読書日記

2004年09月22日(水) マイク・アシュリー『SF雑誌の歴史(パルプマガジンの饗宴)』を少し。

マイク・アシュリー『SF雑誌の歴史(パルプマガジンの饗宴)』(牧眞司=訳・東京創元社4500円)を少し覗く。

東京創元社創立50周年記念出版、野田昌宏推薦

はじめの方の「アメリカの曙」の章で、エドガー・アラン・ポオを「SF短編の父の称号がふさわしい作家」とあるのを目にして「そうだった。」と最近その存在を忘れていたことを反省した。
ポオを的確に最大限に評価している部分を新鮮な気持ちで読むことができた。
本書は、20年代から50年代までのSF雑誌の歴史を詳述。続編はすでに出来上がっているという。その日本語訳の出版も待ち遠しい。

この本を読むことは、わがSF読書遍歴をたどること。この本は自分を映し出す鏡となる。


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