馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2004年09月05日(日) 本気でバカを考える時

大学のサークルで1つ上の先輩だった人とデニーズで3時間。
コーヒーのみをおかわりし続けて3時間。

そのサークルの創立35周年の式典がありました。
現役生の行き届いた準備のおかげか、なかなか盛大で賑々しい集まりでありました。
日大節をやるぞ! ってときの顧問の先生のはしゃぎっぷりが妙に嬉しかったですね。

その会のハネた後は近い代で集まって2次会です。

稲葉は1つ上の先輩とデニーズ。

   ◆

その先輩は学生の頃から映画を撮ってました。
稲葉も何度も出させてもらってますし、稲葉が監督をした際には心強いアドバイザーになってもくれました。

撮影している時も楽しいんですが、新作のネタを出し合っている時の楽しさ、高揚感はまた格別であります。

所沢キャンパスの部室で机に向き合って、くっだらないことを真面目にダラダラとやる。
思いついたことをノートにそのまま書きなぐっていく。
いつの間にか脱線してさっきとまったく別の小ネタの話になるも良し。
ちょっとお腹が空いたら購買部に行ってカップラーメン買ったりして。
今となっては、あんな貴重で贅沢なダラダラなんて考えられません。

考えられないのも当たり前。
今では2人とも呑気な学生じゃありませんから。
でもたまには良いだろう、サークルの同窓会があったんだからってなノリでデニーズへ。
もちろんネタを書くためのノートも買って。

   ◆

新作のネタを2人でじっくり考えます。
といっても出てくるものの8割方は彼の方から。
稲葉はアリかナシか判断したりネタの補強をしたりといったアシスト役が主。
ゲラゲラ笑い合いながら適当に行き詰りながら時間が流れていきます。

そんな3時間でメインのネタの骨子が1つ、短編集に使えそうなバカネタ数個ができました。
320円のコーヒー、吉野家の豚丼(並)と同じ金額だけど、今日に限ってはちっとも高くなかったです。

最後にブックオフでネタになりそうな本を適当に立ち読み合って解散。
これからじっくりと、ネタを本にしていきます。

でもね、お魚さんが卵をた〜くさん産むのと一緒で、撮影の段階まで行けるネタってほんの一部なんですね。
ノートに残っているけど映像に残ってないのがいっぱいあるのです。

世間的にみて有意義じゃないかもしれないけれど、楽しい時間でした。
束の間の学生時代。
もちろん2人とも、明日にはそれぞれやるべきことが待ってます。


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稲葉 馨

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