馨絵詞〜かおるのえことば
楽しいことも、そうではないことも。

2001年09月05日(水) 稲葉、走る・斬る

なんか『会長音頭』の目次の下の方がはしょられはじめました。
随分いっぱい書いてきたなあ。
おかげさまで900ヒット。
いつか『コムギコ祭』を抜く。
こんごとも稲葉個人ともどもよろしく。

3実も大詰め。
スタッフや他の役者さんはともかく、稲葉的には大詰め。
この日は新座の競技場を借り切っての撮影。
朝の4時30分起き。

陸上の本番の格好です。
すっごい短いランパン。
下半身がすっごい無防備感がしてイヤ。
そのうえこの日はメチャメチャ寒かった。
さらに1時間おきに豪雨がやってきて中断の嵐。
テンション落ちるしびしょ濡れで風邪引きそうだし。
環境としては最悪です。

監督は何度もゴメンネって言ってきた。
いやいや1番辛いのはあなたでしょ。
謝らんでくださいね。
岸塚殿はやさしい監督さんです。

本物の陸上部員と競争しました。
勝てねって。ぜったい。
手や足の振りが違うもの。
真似しても嘘くさくなるだけだし。

結局撮りきらず再撮です。

びしょ濡れの衣装を脱いで私服に着替え。
私服って気ん持ちいいなあ。

そのあと勝美荘殿宅直行。
怒涛の撮影強行軍です。
泣き言は言ってらんねえ!
疲れたよう。

日本刀を使ってのアクションシーン。
前の撮影の筋肉痛が始まってきたところなので辛かった。
大ぶりを何度もやったから右肩が特に痛い。
でも映像チェックすると我ながらなかなかカッコイイのでヤル気でてきます。
カメラマンの腕かしらね。

お腹から下半身が血糊まみれになりました。
ひさしぶりにおねしょしたみたいでした。
ねちょねちょして気持ち悪い。
オチ○チンにまで血糊が侵出してきました。
今朝お風呂で裸になったらうっとり…じゃなかった、びっくり。
体がひたすら赤かった。お風呂場も赤くなった。
『白雪姫と七人の侍』の時は緑色になりました。
岡山作品に出るとお風呂場が染まります。

朝方、空が白みはじめたころ、最後のカット。
でも弾着は失敗。
露っぽかった環境にずっと置いといたままだったからね。
そりゃ火薬も湿気る。
勇気振り絞ったのにぃ。

徹夜の撮影は久しぶりでした。
疲れるけどいい充実感。
いい作品になりそうよ。

さて、帰って合宿の宿に連絡とって寝ました。
ぐーぐー。
もっと寝ていたいのに淑子に起こされました。

今日はNHKが淑子の取材に来ました。
淑子はバンドをやっているのです。
稲葉が小学校の頃はしょっちゅうテレビの取材が来てワイドショーには一通り出ています。
日本初めての主婦(子持ち)バンドなんだとか。

疲れてたけどちゃんと着替えて受け答え。
なかなか受けてなによりでした。
笑かすのか目的じゃないんだけどね。
稲葉は携帯のストラップもらいました。

さて明日から合宿。


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