馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2004年06月11日(金) 水の中の生き物に

こないだですね。
ちょっと水族館へ行きまして。
たくさんの魚に魅了されてきました。

やっぱりペンギンさんは可愛いです。
あのラインが稲葉はたまりません。
ペンギンさんのようにぼーっとした生活をおくってみたいものです。
で、たまーに水に飛び込んでスイスイ〜っと鮮やかな遊泳を見せるの。
ひとしきり泳いだら、よたよた上陸してぶるぶるっとしてまたぼーっとするの。

上みたいな人間はダメダメ人間ですけど、ペンギンさんだと可愛いんですね。
ペンギンさんになりてぇ。
せめて1週間くらいなりてぇ。

おねーさんに魚を食べさせてもらってるバイカルアザラシも良いなあ。
あぁ、水の中の生き物に1週間くらいなりたい。

ナマモノじゃなくてヌイグルミなんですけど、イルカがね、シャツ着てるんですよ。
袖が多く開いていてそこからヒレの数々をピコピコっと出してる。
もう可愛くて。
連れて帰りたかったっす。

   ◆

そんな中、稲葉のあはれを誘ったのが「アジアカブトエビ
カブトエビ、ってなんとも硬派な名前ですね。
でもね、カブトエビくん、可愛らしいんです。
とにかくね、小さい。

水槽があって底に砂が積もっている。
パッと見、砂しか入ってない水槽。
よ〜く見ると、砂に混じってアジアカブトエビがチョコチョコしてるのです。

解説を見ると「寿命は1ヶ月ほど」。
うわぁ、短ぇっ!
ということは稲葉が見たカブトエビくんたち、来月上旬には全滅してるってことでしょう?

さらに「一生のほとんどを卵の中で過ごす」。
うわぁ、無為っ!
ということは稲葉が見たカブトエビくんたち、たぶん既に全滅してるってことでしょう?
次の世代と丸々入れ替わり。

卵の外で過ごすのって1週間くらいでしょうかね。
その間に成長して天敵から逃れて交尾して産卵するわけですか。
濃い1週間だなあ。

しかし意味があるのかなあ。
ただ種を絶やさないがためだけの1週間。

水の中の生き物に、1週間くらいなってみたいけれど、ペンギンになるかアジアカブトエビになるか、これは大きな分かれ目ですよぉ。

稲葉は全てのアジアカブトエビを応援します。


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稲葉 馨

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