馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2004年09月21日(火) こぼれちゃう

たとえばハンバーガーとか。

口を大きく開けてガブリとやる食べ物。
両手で掴んで口を近づける食い方ってのは、箸を使うそれと比べて「物を食う喜び」がより強く感じられます。
食ってやるぞぉー、みたいな。
良いです、はい。

ただ、好きなんですけど苦手でもあるんですね。
ああいうのってさ、口を付ける部分の反対側から中身(具)がはみ出てきませんか?
むにゅうぅーって。
あれ、稲葉だけか?

ハンバーガー程度なら問題ないんですが、「バーガー」の前に2つ以上の単語が来ちゃう(Ex.ベーコンレタスバーガー・ベーコンエッグダブルバーガー)ともうダメ。
反対側からお肉やソースがモリモリ出てくる。
事態の収拾を図るも、手がベタベタしちゃうのが関の山。
あーあー。

クレープ食ってても、下の方の皮の隙間からクリームがニュルニュルと。

   ◆

こーゆーのって、どーしたら良いんですか?
なかなか聞けずにいるんですけれど。

物理的見地から言えば、上下の歯を対象に対して垂直に当てて噛めば問題ないはず。
理屈は簡単なんですけど、実行はなかなか難しい。
口をなるべくでっかく開けるのがベターな方策ですかね、やっぱ。

妙案としては挟み撃ち戦法、すなわち2者が左右から同時に口を当てていくという作戦が挙げられます。
ただし、惨状を拡大させる可能性が高いというリスクも負いますね。
同志を見つけるのも大変そうです。

CMなんかだと女の子がハンバーガーを美味しそうに一口食ってますけど、あれ、1分もすれば大惨事ですよ、絶対。

稲葉はかぶり付いて食べるのが好きです。
ただ、人と一緒だと躊躇してしまいます。
バカ話できる友人となら良いですけど、女の子なんかだとねえ…。

挟み撃ち戦法の共闘を呼びかけてみようかなあ。
いやあ、それはお肉がこぼれる以上にカッコ悪いなあ。

こういう苦労、稲葉だけじゃありませんよね、あれ?


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稲葉 馨

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