古畑亜紀の日記
日々の雑記帳です。思い付いた時に
気分にまかせて書きます。

2008年02月29日(金) 芸術家について

園田高弘さんのような人であれば、こういうときの文とてもかっこいい。
けど私なりに書いてみる。
今日のテーマは”芸術家について”。

キヨシローによると、”一般人じゃない芸術家”とは。
・技をみがくときに、体をこわしている。
・近所の白い目、不規則な生活が必要。
・わがまま放題いいまくる。
などと定義されていますが・・・(笑)。

それをさっきふっと思いだしたんだけど、
”一般人な芸術家”
って、いないのかなと思う(キヨシローに洗脳されていたので、生まれてはじめてひらめいたかも)。

というのは、

”そんな風にされたら、アーティストとして、傷つくの。
 私はアーティストだから”
と、お友達がぼやいていたのですが、なんかそんときほわんと
”あなたがアーティストだから傷つくって問題なのか、それは?だれだって普通にいやだろ〜それは〜”
って思ったの。
しかし、自分の考えがよくわからないので、ぼやっと聞いていたのです。
はい、かんじんなときにぼやっとして、友だちの役にたたないタイプなんですね(笑)。
その疑問が未解決なまま、答える事もできずに時は過ぎ・・・
三月も目前にせまる今日。

ひらめいたんです。
その友だちは、アーティストとして、傷ついたんじゃなくて、人として傷ついたのでは?
傷ついたのは、その友だちが、”一般人じゃない芸術家”だからじゃなくて、ふつうに同じ、人間だからじゃないかと。
同じなのに、同じ以下にされてることがあたりまえみたいに悪気なくさらっとやられて傷ついたんではないかと、今さら気付いたのだ。お・・遅。

(仏教では、悪気がないで傷つけるというのは、悪気あって傷つけるよりも相手の痛みを知りにくいから、罪が重いのだそうである。)


”だって、アーティストなんですよ!!”じゃなくて、
”同じ人間ですよ!!傷つきますよ!!”と伝える方が、意味、わかるかも・・と思った。
芸術家だけが、傷つきやすいわけじゃないし、繊細なわけでもない。
第一、アーティストじゃない人に、アーティストなんだからと言っても、なにかしらの決定打にはならない。
違うものは、わからなくても、すぐに責められるものではないからです。
芸術家の一般的じゃない部分をわかってくれとか言うよりも・・・、

人間ならば誰もが傷つくし、それぞれの繊細さをもちあわせていると考えるのは『それほど、おかしくないじゃないか』という”普遍性への共感”に、いちるののぞみを、かけてみてはどうかと提案します(文、ながい笑)。
自分から、『業種ちがいますんで、』と壁つくると、なおさらわかってもらえなくなるときもあるし。

人類みな兄弟。
芸術家も、同じ人間。
他人も好きな人も、どちらでもない人も、みんな人の子です。

”どうしたらよいかわからなくなったら、共通点を、さがそう。注意深く観察すれば、かならずある”
↑ウィントンマルサリス談のウケ売りです。
かんじんなとこで人のまねするわたし(笑)

いまさらひらめいていきなり話し掛けるのも変だから、こそっと日記に書いちゃったりして(笑)。
”アーティスト”さんへ。
時として、ふりかかってくる暗い不信に、あなたの輝くべき才能が一瞬でも曇らないでいてほしいと願います。
とはいえ、好きなように表現するだけではなく、与える力をもつ人だから、与えて疲れてしまうこともあるだろうと思うよ。仏様じゃないんだから、いつも慈悲深くいられないこともあるよ。(仏樣になるには、6000回だか生まれ変わらないといけないらしい。)・・・だって人間だものね☆←あいだみつお談

私、生まれ変わり何回目なんだろうか。ま、それはよいとして、ともかく、

明日のあなたが、今日よりも心地よく目覚める事ができますように♪

♪眠れよい子よ〜
はい、ここでちゃっかり突然、自分のアルバム”コンサートピース”宣伝。
・・・最後の曲は子守歌です。
某番組、”今夜も眠れないの?”のMC、つけたかったな〜(笑)。


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