馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年08月20日(水) シャッターチャンスが逃げてく

生茶のテレビCMで松嶋奈々子さんが手にはめてる「生茶パンダ」がほしくてほしくて。
生茶フリークの稲葉も夏だけは壮健美茶に浮気してたのですが、今年は生茶一本で勝負。
シールを集めに集め、抽選のゲームに挑戦。
しかしまあ、ことごとく外れに外れ、泣く泣く撤退。
生茶パンダ、ほしかったなあ。
稲葉の夏は終わりました。

   ◆

写真が好きです。
撮るのも観るのも大好きです。
過去・思い出を大切に長く鮮明に保存しておきたい稲葉にとって、写真というのはなんともありがたい道具であります。

アルバムが増えて御気場所に困りつつありますが、そんなのへっちゃら。
大きなおうちに住めるようになったら、絶対にライブラリーを設ける。
いつ達成できるか目処もたっちゃおりませんがね。

しかしね。
写真を撮るという行為、好きなんですが苦手なんですわ。
どうにも。

   ◆

風景なんかは気楽に撮れてよいです。
おもむろに懐からカメラ出してパシャリ。

人を撮るのが苦手です。
写真撮らせてくれっつうのが、なんか言えない。
本当はいろんな人を、いろんな時・いろんな場所・いろんな顔で撮っておきたいのにね。
大勢で集まってるとき、大抵カバンの中にカメラを持ってるんですが、結局出せないまま終わることが多い。

女の子だったらもっと楽にカメラで遊べるんでしょうけど、変なところで男の見栄みたいのが作用してしまう小心者。

なんか心苦しいのですわ。
カメラの前に立たせるのが。
こっそり撮るってのもありますが、そんなことしたら何を誤解されるかわかりませんからねえ。

卒業式のときは、多くの人が向こうの方から写真撮ろうって言ってくれたので非常に楽でした。
あ、じゃあ稲葉も…と自然にカメラを出せました。
いつもあんな感じなら良いのに。

   ◆

そんな事情もあって、稲葉のアルバムに収まっている写真はどれも苦労の末の1枚です。
苦労した甲斐あって、みんな良い顔してます。

稲葉がもう少し強気なら、アルバムはもっと増えてたはずなんです。
撮りたくて撮りたくて、でも逃した人・顔がたくさんあります。

写真は稲葉にとって大好きで、ありがたいアイテムであります。
同時に少し稲葉を苦しめてくれるアイテムでもあります。
シャッターチャンスはできうる限り逃したくないものです。

でもカメラを取り出すのはやっぱり不得手なんよ。
ああん。


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稲葉 馨

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