馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年11月05日(火) 祭の後で

打ち上げ打ち上げ。
祭が終わったから打ち上げ。

いまだに「現役部員起立!」の声で腰が浮いてしまいます。
座ったままなのがなんか落ち着きません。
どうせOBになるなら(もうなってますが)貫禄あるOBさんになりたいなあ。

あとね飲み物の注文でさ、「稲葉さん、何飲まれますか?」って聞かれるのも恥ずかしいです。
ほんと、申し訳ない気分になります。
ああ、やっぱり貫禄が欲しい。

なにより「ウーロン茶で」っていう答がどうしようもないくらい情けない。
稲葉だって生中とかモスコミュールとか言ってみたいよ。
ところでモスコと打ったら「モス子」と変換される。
どんな女だ、それは。

   ◆

2次会、OB・幹部席を抜けて後輩のほうへ。

今回の芸祭企画で稲葉がもっとも深く関わっていたのは映画では『in time』で芝居では『跳べ!町内防衛隊3/7』でした。
このへんの話をしたかったの。
したらさ源斗殿は欠席だしPHOENIX殿はぐったりしてるし。
ううん、しょうがないね、芸プロお疲れ。

またあらためてお話できたらいいな。

「NORI−MIX」は本番は1度も観ていないけれど、終演後の役者の顔は充分に見ごたえがありました。
「稲葉さんの呼び込みの声が嬉しかった」と言ってくれるのが、稲葉はまた嬉しいです。
彼らの楽しそうな顔は、見ててこっちも楽しくなります。
たとえ舞台裏で靴が臭くて最悪でも、本番中にトイレが我慢できなくなってても、良いお芝居してました。
良いお芝居の定義って難しいけれど、まずはやる側が楽しくないとね。

   ◆

1年生はさ、この芸祭で観たことやったことを次につなげてね。
来年になれば後輩が入ってくるわけで、そのときには自分から立ち上げて引っ張っていけるようにしてね。
先輩はいつまでもいる存在じゃないんだから。
悲しいけど、自分が去る頃になってようやく知った(遅っ)真実だ。

先輩がいなくなった途端に投げ出しちゃうのは無責任からさ。

今ごろの時期、どうしてもジジ臭い説教をしてしまう。
ねえ、イヤねえ。


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稲葉 馨

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