馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2001年09月01日(土) 稲葉、羨む

小麦粉殿の日記、熱いですね。
うん、去年のあなたは頑張ってました。
夏合宿に行けなかったのが今でも悔まれます。

一昨年は稲葉も頑張ってました。
劇団を創って最初の公演に向けて一喜一憂一進一退。
笑いもした。泣きそうにもなった。泣かしたこともあったっけ。

去年の夏はその劇団の第5回公演の稽古中。
アドルフヒトラーなんて役に挑んでたっけ。

稲葉の熱いは2年前より現在に至るまで継続中。

でもね、稲葉はたまーに小麦粉殿が羨ましくなる。
物井殿が、勝美荘殿が羨ましくなる。

稲葉はべディックの中で誰よりも多くの作品に関わっていると思ってます。
勝美荘殿も映画で大活躍してるけど、芝居も含めたら稲葉の方が数では多いと思います。

ですが「稲葉の作品」と言えるものは『誰かの3日間』所収の『星合の頃』のみ。

2年生になってすぐ、勝美荘殿や総務殿(彼女は当時の時点で監督として2作品を創っていました)を差し置いて企画長になりました。
小麦粉殿の日記にあるような苦労をしました。
役者一筋で監督なんてやれる筈もなかった稲葉ですが、監督経験者の勝美荘殿・総務殿に助けられ、演技コースの同輩・先輩に演技の面で助けられ、新たに入ってきた1年生に発奮させられて。

何とかしようと思ってれば、何とかなるもんなんですね。
助けられてばっかりなのに、そんな自分がなんかカッコイイ。

それを1番感じるのはやっぱり企画長じゃないかしらね。
素敵な感覚です。
勿論、一役者として参加しているときも充実感は得られますけど、周りをリードしているとそれにプラスαが加わるんです。

だから勝美荘殿たちが羨ましい。
ビギナーズの監督連が羨ましい。

大変なのはわかるけど、今あなたがやっているのはすんごくカッコイイことなんよ。
締め切り間近。
さあ奮励努力せよ。
泣き言を言うにはまだまだ早い。
合宿でともに笑おう。

稲葉は1年越しの夏合宿を心待ちにしています。

来年、会長職を離れたときに監督をやってみないかと勝美荘殿に誘われています。
監督・稲葉。撮影・勝美荘殿。
まだなんとも言えませんけど、やってみたいなー。
最後にもう1つ、「稲葉の作品」を残してべディックを去りたい。

最近なんか説教クサイ話が続いてますね。


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稲葉 馨

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