読書日記

2004年09月17日(金) 山崎まどか『ブック・イン・ピンク』(晶文社)を読んだ。

山崎まどか『ブック・イン・ピンク』(晶文社)を読んだ。
今年2004年2月初版のこの本を読むきっかけは何かで読んだ書評または紹介である。晶文社の本はそのことだけで点検の心が向くから得だが、ピンクとイエローの表紙からは遠ざかりたいものだ。表題の下に「おしゃれ古本ガイド」の「古本」の二文字がなければ素通りしてしまうところだ。
題名はいわゆる素人っぽいが、中身はれっきとした玄人の仕事である。
ピンク、レッド、ブルー、ブラウン、グレーの五部構成で、さらに乙女御用達風テーマ別「本棚」が配置されている。各本棚の本については平均四百五十文字前後のコメントがつき、著者が相当の読み上手、紹介上手であることがわかる。
「スラプスティックな本棚」などというものまであり、守備範囲の広さというか攻撃力の確かさというか、とてもかなわないなと思う今日この頃である。
こういう本を空想したことがないわけではないので、感心するのみ。
別の本棚には、アイリス・マードックの「ユニコーン」まで並んでいる。


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