馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2002年07月28日(日) 稲葉の苦手なもの

『精一杯にのんびりと』で照明とスチールでお手伝いいただいた守谷殿が舞台美術をしているお芝居を観てまいりました。
のんびりで使用されたセットが使われています。

客入れ中、下手奥に設置されたカウンターに視線はくぎ付け。
周りの雰囲気は全く違うけど、青木由利子さんの「ただいまあ」って声が聞こえてきそうでした。
そんなこと思いながら手元の折込チラシに目を落とします。
由利子さんはいませんでしたが、関口健さんという役者さんを発見してしまいました。
いるんですねえ。

一応説明しておきますと、中澤殿が演じていた「健ちゃん」って関口健って言うのね。
作者もたまに忘れていたりします。

   ◆

劇団こってり・夏待ち番外公演『金魚鉢の中で』。

コメディ・ホラーと銘打たれた作品でした。
ホラー・コメディではなくて。

実は稲葉、ホラーが大嫌いだったりします。
純粋にね、こわいの。
えへ。
本気でイヤです。
観るのも嫌いだから当然お化け屋敷なんか金もらったって入りたくない。
何が楽しいのか絶対にわかりません。
ほんと、泣きたくなる。

でもグロテスクな映像は平気♪
嫌なのはビクッ! ってゆー演出。

小学生の頃、『ペットセメタリー』というそーとー古いホラー映画で懲りました。
怖いから観たくないのに、結末が気になって母親にぴったりくっついて耳を塞いで観ていました。
音がなければ何とか耐えられます。
ホラーは8割、音の演出ですね。

   ◆

でもね、そーゆーホラーじゃなくてほっとしました。
特に前半はコメディの方を押し出してきてくれたのでなんとか頑張れました。
ビクッ! って演出もありましたが予想できるような筋書きになっていたので稲葉には優しいお芝居でした。
でもホラーを期待していた人には物足りないのかもしれない。
でも稲葉はじゅうぶん楽しめました。
んはーよかった。

ひとり凪殿そっくりな役者さんがいてどきどき。
2チャン用語しゃべり出したら本人でした。
でも違いました。

守谷殿お疲れ様でした。
こんどのんびりの写真見せてね。

あ、ホラーはイヤだけどキョンシーは好きだったなあ。
ぴょんぴょん。


 < 過去  もくじ  未来 >


稲葉 馨

My追加