xxxxxx 表面張力(仮)

虚実入り乱れても記録
20010802--



2001年12月30日(日)

微熱の感覚(過去からも遠いところに浮いているのに)

 書いている.
 最初はさくさくと進むのだけれど,少しずつ詰まっていく.でも少しずつでも進んでいればいい.そうすれば終わる.ただ〆切というモノがあるので,それに間に合うようにする技術や努力は必要.
 どれだけ進んでいるのか,残りを書き上げるにはどれくらい時間がかかるのか,意識しながらキーボードを打っている.

 風邪が少し悪化したようだ.大学に泊まっていればそうなるか.多分,ちょっと熱が出てきた.けれどもともと体温は低めなので,そう高い熱になることはない.昔から高熱はなかなかでないし.
 ちょっと節々が痛い.頭の中がぼんやりする.でもこれくらいなら大丈夫か.
 周囲にうつるのが心配.不摂生でひいたようなものだから,平気じゃないかと勝手に考えているけれど,どうなのだろう.

 助ボスさんが「みんなに差し入れ」と中華まんの山を持ってきて下さる.買いに行くのが面倒な時もあるでしょう,とのこと.感謝感激.一つ一つが重くて大きい.
 一番人の多い部屋の冷蔵庫に入れる.Sさんと喜び合う.


 淡々と,ただ淡々と時間が流れる.熱のあるときの感覚.少しだけ世界から離れている.自分の感情が遠い.膜が張ったその向こうに多分なにかがある.
 身体は確かに重いのだけれど,なんて楽.とても楽.物質から5cmだけ浮遊している.ふわふわ.
 毎日がこうならいいのに.そうしたら何も感じなくていいのに.
 今は過去からも遠い.全てから遠いところにいるのに.



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