数で、とても正確な予測が出るのは今回の選挙でも実証されました。

でも今までそんな調査の光景は見たことが無かったので、ほんとにやってるんかいな? みたいなモヤモヤ。

マイク向けられてカメラの前で…なんて仰々しいものではなく。
いくつかの質問があって、それぞれ選択肢に丸を付けていく。
凝った質問も無く「誰に・どこ(政党)に投票したか」「今後も小泉内閣を支持するか」程度。
あとは「性別」と「年齢」。
さらさらっと丸を付けて1分もかからず終了。

投票も出口調査も、意外なほどにアッサリしすぎてます。
でもこのアッサリが積もりに積もって、日本が動くんだね。

次回も選挙について思ったこと書きます。


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稲葉 馨

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