馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2004年10月06日(水) 日記、大ピンチ

これまでパソコンのトラブルによってしばらく日記が書けないってことが何度かありました。
学生だったころは学校のパソコン室を使ったりしてしのいでました。

今回は別のトラブル。
パスワードがね、分かんなくなっちゃったの。

稲葉家のパソコンを組み直したんです。
で、パソコン内の文章やメールアドレスやお気に入りのページを全部書き出したんです。
で、軽くメンテナンスされたパソコン。
日記書こうとしたら、パスワードが分からない。

   ◆

他の人が勝手に書き込めないようにするためのパスワード。
しかしこれをいちいち打ち込むのが面倒だったんで、載せっぱなしにしておいたんですね。
日記を書こうとすると

ID: 29900
パスワード ●●●●●●

ってすでに記入されているように設定。
消えちまったらもう思い出せない。
初期のころはいちいち記入しているから頭が忘れていても指が覚えているかなー、なんて。
だめだめ。
記憶なんて時として非常にもろい。

だからさ、何が大変ってさ、上部の帯ですよ。
「頑張れ、イチロー」で滞っちゃった。
ご存知のようにイチローは新記録を打ち立てました。
当然「やったねイチロー」に書き換えるべきなんですよ。
それがまあ、たった数文字分からないだけで手も足も出ないんですから。
いつまでも「頑張れ、イチロー」ですよ。
新記録どころかシーズン終わってるんですよ。
ああ、ダッサイなあ。

やっと「やったねイチロー」になったわけだけど、それにしても機を逸した口惜しさは消えませんね。
ちくしょー。

   ◆

パスワード忘れた人のために再発行のサービスがあります。
しかし、稲葉はこのサービスを受けられなかったのです。

というのも、この日記は後輩に開設してもらったので、当然、後輩のPCアドレスで管理サイトに登録されているわけです。
稲葉のアドレスを入力しても「そんなアドレスは知らねぇっ!」と突き返されるばかり。
日記を開いてくれた後輩に助けを求めればよいんだけど、彼女は遠くドイツに行っちゃってる。
もう泣くかと思った稲葉24歳男の子。

管理サイトにメールを送って事情を訴えました。
稲葉 馨本人であることを証明するために、彼女が当時使っていたアドレスも添えて。
どきどきと返信待ち。

ああ。

話せば通じるんですね。
顔が見えないのに暖かさを感じることってあるんですね。
本人だろうと判断してくれて、稲葉の現行のアドレスに登録更新したうえでパスワードを教えてくれました。
ありがたや。

で、パスワード。
ここ数日、必死で思い出そうとしていたパスワード。
ああっ、それだ! とモニターの前で膝をポンポン叩きまくった。
もう忘れねえ。
メモも取ったし。

あと、面倒でも毎回いちいち打ち込むことにしました。
『馨絵詞』めでたく復旧です。


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稲葉 馨

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