馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2003年05月23日(金) 身近で手近な別世界

稲葉は眼が悪いのです。
右も左も悪いのです。
右より左のが悪いのです。
左には乱視も入っていて踏んだり蹴ったりなのです。

乱視なもんだから、お月様の形がはっきり分からないのです。
ダブって見えるのね。
満月だとミッキーマウスみたく見えたりします。
もしくは細胞分裂みたく見えたりします。
ひでえよ。

そんなわけで稲葉、寝るときとお風呂のときを除いて、常に眼鏡かコンタクト。
おうち以外、たとえば合宿なんか行ったときはお風呂のときも眼鏡なの。

   ◆

小学4年のときに初めて眼鏡をつけました。
それから12〜3年、人生の半分以上、稲葉は眼鏡或いはコンタクト越しに世界を見ているわけですね。

こないだ、ちょこっとお散歩してたとき、なんとなく眼鏡を外したらそら驚きました。
見慣れた光景なのにとてもとても新鮮なのです。
全部ぼやけてる、それだけなんだけどね、実際のところ。
でもちょっとしたイリュージョン。
すぐ目の前にこんな別世界があること、知らなかったな。
お散歩がたーのしい♪

だけれども、見えないってことは危ないってことで、ケガしないうちに眼鏡をかけ直すのです。

稲葉は眼が悪いのです。


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稲葉 馨

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