ビックカメラでお買い物をします。 するとね、とにかくレシートがでかい。 太い。 しかも長い。
20万円もするようなビデオカメラやパソコンなど、でかい買い物をしたときには、やはりそれなりに大きなレシートを貰いたいものです。 でないと、買った気がしないし、小さいレシートで済ませられると、大丈夫かぁ? と不安になります。
ベロベロ出てくる長いレシートは、大勝負を終えた者への勲章なのです。 スーパーなんかでも、やたらと買い込んだ奥さんがベロベロしたレシートをがま口へ無造作に突っ込んでますね。 あれも、旦那と育ち盛りの息子2人のお腹はあたいにかかってんのよ! って感じで良いものです。
しかしね、ビックカメラね、小っさい買い物でもね、やっぱりベロンベロン出てくるんですわ、レシートが。
はぐれメタルやっつけた後なら、パーティーのみんなが次々にレベルアップして、素直に、やったぜ! って思うでしょ。 デカイ獲物をしとめた後の、長い戦闘終了メッセージはやっぱり嬉しい。 でもさ、大ミミズを1匹やっつけただけでさ、すでにレベル30くらいいってる皆さんに次々にレベルアップ始められたら、どうでしょうね。 いいのかなあ…バグじゃねえかなあ…なんて思ってどうもスッキリしない。
…とまあ、ドラクエを知らん人には通じない強引な例えを用いてしまいましたが、要するに、ビックカメラのレシートには、稲葉をもやもやさせるものがあるわけです。
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今回、電池を買いました。 それも単4のちっこいの。 お尻のポッケに放り込んだらもう忘れてしまいそうな。 税を込んでも¥504。 これだけです。
たったこれだけの買い物で、出てきたのは幅7.9cm・長さ25.1cmのレシート。 198.29平方cmもある。 レシートで商品をラッピングできちゃうね。 裏には1句したためられますね。
ま、だからって「省資源化の流れにそぐわない」とかいう憤りを持つわけじゃないんですが。
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なんででかくなってるかっつーと、領収書になってるからなんですね。 宛名の部分が空いていて、ここに「上」なり「(有)イナバ興業」なんぞを書き込みゃもう領収書として使えるという…。 こりゃ親切だ。 無駄にでかいわけじゃないんですね。 今回のレシートでは、全長25.1cmのうち、上からの10.7cm(43%)が領収書部に充てられています。
また、下の6.5cmにはポイントサービスに関する情報が書かれています。 累計ポイントがじわじわと増えていくのはちょっとした楽しみです。
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どうだろう。 無駄に長いと思ってたレシートでも、こうして日記のネタの1つになったんだから、まあ良かったかしら。 ところで稲葉の大学では、感熱紙の領収書はNGだったから、あのレシートをそのまま領収書として使うことはできなかったんだな。
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