2004年09月18日(土) |
中条省平『クリント・イーストウッド』(朝日新聞社)を読む。 |
中条省平『クリント・イーストウッド』(朝日新聞社)を読む。 副題「アメリカ映画史を再生する男」の通り、映画監督かつ俳優としてのイーストウッドの歩みがアメリカ映画の歴史的展開と重なることを好意的に実証している。 アメリカ映画が大作主義に走り内容面で行き詰まった後も、イーストウッドの進化は続き、その存在感は薄れることがない。すでに重要な映画監督の一人である。
彼の映画を見たくなる刺激にあふれている。 私は『ダーティ・ハリー』シリーズの三作目で、新米婦人警官(タイン・デリー)と組んだハリーが好きで二回も見てしまった。
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