バイトの先輩が「熱い!」と興奮しながら薦めてくれたので『パーフェクトストーム』を借りて観ました。
いや確かに熱かった。 海の男達の荒っぽさカッコ良さがいっぱいの映画。 最終的には大波に飲み込まれてしまうんだけど、負けっぷりも天晴れといった感じ。 やりきったよ、彼らは。
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獲物であるカジキにね、氷を詰めるシーンがあります。
カジキをどんどん捕まえて、テンションの上がる海の荒くれ野郎ども。 さっきまで喧嘩していたくせに、いまはお互いの肩を叩き合って笑ってる。 カジキのはらわたを引きずり出して船底の保冷庫へ。 口や腹にガンガン氷を詰め込んでいく。
良いなあ、と思うのです。 ただ、このシーンに限っては漁師達がではなく、カジキが良いなあと思うのです。 このシーンのカジキになりたいなあ、と思うのです。
腹を開いて氷を詰め込んでいくんですよ。 今の時期これをやられたら、最高に気持ち良いだろうなあ。 クーラーなんかメじゃないぜ。
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お腹に氷を詰め込むのもそう。
あとは脳みそを取り出して氷水に浸してみたい。 暑さでふやけた思考力も一気に目覚めるでしょう。 夏休みの宿題もはかどると思う。 宿題がある歳じゃないけど。
以下は夏に限りませんけど、コンタクトで目が痒いとき、眼球をはずしてジャブジャブ水洗いをしたい。 見たことも無いほどに綺麗な世界が目の前に広がるはず。
腰痛の気のある稲葉は右の太ももに違和感を覚えます。 いつも右足を根っこから、ハイレグのラインに沿って深く引き抜いてやりたいと思うのです。 足首を持ってぶんぶん振り回すの。 絶対に気持ち良いはずなんだ。 で、その足を地面に置いて全体重をかけて揉むの。
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そんな風に乱暴に身体をいたわってみたい。 もちろん実行は出来ないけど(だって死んじゃう)、想像するだけでも快感。
まだしばらく、暑い日は続くようです。
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