卒業制作でラジオのニュースアナウンサーをやりました。
劇中の要所要所で流れてくるラジオの音声の役。 声だけで姿は出ません。 このためにラジオニュースを聴いて、独特の雰囲気を確かめていました。 スタジオに入って12、3本のニュースをさくさく読んでいきました。 スタジオの雰囲気もあって、それらしくできたと思います。 さいご、監督さんに誉められました。 幾つになっても、誰からでも、誉められると嬉しいもんですね。
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さて、夜は本館大移動。
べディックは去年から江古田校舎本館12番教室を使用しています。 この教室になってからというもの、大移動、とても楽になりました。 図書館裏でいいんだもん。 階段、上ったり下りたりしないんだもん。
そしてなにより、人数が多いんだもん(それも男手が)。 けっこう。
とはいえ、以前の大移動を知ってる者としては、昔の方も懐かしかったりします。 35番教室を使っていたころは、長机・短机や椅子を本館屋上に持っていきました。 男の子は長机だろうが1人1個持って。 なんせ人数少なかったからね。 何往復もしてへろへろでした。 めったに入れない屋上に足を踏み入れることで、芸祭という非日常感が盛り上がったものでした。 屋上から見えるビル群の夜景というのは、43番教室からのそれとはまた違うものですよ。
屋上への大移動を稲葉は2年経験していますが、どちらも小雨が降ってて、むちゃくちゃ寒かったのを覚えています。 いまだに本館大移動(大復元)という言葉を聞くと、上のような記憶のほうが先に浮かびます。
でもね、大移動待機中の教室の雰囲気は人数こそ違えど、何年経っても変わりませんね。 はしゃぐ一団あり、それを見てる人あり、のんきに寝てる人もいれば芸プロとお話をしている芸祭3役…とかね。
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途中まで大移動に参加して、稲葉は抜けました。 先代の芸プロ幹部衆ほぼ総出で(稲葉は芸プロ先代特企長)今年の芸プロへの差し入れを買いにいきました。
元芸プロの同輩たちとは、いろんな場で会ったりしています。 でも、勢ぞろいしたのは1年ぶりでした。 買い物をしながらも去年の話でもちきり。
大移動終了時に差し入れを渡す手筈でしたが、 今年の大移動は押す(予定時間を超える)、と判断し焼肉屋さんで軽く飲みました。 すんません、みんなが大移動してるときに、飲んでました。 でも、いいよね。
やっぱり差し入れをするよりは、もらう方がいいなあ。
学校の日常を屋上に、図書館裏に押し込んで、いよいよ芸祭が始まります。
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