馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年10月22日(火) 寝る子は育つ!

睡眠のお話。

稽古にしても撮影にしても、家に帰るのが遅いので布団に入るのはいつも遅い時間。
寝ているようで意外と寝てない。
寝てないくせに、調子の良いときは授業全部聴いたりする。
それはとてもけっこうなことですね。

前期、芝居の稽古やってた頃は、やっとこ布団に入ってもアメリカ人のハイテンション通販番組に襲われて日の出と同時に眠りに落ちる日々でした。
最近はアメリカ人は現れません。
そのかわり「ジャパネットたかた」が稲葉の前に立ちはだかるようになりました。
なんでさっさと眠りたいときに新型ノートパソコンの便利さを語られねばならないのでしょう。
テレビ消しちゃえば良いのですが、それをさせないのがたかた氏の魅力(?)。
ノートパソコンはいらんが、小型電子辞書は少し欲しかったりします。

   ◆

なにもべつに毎日ジャパネットをチェックしているわけではないのですよ。

電気を消して布団に入って、しばらくむにゅむにゅしています。
布団に入ってからすぐに寝られない性質なもので。
その間、いろんなこと考えます。
くだらないことから深刻なことまで。
たまに妄想の域にも入ったりね。
瞑想のつもりの妄想が迷走にかわっても、眠りに落ちればそれでお終い。
それはそれで楽しい時間。

ただね、なんか眠りが浅いような気がして仕方がないのです。
翌朝がだるい。

で、最近眠り方を変えました。
以前の布団に入ってから眠りに落ちるのを待つやりかたを、眠りに落ちる直前に布団に潜り込むやりかたに変更。
ちなみに稲葉、寝るときは文字通り、布団に潜ります。頭まで。

はじめはゲームとかしてだらだらしてます。
で頭がくらっときたら一旦気を取り直して体を起こし、トイレに行って部屋の電気を消します。
でもね、まだ寝ないの。
トイレ行ったりしてますから、眠気がさっきよりは少し引いているのですね。
で、枕元の蛍光灯だけつけて、お腹から下だけ布団を掛けて本を読みます。
しばらく読んでると、ゲームやってた時以上の眠気に襲われます。
第1波、第2波をこらえ、第3波、
これがきたら本をとじて蛍光灯を消して、一気に布団の中へGO!
眠りを貪るようにして意識を消していきます。

布団に潜ってから、眠りに落ちるまでの、ほんのわずかな時間がたまらなく気持ちいい。
上にも書いた「眠りを貪る」ってやつです。

そしたら、朝がなんとなくいい感じ。

日常にさりげない変化が加わりました。


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稲葉 馨

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