2003年02月20日(木) |
ひとつ、スッキリした。 |
町田、という街に行ってきました。 稲葉家の最寄駅である東神奈川からJR横浜線でおよそ30分。 ある女性とご飯食べながらお話するために。
先日、その子に出した手紙の中で、つい弱音をぽろっと書いてしまいました。 そしたら「卒業前にスッキリさせなさい」と今回の場をセッティングしてもらいました。 彼女自身も忙しいに違いない中で。 ありがたいことです。
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1998年まで稲葉は小机という町に住んでいました。 横浜線で東神奈川と町田の間にあるところです。 東神奈川〜小机間は6年間通いつづけたコースでした。 電車はガラガラだったのですが、景色を眺めるためにドアのところに立っていました。 5年間でずいぶん変わっているようで、変わってないようで。 鳥山川の土手がひどく汚かったのが気になりますが、それでも懐かしさで胸いっぱい。
町田に降りたのは初めてでした。 駅周辺がとても立派でとても大きくてやられました。 うろたえている稲葉のまえにやがて彼女が現れました。 こんなとき、知ってる顔っていうのは心強いですね。
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ニューヨークスタイルの小洒落たレストランでフォークを動かしながらいろんなことを話しました、話してもらいました。 話の内容に関してはここでは書けません。 あしからず。
たくさんの人にごめんなさいを言いたくなりました。 たくさんの人にありがとうを言いたくなりました。 直接会わなきゃ分からないことってずいぶんあるんだなあ。
芝居前で、時間面より精神面で忙しい日々が続いていましたが すこし、だいぶ整理することができました。 全部、というわけにはいかないけれど、芝居を前にしたモヤモヤは消えました。 そしたら次の日からの稽古でもなんか動きが良い。
人を元気にできる人って素晴らしいっすね。 どうせなら元気をもらう人よりも、元気を上げる人になりたいものです。
帰りの横浜線の車内、今度は景色を眺めずに椅子に座って眠りました。 気持ちよく眠りました。
彼女に宛てた弱音を書いたお手紙は、今頃は灰になってどっかに埋まってるはずです。
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