読書日記

2001年08月02日(木) 雑誌を読む。ブックオフに行く。

 雑誌を読む。ブックオフに出かける。
 早川書房の「ミステリマガジン九月号」が届いたので拾い読み。最近は拾い読み専門家である。
 村上貴志の日本人作家インタヴューは西澤保彦。最近は読まなくなったが好きな作家だ。冒頭すぐに紹介される、二人の教授から異なった小説作法を習った話をもっと聞きたかった。
 NWA賞最優秀長編賞全解題で読んだ覚えのあるの11作。そのうち2つはデイック・フランシスの競馬シリーズ。昨日ちょっと読んだ「フロスト」で思い出したが、名前が思い出せなかったマリックの「ギデオンと放火魔」を発見してこれこれと思う。
 コラムをはしごする。児玉清、北上次郎、田口俊樹。また、連載中の都築道夫の「読ホリデイ」小熊文彦の「彼らもまた忘れられた」などを読み、ブック・レビューに進む。
 次に「SFマガジン」九月号を開いた。漫画や映画のページを先にめくってしまう。西島大介の「空飛ぶリス」横山えいじの「おまかせ!レスキュー」などを見る。ミステリマガジンと比べると短時間で編集後記まで到達する。
 次に「ちくま」八月号たむらしげるの「モービー・デイック航海記」は面白い。澤口俊之の「ちょっとあぶない脳」も意表をついて楽しい読み物だ。
 「波」八月号車谷長吉の連載「意地っ張り文学誌」が最終回。
 「図書」八月号は目次を見ただけで今日は終わり。
 それにしても読みたい本はあるのにそれを読まないで違う本に行ったり、新たに本を買ったりもったいないことを随分している。 
 結局近所のブックオフに出かけて、次のような買い物をしてしまう。
 有栖川有栖「海のある奈良に死す」(角川文庫)
 安野光雅「読書画録」(講談社文庫)
 プロンジーニ・マルツバーグ編「1ダースの未来」(講談社文庫)
 椎名誠「中国の鳥人」(新潮文庫)
 辻仁成「パッサジオ」(文春文庫)
 佐藤賢一「赤目(ジャックリーの乱」(マガジンハウス)
 すぐに読み始める本はないが、つい買ってしまう。
 今日は本棚の整理もしたのでなおさら読めなかった。 


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