馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年08月04日(日) 稲葉の卒業制作クランクイン

卒業制作の撮影でした。
朝6時起き。
ああ、卒制っぽいスケジュール。

作品内容に関してはどの程度話して良いのか微妙なのでノーコメント。

江戸川橋の豪壮な庭園のある集会場を借りての撮影。
事務的なミスがあったようで集合時間が早かったためにこの庭園を散策。
時代劇でも使えそうな立派なお庭でした。

今回の入江監督は授業などでは一緒になった事はありましたが、撮影では初めてでした。
女性の監督で、スタッフも女性率が高かったです。
スタッフに女性の多い現場の空気が、今までに経験してきた現場の空気と違っていて面白かったです。
やっぱり男性の多い現場と比べて和やかですね。
おしゃべりも多く、楽しい雰囲気でした。
おしゃべりと言っても、仕事の流れを乱すようなものではなく、ね。
撮影中は部屋のクーラーを切った上に照明が点きます。
そんな部屋では男のスタッフより女性スタッフの方がありがたいですね。

もちろん男性のスタッフも頑張ってましたよ。
佐藤殿は『涅槃の腕』を撮ってくれた、稲葉が最も信頼する撮影スタッフでこの日は照明を担当していました。
岸塚殿は助監督としてスクリプト担当。
監督の勉強をしている人の観察力って凄いですね。
フィルムなので映像を見ての確認が出来ないので、スクリプトが曖昧だと大変なことになります。

この日は共演者に中島殿がいました。
彼はこの日記にも何度か書きましたが、稲葉が友人としても役者としても尊敬している男です。
メインの役ではなかったのですが、その準備のよさや現場での振舞い方など、芯のある男だと改めて思いました。
こいつが現場にいると、自然と稲葉の背中もシャッキリします。

優秀なスタッフとよき共演者に囲まれて、予定時間に余裕を残して撮影終了。
うん、楽しい撮影でした。

で、この後の夜、2年研合宿に向けて旅立ちます。
体力持つかなあ。


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稲葉 馨

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