たとえばハンバーガーとか。
口を大きく開けてガブリとやる食べ物。 両手で掴んで口を近づける食い方ってのは、箸を使うそれと比べて「物を食う喜び」がより強く感じられます。 食ってやるぞぉー、みたいな。 良いです、はい。
ただ、好きなんですけど苦手でもあるんですね。 ああいうのってさ、口を付ける部分の反対側から中身(具)がはみ出てきませんか? むにゅうぅーって。 あれ、稲葉だけか?
ハンバーガー程度なら問題ないんですが、「バーガー」の前に2つ以上の単語が来ちゃう(Ex.ベーコンレタスバーガー・ベーコンエッグダブルバーガー)ともうダメ。 反対側からお肉やソースがモリモリ出てくる。 事態の収拾を図るも、手がベタベタしちゃうのが関の山。 あーあー。
クレープ食ってても、下の方の皮の隙間からクリームがニュルニュルと。
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こーゆーのって、どーしたら良いんですか? なかなか聞けずにいるんですけれど。
物理的見地から言えば、上下の歯を対象に対して垂直に当てて噛めば問題ないはず。 理屈は簡単なんですけど、実行はなかなか難しい。 口をなるべくでっかく開けるのがベターな方策ですかね、やっぱ。
妙案としては挟み撃ち戦法、すなわち2者が左右から同時に口を当てていくという作戦が挙げられます。 ただし、惨状を拡大させる可能性が高いというリスクも負いますね。 同志を見つけるのも大変そうです。
CMなんかだと女の子がハンバーガーを美味しそうに一口食ってますけど、あれ、1分もすれば大惨事ですよ、絶対。
稲葉はかぶり付いて食べるのが好きです。 ただ、人と一緒だと躊躇してしまいます。 バカ話できる友人となら良いですけど、女の子なんかだとねえ…。
挟み撃ち戦法の共闘を呼びかけてみようかなあ。 いやあ、それはお肉がこぼれる以上にカッコ悪いなあ。
こういう苦労、稲葉だけじゃありませんよね、あれ?
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